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2018年11月08日 イイね!

Lamborghini Huracán 試乗記。

Lamborghini Huracán 試乗記。先週の秋ツーリングでは、もうひとつトピックがありました。
それが、今回の試乗記です。

自分の試乗体験で言うと、高出力車は最高でも300ps台ぐらいが精々でしたが、今回のウラカンは610ps!
当面破られることは無いでしょう。
助手席で体験しようと思ったら、オーナー氏から「運転してみなよ!」と有難いお言葉。恐る恐る、乗らせて頂きました。

運転席に収まってみると、独特の操作系が目を引きます。
リバースギアは航空機みたいなレバー式。ステアリング奥にはやたら巨大なパドルシフトが構えており、一方ウィンカーやワイパーのレバーは無く、これらはステアリング上のボタンで操作。
正直このウィンカーは操作し難いのですが、そういう点を気にするクルマでは無いでしょう。
こういった「そこらの乗用車とは違うんだぜ!」的な演出が大事なのだと思いました。

駐車場から走り出してまず感じたのが、各入力に対するゲインの強さ。
ステアもアクセルもブレーキも、操作に対して過敏と言えるほど鋭く反応するので、穏やかにクルマを転がそうとするとかなり気を遣う事になります。のんびりドライブはお呼びで無いという事でしょうか。なお、視点は低いですが思いの外視野は広く、運転視界の点では特に違和感無し。

V10 610psを扱えるとは思っていなかったので、ワインディングロードを恐る恐る流します。
しかしそこはロードスター乗ってきた癖で、クルマが変な動きを出さない限りで少しずつ負荷を上げて行きます。少し、あともう少し…で、クルマの方は全然余裕、という感じ。
で結局、帰りの登り坂で2速全開でトップまで回しました。
ここでびっくり。回転上昇に伴ってどんどんトルクが、パワーが出てくる!
ようやく気付いたのですが、ウラカンは現代の潮流に反し5.2Lの自然吸気。
れっきとした高回転型のエンジンなのでした。2,000~3,000回転ぐらいでも十分パワフルなのに、踏み込む程にどんどんパワーが盛り上がってくる…これは、凄い。恐れ入りました。

そんな感じで色々やってますが、クルマの方は破綻の兆しを一切見せず。
八ヶ岳界隈の山道であれば、高々250psのS2000だってちょっときっかけを作ってあげればたちまちリアが流れます。そういう環境で、610psをこれだけ容易に、手の内に収められるという事自体が物凄い事なのだと感じました。

今回試乗したモデルはLP610-4、つまり前輪をも駆動する4WDモデルなのでした。
前輪は補助的に駆動しているだけのようですが、それを上手く活用し、この強烈なクルマを破綻なく、かつ気持ち良く走らせているのだと思いました。
オーナー氏によると、スポーツカー的に楽しみたい向きは2駆モデルを買うとの事です。

強烈なアピアランスとスペックを誇りながら、意外にもユーザーライクなスポーツカー。
ウラカンは、そういった1台なのだと思いました。
Posted at 2018/11/08 22:36:42 | コメント(1) | トラックバック(0) | 試乗記 | 日記
2018年11月05日 イイね!

良くなってきました、S2000。

良くなってきました、S2000。元々オーナーから、「適当にセッティング詰めといてくれ」と言われているS2000。仰せのままに、というか自分でも色々気になって、試したりしております。

先週末はいつもお世話になっているOCFCの恒例、秋のツーリングでした。毎年紅葉がベストの時期に八ヶ岳界隈を走り回るこのツーリング、当初からS2000の調子を此処で確認しようと目論んでおりました。

この10ヶ月で行ったのは、タイヤをアップグレードして、Ftのブレーキパッド交換して前後バランスを適正化し、あとはダンパーのセッティングとか細々した所。(結局アライメントは変更せず)
ワインディングロードをひた走り、かなり良くなっている事を確認出来ました。

ブレーキを強めに残してコーナーに侵入。
アクセルに踏み替えると純正LSDはよく反応して、アクセルで思うままに姿勢コントロール出来ます。
ロードスターほど自由度はありませんが、コーナリングの速度はロードスターとは段違い。
「地を這うような」と形容したくなるような安定感で、ズバズバ抜けて行く様は爽快です。

