長文なので読むのが面倒な方は見送ってくださいな。
先週末FSWではWEC(世界耐久選手権)が開催されました。
ということで金曜日は休暇を取り、同じく学校をサボった息子を連れてフリープラクティスを観に行ってきました。
FSWに着いてみると平日にもかかわらず思った以上にお客さんが、おそらくSFやS耐以上に来ている感じです。
まずはダンロップ出口の撮影ポイントへ行き観戦。
しかしFP1が始まり15分のところで赤旗に。
理由が分からず様子を見ていると300Rからの下りのコース脇を1台のマシンがゆっくり移動してきて10番ポスト前に停車。
何と優勝候補の1台、アウディ2号車でリア周りがグッシャリいってます。
降りたドライバーを見ると富士に慣れているはずのデュバル選手でした。
どうやら100Rでアストンマーチンと絡みタイヤバリアへ激突した模様。
回収車に積まれドナドナされていきました。
その後15分後にセッション再開。FP1のトップタイムはトヨタ8号車でしたが、ピットレーン速度違反で抹消に、2番手はアウディ1号車。
FP2開始まで時間があるのでパドックへ、息子はAFコルセの可夢偉選手にサインを貰うべくピット裏で出待ち、粘った甲斐あって持参したF1ミニカー2台と写真にサインゲット。
その後アストンマーチンRに行き、ピット内のトイレから出てきたペドロ・ラミー選手に声を掛け、前乗っていたDBR9のミニカーケースにサインしてもらいました。
サイン後はラミー選手自ら握手をして来てくれ、外国人選手はフレンドリーだなと感じる一幕も。
フレンドリーと言えば、可夢偉の出待ち中そばに息子の同級生の親がいるのを発見。
この方フランス好きの様で愛車はもちろん仏車ですが、持っていたカバンもサッカーチーム・マルセイユの物。
このカバンにはPECOMチームのミナシアン選手のサインがしてあり(去年のもの)同選手が出てきたところで声を掛け、カバンを見せたところ「OH!マルセイユ」と叫びハグを。
その後そのお父さんはピット内に連れて行かれ車両を見学。
FP2をウチのチームのピット内で見て行けと言われたそうで二度びっくりでした。
ちなみに同選手はマルセイユファンだそうです(納得
PECOMピット奥のイラストが笑えます。
FP2はピットビル屋上から見学。
あれだけ酷いクラッシュをしたアウディ2号車ですが、流石アウディワークス、FP2には何事も無かったかの様に出走し、トップタイムまでマークしていました。
ピットビルから見ていると、ほとんどが1コーナーでの減速を100m看板辺りで開始しているのが分かります。恐るべきストッピングパワー!
この日はやけにアウディの帽子をかぶった小学生が居るなと思ったら、アウディが地元の小学校を多数招待していたとのこと。
やるなアウディ。
出来ればホームのトヨタに頑張って欲しい気がしたのは私だけ?(GTではやってたけど)
息子が羨ましがっていたのは言うまでもありません。
土曜日は予選に。
天候は曇りで、やけに寒いと思ったら富士山が初冠雪。
多くの外国人スタッフが富士山をカメラに納めていましたね。
9:30からFP3が行われ、その直前に到着したので息子は独りでプリウスコーナーへ、私はメインスタンド上部に場所を取り観戦。
今度のトップはトヨタ7号車、2位アウディ1号車、3位アウディ2号車、4位トヨタ8号車、5位はレベリオンです。
その後イベント広場を見学、トヨタブースでサインペンと水筒をゲット。
アウディブースにはR18が展示され、その他S3/S4/RS5カブ/R8スパイダー/RS6/RS7が置かれていました。
RS6はウエーブローター、RS7のセラミックローター車はキャリパーが一回り大きく感じられたのは色のせいか?
R18のエキゾーストはアクラポの様ですね。
今回ポルシェAGも参戦ということもあり、ポルシェブースも。
展示車は911ナローと最新のカレラSでした。
その横のマツダブースには、新型アクセラと大好きな787Bが。う~んカッコイイ。
でも今見るとかなりブレーキがショボイ感じです。時代の流れを感じるな~。
昼前にはPITウォークへ、息子の指示に従い各チームのドライバーへサインを貰いに行きます。
息子はトヨタ8号車のミニカーを手にまずトヨタへ、私は息子の作ったサインカードを手にアストンマーチンRへ、ここではステファン・ミュッケ選手が自分の乗る車のカードを見て大喜び。
他のスタッフまで呼び、皆に見せて回っていました。
このカード昨年のマシンを使っていたので今回日本でのドライバーに加わったマコウィッキ選手の記名が無かったのですが、勢い余ってサインしてもらっちゃいました。
マコ選手
ラミー選手の乗るアストン
その他にも予定以上のチームからサインをゲット出来、息子も大満足。
WEC唯一の女性ドライバー、井原選手
予選は二人してメインスタンドで観戦。
ポールはアウディ1号車が獲得。LMP1は以下トヨタ8号、7号、アウディ2号、レベリオン、の順。
可夢偉の乗るAFコルセ71号車は燃料タンクトラブルが判明、パーツを本国から取り寄せるため
予選は出走できない状態となり、決勝は最後尾スタートが決定です。
可夢偉選手の71号車
フィジコの51号車
明けて日曜日の決勝。
朝からあいにくの雨。
PITウォークが8:45からと早いため、7:00前に家を出発。
流石決勝日だけあって早くから混んでいます。といってもSGT程ではないですが・・・
息子は朝から気合十分。勉強にこれくらいの気合を入れてくれればいいのですが(汗
PITウォーク待ちも前の方を確保でき、私への指令はAFコルセのフィジコの列に並べとのこと。
同じチームでもやはり可夢偉人気は凄く、フィジコ側は私が並んだ時には空いていました。
息子は前日私が貰い損ねたB・セナのサインを貰いにアストンへ、無事ゲットした後はポルシェ
AG等まだ貰っていないチームを回り、結局アウディ以外はみんな貰えたようです。
グリッド整列のタイミングでは予選2位のトヨタがピットレーンクローズに間に合わずピットスタート
になるハプニングも。
昨年のグリッドガールは地元高校生。今年は一般公募で確か上は30歳までかな?
皆さん浴衣着用なのですが、この雨の中では寒くて大変だったでしょうね。
ちょっと可哀想でした。
11:00になり決勝スタートするも雨が強くSCスタート、その後も弱まる気配を見せず赤旗に。
その後も再スタート→降りが強まり赤旗を繰り返し、結局レーススピードで走ること無く終わって
しまいました。
最後に71号車
最終的にSCラン中に先頭にいたトヨタ7号が連覇??という結末に。
ウチの場合チェカパスポートという年間観戦券を使っているのでそれ程ショックではないですが、
WECのチケットで且つ決勝のみ観に来た方はショック大きかったと思いますよ。
まあ、ドライバーの安全を考えたら仕方ないことですけどね。
某ドライバーはSCについて行くのが精一杯って言ってたほどですから。
ドライバーも遥々日本まで来て決勝走れずでは不完全燃焼で可哀想でした。
しかしSCのRS5、あの雨のコースでの速さはさすがQuattroですね。
またアウディ欲しくなっちゃいました。
この中断に懲りず、来年も是非開催してもらいたいものです。
しょうもない長文にお付き合いいただいた方、ありがとうございました。