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だい 青BMアクセラと忍者650のブログ一覧

2017年08月18日 イイね!

2017年夏休み 北海道ソロキャンプツーリング 7日目 小清水~知床~霧多布


■7日目 8/18(金) 天気:晴れ時々曇り
走行距離:302.2km

 小清水町を出発し、清里町の海まで続く直線道路を眺める。そこからウトロまで行き、知床五湖を散策して知床峠を超えた。海沿いを南下してオホーツク海から太平洋へ出て、北太平洋シーサイドラインを通って浜中町霧多布まで走った。

 前日は21:30に寝たおかげで4:30頃に起きることが出来たが、少しシュラフの中でうつらうつらしてしまった。10分後くらいにトイレとうがいだけ済ませてテントから出る。



 これは中々良い朝焼けだ。急ぎカメラを持ちフレトイ展望台に上がる。



 展望台の途中から、愛車とテントを撮影。



 既に朝陽は知床連山から出てしまったようだが、朝焼けのこの感じは中々良い。



 知床連山の上の雲からようやく朝陽が出てきた。既に赤色は消えているのが少し残念だが、北海道初の朝陽を見ることがようやく出来た。



 斜里岳もとても良く見える。



 網走市街方面。

 やはり、テントからすぐ展望の良い所に行けるというのは、自分としてはポイントが非常に高い。この浜小清水前浜キャンプ場は自分のお気に入りとなった。国道から近い割には静かだし良いと思う。温泉がもう少し近ければ、乗入も出来るしかなりポイントは高いのだが。

 テントに戻り朝食の支度をする。食後のコーヒーと一服を楽しみ撤収準備を開始。天気予報を確認したが、道東の天気が回復する見込みだったので、予定通りに行こう。



 日当たりがまぁまぁ良かったので、マット等を干してみた。炊事場がサイトの規模の割に、とても立派で雨の日には最悪この中でテントを張ることも出来るみたいだ。

 朝撮影等をしていたが早起きだったし、風が強かったためか夜露も全く発生しておらず順調に進む。バイク乗り2人組は朝食の支度をしていなかったので、7:00頃出発していった。前日話したチャリダーは、意外と遅くて私が出発準備が完了した時点でもまだ居た。チャリダーは朝早い人が多いのだが、夜走行上等と考えているのであれば、あまり早く出発する必要は無いが。

 挨拶だけして7:30頃キャンプ場を出発。まずは清里町の国盗りと、道の駅「パパスランドさっつる」のCP取得に向かう。国道242号から道道250号へ入りひたすら南下。道道1115号へ入ったところで、国盗り空と道の駅CPをGETして、オホーツク地域の空を制覇出来た。

 ここで、何故か道の駅にテントが張ってあった。北海道は旅人に対してはかなり寛容なので、少々本州ではあり得ないようなことをしても問題になることは少ない。ただそれに胡坐をかいては私はいけないと思う。道の駅・PAへのテント張りは、限りなく黒に近いグレーだと考えている。やむを得ず日没時間切れ等になった場合の緊急避難として多少は仕方がないだろうが、それなら明るくなったらさっさとテントを撤収するべきだと思う。8:00を過ぎてもまだあるというのはあり得ない。

 まぁこんな所で愚痴を言ってもしょうがない。だが、こういうのが増えてしまっているから、グレーがどんどん黒になっていっている時代なので、皆も気を付けてもらえればな、と何となく思ってしまった。

 話はそれたが、これでオホーツク側の国盗り・道の駅CPを制覇することが出来た。次は、清里町に海まで続く直線道路があるようなので行ってみることにした。それは道道857号を南にひたすら行ったところらしい。

 向かっている途中に1台バイクに追い抜かれた。ナンバーをパッと見たら、何と静岡ナンバーだった。こんなところで同じ地域に住んでいる人とすれ違うとは。やっぱり北海道は聖地なんだな、と実感する。