FRですしリア荷重もたかが知れているので、踏み過ぎるとスピンモードですが、LSDを活かしてリアが「グッ」と路面を掴んで前進する様はシビれます。マイルドな挙動のタイヤも一役買っています。
余りに遊んだので、この週末だけでかなりタイヤが減ってしまったものと思います(笑)

S2000のセッティングについては何度かブログに書きましたが、此処でひと段落かと思います。
個人的には未だ不満もあって、まずサスのストロークに対してスプリングが柔らか過ぎる事。
八ヶ岳周辺の道は荒れている箇所も多く、たまに段差で挙動が乱れて怖かった事がありました。
ダンパー固めて抑えてはいましたが、当然ながら根本の解決は出来ず。

あと、油温が直ぐ上がってしまうので、オイルクーラーの追加が望ましいです。
カムが切り替わる上の回転域を多用すると、あっという間に油温が跳ね上がります。
何でもかつて回し過ぎてブローさせた乗り手が数多くいるとか。

まぁ上の話は、オーナーに返す際に提案しておくことにします(笑)
それにしても週末は、お天気が良かったので寄り道で色々走り回ってしまいました。
S2000での遠出はこれが最後かと思いますが、返却するまで引き続き可愛がる事とします。
Posted at 2018/11/05 20:51:03 | コメント(1) | トラックバック(0) | 雑記 | 日記
2018年09月04日 イイね!

カングー、1,000km乗ってみて。

カングー、1,000km乗ってみて。カングーは納車して未だ2週間にも満たないのですが、予定が重なり白馬往復に八ヶ岳往復と既に1,000km以上を走行しました。そこで得た印象を記してみたいと思います。

■運転環境
ポジションはかなりアップライトな姿勢で、スペース効率からすれば当然の仕立てです。特徴的なのはシートで、厚みがあり且つ“コシ”があります。体重が分散されて、300kmぶっ通しで運転してもお尻が痛くなりません。

■操作系
ペダルオフセットはありませんが、ステアとシフトがどうやっても少し遠いです。
またステアとペダル類は実用車としては重め。僕としてはステアに剛性感があって好印象。
シフトは実用車らしくダルな仕立てで、長いストロークも有りゆったり操作すると良い感じです。
あとブレーキはリニアでストロークも長くて、非常に操作し易いです。

■エンジン・駆動系
何ら特筆する事の無い実用エンジンです。何せ1.6Lで95psしかありません。
音も普通に直4。後述しますが遮音は下手なので回すと結構ブンブン言います。
トルク特性は全域で特に谷も無く、扱い易いです。実用エンジンかくあるべき、という印象です。
高速道を流れよりちょっと速く走って燃費は13~15km/L。
欧州車なのでハイオクですが、十分に及第点かと思います。

■シャシー・足回り
カングーに乗って一番驚くのがここだと思います。アシが柔らかくてピッチもロールも大きいのですが、ワインディングで負荷を掛けても全然クルマが変な動きをしません。クルマのゆったりしたロールスピードに合わせてあげれば、しなやかに安心感を持って飛ばすことが出来ます。
またそんなアシですから路面不整の吸収も上手で、乗り心地は快適です。

■その他
大人5人が普通に乗れます。幅は1,675mmと狭いのですが、上方の絞り込みが無いのと、設計が古くて側突要件でドアを厚くせずに済んだのが効いていると思います。
また荷室容量は広大で、現行ゴルフの3倍は軽く飲み込みます。
遮音ははっきりと苦手で、ゴルフ比で最も劣ると感じたのが此処です。
僕は煩いクルマに慣れているので平気ですが、車内で音楽などを楽しむには向いてません。
あと内装はチープです。そこら辺は割り切れる人の為のクルマですね。

■まとめ
とりとめも無く書きましたが、ドライバーズカーとして捉えた時のカングーの魅力は「リニアリティ」だと思いました。操作に対する反応が一意的で、クルマが全然変な動きをしません。こういう所はロードスターと似ていて、結果的に恐れずに結構な負荷を掛ける事が出来てしまいます。
加飾や快適装備の類が無い一方、実用車として必要な特性はとても良いレベルでまとまっています。「良い道具車」という感じでしょうか、今後の活躍が楽しみです。
Posted at 2018/09/04 19:16:44 | コメント(4) | トラックバック(0) | 試乗記 | 日記
2018年09月02日 イイね!

