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発破泰三のブログ一覧

2006年12月14日 イイね!

艾(よもぎ)の里の奥

21世紀の幕開けに突然現れたエリオですが、あれからもう6年が経とうとしています。

オーナーの見地からは残念と言えば残念、販売戦略の見地からは当然と言えば当然ながら、エリオは日本になじむことができなかったクルマで、一時はセダンもハッチも、ナロー(5ナンバー)ボディもワイド(3ナンバー)ボディも、MTもATも、FFも4WDも選べると言うフザけたラインナップを誇っていたものの、現在ではボディ幅、駆動方式のみが選べ、セダンでATのみと言う寂しい内容になってしまいました。

生産終了も見えてきているエリオに、あと何年乗れるのかなァ、なんて考えたのがきっかけで、海外のエリオについてふと調べてみたんですけど、これが意外と面白い内容でした。

エリオはボディサイズを日本の、性能は欧州の事情に合わせた設計がされて、アメリカ、ヨーロッパ、アジアに向けて販売されたのは周知の通りなんですけど、日本ではラインナップが整理されている今、エリオはどの地域で走っているのか?と言うと、案外これで全世界を走って回っていたりします。

ザッと調べたところでは、

米州:
カナダ、アメリカ、メキシコ、チリ、ペルー

欧州:
スイス、ドイツ、イギリス、ロシア、オランダ、チェコ、ベルギー、ギリシア、スペイン、イタリア、ポーランド、ブルガリア、デンマーク、フィンランド、ノルウェー

アジア大洋州:
日本、中国、インドネシア、オーストラリア、ニュージーランド

中東:
サウジアラビア、イスラエル

アフリカ:
モロッコ


で売られていることが判りました。
特に欧州における販売国の多さが目立っています。

またこれらの国々では車名、排気量、ボディサイズ、ボディ形状、駆動方式などを選り抜いて販売されています。
車名別では、

・「エリオ」で売られている国:
カナダ、アメリカ、メキシコ、チリ、ペルー、日本、インドネシア

・「リアーナ」で売られている国:
スイス、ドイツ、イギリス、ロシア、オランダ、チェコ、ベルギー、ギリシア、スペイン、イタリア、ポーランド、ブルガリア、デンマーク、フィンランド、ノルウェー、中国、オーストラリア、ニュージーランド、サウジアラビア、イスラエル、モロッコ


ボディサイズ別では、

・ナローボディで売られている国:
カナダ、ペルー、スイス、ドイツ、イギリス、ロシア、オランダ、チェコ、ベルギー、ギリシア、スペイン、イタリア、ポーランド、ブルガリア、デンマーク、フィンランド、日本、ニュージーランド、サウジアラビア、イスラエル、モロッコ

・ワイドボディで売られている国:
アメリカ、メキシコ、チリ、ノルウェー、日本、中国、インドネシア、オーストラリア、ニュージーランド


また日本ではセダンのみのラインナップで、各国も同じようにセダンかハッチかのどちらかで売られる場合が大多数なんですが、例外的に、

ナローとワイドの両方が売られている国:
日本、ニュージーランド

セダンとハッチの両方が売られている国:
ポーランド、ペルー


なんてのもありました。
中国では今後ハッチも生産されるんだそうで、今後かの地で細く長く売れるクルマになってくれればなァ、なんて思ってます。
余談ですが、中国で生産されるエリオは「利亜納」と書くんですけど、実はエリオにも当て字が存在してまして、「艾里奥」と書くんだそうです。
なんだか面白かったので今回のタイトルに。

上の項目から、ナローは欧州、ワイドは米州に特化している傾向があって、ナロー=リアーナ、ワイド=エリオと言った棲み分けができつつあるように感じたのが面白かったですね。
逆に、

・ナローで「エリオ」と呼ばれるのはカナダ、ペルー、日本仕様
・ワイドで「リアーナ」と呼ばれるのはノルウェー、中国、オーストラリア、ニュージーランド仕様


となりますから、日本仕様と言うのも案外イレギュラーな部類に入る、なんてことまで判りました。
今後はこのデータを基に、エンブレムの変更をしたほうが面白いのかどうか、再検討してみようと思います。