 どこで曲がれば良いのかよく分かっていなかったが、多分そろそろかな?って思っていたら、静岡のバイクが曲がって行った。多分行く所が同じだな、って思ったので私も曲がる。するとやっぱり合っていたし、目的地も同じだった。

 簡単に話をして、写真を撮ったらすぐ去って行かれたので、この風景は自分だけの物だ。斜里の名も無い展望台は、最近有名になったのか結構人が居たりするが、こちらは写真を撮っている間、誰一人来なかった。



 確かに道路がオホーツク海に突き進んでいるように見える。



 誰も来なかったので、真ん中に堂々と置いてみた。



 反対側からも。充分に撮影を楽しみ出発することにする。

 清里町のセイコマに立ち寄って、野菜ジュースと飲むヨーグルトを飲んだ。ゴミを捨てるついでに、この2本を飲むのが朝の定番になっている。ここで、2人組のバイク乗りが居て先に出て行ったが、すぐ追いついた。この2台、かなりのゆっくりな速度で走っていたが、斜里のホクレンセルフで給油をするつもりだったから急いでもしょうがないし、速度が出せる道でも無かったのでおとなしく追従していた。

 そうしていたら道を譲ってくれた。すぐGSなんだけど、と思いながらそうされたからには前に出て行く。案の定すぐホクレンがあったので、給油のために入ったら2台はそのまま進んで行った。

 給油を済ませて知床方面へ向かうため、国道334号に入る。お気に入りの名も無い展望台にでも行こうかと考えたが、青空がそこまで出ていなかったので、今回はPASSした。2015年にピーカンの展望を見ているのでまぁ良い。

 分岐からしばらくの国道334号は、北海道にも関わらず追越禁止区間が続き、道幅も狭く知床に向かうクルマが多くて流れが悪い。海沿いに出ると、急に展望と道幅が広がりペースが上がる。ここからは、オホーツク海が広がりとても爽快感のある道でとても楽しく走る。

 そうこうしていたら、青空がどんどん広がってきた。清里や斜里は雲が多かったが、ウトロの天気は良好のようだ。そういえば、知床五湖に行ったことが無かった。2014年に行こうとしたことはあったが、駐車場待ちの長蛇の列が出来ていたので諦めた記憶がある。この日なら、既に一般の盆休みは終わっているのでそんなに混雑していないのでは、と考えて行ってみることにした。

 オシンコシンの滝・道の駅「ウトロ・シリエトク」を通過して、知床横断道路に入る。国道から道道93号を曲がって、知床五湖方面に向かう。しばらく行ったところで、カムイワッカ湯の滝への分岐が目に入ったが、いきなりダートが続いている。しかも、8月はマイカー規制が入っており、シャトルバスでないとカムイワッカへは行けないみたいだ。一度は行ってみたいと思っているが、シャトルバスを使ったりするのが面倒で実現していない。知床五湖へは今回来れたので、今度はカムイワッカでも行ってみようか、何て考えてみた。

 駐車場の手前まで着いたが、クルマが並んでいた。まさか駐車場待ちで渋滞か?思惑が外れてしまったか、なんて考えてしまったが、警備のお兄さんが話しかけてきて、「バイクなら空いてます」と言われたので一安心。しばらく待ったら、「Uターンのクルマに気を付けて抜かして行ってください」と言われたので、ちょっとした優越感に浸りつつ、待機しているクルマを追い越して駐車場に入る。

 ここはさすがに駐車場代が必要だったが、バイクなら200円なので大したことは無い。物凄く良い天気だったが気温は高くなかったので、バイクジャケットを脱ぎ、トレッキングっぽいモンベルのジャージ上に着替えて行くことにした。



 知床五湖、と言っても気軽に見れるのは一湖だけで、他のも見ようと思うとある程度の装備や有料レクチャーを聞いたりしなければいけないらしい。多分昔はもっと気楽に回れたんだろうが、情勢と世界遺産登録等があり、多少の制限が加わるのは仕方がないだろう。

