
■9日目 8/20(日) 天気:晴れ後曇り後晴れ
走行距離:407.3km
標茶町を出発し、屈斜路湖畔へ寄り道をして阿寒方面へ。足寄町で昼食を食べて、狩勝峠を越える。上富良野町でテントを張って、美瑛の丘巡りをして、上富良野町まで走った。
4:30頃起床。前日早く寝たので早起きが出来た。朝起きてテントから出ると、霧も発生せずに晴れていた。これなら、朝陽も見ることが出来そうだ。
トイレを済ませてテントに戻る。このキャンプ場は芝なので景観と寝心地はとても良いのだが、朝一は露がついているのでズボンの裾やサンダルが濡れてしまうのが問題だ。

そんなことを考えながら展望台に向かう。この日の朝も寒かったので、上はバイクジャケットを着込んで向かった。

既に大分明るくなってきたが、まだ朝陽は出ていない。前回(2014年)ここに泊まった時は、朝から霧で真っ白だったので何も見えなかった記憶がある。

日が出る前のこの色合いが好きだ。

既に牛も放牧され始めていた。酪農家の朝も、かなり早起きで大変そうだ。農家ももちろん大変だろうが、畜産は生き物が相手なので365日休みが無く、より一層大変そうな気がする。

もう少しで朝陽が出てきそうな感じだ。この待っている時間も結構良いものだ。

先ほどまでの青から、太陽の赤味掛かってきた風景に変化していく。

朝陽が出てきた。ちゃんと地平線近くから出てくるのを見れるのは久しぶりだ。

望遠でも撮ってみる。

牧場に日が射してきて、先ほどまでとは違う風景になってきた。

朝の一日の始まり感を出すことが出来た1枚かと思う。

素晴らしい景色を見ることが出来た。多和平に泊まって、夕陽→星空→朝陽と3点SETで見ることが出来るのは、結構レアな気がする。こういうこともあるから、多少不便でも多和平は最高だ。テントに戻って、朝食の支度をして美味しくいただく。

片付けをしに炊事場に向かうと、牛達が自転車を興味深そうに見ていた。すると、何を思ったのか自転車を舐め始めた。舐められた方のチャリダーはどう思うか分からないが、見ている分には面白かったので写真に撮る。周りの自転車仲間も笑いながら見ていた。

子牛がカメラ目線をくれた。やっぱり子供はかわいらしい。

この時間くらいから、あれだけ晴れていたのに雲が出てきてしまった。まぁ朝陽は既に見れたので別に構わないのだが、よく朝陽の時間だけでも晴れてくれたものだ。でも、この霞んだ感じも悪くはない。
撤収準備を進める。東屋を占拠しているので、非常に捗る。グランドシートやフライシートを東屋の手摺に掛けて干したり、中身を全部出すことが出来てありがたい。干してる間にバイクが遠いので、小物類をバイクまで持っていく。