ところで本題であった「あと何年エリオに乗れるか」については、「当分の間考えずとも良い」と言うことでケリをつけました。
エリオは今もこれだけの地域にばら撒かれている上、海外ディーラーサイトを覗いているうちに、日本では昭和時代のフロンテ550が、海外では今もなお作り続けられていることが判ったためで、これらを勘案して個人輸入の手段も含めれば、あと20年くらいは部品の入手に困らないだろうと判断したんです。

さて、気が楽になりました。
次は何をいじってみようかな。
Posted at 2006/12/14 00:35:08 | コメント(1) | トラックバック(0) | エリオ | クルマ
2006年12月02日 イイね!

撃沈

宛 大本営みんカラ軍令部

敵戦艦「寒太郎」撃沈セリ
詳細後報ス

発 連合艦隊司令長官 発破六十四




と言うことで、寒太郎をやっつけることに成功しました。
先日文章で書いたんですが、僕でも理解しにくい内容だったので、今回は簡単な配線図を用意して、改めて説明してみます。


(クリックで拡大)

オーディオを取り替えた直後の状態です。
説明の都合上スピーカーの配線図は省略して、電源部のみに特化しています。

図中の
・赤色の線は常時電源
・黄色の線はアクセサリー電源
・黒色の線はアース
です。

純正オーディオと全く同じ配線にしてみたところ、オルタネーターノイズが発生しました。



(クリックで拡大)

オルタネーターノイズ対策に、クラリオンのノイズサプレッサーを入れた状態です。
ノイズサプレッサーは説明書通り、アクセサリー電源の途中に割り込ませました。

エンジン始動直後は取り付け前とあまり変わらず、しばらくするとノイズが減りました(なくなりはしませんでした)が、アクセルを急激に開けたりすると、取り付け前よりもノイズが大きくなることがありました。

この結果をもとに、オルタネーターノイズ対策を含めたオーディオ配線についてあれこれ調べ直したところ、オーディオユニットの電源側、アース側ともに電位を均一にしなければならず、またアースは車体ハーネスのアース、ボディアース共に使わないほうが良い結果を出しやすいことが判りました。



(クリックで拡大)

そこでバッテリーのマイナス端子から、オーディオのみにしか使わないアース線を用意(図中緑色の線)して、ヘッド/スレーブユニットのアース線と、ついでにオーディオシャシからもアース線を増やし(図中青色の線)て繋ぎました。

電源側は車体ハーネスの常時電源にノイズサプレッサーを繋ぎ、平滑されて出てきた線を2本に分岐させます。
1本は常時電源としてそのままヘッドユニットに行き、もう1本は車体ハーネスのアクセサリー電源でON/OFFの制御をさせたリレースイッチに通し、常時電源を擬似的にアクセサリー電源に作り変えて、ヘッド/スレーブユニットのアクセサリー線に繋いでいます。

こうすることで、アース側は電位を均一にしたうえでバッテリーまでダイレクトにアースし、電源側は同じ電位の常時電源とアクセサリー電源を供給してやることができます。

結果、普段聞く音量以下のボリュームの範囲内では、オルタネーターノイズが完全に消えました。
アクセルを急激に開けて電圧をいきなり高めてみても、ノイズが出てくることはなかったです。

ボリュームを相当量上げて、オルタネーターノイズが出るかどうかのチェックはしていませんが、仮にこの部分でオルタネーターノイズが出たとしても、音楽そのものが騒音以外の何物でもなくなってしまいますから、寒太郎対策はこれでヨシとします。

いやァ~、すっきりしました。
Posted at 2006/12/02 19:56:50 | コメント(1) | トラックバック(0) | エリオ | クルマ
2006年11月30日 イイね!