 一湖だけなら、高架木道を使えば往復40分程度。駐車場代だけで見ることが出来そうだ。あくまで北海道へは基本走りに来ているので、やっぱり一湖だけにしておこう。



 このような感じで高架木道が続いている。



 所々に展望スペースが設けられている。羅臼岳山頂は残念ながら雲の中だったが、知床連山を間近に感じられて素晴らしい景色だ。



 オホーツク海まで何も無い自然が広がっている。こういう所が、世界自然遺産に登録された理由であろう。とはいえ、理由は何か忘れてしまったが、あの柵は自然保護のためだそうだ。

 写真を撮っていたら、観光客が騒ぎ出した。どうやら、野生のシカの親子が出てきたようだ。



 望遠レンズに付け替えて撮影。



 親子が仲睦まじく、草を食べている。



 小鹿が中々のカメラ目線もサービスしてくれた。こう見るとかわいらしいが、ヤツらは道路に飛び出してくるので夕暮れ帯は非常に気を使わなければならない。



 シカの撮影に夢中になりながら歩いていたら、終点の一湖展望台に到着した。



 湖に蓮が多かったので、湖面に写る知床連山までは撮れなかったが、中々の絶景だ。高架木道にも賛否両論ありそうな気がするが、私としてはヒグマが出ていても散策出来て非常に歩きやすいので、良いのではないかと思う。



 素晴らしい景色を見ることが出来た。やはり知床の自然は、中々見ることが出来ないので天候に恵まれて良かったと思う。

 駐車場に戻ってきたところで出発しようとしたら、いきなり肩を叩かれた。先ほど清里で会った静岡のライダーさんだった。奇遇ですね~っと話しながら、「歩いてきた?」とか聞かれた。北海道ではたまにこういうことがあるので、中々面白い。2013年なんかは、別海のキャンプ場で仲良くなったライダーさんが、出発は別だったが何故か斜里の道の駅で出会ってしまったこともある。
 
 知床五湖を出発し、国道334号まで戻る。網走側は非常に良い天気だったが、先ほどから知床連山に雲が掛かってたのが気になっていた。この知床峠は、嘘みたいに峠を境に天候が変わる。多分羅臼側は雲が多いんだろうな、と思っていた。

 知床峠の途中で写真を撮りたいと思っていたが、残念ながら良い場所を見つけられなかった。一瞬路肩に良さそうなポイントがあったのだが、既に先客が居たので素通りしてしまった。どんどん標高が上がるにつれ、雲っぽい雰囲気になり気温も低下してくる。温度は16℃くらいまで下がり流石に寒さを感じたが、峠だけだと思うのでそのまま突っ切る。

 そして、ついに知床峠手前1kmくらいで霧の中に入ってしまった。予想していた通り、羅臼は曇りだろう。峠の駐車場の視界は殆ど無く、寄ってもしょうがないので素通りしていく。

 知床峠は、ウトロ側は直線主体で勾配はそこまでキツくは無い。景色は良いが、走り自体が楽しめる道ではあんまり無い。しかし、羅臼側はタイトなコーナーが多いが道幅は広く、キャンプ道具満載だと存分には楽しめないが、北海道では屈指のワインディングだろう。

 しばらく先導車が居なかったので、楽しみながら降りる。見返り峠からの眺めも中々素晴らしいのだが、雲が多いし国後島もあまり見えなかったので、写真も撮らずに突き進む。しばらく行くと、やっぱり先導車に追いついたのでゆっくり進むことになった。

 前に2台のバイクが居たが、何か見覚えがあるような気がした。そうだ、清里のセイコマを出た後に、追い付いて譲ってくれた2台に間違いない。ふとした再会だなって思っていたら、先導車が居なくなった所でまた譲ってくれた。これまた道の駅「羅臼」に寄るつもりだったので急いで無かったのだが仕方がない。何かデジャブを感じた。

 道の駅に寄ると、先ほどの2台も入ってきた。近くに止めたので、「清里辺りに居た人たちだよね?」って声を掛けてみたら、向こうも覚えていてくれたようだ。あの時間であの辺に居るってことは、知床峠を超えるのは定番ルートなんだろうね~ みたいな話をした。