テントを全て片づけバイクに積んでいたら、隣の豊田ナンバーのCBR650RRに乗ったライダーも出発準備をしていたので見てみたら、何と若い女の子だった。SSにデッカイBOXを付けてツアラーっぽくしているのは気合が入っている。キャンプ場に泊まるソロのライダーは、90%以上の確率で男なのだが珍しい。髪が長くて、おっ?と思っても、表を向けばチョイ悪親父風だったことが多かったりもする。
まぁ珍しいものが見れたので、少し気分が上がる。出発準備も終わり、8:00頃キャンプ場を出発した。この日は北海道最後の夜だ。翌日21日(月)は小樽港17:00発のフェリーに乗らなければならない。多少の時間はあるが、ある程度は近づいておきたかったし、久しぶりの日の出公園オートキャンプ場に泊まろうかと思う。天気も旭川周辺は良さそうだし、直行で行って余った時間で美瑛の丘巡りをする、というのが去年を除き恒例になっている。
その前に、屈斜路湖畔に行こうかどうか迷う。というのも、久しぶりにコロプラの新規お土産が追加されたらしく、川湯温泉駅近郊が取得ポイントだそうだ。道東は天気が良く無さそうなので、さっさと天気が良い所に移動することも考えた。ただ多和平にいるのなら、屈斜路湖への寄り道などたかが知れてるので、やっぱり行こうかと思う。
国道243号まで出て弟子屈方面へ左折。しばらく行くと弟子屈市内に入ったので、川湯温泉駅へ向かうため国道391号を北上した。無事コロプラ土産をGet出来た。
折角ここまで来ているので同じ道を戻るのも面白くないから、予定通り硫黄山・屈斜路湖畔を通って行くことにしよう。天気も良くないから写真も撮らずに、雄大な硫黄山と静かな屈斜路湖を眺めながら走った。砂湯にキャンプ場があるが、夏休みも終わったというのに多くのテントが張っていた。和琴半島のキャンプ場も、もしかしたら多かったのかもしれない。
ここで、無料のコタン温泉があったのを思い出して、折角だから入ろうかと思い立ち寄った。駐車場にはクルマとバイク2台が止まっていたので空いてるな、と思ったが女性が入っていた。当然水着なんか持ってきていないので、今回は入るのを断念する。やっぱり昼間入るのは若干ハードルが高い露天風呂だ。
残念だが、まぁ仕方がない。気を取り直して国道243号からまた弟子屈市街へ向かい南下する。
弟子屈のホクレンセルフに立ち寄り給油をする。そういえば2日前に緑色のフラッグを落としてしまった。釧路周辺は緑エリアなので、買い直そうかと思い店員さんに声を掛けたが、売り切れだと言われてしまった。次給油する時は緑エリアを超えているだろうし、わざわざ別のGSに立ち寄るのも何なので、今回はもう買い直さなくても良いだろう。一応4色揃った写真は残っているので、それで満足すれば良い。
ホクレンの横にセイコマがあったので、寄って一服。休憩をして、国道241号を阿寒湖方面へ向かった。
弟子屈~阿寒湖までは、知床峠羅臼側並の楽しいワインディングだ。大体ここを通る時は、すぐ観光バス等に蓋をされるが、この日はまぁまぁ走ることが出来た。中速コーナーの連続なので、キャンプ道具満載だと中々大変だったが楽しいツーリングになった。
コーナーを抜けていくと、バイク乗り2人組が路肩に停まっているのが見えた。近づくと、何と1台のバイクが倒れていた。2人組だが人は多い方が良いかと思い停まろうとしたら、「気にせず行ってください」のジェスチャーをされてしまった。まぁ1人ならとにかく2人居れば何とかなるだろうから、そのジェスチャーに甘えさせてもらいスルーした。
空は相変わらず曇りのままだったが、峠を超えた瞬間雲の様子が変わり、若干の晴れ間が出てきた。私も全国色々な所に行っているが、ここまで峠を境に天候がガラっと変わるところは北海道以外では殆ど見たことが無い。冬なら実家の周辺も、峠を境に雪が舞っているとかならあるが、これは北海道特有なのだろうか。
流石に雲はまだまだ多くて雄阿寒岳が見えるレベルでは無かったので、双岳台・双湖台には立ち寄らずスルーする。阿寒湖温泉街も通過して、3日前にも通った国道240号との分岐点を足寄方面に向かう。3日前には評価が若干上がった国道241号だが、やっぱり足寄方面に向かう方はあまり楽しくは無かった。どこにも寄らずに、道の駅「足寄銀河ホール」に到着。
足寄町は松山千春の故郷であり、道の駅では名曲「大空と大地の中で」が延々と鳴り響いている。足寄町の名産ラワンブキと並んでいる写真とかも飾ってあった。ANAの航空機内で神対応をしたと散々ニュースでやっていたので、人間的にも素晴らしい人なのだろう。
そんな所を見ながら中をプラプラしていたら、11:00になりレストランがオープンした。それならここで昼食にしようかと思う。
食事を待っている間、オンネトーの写真集があったので見てみたが、素晴らしい写真がたくさんあった。特に紅葉の時期が素晴らしい。ちょっと調べてみたら、夏休み中でもそんなに混雑しないオンネトーだが、紅葉シーズンは大渋滞が発生するようだ。道も駐車場も広くないので、集中したら中々混沌な状況になるのが容易に想像出来る。
北海道の紅葉シーズンは、10月中旬くらいなのでこの時期に北海道に行くのは中々難しい。前に紅葉の時期の、富良野・美瑛・十勝岳を見に行ったことはあるが、あれ以来秋の北海道には行けていない。
写真集を見ながらそんなことを考えていたら、料理が出てきた。

