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tommmyのブログ一覧

2016年01月08日 イイね!

ブレーキフルードのよしあし

# 先に断っておきますが、今回のは細かすぎて伝わらない話。

どんなフルードがいいフルードなんだろう?って思ったわけですよ。
デイリーユースときどきサーキット、みたいな。広範で絞り込めない面倒な使い方でね。
まあメンテはする。走る前とか、1年以内に交換はする。

と、いう条件で、求める性能はこんなところ。重要度順に

・ベーパーロックしない
・冬の朝の一発目(低温時)でもちゃんと効く
・タッチがいい
・配管サビたり詰まったりしない
・できれば安い
・入手しやすい

ま、普通に売ってるのでだいたいOK。そっから何か違いがあるのか?って

ベーパーロック耐性は、まあDOTなんちゃらのグレードでわかりますな。
寒いのはよっぽど規格外の硬いヤツでない限り踏めば効く。あと頑張って踏めば効く。
自分は頑張れる子なのできっと大丈夫。

それで、3つ目の性能、タッチがいいフルードってなんだろ?を、調べたらこんな記事でつい気になりまして。
http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/20160107_735500.html

結論から言うと、動粘度っていう値が関係しているらしい。
動粘度が高い(=固い)とは、ハチミツみたいにどろーんとしてることで、低い(柔らかい)とは水みたいにサラサラでシャバシャバっていうこと。

んでもって、ここで大事なことがもう一つ、液体は温度が低いと硬く、高いとサラサラになる。そしてその変化の幅はモノによって違う。
油なんかはあからさまに変わるが、意外に水もそう。冷水はどろっとしていて、お湯はサラサラで流れたり分散しやすい。

アラスカかどっかでバケツに入ったお湯を空中に撒き散らすと空中で凍ってダイヤモンドダストになって地面に落ちないっていう映像がある。
あれ、冷水でやると上手く行かないんだそうだ。水滴が細かく分散しないから大きな塊のままで熱が奪われず、ボタボタ落ちる。

ちょっと脱線したな。

で、ですよ。タッチのいい動粘度っていうのはどんなもんなんか?
硬いのがいい?、サラサラなのがいい?どっち?と思ったらそんな単純ではないらしい。

圧力の伝達はサラサラな方が速くてよさそうだが、サラサラ過ぎると漏れたりもする。
しかも、漏れる以前に人間の感覚では判らない圧力の変化も伝えてしまうのだとか。

圧力を感じるのは皮膚感覚なので、皮膚の動きがあって判る。これはかなり鈍い、というか遅い。
それより速い圧力変動は判らないし、そんな速すぎる圧力変動はオーバーシュートとか、ノイズとかになり、脈動や衝撃を起こし、安定してローターを押さえるのの邪魔になる。

圧力の伝達は音速、音で波が先に伝わる領域は、ブレーキには要らない。
人の感覚に丁度いいくらいの鈍さでむにゅっと押してくれるのがいいわけだ。

むにゅっと、
でも、硬いのも過ぎると戻りが悪い=抜きブレーキがダメ=タッチが悪い、ということらしい。

なので、ホドホドの動粘度がいいらしい。

ホドホド。

ホドホドね。でも、温度依存だろ?
ブレーキ系なんて、場所で温度変わるじゃん。

マスターシリンダーとか配管はまあ外気温~MAX70℃くらい?
ホースは外気で冷えてそうだな。
キャリパーは・・・熱いよね。それこそベーパーロックに近い200℃くらいまで上がるかも。

と、同じ液圧系でも部位によって異なるわけだ。


そして、高い負荷がかかったときに一番変化するのは、キャリパー。
だから、タッチがいいフルードってのは、高温でサラサラになり過ぎない、っていう結論でいいみたいだね。
高温時、ペダル踏ん出るときの反力=圧力が人の間隔に的確に伝わる程度にサラサラで、硬いのがいい。

現実には、そんなホドホドに近い高温の動粘度で、低温時に硬過ぎないっていう製品になるはず。

だから競技用フルードとかは冬硬すぎるわけだ。規格外に硬いけど、良心の範囲で柔らかい、と。


でも、ということは、キャリパーの温度を下げればタッチも悪化しにくい、ってことだね。
ブレーキで発生する熱量は減らないけど、放熱よくしておけば最高温度は下げられる。
だから、まずはそっちをちゃんとするのが大事。
そして、冷やしてもだめならフルードでっていうのが車いじり的には正しい考え方だな。レギュレーションないし。

これ、結論その1。


その2は、ちょっと身もふたもないけど、フルードでタッチが変わるっていうの、そんな劇的には違わないだろうってこと。
マスターシリンダ大きくする方がよっぽど効果的だし、他にもっと効果的な手はたくさんある。
そういうのをやってからの、最後のダメ押し。
微々たるものだろうけど、判る判らないでは判る変化だろうね。人間って比較するとかなり敏感だし。
Posted at 2016/01/08 17:10:26 | コメント(1) | トラックバック(0) | メンテナンス | クルマ
2016年01月03日 イイね!