 さて、良い時間になってきたので昼食にする。レストランが1Fと2Fにあったが、2Fのは眺めが良いからか既に待ちが発生していた。待ちたくなかったので1Fに行ってみたら、既に満席だったが先頭だったのでそのくらいなら、と思い待つことにした。

 5分くらい待っていると、相席で良いか?と聞かれたのでOKと答えるとすぐ案内してくれた。メニューは決まっていたのですぐ注文する。



 羅臼の名物「ほっけ定食」にしてみた。中々大きくてとても美味い。意外と混雑してた割にはすぐ出てくれたのでありがたい。

 お腹も膨れたところでツーリング再開。羅臼市街から国道が335号に何故か代わるので、その国道を南下する。天候が良ければ、海側に国後島を見ながら走ることが出来るのだが、この日は視界があまり良くなく霞んでいたので写真はあまり撮らなかった。

 標津に近づくにつれ天気が良くなってきた。どうやら曇っていたのは羅臼だけのようだ。ここで標津の国道244号に入る直前に、見覚えのあるサイドバッグを装着している自転車が、海沿いの草むらに入っていくのが見えた。

 あれはどうやら3日目(4日前)に会ってみたいと言っていた、自転車の人に間違いない。ただ、相変わらずそれなりの速度が出ていたので気づいた時には点になってしまった。しかし、4日あるとは言え、忠類から知床の根元の標津まで自転車で走っているとは頭が下がる思いだ。多分、国後島を背景に写真を撮ろうしているところではないかと推測する。

 その人のHPの行動予定を見てみたが、やはり後半になると適宜予定を変更するのだろう、予定とは少し違う場所に居た。2日後に女満別空港から北海道を離れるみたいなので、この時間に標津ということは、自転車なら羅臼温泉野営場に泊まって、翌日知床峠越えの前浜キャンプ場辺りに泊まれば辻褄が合うなぁ。なんて、人の行動だけど想像したりしていた。旅の記録がアップロードされるのを楽しみにしよう。

 ということは、もう今年は会えない可能性が高い。まぁ仕方ないか。やはり走行中に絡むのは中々難しいので、休憩かキャンプ場でたまたまを祈るのが現実的だろう。そんなことを考えていたら、標津市街に入り羅臼から休憩していなかったので、セイコマに寄ってコーヒーを飲んで一服する。

 そろそろこの日のキャンプをどこでするか模索する。と言っても、この日は既に決まっていた。2013年初めて北海道に来た時からお世話になっている、鳥取や宇都宮のライダーさんが、夏の間は霧多布岬キャンプ場にほぼ住み着いているらしいので、そこで泊まろうかと思う。

 2015年は、別海でスマホが壊れて3連泊をしたため、顔を出しただけ。その際にも「来年(2016年)は泊まってね」と言われていた。しかし2016年は、台風の当たり年になってしまい、道東はずっと雨が降っていたためずっと道北に居てしまい、道東には行かなかった。なので、今年こそは泊まりに行こうと思っていた。

 という訳で、このまま国道244号を南下して太平洋側まで出て、お気に入りの北太平洋シーサイドラインを走って霧多布に向かおう。時間があれば根室にも行きたいところだが、多分少し厳しいかと思う。ギリギリでも良ければ間に合うが、折角だから早めに着いて久しぶりの交流を楽しみたい。ましてや納沙布岬まで行くと、軽く1時間は見ておかなければならないからまず無理だろう。

 標津のセイコマを出発し南下する。途中野付半島への分岐があって若干迷ったが、先を急ぐことにする。途中の空模様は、南・海側とてもキレイな空だったが、西側(内陸)は厚い雲が掛かっていた。まるで、私が行く方向だけが天気が良さそうで、普段どちらかというと雨男だから、とても嬉しく思えた。道の駅「おだいとう」も通過して、風連湖近くの国道243号交差点に奥行臼のパーキングがあるのを知っていたので、休憩に立ち寄る。