道東名物らしいスパカツにしてみた。ミートソースとカツが結構合ってとても美味しい。そういえば、浦幌でも前にスパカツを食べたような気がする。
お腹も膨れた所でツーリング再開。富良野に向かうためには、このまま国道241号上士幌経由国道274号が最短距離だが、上浦幌の空が残っているため、国盗りのため国道242号を南下してちょっと寄り道をする。道の駅「ステラ☆ほんべつ」を通過して、国道392号へ向かい浦幌町に入ったところで、上浦幌の空が取れた。
これで用事は済んだので、道道499・134号を通って西進する。道の駅「しほろ温泉」で休憩をした。出発する際に、駐車場にカブ夫婦が居て盛大に手を振ってくれたので、こちらも手を振り返して挨拶する。
6日前に三国峠に向かうために走った国道241号士幌に戻ってきた。ここから国道274号に入り、狩勝峠に向かう。帯広北部の国道274号は、北海道の中でも結構長い直線道路なので先が全く見えない。こういう道を走れるのもあとわずかか、と思うと寂しくなってくる。
道の駅「うりまく」を通過して、道道593号・718号から国道38号へ出るショートカット農道を抜ける。無事国道38号へ出たので、さぁ狩勝峠越えだ、と思ったがサホロにCPがあったのでちょっと寄り道。行ってみたら、動物園扱いの「ベアマウンテン」だった。ここも空が未取得だったので、取得しておく。この道は何度も通っているが、天候が悪いことが多くて中々国盗りが出来ずにいた。
これで、十勝地方を制覇することが出来た。これで残すところは、離島(焼尻・天売・奥尻)と道南・道央・旭川周辺のみに絞られた。しかし、この辺りは中々ツーリングで行くことが少ないため、いつ行こうか非常に悩ましい。
この日はずっと気温が低くて曇りだったので、寒い思いをしていた。天気予報では旭川管内が晴れだったから、狩勝峠を越えれば気温は上昇するはずだ。と思っていたら、本当に狩勝峠を越えて、標高が下がるにつれ晴れてきて気温が上がってきた。と言っても、26℃程度だったので快適な温度だ。
落合の空を取得し、道の駅「南ふらの」を通過して、富良野市街をPASSするため道道253号に入る。麓郷の森を通過するが、ここはドラマ「北の国から」で使われた舞台や、五郎の石の家がある。ただ、私は北の国からをよく知らないので、何度もここ近辺は通ったが行ってみたいという気が起こらず、いつもスルーしてしまっている。折角だからその内行ってみたいとは思っているが、富良野・美瑛を巡ることを優先してしまう。
とりあえず前述したように、定番宿「日の出公園オートキャンプ場」でテントを張って、美瑛に行くため上富良野町へ向かう。途中で、ツーリングマップルオススメルートになっている八幡丘を通って行く。

十勝岳連峰を見渡せる、富良野らしい景色が広がったので停まって撮影してみた。

バイクと。富良野も良い景色が広がっている。

また進んで行くと、絵になる一本の木が立っていた。

ここ数年日の丸構図が結構好きだ。ワンパターン化してしまうのであまり積極的に使う構図では無いらしいが、分かって撮っているので問題無いはず。そもそも、撮った写真について他人からどう思われるとか気にしていない。自分が楽しければ良いと思うようになっている。作品作りというより、旅の記録としての位置付けが大きい。
だったらコンデジやスマホで良いのでは?と言われそうだが、やはりそれでは画質に満足出来ない。またそれ以上に、シャッターを押した時のミラーショックが非常に心地良い。いかにも撮影している、という感じで楽しいから、やっぱりデジイチを持ってくるのは止めるつもりは無い。

バイクとも一緒に撮影。ここで撮影していたら、いかにも観光客なレンタカーが通っていって、私が撮影しているからだろうか停まった。やっぱり人が何かしてると、何か良いものがあるんじゃないか、と目が行くのでそうなるのだろう。もう撮影は充分満足してたので、さっさと出発する。

八幡丘の撮影を楽しみ、ようやく上富良野町内に入る。何度か来たことがあるので大丈夫だろう、と適当に行ったら若干迷ってしまった。「日の出公園」の標識を頼りにしていたが、キャンプ場はほぼ隣なものの、微妙に場所が違うので迷ってしまったみたいだ。もう一度地図を良く見て行った所、無事15:00頃日の出公園オートキャンプ場に辿り着いた。
早速受付をしてテントを張る。早めに着いたおかげで、バイク用駐輪所の目の前特等席が空いていたので迷わずそちらに、バイクを横付けする。ここだと風景は大したことないが、目の前がバイクになるので非常に楽チンだ。

