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tommmyのブログ一覧

2024年11月06日 イイね!

トランクの湿りはモール弱りだった件

レガシィのトランクが、なんとなくカラッとしてなかったのが気づいたきっかけ。で、作業手袋もしっとりしていて、湿っていると。水仕事なんかしてないので雨漏り決定。
荷物全部出してみたけど、濡れた痕跡は無し。湿った手袋を置いていた左のモールあたりが怪しい。
雨の翌日に確認したところ、モールの内側を表面張力で上ってきたようです。つまり防水力低下。
モールを外すと、ブチルゴムの残りがあるけどちょっと少ないかなという感じだし、ボディのスポット溶接もほんのり赤錆弟てたり、シーラーが割れていたり。

まとめて直します。
錆び取り、レノバスプレー。錆び転換剤入りのエポキシ樹脂スプレー。錆を完全撤去できないとこはこれ。
その上にプライマー、そしてタッチアップ、もしくはボディシーラー。
シーラーは変性シリコーン。調べれば判るけど変性シリコーンとシリコーン樹脂はちがいます。変性は上から塗装ができ(車の場合塗装しないとダメ)て、シリコン汚れが出ない。シリコーン樹脂はじわじわとシリコンオイルが染み出して回りを汚すのだそう。

シーラーがある程度固まったらタッチアップ。そしてモールをつけるチャンネル部分の掃除。古いブチルを全部とりますが面倒。

チャンネル、フチを綺麗にしたらブチルテープを貼ります。20度より涼しいと付きにくいけど上手く貼り、掃除をしておいたウェザーストリップモールを付ける。

モールはクセにあわせて、引っ張ったりせず1周元通りになるようつけます。ブチルゴムが外れると厄介なので一発勝負。
付いたら馴染ませて隙間を無くします。水が毛細管現象で上らないように、ぴったり付くように。

一連の作業は乾燥待ちがあるのでとても時間がかかります。各部タッチアップ補修しながらやるのがいいでしょう。

作業はこれで終了。あとは雨や洗車で様子をみるだけなんだけど、カバーかけることにしたし、別に急がないのでしばらく先になりそう。

他にも手入れしたいところはあるけど、こういうのが増えてくるとなかなか大変だ。

Posted at 2024/11/06 19:23:42 | コメント(0) | トラックバック(0) | メンテナンス | クルマ
2024年09月29日 イイね!

「へうげもの」を読んだ


暑いのでクルマはお休みして読書してました。表題のマンガ、「ひょうげもの」と読みます。
織部焼きで有名な古田織部という戦国武人にして茶道家の話。
茶道とか陶器とか、伝統だか作法には興味ないのですが、これはその起こりのところの話なので面白い。価値、価値観を新しく作っていく話。

なんでも起こりの頃は面白いものです。未発達なのでどんどん広がって可能性を感じさせる。人間自体、子供の頃とかなんかやり始めた頃はそんな感じだったでしょう。

「だった」。過去形ですね。今振り返って見ているからです。発展して茶道という大きな文化になったものを見つつ、その起こりをフィクション交えて面白おかしく描いてます。これ傑作。茶道家には絶対怒られる嘘満載なのもいい。

作中、織部はまず茶器マニア、コレクターから始まります。そして茶器の景色に魅せられて、集めるに飽きたらず作陶しそれを楽しむべく茶室を作り、庭を作り、見たい、表したい世界観を生涯かけて作っては壊し、失敗しては直し、作り替えていきます。

掛け軸とか襖絵なんてのは観賞目的のれっきとした美術品ですが、茶器や茶室は道具、実用品です。実用しての美感。体感する美術物。

美術だとわかりませんね。感動体験かな。これはすげえや、と体感する道具。
経験したことのない体験は言語化しにくいものです。

で、最終的には茶の湯っていうカフェインパーティ(また怒られる言い回し)から拡がる未知の体験を突き詰める話になります。
織部はサムライで、当然武士社会である程度成功しつつ、上手いこと渡り歩いて生活を維持しながらこれを突き詰めていきます。

作中、乙なものという価値感を成立させこれを突き詰めます。甲乙の乙。ナンバーワンではない、天下一ではないところにある価値。
本職のサムライでは織部は天下人にはなれませんでした。ナンバーワンではない。ある意味挫折ですが、それですべて無価値ということではなく、乙なる価値を見いだします。
オンリーワンに近いのだけどちょっと違う、挫折や限界を感じたほぼ全ての人と共感できる、ナンバーワンとは違う価値。

クルマで言ったらナンバーワンは突き詰め切った競技車。機能美の塊。
天下一はスーパーカーとかハイパーカー。

とすると、乙なクルマはチューンドかな。唯一無二で一期一会。作り手、乗り手の極限。

この辺、自分にとってのクルマ弄りに通じる感覚があるようです。未知のドライビング体験の追求。そのための手入れや、運転操作の習得。車両の作り込み。それらが組み合わせて思い通りに近づけていきます。

あちらの世界ではこれは一座建立というようです。唯一無二の感動体験。それはやっぱりよく考えてつくりこまないと出来ないので、個性で作り上げるチューンドカーの世界に通じているような気がします。

どちらも体験しないと、乗ってみないとわからないことですし、一期一会なので機会があればそれは大切にしたいですな。
Posted at 2024/09/29 23:27:47 | コメント(0) | トラックバック(0) | dialy | 日記
2024年08月28日 イイね!