 ここは、広い駐車場とトイレが完備されていて休憩するには良い所だ。水も使えるし、東屋もあるのでゲリラキャンプも出来そうな所だ。一服しながら休憩して出発する。

 風連湖は中々大きな湖だが、国道からは殆ど見えないのが残念。ここから根室厚床までは、牧場が点在しており北海道らしい風景を楽しみながら走れる。雄大な景色を見ながら国道44号に合流した。ここから真っ直ぐ北太平洋シーサイドラインに向かうと流石に早すぎるので、しばらく根室方面に向かってから沿岸に向かうことにした。

 道道953号の交差点まで国道を走り、そこから道道142号。別名北太平洋シーサイドラインを霧多布方面へ向かう。最初は森の中を走る感じだが、沿岸に出ると風景が一変する。



 太平洋と草原が非常に良い感じだ。ここは何度走っても素晴らしい。結構霧が出ることが多いので、これだけ晴れていれば充分だ。願わくば、霧多布~根室へ向かう方が展望が良いが、最近時計周りで周ることが多いので、中々東向きで走れていない。



 青い建物と青い愛車と青い海。そういえば、前もここら辺に止めて撮影したような気がする。




 太平洋を背景に。

 北太平洋シーサイドラインの撮影を楽しみ、霧多布へ向かう。その名の通り、とても霧の発生が多いところではあるが、道路から見える霧多布は視界が良いので多分大丈夫だろう。

 霧多布市街にENEOSがあったので、そこで給油。そしてセイコマで買い出しをして、霧多布岬キャンプ場に向かった。

 市街地からキャンプ場はすぐなので15:30頃到着して、まずは受付をする。ここは無料のキャンプ場なのだが、住所氏名を書かなければならない。そして、鳥取ナンバーのバイクを探してみたが見当たらなかった。まさか今年は来ていないのかな?と思ったが、中央に進んで行くとそれらしき集団が居たので近づいたら、向こうから手を振ってくれた。宇都宮のライダーさんも一緒だ。

 久しぶりの再会に喜び、会話に花が咲く。バイクが無かったので聞いてみたら、ついにご臨終になってしまったようだ。なので、今年は軽バンで来ているらしい。少々話したところで、テントを設営するためにバイクを見たら驚いた。

 緑のライダーフラッグが無くなっていた。多分どこかで落としてしまったのだろう。最後にどこで付いてたかまでは記憶にない。幸い、緑のエリアはこの釧路・帯広管内なので、再入手は容易に出来ると思われる。最悪は、もうツーリングも終わりに近いし写真も撮っているので、諦めても良い。若干凹んだが、設営を開始する。場所は何も考えずに、皆が集まっている場所の近くにした。



 ここをキャンプ地とする!トイレが若干汚いのと、霧が多発するのが難点ではある。



 でも無料だし荷運びもそこまで大変ではない。屋根付の炊事場も大きいし、最悪バンガローがあるので悪天候時は逃げ込むことが出来る。何より霧さえなければ太平洋を見渡せて、ロケーションも最高だと思う。歩くのは厳しいが、温泉もセイコマも比較的近くにあるのでとても便利だ。



 テントも設営出来て、米を水に浸けたところで皆の輪に加わる。まず去年は来れなかったので、道北にずっと居座っていたこととか、今年はどんな感じかとかを話した。

 去年は台風が3個も来たり、大雨に見舞われたりしたのでどうしていたか聞くと、バンガローに閉じこもっていたようだ。このバンガローも老朽化が大分進んでいるためか、横殴りの雨が降ると木と木の間から水が漏れてしまうらしい。もちろんテントに居るよりは全然マシなんだろうけど、中々大変な思いをしたようだ。やはり去年は道東に足を踏み入れなかったのは正解だと感じた。

 今年はまぁまぁの天候が続いているらしく、前日まではライダーが大量に居たようだ。多分、長めの夏休みの人達でも翌日(土)のフェリーで帰る人が大半だろうから、この日に霧多布に居ると翌日が大変になってしまうので、もう少し西に居るのではないかと推測する。