ボディ決定

今日はヒマな時間に、デフギヤをあれこれ調べてみました。
丁度おあつらえ向きなものがみつかりまして、HPI・X-MODS用のAWDアップグレードセット(の旧い方)が良さそうです。

LSD効果を期待できるボールデフに、ベベルギヤとバルク回りがセットになったもので、お値段は2000円ほど。
X-MODSは取扱店を見つけるのが面倒と言えば面倒ですが、早々に見つかったのは助かりました。

会社の帰りにX-MODS取扱店を回っている途中、カスタマックスに使えそうなプラモデルを見つけたので、今日はこれを買ってお終いに。
買ってきたのはフジミ模型・インチアップシリーズのスズキ・エスクードです。





カスタマックスやミニッツモンスターは、おおよそ1/30スケールなんですが、クルマのプラモデルはその多くが1/24なので、本当であれば使いたいピックアップトラックなどを買ってきてしまうと、ボディだけが不恰好に大きくなってしまうんです。

そこで5ナンバーサイズでホイールベースの短い車種に限定し、クロカンもしくはトラックのボディを持っていて、このブログにシャレが効いたものを探してみたところ、エスクードが見つかりました。

しかしそのまま作っても面白くありませんから、これをベースに
プロシードレバンテ
を作ってやろうと思ってます。

作ると言っても、エンブレムとフェンダーモールくらいしか違いは無いんですけどね(苦笑)。
Posted at 2006/11/30 01:01:42 | コメント(2) | トラックバック(0) | ラジコン | 趣味
2006年11月29日 イイね!

イジり方決定

カスタマックスイジりについて、考えが固まってきました。

カスタマックスはシャフトドライブによる4WDで、フロントはストラット、リアはスイングアームによる懸架方式を持っています。
機構的にはタミヤのミッドナイトパンプキン/ランチボックスに良く似ているんじゃないでしょうか。
この大きさのトラックとしては十二分なサスストロークを持っている部類に入るんですけど、ミニッツモンスターと比べてしまうと大きな差が出てしまっています。

カスタマックスをイジるにあたっては、ミニッツモンスターを最大のライバルに据えていこうと考えているんですけど、カスタマックスのアドバンテージは4WDであることと価格の安さくらいで、後は残念ながらミニッツモンスターに及びません。
そこで他のカスタマックスファンの動向を伺いつつ、4WDであることを最大限に活かしたイジりを狙っていこうと思います。
できるだけ、ヨソさんとネタが被らないようにしてみるつもりです。

先日からカスタマックスファンの方たちのサイトを拝見して、これのおおまかな構造を知ることができました。
またカスタムの方向性なども調べてみたんですが、どうやらリンクリジッドについてはどなたも手がけられていないようです。
ので、僕はこの方向でイジっていこうかと思います。

具体的には、

・もう一台カスタマックスを用意して、フロントギヤボックスを2つ用意する
・シャシ中心に、リヤギヤボックスを加工して突き立てる
・突き立てたギヤボックスから動力を分配し、シャシ前後に配置したフロントギヤボックスを駆動させる
・前後のギヤボックスは4つのリンクで繋ぐ

と言った内容で、要するにマッドフォースとかTXT-1のようなリンクリジッドサスを持った、カスタマックスをでっち上げてみよう、と言う訳です。

はっきりと採寸したわけではありませんが、構造を見ているとこれが一番コストがかからず、カスタマックスの部品を最大限利用でき、4WDを活かしてミニッツモンスターでは無理な走りを実現できるんじゃないかと思ってます。
ノーマルのリヤギヤボックスを流用することで、ラジコンにおけるリンクリジッド車最大の欠点である、走行中の傾きもなくせる(転じてサスに柔らかいバネが使えるようになる)かも知れません。

手持ちのらくがき帳に色々描きなぐってみたところ、問題になったのはセンターデフまたはスリッパクラッチの用意でした。
カスタマックスは小さいので、これらは無くても何とかなるのかも知れませんが、トラック屋のときに一番悩んだ部位(モンスタートラックではこれが付いていないクルマが多く、付いていないクルマは前後のデフギヤがまずぶっ壊れるんです)でしたから、今回も手を抜かず、センターデフなりスリッパクラッチなりをどうにか用意してやろうと思います。

一番小さなセンターデフには、どんなのがあるんだろう・・・。
X-MODSあたりでも調べてみようかしらん。
Posted at 2006/11/29 01:18:59 | コメント(1) | トラックバック(0) | ラジコン | 趣味
2006年11月26日 イイね!

