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2006年10月02日 イイね!

最近のこと

Monologue 84 2006.10.2

 最近は思い出したら書く程度なので季刊くらいの頻度になってしまっているが、車の方はメンテナンスがてらちょこちょこいじっている。それで思ったこと、わかったことをいくつか。

 ●フロントハブのBP化
 BP/BLレガシィのフロントハブはベアリングがカートリッジになっており、交換コストも低くそれ以外にも幾つかの利点があるのでこれに交換。
 元のハブはGDBのそれにタフトライド加工をしたもの。まだガタはでていなかったので交換時期ではないのだが、まあこれはやってみたかったからということが大きい。
 交換そのものはそんなに難しくない。カートリッジなので圧入などないから、作業自体は非常に簡単だ。
 換えてみてわかったのだが、どうもBPハブはころがり抵抗が小さいらしい。たしかにベアリングがテーパーベアリングからボールベアリングになっているので違いはあるのだが体感できるとは思わなかった。
 それとステアリングフィールがわかりやすい。このへんはきっと抵抗が小さいことで、入力のノイズレベルが小さくなって判るようになったためだろう。また、ステアリングを一杯まで切ると最後で切れ込むような動きが出るようになった。
 こちらは何故だかわからない。BPではタイロッドの取り付け位置が下がっていて、当然ハブ側でも下がっているために流用するとタイロッドがロワアームと同じ角度でストロークせず、ロールステアが出ることがわかっている。これが別の部分で関与しているかもしれないが、正確なところはわからない。
 それと、今回は新品部品で組んだのだが、一月程したらロワアームの取り付け部分が弛み、カタカタ音が出てきた。鋳造部品にスリットを入れて、ボルトで締め上げる構造なのだが、新品ゆえの不具合だろう、ここは増し締めすれば問題ない。
 その他流用の際に気をつけるところとしては、ブレーキディスクのバックプレート。ブレンボにしていれば普通に17インチ車の部品を取ればいいが、純正4ポッドであれば16インチ車用にしないと大きくはみ出すので御注意を。
 
 ●ECUのフルコン化
 エンジン本体の不調などもある中、何故かコントロールユニットを変更。(笑)
 モノはアペクセラのPower FC。ところが、こいつに換えたところ全開加速でのノッキングや、緩加速時のスナッチなども治ってしまった。
 結局原因はなんだったのか未だに不明。推測としてはプラグが溶けたのはプラグ自体の不具合+インジェクタの馴染み不足で、かつ純正の時にはROMを延長ハーネス使ってシールドケース外に出していたのでノイズを拾っていたのかも。このへんの複合原因ではないかときところ。
 PowerFCの方はまだほぼツルシの状態のままで使っていて、いじっているといったら街乗りのときは燃料を10%くらい絞って使っているくらい。
 こんな使い方は動作状態でも設定をいじれるPowerFCならでは。コマンダーのキー操作でオシマイ。純正改だとまずROM焼いて、工具使って差し換えて、を毎回からないとできないですからここまで簡単にはできません。
 大体2ヶ月乗ってみたが、制御の違いと思われるとところもいくつかわかってきた。
 スバルのECUは基本的にエアフロで計った空気量をベースにしてそれに対して燃料吹いて点火させるわけなのでエアフロ信号がとても重要。でも純正ECUではエアフロがダメになっても最低限走行できるようにと設計されている。一方、PowerFCはエアフロに異常を検知するとエンジンが掛からない。これは設計ポリシーとか割り切りというか、いじっているんだから予備をもっていて当然、という理解が正しい。おそらく純正同様にエマージェンシーでのエアフロレス制御もできるもだろうが、それをするとエンジンに負担がかかるし、ましてや負担をかける運転をしているところでそれをやられたら純正以上のマージンが必要なわけだが、改造する=マージンを削るわけだからそんなのあるわけがなく、つまり意味がない。ということになるわけだ。
そして、その割り切りをした分、PowerCでの制御はエアフロからの入力に対して敏感というか、忠実という印象がある。正しい信号さえ取れればあいまいなところが少ないのでギリギリまで追い込みやすい、と。
 ただ、それで困ったことが一つある。アクセルオフの時にバックタービンが起こると信号にも相当乱れが生じるらしく、エンジンがしゃくり、そのエンブレが2WayのLSDを唐突に効かせて車の挙動を乱す。
 しかもこれはドライビングスタイルに関係しているらしく、高速で緩加速状態からアクセルをじわりと戻す時に起こり、しかも予測しにくい。
 何故そうなるのかは判っている。ブローオフバルブが動作しないためだ。ただ、ブローオフバルブはスプリングでプリロードを掛けており、ある圧力以下では開かない、なのでその領域で使っているとどうしてもバックタービンが起こってしまうのだ。
 この症状、高速道路で良く起こり、緩いコーナーでアクセルオフだけでする際に起こったり起こらなかったりする。起これば若干のアンダーが出るし、出なければそのままコーナーに入ってしまうので狙ったラインを通すのが難しくなる。
 現状のままだと対策は運転側でするしかない。アクセルをスパッと戻せばほとんど全く出ないのだが、それって下手クソな運転な訳で・・・
 なかなか悩ましいところです。PowerFCかブローオフで対処ができればいいのだが。
Posted at 2006/10/02 01:28:04 | コメント(0) | トラックバック(0) | メンテナンス | クルマ

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「@まなひろ 予備校も高くなったなぁ。御茶ノ水行ってました。帰りに途中のゲーセンで1回だけセガラリーするのが好きだった。模試判定上がるよりベストタイム更新の方が嬉しかったなぁ。」
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クルマ趣味は走る/直す/作る、一通りをできるだけ自分でこなします。Blogの過去記事には、今とは異なる考えの内容もありますので疑問に思ったらコメントなど頂けると...
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