 皆と話しているとあっという間に時間が経ってしまう。夕食の準備を皆が始めだしたので、私もそれに乗っかる。炊飯をして皆で食べるご飯もすごく美味しい。

 夕暮れの時間になってきた。霧多布岬の反対側にある、アゼチの岬に行くと夕陽がキレイだそうだが、ここに来るとキャンプ場に沈没してしまうので中々行けていない。途中でちょっと抜けてきますって言っても、当然何も思われないんだろうけど、交流も大事なので問題無い。

 周囲が暗くなったくらいでお開きとなったので、19:00頃温泉に行くことにした。しかし、この霧多布も非常に寒い。天気予報を見たら、最低気温が12℃だったので油断して寝ると風邪を引いてしまいそうだ。ちなみに皆と談笑していた時は、バイクジャケットを着ていた。それくらい冷え込んでいたので、ホントに8月とは思えない。



 きりたっぷ温泉ゆうゆ。キャンプ場からバイクで5分もあれば到着する。あまり温泉らしくは無いが、キャンプ場からすぐ近くで風呂に入れればそのようなことはどうでも良い。サウナ・水風呂・狭いけど露天風呂があるので素晴らしい。

 ここの駐車場に、静岡ナンバーのバイクが居てビックリした。あまり他者のバイクをマジマジと見ていないので自信は無いが、清里や知床で出会った人のバイクだったように思えた。ここの温泉に居る、ってことは同じキャンプ場に泊まっているのかな?って思ったが、後でキャンプ場でバイクを探しても見当たらなかった。顔はメットを被った状態しか見ていないので、館内では見つけられない。じゃあ、どこかの宿にでも泊まっていたのだろうか?

 そして、館内に入った瞬間暖房が入っていて驚いた。確かに外はかなり寒いのだが、8月に暖房が入るとは恐れ入る。外でずっと話していたので、冷え切った体にはありがたかった。そして温泉に浸かる。ゆっくり温まり、キャンプ場で受付した時に貰ったパンフレットに牛乳券が付いているので、コーヒー牛乳を飲んでゆっくりする。



 ちなみに、浜中町はルパン三世の作者モンキーパンチ氏の故郷であり、バスとかにもこのような感じで使われている。結構好きなアニメなので、町おこしにも貢献していて好感を持てる。米子の妖怪ロードみたいに、もう少し観光に使える余裕があると、人が集まってくるかもしれないな、って思った。

 キャンプ場に戻って、しばらくテント外でゆっくりしていたが、皆さんもう寝てしまったようだ。自分も朝陽で早起きしていたので、21:30頃に寝ることにする。


宿泊地:北海道浜中町霧多布 霧多布岬キャンプ場 無料
温泉:きりたっぷ温泉ゆうゆ 500円(キャンプ場からバイクで5分)

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2017年夏休み 北海道ソロキャンプツーリング 6日目 女満別~陸別~小清水
Posted at 2017/10/04 22:39:43 | コメント(0) | トラックバック(0) | 北海道2017 | 日記
2017年08月17日 イイね!

2017年夏休み 北海道ソロキャンプツーリング 6日目 女満別~陸別~小清水


■6日目 8/17(木) 天気:網走側晴れ、帯広側曇り
走行距離:308.8km

 大空町女満別を出発し、北見西部の国盗りを巡る。そこから日本一寒い街陸別まで南下して、オンネトーに立ち寄り美幌町まで戻る。そこから感動の径を通って、小清水町まで走った。

 前夜はコインランドリー騒動により寝るのが遅くなってしまったため、起きた時は6:00過ぎで流石に寝坊した。テントから出ると、天気予報は曇りだったのに一面の青空が広がっていた。これだったら朝陽が見れたかもしれない。前夜に無駄な時間を過ごしてしまったことを後悔する。まだ朝陽は見れてないので、見たかったが非常に残念だ。