夢が広がる非常装備

夢が広がる非常装備頻繁に乗らないクルマにとって冬場の大敵はバッテリー上がりじゃあないですか。
ましてや軽量化とかしていたらますます心配ですが、最近はいいものがあります。

リチウムイオン電池を使ったジャンプスターター。
鉛酸電池に比べて各段に軽いし、小さいし、液漏れも起こさない。
でも大事なところはそれだけじゃなくて、

スマホやタブレット、それと金プロのセッティングに使うPCにも充電可能ってとこですよ!


大事なのでもう一度。


金プロのセッティングPCに充電可能!!


ノートPCやタブレットは未だにACアダプタが必要、でも車内ではあってもUSB環境くらい。
それに、PCは要求電圧も12V,16V,19Vとまちまちで、専用品買っても機種替えたら使えないとか意外と嫌な感じ。

エンジン切っても充電したいし・・・となると、外部バッテリー的に使えるジャンプスターターはかなり理想的じゃないですか。

というわけで、実際使ってみましたけど、いい感じ。
電力消費の大きいハイパワーなPCだとアンペア数が足りないこともありますが、満充電させるのが目的じゃないし、充電時間が伸びても問題ないので目的は達成しています。

あとオマケ的な機能でLEDライトと非常信号灯があります。
ライトは今のスマホは標準装備みたいなもんだからあんまり必要ないでしょうけど、非常信号灯はちょっとよさそう。

ただ、保安基準適合とは書いてないのが残念。適合品だったら発炎筒とか三角停止板を積まなくて済むと思ったのに。
発炎筒、賞味期限切れが結構多いんですよねぇ。

スターターの充電はシガー12Vからもできるし、ACアダプタもあります。

これでバッテリー上がりの心配もないし・・・ってことは、上がるようなバッテリーサイズでも問題ない。
レース用のちっちゃいドライバッテリーとか、最近話題のバイク用LiFePoバッテリー、家で充電したジャンプスタータ繋いで始動できれば問題ない訳で・・・

怪しい中華製だと思ったのに夢が広がるなぁ。


#例によって類似品がめちゃくちゃありますので、お好みにあった機種をお選びください。

Posted at 2016/01/03 19:02:51 | コメント(3) | トラックバック(0) | メンテナンス | クルマ
2015年12月19日 イイね!

これだ!

https://www.facebook.com/onlyfunniestvideoever/videos/937869579626394/

コレホスイ。
実際には使えないだろうけど、改造すればなんとでもなる、ハズ。
でも置いておく場所がナイ。先にこれ使えるくらいのガレージ作らないと・・・

しかし、、、
腹筋は鍛えられるのだろうか?
デフ交換で腹ジャッキできるのだろうか?

寝ぼけて潜ってるときに持ち上げたら痛いのはまちがいなさそうだ。
Posted at 2015/12/19 20:04:17 | コメント(1) | トラックバック(0) | メンテナンス | ニュース
2015年11月15日 イイね!

車歴と弄り方

うちのレガシィ24年目になります。ホークはよくわかりません。
まあ、鷹さんはキットカーなので、出来上がった直後から維持するのが面倒なんですが、レガシィの方は時代によって環境やオーナーが結構変化して、クルマの寿命ってこういうもんなのかな、と感じました。

・新車期(新車販売期間中)
レガシィって全くのニューモデルでしたから、新車直後はアフターパーツなんかありませんでした。
スバルですからね。STiってとことSISってとこくらいで、群馬専用みたいな。
いつ日産に吸収合併されるか秒読み、って頃に世に出てきたせいですな。(失礼)

ところが、ワゴンバカ売れ、セダンも国内の土系競技で使われてきて、WRCでゴロゴロと転がりまくるあたりからちょっと毛色が変わります。
ワゴン用のドレスアップパーツが出てきて、セダン用の競技用パーツが出てきて、なんだか換えなよ言われているような雰囲気に。
まあ、ボルトオンで交換したり取付けしたりの程度ですけど、楽しいですよね。
ブランニューモデルだし、マイナーメーカーなので、このころのオーナーさんは進取の気性っていう方が多かったですね。クルマに限らずアクティブでブランドに囚われず、自分で決めて行動していく方が多かったように思います。昔からのスバル乗りの方もいましたけど、ちょっと違う感じでした。


・普及期(販売終了~6年程度)
そうこうするうちにモデルチェンジ。このころにはネームバリューも付いてきました。
WRCもGC8インプレッサがデビューし、ますます転がりまくります、彼が。
そして、BGワゴンやインプレッサの社外パーツがかなり出てきます。GCはジムカーナでもサーキットでも活躍するので、かなり広がりが出てきて、土系競技だけじゃなくなり、ランエボとの競い合いもあって走り系ジャンルの一角を成すような雰囲気に。おかげでパーツ増えました。

また、中古車も出回って比較的安くなってきたので、学生や新卒のオーナーさんにお会いするようになりました。
自分で弄り始めたのもこの頃ですね。手持ち工具増える増える(笑)。
ただ、専用パーツはほぼないので、GC8用パーツのどれが流用できるのか調べて付けてみるのがメインでした。社外品はもちろん、純正品でも結構いけるのがあるというのがわかってきて、ターボやらインタークーラーやらどんどん換えて効果を体感していた時期です。
解体屋もまだヤードに入れたし、丁度ヤフオクも始まって流通してきたのもこのころです。