【祝20周年:みんカラでの思い出】

【祝20周年:みんカラでの思い出】前にも書いたような記憶が会うけど、みんカラを始めたきっかけはそれ以前からやってたホームページの記事を丸パクリされたから。
知り合いから「なんかみんカラってところに同じ記事があるけど、始めました?」と連絡があって、パクられるなら分室建てとこ的な始まりでした。

パクった下手人はいつのまにか消えてしまい。また、私の本家HPもプロバイダ変更で閉鎖してこちらが本家に。しばらく休止していましたがホーク増車で再開して今に至りますがそうですか、もう20年以上になるんですな。
Posted at 2024/08/28 18:15:09 | コメント(1) | トラックバック(0) | dialy | タイアップ企画用
2024年08月15日 イイね!

夢も本体も膨らむジャンプスタータ

ここであったが8年目、かなり活用しているDB POWER製ジャンプスタータですが、なにやら異変、膨らんでまいりました。
平らな床に置いてスッと回すとクルクル回ります。あー。ガス膨張ですな。
これ、LIFEPO4(LFP)かと思ってたのですが、普通の膨らむリチウムイオン電池でした。やだなもう。
まあ、そろそろ寿命ですか、次をどうするか。
今度こそ安全なLFPにするのかいいかな。安全第一。
でもLFPは電圧が低い問題がある。この手のジャンプスタータは逆流防止にFET入りのケーブルになってて、そこでの電圧低下もあるのでうちのはちょっと問題あり。最近の電圧監視回路入りケーブルはリレーで遮断しているのでそっちならないかも。
そして、同じ容量にするには1.5倍くらいでかくなっちゃう。それはデカいし、あとお高い。

最近、EVがダブついてるとか言うし、もうちょっとしたら余ったLFPが安く出回るかも。よし、様子見だ。

Posted at 2024/08/15 22:52:40 | コメント(1) | トラックバック(0) | メンテナンス | クルマ
2024年08月13日 イイね!

夏休みの自由研究 ターボチャージャーとターボポンプ

夏休みの自由研究 ターボチャージャーとターボポンプ暑いので作業はオヤスミしとります。
折角なのでみんな大好きIHIの展示を見てきました、石川島播磨重工。ここも今話題の一万円札翁が創立に関わったらとこのようです。資産家の鍋島さんと伊達さん言いくるめて。
造船やったら骨組みが橋梁に、船殻がタンクに、動力がエンジンとポンプになるらしく、そんなんでジェットもターボもロケットも作りました、ということらしいです。

IHIのターボといえばボールベアリング。まあそれはセンターカートリッジでクルクルでキュンキュン回って、吸気をブーストしてくれるとのです。

画像によればそれの祖先は蒸気タービン。クルクル回る系のおじいさんにして現役の動力変換器ですな。
どちらかというとジェットエンジンのほうが嫡子のようで、ターボは亜流みたい。

似たようなものにターボポンプというものがいまして、これは液体燃料ロケットの燃料と酸素を加圧して送りこむポンプ。外見はターボににているのですが、図によれば血縁関係はないみたい。

残念なことにターボポンプは撮影禁止。カットモデルをじっくりみてきましたが、ポンプ側ターボで言うコンプレッサーのインペラーが全然違います。
先にインデューサーというドリルのような羽根、その後ろにあるメインのインペラーはウォーターポンプのような形状をしてます。

圧力が違うから?その時はと思ってましたが、あとで調べたらロケットのターボポンプは液相で動作するんだとか。車のターボは気体の空気。気体と液体だったら全然違って当然だし、さらに液体でも水は非圧縮だけど液体水素や液体酸素は圧縮できるのだとか、それにあわせた羽根の形と組み合わせということのようです。

なるほどねぇ。でもポンプ族はターボといってもポンプで別系統って、これ、IHIの組織とか、事業分類もこうなのかな? この説明書きが何をもとにどれだけ考察して書かれたかによるのであんまり意味がないことなのかもですが、いい勉強になりました。


Posted at 2024/08/13 16:46:18 | コメント(0) | トラックバック(0) | dialy | 日記

プロフィール

「@まなひろ ペルチエのネッククーラーはいいですよ。顔に汗かかないのと頭痛起こりにくくなります。」
何シテル?   07/16 18:45
クルマ趣味は走る/直す/作る、一通りをできるだけ自分でこなします。Blogの過去記事には、今とは異なる考えの内容もありますので疑問に思ったらコメントなど頂けると...
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