ここをキャンプ地とする!オートキャンプ場だがフリーサイトがあるので、料金も安く設備も充実している。コインシャワー・ランドリー完備。トイレ・炊事場もキレイで、コンビニ・温泉も徒歩圏だ。このまま天気も持ちそうなので、今年も道内8泊全てキャンプで乗り切ることが出来た。
テントも張ったことだし、美瑛の丘巡りをするべく16:00頃出発した。もちろん帰ってきたらすぐ炊飯できるように、米は水に浸けておく。国道237号別名花人街道を北上し、美瑛に着いた。ガソリンが心もとなかったので、ホクレンセルフがあったから給油しておく。
さて、美瑛のどこを巡ろうかと考える。夏の北海道で美瑛に来たのは3年ぶりだ。去年は台風が3個も来たので、主に道北を巡りつつ帰還を早めてしまったし、一昨年は日の出公園ではなく、かなやま湖畔を最後のキャンプ地にしたので上富良野までしか回っていなかった。
美瑛の見所は、主に北西と南東にエリアが分かれる。最もメジャーなのは北西エリアで観光客が非常に多いのが難点だが、やはり人気が出るのはそれなりの理由があるからだと思う。やはり北西エリアの方が景色は一般受けしやすいかと思う。
流石にこの時間から両方を巡ることは無理なので、久しぶりだし北西エリアを周ることにした。

まず寄ったのは、親子の木から少々西に行ったところ。広大な畑の中に、赤い屋根の納屋?があるのが絵になって好きだ。

バイクと一緒に撮影。

次は親子の木の根元に行ってみた。何度か美瑛に来ているが、根元には来たことが無かった。やっぱり親子の木は、遠くから見ないと親子に見えない。

でもここからの風景も中々良かった。とても美瑛らしい風景に心が洗われるよう。

この農道の伸びていく感じが、この道の先はどんな風景が待っているんだろうか?と期待させてくれそうな感じだ。

恐らくこの丘の向こうに十勝岳連峰が見えるはずなんだが、雲が増えてきてしまったのが残念。

次にセブンスターの木に向かうが、広い駐車場があって観光客がたくさん居たので少し先の駐車帯に止めてみた。ここの白樺並木も良い風景だ。

ベンチがあったので、写真を撮りながら休憩する。大変良い風景で癒される。豊富の大規模牧場と比べると、交通量も多くてあそこまでの気分には浸れなかったが、良い風景を見ながらゆっくりするのも良いものだ。

続いてケンとメリーの木の横を通りつつ、北西の丘展望台に行ってみた。

駐車場でバイクが並んでいたので、良い風景を背景に撮影。

ここもしばらく来ない内に、観光客の半分は日本語を喋っていない。まぁお金を落としてくれるのなら、日本としては大切にしないといけないかな。人が多くてあまり長居したいと思わなかったので、早々に立ち去る。
今度は、マイルドセブンの丘を通過した先のお気に入りの風景場所だ。前来た時は、マイルドセブンの丘には大して人は居なかったのだが、結構のクルマが路駐していた混雑していた。その先はあまり人も来ず、ゆっくり風景を堪能出来る。

丘の中にポツんと立つ木がとても絵になる。ただ、完全な逆光だったのでフレアが半端無い。

バイクと。フレアがうまく虹っぽくなってくれて、これはこれで良いかもしれない。

美瑛をグルグル回っていたら、良い時間になってきたのでそろそろ戻ろうかと思った。ここで北海道の観光地を紹介しているHPを見たところ、帰りながら寄れるところに「瑠辺蘂の丘」というのがあるみたいだ。ここは行ったことが無かったので行ってみようかと思う。
ただ結構何度か曲がるし通ったことが無い道なので、Google先生に聞いてみたら出てきたから、素直にスマホナビを使うことにした。訳の分からない所を標識も無い中曲がっていったので、ナビが無かったらここに来るのは難しいかもしれない。

瑠辺蘂の丘に到着した。特に何も標識が無いが、良い風景だ。

白樺の樹が2本立っているところが目印になるだろうか。

白樺の幹を背景に入れて。

やはりいかにも美瑛!って言うには若干心許ない。でも、他の観光客は全く居らず、この風景を独り占め出来るのはマイナーな観光地ならでは。

バイクとも一緒に撮影。美瑛を満喫したところで、夕陽をどこかで見たいと思っていた。ただ、上富良野町にテントを張っているので美瑛で夕陽待ちをしてしまうと真っ暗な中の走行になってしまう。よって、途中に良いところがあれば寄ることにし、最悪は前回も見た日の出公園展望台に行けば良い。
と言う訳で国道237号に戻り上富良野町方面に向かったが、国道沿いには目ぼしい所が無かったから、予定通り日の出公園展望台に向かった。