・衰退期(販売終了から10年程度~20年程度)
そして車歴も10年くらいになると、クルマにとって最初の寿命が来ます。
普通はここで降りて廃車にしとくのが経済的なんですけど、このころには自分でかなりメンテナンスできるようになってきたので、ほぼ部品代だけで維持できるようになりまして。
燃料ポンプ、オルタ、ダンパー、駆動系のベアリングや各種ブーツあたりが経年劣化で要交換になるのでそんなものを交換ついでに互換性のあるものに換えて、アップグレードを兼ねてました。

スバルさんはいろんな事情で互換性を残したまま新型車にモデルチェンジしてくれるので、流用しやすいのも長生きさせやすかった理由。

その後はインプレッサもモデルチェンジしGDBに。でもほとんど互換は維持されたまま。元の設計が良いというよりまあ、設計も生産も品質管理も引き継いだ方が効率いいんでしょうね。おかげでエンジン、ミッション、足回りからメンバー類までボルトオンなのでパーツの玉数も増えるしバリエーションも広がります。
弄る遊び方をするにはいい時期でした。

一方、降りる人も増え、新しくオーナーになる人はほとんどいなくなってくる時期でした。
GC8も安い中古が出てきたので、わざわざ初代レガシィを選ばないですから。

たまにいらっしゃる方も二束三文で買えるので安く買って潰すっていう感じなので、車に対する考え方の違いもあって、あまり深い縁にはならなかったように思います。

・レストア期(20年以降)
ここ最近ですけど、そろそろパーツ供給が怪しい時期です。
専用部品が多い外装なんかはもう入手困難になってきますので、単に部品交換でなくてレストア的な考え方をしないといけないようです。
使える物は極力残す、再生する、壊れる前に手を入れて壊さない。

32GT-R、ハチロクなんかの人気車は新品パーツの供給がまだあるでしょう、
ハコスカみたいな名車レベルになるとメーカーが停めてもどこかで作って出してきます。お高いですけどね。
まあ、初代レガシィでそんなことはまずないので、壊さないように維持する方向で、乗れるだけ乗ってくんでしょう。
湯水のようにパーツがあった普及期や衰退期のように、安く乗れるクルマじゃなくなっていくので、パーツも高くなって大変ですけどね。



Posted at 2015/11/17 01:40:09 | コメント(2) | トラックバック(0) | メンテナンス | クルマ
2015年10月22日 イイね!

あれもこれも

いい季節になると直したり弄ったりしたくなるものです。
おかげで乗るのは二の次、でも意外とはかどらなくていつのまにか暑くなったり寒くなったりしてしまいます。

リアダンパーのメンテをしたレガシィ。後ろをやったら前もやりたくなりますね。
で、同じように外してみたら、バンプラバーが寿命です。
ウレタンは加水分解でボロボロになっちゃうんですよねぇ。
パーツが手元にないので、仕方なく戻します。グリスアップはしたものの、ガッカリデスヨ。

それと、スプリングシートに仕込んだベアリングにちょっとした不具合、ガイドが当たってました。
フロントストラットサスはステアリングを切るとストラットが回ります。
このとき、車体側との捻じれを吸収するのはアッパーマウントのベアリング。
しかし、ピロアッパにはそれがないので、ピロボールが回転して吸収するわけですが、抵抗大きいし、ピロも擦れてあっという間にガダが出ます。
そこで、車高調のスプリングシートにベアリングを仕込むとそこが捻じれを吸収してくれるわけです。

実際、操舵感も良くなります。車高調で悪化した分が戻るのかもですが。
なので、また今度前足バラしてバンプラバーとベアリングガイドを直さないと。

物置きもちょっと整理したらブレーキパッド出てきたので、これ付けないと。

あと、RS-RA純正の鍛造ピストン、コンロッド、クランクが出てきた。これGC8ヘッドに組むといいんだよなぁ。
もう自分では使わないから処分しようかな。欲しい人がいれば使ってもらえると嬉しいけど。

ホークの方も金プロのセッティングPCを新しくしまして。
win10のタブレットPCですが、アプリ動くし、RS-232cドングルも通信できるのが判ったので、こちらで。
でも全然走ってないんだな、イカンイカン。
Posted at 2015/10/22 01:00:35 | コメント(0) | トラックバック(0) | メンテナンス | クルマ

プロフィール

「今WRCを走ってる里ラリー1ラリー2規定の車両は前後機械式LSDでセンターは直結のみであの走り。センターアクティブデフよりターンインアンダー出やすいけどその分アクション大きめにして曲げ、その後道の上に残すのがドライバーの仕事。ラリーカーそれでいいんよ。曲がってくれるのはロードカー」
何シテル?   11/12 20:47
クルマ趣味は走る/直す/作る、一通りをできるだけ自分でこなします。Blogの過去記事には、今とは異なる考えの内容もありますので疑問に思ったらコメントなど頂けると...
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