去る7月17日(金)、梅雨の続く横浜市内を職場に向けて走行中の弐号機(と中の人=亡霊☆)。
横断歩道信号が点滅し、前方信号の見通しがあやしい。
予想以上に蒼⇒黄が早い。
ふと見ると、その信号のある交差点の左角に交番があり、
目の前の白黒ゼロクラウンパトカーには2名の警察官が今にも出動しそうな状況である。
これは!と思い、急ブレーキ気味にペダルを踏む。
1.5tを超す弐号機のボディは、パッドのみならずローターをも遠慮なく削りつつ短距離で停止した。
多少停止線をマタギ気味ではあるが、これで検挙対象にはなるまい。
そう安堵した刹那、後方から甲高いスキール音が聞こえ(しかも近い)、
反射的にブレーキペダルを緩めたが釈迦に説法/50歩100歩/焼け石に水、
直後にクラッシュ音と後方からのグラヴィティ(つまりG)に見舞われた。
追突事故発生である。
血相を変えて(いたかは不明だが)飛び出してきた第一発見者の制服を着た成人男性2名が、
「ケガはないですか!大丈夫ならこちらへ移動して下さい!」
と声をかけてくれた。
なんと手際がいいのだろう。
ちなみに彼らの職業は前述の警察官である。
そのまま隣の交番へ連行され、事情聴取されるでもなくあっさりと手続きは15分で終了。
私の人生においてではあるが、事故発生から処理完了までの最短時間更新である。
この時点でまだ「患部」を確認出来ていなかったので不安いっぱいの私であったが、
見たところ大したことなく、後方からの追突者も実に誠実な対応であった(隠しようがないし)ため、
少し落ち着きを取り戻した。
ほどなくして相手の保険会社から連絡があり、「10:0」で対応してもらえる旨の連絡があり、
「首が痛いんだけど~」などの見え透いた嘘をつくけしからん行為に及ぶのはやめることにした。
後日被害状況を再確認すると、相手は軽トラックであったので程度は軽かったが、
ボディは広範囲に変形していた。
↓遠目ではあまり分からないが・・・
↓バンパーの塗装被膜のひび割れ・剥離
↓バンパー下部やマフラーカッターのキズ
この他テールゲートにも接触による変形と塗装はがれが見られた。
私は弐号機の凛々しいマスクも好みではあるが、
適度なボリュームとあどけなさの残るまとまったリアスタイルも気に入っている。
つまり、台無しだ。
相手保険会社はヤナセと提携しており、修理もその系列で行うという。
もちろん代車も準備されると言うことだった。
私は考えを変え、弐号機化粧直しの間に代車とのひと夏の戯れに興じることで
自らを慰めることにした。
ヤナセと聞いたので取扱車種を調べてみると、おなじみのメルセデスに加えて
スマート、アウディ、ワーゲン、キャデラック、シボレー、そしてBMWであった。
これは期待できる、と胸を躍らせていると「修理工場の日本車になります」とお知らせがあった。
うむ、愛車の一大事なのだ、落ち着いて待とう。
職場での受け渡しを指定し、「日本車」を待っていたのだがなかなか来ない。
職場の敷地は広く進入車両も多いため、特定できずに外で休憩中の部下に尋ねたところ、
「さっきプジョーなら通りましたけど・・・」
あれ?まぁ、いい。
そして1週間付き合うこととなった代車と対面した。
プジョー206 XTプレミアム(1.6L 4AT RHD)である。
↓図らずも「蒼いボディ」がやってきました
↓小粋なラテンスタイル
↓こんなステッカーチューンも
↓ここに・・・
↓こう収まりました
なお、今回1週間・250kmのロングな付き合いとなったため、ドライビングインプレッションの
詳細については、さっき見付けた「クルマレビュー」とやらに書くことにする。
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1週間後に戻ってきた弐号機は、見違えるようになって戻ってきた。
修理内容を以下の記載しておく。
・バンパー交換(+塗装)
・マフラーカッター交換
・リアゲート板金
・リアエンブレム交換(BMW・320i)
・内外清掃(サービスかな?)
以上の部品と作業合わせて、\415,493とのこと。
あまりの高さに驚きを隠せない・・・。
思えばリアバンパーは昨年11月に妻がこすったところを塗装修理したばかりであった。
今度は全交換であり、丁寧に仕上げてくれた前回の修理担当者に顔向けできない気もする。
エンブレムに至っては、中古車として購入時と比較して輝きが増しているようであるし、
マフラーカッターは明らかに若返った。
室内はキレイで妻はゴキゲンだ(ワーゲンではないが)。
皆さま、外車との事故は起こさない方が無難ですよ・・・(当たり前)
Posted at 2015/08/15 02:00:32 | |
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