【新聞全面広告より　その78】外車…なんだよねぇ、これ。

時代はいよいよバブルに突入。

で、どんどんと欧州車が増えてきて…今のように「普通に選択」する時代の幕開けだったのが、この頃でしょうね。


そして当時は、バブルと言う事もあって当たり前のように欧州車が売れ始めたんです。その背景には…いよいよ土地が高騰しちゃって都心でのマイホームがますます遠のいた代わりに、それじゃってんで、それまでは一部限られたセレブな人や横文字職業の方しか選べなかったこのクルマを購入する人が急増。おかげで「六本木カローラ」って呼ばれることになるわけです…田舎モンにはわからないけど。

それがこれ。


E30系と呼ばれた３シリーズ。
「えっ、３シリーズって高い車じゃん！？」って思う方も多いんでしょうけど、今も昔も高いんです（笑）　でもそれがバカスカ売れちゃったんだから面白い？！　なのでこの広告にもあるように、「日本のために右ハンドルを用意しちゃった」んですよ。


「でも、日本じゃ大きくない？」って心配しますよね。確かに今の３シリーズだと
全長 4,720mm　全幅 1,825mm　全高 1,440mmっていう堂々たるサイズなんですが…当時の３シリーズはなんとっ

全長4,325mm　全幅1,645mm　全高1,365mm なんだって。

それは現在のクルマで言えば、全長はカローラスポーツ並み、車幅はジムニーのワイド版シエラと同じ…おいおい、ほんと小さいぞぉ？！
（逆に今のクルマが大きくなりすぎなんですよね、特に車幅が。。。）


でも、たかがBMWされどBMW。。。
お支払いは月々約10万円だけど、それでステイタスが手に入っちゃうわけですもん…そりゃ人気出ますよね？！


でもすぐに売れすぎちゃって、「六本木に溢れちゃう」って言われちゃうんだから…ステイタスも無くなっちゃったんでしょうけど。

まぁ、田舎モンにはさっぱりわからない現象でしたっけ。
縁も何もなかったですもん…。