 まぁ過ぎた物は仕方がないので、とりあえず洗濯物の様子を確認。外に干していたものは、厚手の靴下や綿タオル以外はほぼほぼ乾いていた。パンツはさすがにテント内に干していたので生乾きの状態だった。これだったら30分あれば全て乾くかもしれない。

 寝起きのため頭が働いていなかったのか、コインランドリーが早朝でも使えるかどうかを確かめるため、手ぶらで向かってしまった。考えてみれば、最初から洗濯物を持っていけば良かったのだが、使えるかどうかが不明だったのでこのような対応を取ったが、バカな行動をしてしまった。

 結局、鍵も開いていて電源も入っていたので使えるということが判明。またキャンプ場に戻り、洗濯物を持って戻る。無駄に朝から15分も歩くハメになってしまう。まぁいい運動したと諦めよう。

 確実に30分で終わらせるために、途中で速乾性の衣類を出そうかと考えた。15分くらいで出せば良いかと考え、そのくらいの時間だったらテントに戻ってもしょうがないから近くの湖畔を眺めに行ってみた。



 スマホしか持ってなかったのでスマホ撮影。今年の7月にスマホを最新機種に変更したのだが、このカメラは中々良い。レンズはそうでも無いかもしれないが、画像処理が物凄く働く。特に逆光補正がかなり効いていて、デジイチでここまで効くと逆に気持ち悪いがスマホのは所詮記録撮影なので、撮影対象物がハッキリ写ってくれていた方がありがたい。

 適当に撮影を終えてコインランドリーに戻り、速乾性の衣類だけ取り出す。綿タオルが若干湿っているくらいだったから、30分で充分そうで何より。夜間とはいえ外に干していたのが効いているのであろう。朝早いため、前日イライラしていたまだ誰もいないベンチで洗濯物を畳む。そんなことをしてたら、全て終わったので畳んで乾燥完了。これで残り4泊で4日分の着替えがあるから、最悪フェリーに乗り込んだ瞬間洗濯すれば問題無い。



 テントに戻り、かなり遅くなったが朝食の支度をする。晴れた網走湖を眺めながらの朝食はとても美味しく感じる。食後のコーヒーと一服もまた至福の時だ。ここで天気予報を確認する。網走地方は曇り時々晴れ。帯広・釧路・根室地方は曇り後雨になっていた。そして翌日以降は全道的に晴れの予報が続いていた。

 これだったら、道東に行くのは明日からで良いだろう。もう少し網走地方を巡れば良い。それだったら、北見西部から帯広北部の国盗り・道の駅CP巡りが出来ていないので、それを巡った後に網走地方に泊まろうか。それだったら、テントを張りっぱなしにして・・・というのも一瞬考えたが、そうすると確実に戻ってこなければならない。地理的には良い場所だが、行動が制約されるのが嫌なのでやっぱりテントは撤収することにしよう。



 そう決めた後に撤収準備をしている間に、網走湖看板の写真を撮影。やはり呼人浦よりこちらの方が雰囲気は素晴らしい。300円を出す価値は十二分にあると思う。欠点としては、呼人浦はバイク乗りが主だがこちらだと家族連れが多いことくらいか。今回は、盆休み最終日だったので人が全然居らず非常に快適だった。寝坊したのと、乾燥機に掛けたりしていたので、出発準備が出来たのは9:00前になっていた。

 キャンプ場を出発して、まずは前日買い出しをしたセイコマへ向かう。飲むヨーグルトと野菜ジュースを買って飲んだ。そして国道39号をひたすら走る。網走~北見間は、主要都市を結んでいるため交通量は中々多いが景観はまぁまぁ北海道らしい。広大な畑を眺めながら、美幌バイパスで美幌市街はPASSする。

 今度は、北見市街をPASSする十勝オホーツク道というのがあったので、そちらを利用する。ちなみにここら辺の高規格道路は全て通行無料だ。それで市街地をPASS出来るならありがたい。北見東IC~北見西ICを通過後、また国道39号を西に向かい相内の国盗りをする。更に、訓子府の町境がすぐだったからちょっと寄り道をして訓子府の空を取得。