カスタマックス4x4

昨日バッテリー充電中に、お師匠とのバカ話の中で1台のラジコンを見つけました。
トイラジの大手、大陽工業から発売されている「カスタマックス4x4・オフロードマシン」です。

トイラジとはラジコンの一種なんですが、独特の特徴を持っていて、クルマの場合なら舵を切る、アクセルを開けると言った行為が、0か100かのどちらかでしか制御ができません。
専門店などで扱っているラジコンであれば、舵を切る、アクセルを開ける行為の途中の制御ができる(デジタルプロポーショナルとも呼ばれます)んですけど、トイラジだと舵を切れば一杯に、アクセルを開ければ全開にしかできませんから、前者は操縦を楽しむことができ、後者はただ動かすまでで精いっぱい、と言ったラジコンなんです。

ただ、デジタルプロポーショナルだと制御機器に大変なコストがかかってしまうため、どうしてもラジコンに興味を持ちやすい、子供向けのアイテムを用意することができません。
しかしトイラジであれば、ラジコンであっても制御機器が割り切られている分コストを下げやすく、また子供向きに特化すればボディのディティールを甘くしても問題が出ることは少ないですし、自社でデザインができるのであれば他社商標に囚われない、自由なアイテムを用意することができます。

ラジコンと言う大きなくくりの中で、ラジコン製造メーカーは対象年齢の高いデジプロ用か、対象年齢の低いトイラジかのどちらかを、主力あるいは専業として製造しているんです。

さてラジコンのウンチクは置いといて、カスタマックス4x4なんですがディティールはデジプロ用ラジコンのそれに引けをとらない豪華なもので、通常デジプロ用ラジコンとトイラジでは大きさを合わせるようなことはあまりないんですけど、これは京商で出しているデジプロ用ラジコンの「ミニッツモンスター」とまったく同じ大きさを持っているんです。

ただでさえモンスタートラックのラジコンはノンスケールが当たり前ですから、このジャンルで寸法を合わせてくる、と言うのは特に意識があってのことのはずで、既に一定の人気を持っているミニッツモンスターに対して、並々ならない決意を持って出してきたんだろうと思います。



ミニッツモンスターと比べてみると、モーター、タイヤ、バッテリーと言ったところは同じものが使えます。
カスタマックスの方がサスストロークは少ないものの、その代わりになんとこのサイズで4WDであり、フロントのみですがデフも入っています。
デジプロでないだけに細かい動きはできませんが、サイズがサイズですからこの部分は割り切っても十分ですし、逆にトイラジとしたことで価格をミニッツモンスターの1/3にまで下げることに成功しています。

いやはや、驚きました。
ミニッツモンスターとケンカできるだけのものを、カスタマックスは持っています。
昨日はお師匠とカスタマックスの話題で盛り上がり、帰りがけに玩具屋をいくつか巡ってハマーH2をゲットしてきました。
元モンスタートラック屋として、しばらくこのカスタマックスに付き合ってみようと思います。



まずは、ボディだなァ。
せっかくだから、シャレの効いたものにしてみよう。
Posted at 2006/11/26 19:42:58 | コメント(2) | トラックバック(0) | ラジコン | 趣味

プロフィール

「[整備] #エリオ ドラレコ不調の原因追求 その2 https://minkara.carview.co.jp/userid/126842/car/25771/6583354/note.aspx
何シテル?   10/11 00:30
発破 泰三(はっぱ・たいぞう)です。 実用車に遊びの要素を加えた、楽しく使えるクルマを探し続けています。
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