“仏製貨物車”購入しました。

“仏製貨物車”購入しました。唐突ですが、ルノー・カングー(先代)を購入しました。

2年ほど前から登山にハマり、昨年頃からは仲間内で出掛ける事も増えました。人と荷物を運搬する用途にちょくちょくゴルフを借りていたのですが、そのゴルフが売却される事となったのがきっかけです。
まぁ、ゴルフはちょっと特殊な事情で保管していたので、致し方無かったのですが…。

何はともあれカングーです、まさかの仏車デビューとなりました。
購入までのあれこれとインプレはまた後日書きますが、既に1,000km以上走行しとても気に入りました。人や荷物が載るだけで無くて、端的に運転が楽しい1台です。

ロードスターはと言うとこちらも未だに保有中。つまり、増車です。
しかしながら、こちらの処遇も色々考えなければなりません。その辺りもまた後日。
此処から半年ぐらいで、身の回りのクルマ環境が大きく変化しそうな状況です。

カングーはこれからアウトドア用途に色々と活躍してくれそうです。
写真やインプレ等upしてゆきますので、どうぞ宜しくお願いします。
Posted at 2018/09/02 19:33:01 | コメント(3) | トラックバック(0) | 雑記 | 日記
2018年06月10日 イイね!

S2000で西伊豆&セッティングあれこれ。

S2000で西伊豆&セッティングあれこれ。昨日は梅雨の合間?晴天の中、いつもお世話になっているOCFCの西伊豆ツーリングに行ってきました。
西伊豆方面を走り回るのは、新春ツーリング以来です。
そう言えば当時もS2000でしたが、今はそれなりに乗り方も心得てきましたし、タイヤも替えているので安心(?)です。
R1Rは単にグリップが高いだけではなく限界域の挙動が穏やかなので、急に滑り出すような事が無く操り易いです。
ただライフは短く…昨日だけでも1割は削ったと思います。

S2000は明日から車検です。預け主の要望もあり普通に整備工場に出して車検通して貰いますが、自主点検も兼ねて冷却水&作動油関係は自分で交換しておきました。

Ftブレーキ残量がRrよりだいぶ少ないのが気になりましたが、預け主に聞いてみると以前にRrだけ交換しているとの事。しかも、現状はRrだけ強化パッド化されていたようです。
当初より旋回制動掛けるとRr側が振れる挙動が気になっていましたが、どうやらこのRr寄りのブレーキバランスが原因だった模様。今回車検に合わせてFtも強化品に交換です。

預け主とはLINEで色々相談しましたが、車検とは別にアライメントも好きに弄って良いとの事。
これは有難い話で、調整自体はS2000ノウハウの豊富なショップにお願いしようかと思いますが、僕だったらこのクルマをどんな方向に持っていきたいか?考えてみる事にしました。

まずはコーナー進入時のRrを落ち着かせたいです。
↑に書いた通りブレーキの影響が濃そうですが、きっちりブレーキで前荷重入れて旋回出来る仕様を目指します。軽い荷重移動でスルッと曲がる方向性はロードスターで味わえば良い話で、S2000はしっかり荷重掛けて辻褄が合うバランスが良いかと思います。

またコーナー脱出もしっかりトラクションを確保したいです。
ロードスターより遥かに強烈な250psのパワーを、コーナー後半で余すところなく路面に伝えて脱出したい。ミドシップのエキシージ程のものは得られないでしょうが、目指す指向はそちらです。

ですのでキャンバーFtは今よりポジ気味、Rrはネガ気味の方向。
絶対値やトーなどはショップと相談して決めたいかと思います。
いつ仕上がるかは未定ですが、今から楽しみです。
Posted at 2018/06/10 09:04:48 | コメント(0) | トラックバック(0) | 雑記 | 日記

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「@@まーぶる 燃費重視で惰性走行するので今回はそうでもなかったですが、全開だとキツいですね〜。最後の90°なんて下りですから尚更😅」
何シテル?   06/16 18:35
あにと申します。 神奈川で技術者やってます。 20代の頃はNB8Cロードスターで日本各地を走り回っていました。とにかく運転するのが楽しくて、運転技術もロ...
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