ちょっと間に合わなくて夕陽は沈んでしまったが、空が真っ赤に染まっていた。

上富良野町の街並みが見渡せて、とても展望が良い。

しかもここの駐車場は、外側に柵等が無いのでバイクと一緒に景色を撮るのも容易だ。

角度を変えてみる。

花も植えてあって、眼も癒される。夕暮れの時間なのに他に人が誰も居ない。展望が良いのに少しもったいなく思ってしまうが、この景色を独り占め出来るのも悪くない。

この紫の花を北海道ではよく見るが、ラベンダーでも無いし何だろうか?
展望台からの景色を満喫して、セイコマで買い出しをして、ようやく19:00頃キャンプ場に戻ってきた。早速夕食の支度をする。

この日で北海道最後の夜だ。これまた恒例だが、最後のキャンプではセイコマで牛カルビを食べる。普段は豚肉を焼くか、値段の落ちるジンギスカン・豚カルビにしているが、最後だけは贅沢に。

調子に乗ってデザートまで食べる。最後の夜の自炊を終えて、片付けをしていると女の人の声が聞こえた。良く見たら、今朝多和平で出発準備の時に隣に居た、女性ライダーだった。ちょっと離れた所にテントを張っているようだが、若い女の人の時点で引く手あまたなので、既に周りのテントの人達の輪に入っているみたいだ。彼女もそろそろ本州に戻るのだろうか?
夕食の片付けを終えたので温泉に行く。キャンプ場から徒歩7分と充分歩ける距離なのでありがたい。ただ、まともな道で行くと若干回り道になってしまうので、オートキャンプ場から出られないかと思い、直進ルートを進んだが出口がやっぱり無かった。どっちにしろ、大きな畑があったので、ショートカットが出来そうにない。仕方ないので柵を越えて、温泉に向かう。

フラヌイ温泉に到着。施設は大分老朽化してそうだが、小さな露天風呂やぬるい源泉浴槽もあったりで中々良かった。でも、この設備で600円は北海道としては高めな気がするが、まぁキャンプ場から歩いて行けるのだから文句は言えない。
温泉でゆっくりしてキャンプ場に戻ってきた。当初は翌日のフェリーに乗り込んでから洗濯しようかと考えていたが、やっぱりフェリーに入った瞬間風呂に入りたい。前述通り、コインランドリー完備なのでやっぱりこの日に洗濯をしようかと思い、洗濯を始めた。
研修室が22:00まで開放しており誰も使ってなかったので、PCを持込み出費管理をする。その間も誰も来なかったので、悠々と机とイスを使えたので楽だった。
そして洗濯が終わったが、案の定利用率が高かったのでまたもや乾燥待ちになってしまう。ただ、ここだと洗濯・乾燥機が4つずつあったので10分程度待つだけで済んだ。乾燥で1時間待ち、洗濯物を畳み終わったら23:30になってしまった。まぁここからだと朝陽とかは見られないので良いだろう。最後の夜だな、と少し感慨深い。始まった時は「1週間の旅か、長いな」と思うのだが終わってみたらあっという間だ。そんなことを考えながら眠りについた。
宿泊地:北海道上富良野町 日の出公園オートキャンプ場 500円
温泉:フラヌイ温泉 600円(キャンプ場から徒歩7分)
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旅立ちの刻
2017年夏休み 北海道ソロキャンプツーリング 1日目 静岡~新潟港
2017年夏休み 北海道ソロキャンプツーリング 2日目 小樽港~襟裳岬~忠類
2017年夏休み 北海道ソロキャンプツーリング 3日目 忠類~三国峠~美深
2017年夏休み 北海道ソロキャンプツーリング 4日目 美深~サロベツ~浜頓別
2017年夏休み 北海道ソロキャンプツーリング 5日目 浜頓別~三里浜~女満別
2017年夏休み 北海道ソロキャンプツーリング 6日目 女満別~陸別~小清水
2017年夏休み 北海道ソロキャンプツーリング 7日目 小清水~知床~霧多布
2017年夏休み 北海道ソロキャンプツーリング 8日目 霧多布~釧路~標茶