 ようやく道の駅「おんねゆ温泉」に到着してCPをGetした。ここには「山の中の水族館」「北キツネ牧場」も併設されていて、両方のCPもGet出来た。

 ここで、何故かかなりの首こりに悩まされる。自分は元々肩・首こりがキツく、日常業務でもたまに悩まされることがあるのだが、ツーリング中にここまでになるのは久しぶりな気がする。バイクなので常にヘルメットをかぶっているから、首にはそれなりの負担が当然掛かる。だが、システムヘルメットからSHOEIのツーリングフルフェイスに変更してからは、かなり軽量化されたためそこまで辛いことは無かったのに。一応毎日の温泉タイムでは、風呂の空きスペースでストレッチをやったり、締めには半身浴で首マッサージをしたりしてセルフケアはきちんとしているつもりなのだが・・・

 まぁ仕方ないので、ヘルメットを脱いでベンチに座り、しばらく首のストレッチ・マッサージをしたり肩甲骨を動かしてみる。そしてまた走行開始したが、休憩した効果は中々出たようで大分楽になっていた。辛い状況で走っても楽しくないので、こういう時は休憩を多めにしながら様子を見よう。

 道の駅から道道247号に入り、置戸町へ向かって国盗りをする。ここでハイドラのマップを良く見ると、置戸町のど真ん中にCPがある。こんな所になにがあるんだろ?と思い、そんなに遠回りでも無かったので行ってみたら、鉄道も無いのに駅のCPだった。

 更に確認すると、国道242号沿いに所々CPがある。この後国道を走って陸別町に向かったが、ようやく分かった。どうやら、今は既に廃線になっているが、「ちほく高原鉄道ふるさと銀河線」の駅跡CPのようだ。駅とダムを全て集めるのは不可能だと思っているので、取れたらいいや、くらいでこのCPは軽く流すことにする。

 国道242号は、足寄とかと同じで単調な景色なので走って楽しい道ではあまり無かった。しかも、天気予報通り網走側は天気がずっと良かったが、帯広管内に入ると雲が一面に広がってしまってますますテンションが上がらない。まぁハイドラ・国盗り巡りも大事なタスクなので、粛々と進めて行こう。

 順調に、日本一寒い街陸別町の道の駅「オーロラタウン93りくべつ」に到着。ここは、冬季間に寒いことを観光資源に「しばれフェスティバル」をやっていて、一度行きたいと思っているが中々実現していない。



 先程紹介した、ふるさと銀河線の車両が残っていて鉄道ファンなら中々楽しい所かもしれない。線路も残っていて、体験乗車が出来たりするみたいで子供連れなら子供も喜び、そっちのけで親も中々いい体験が出来そうだ。そろそろ良い時間だったので、道の駅で昼食でもと考えたが、元々駅舎を改造した道の駅のためか食堂が無かった。

 なので、すぐ近くにセイコマがあったのでホットシェフ弁当を食べることにする。イートインが無かったので駐車場の片隅に座って食べてたら、地元のおばあさんに「美味しいかい?」と聞かれたので、「結構好きで美味しいですよ」と答えた。実際、ホットシェフ弁当のレベルは高いと思う。ゴミの問題さえ無ければ、どこか景色の良い所まで持っていきたいところだが、中々面倒なのでたまにしかやらずに、店の前で食べてしまう。

 お腹も膨れた所で、ここから人里が殆ど無い所をしばらく通るのが分かっているため、バイクのお腹を満たしてやる。陸別にホクレンセルフがあったので給油しておく。国道242号を南下している途中に、ツーリングマップルで上利別駅跡が木造駅舎で中々良い、とあったから行こうと思っていたがどこにあるか分からなかったのでスルーしてしまう。まぁ上利別の国盗りが出来たので、そこは満足。

 陸別・足寄の用事も済んだので、道道621号に入り国道241号を目指す。相変わらず道道に入ると交通量が皆無となるので、順調に国道241号に合流。この道もあまり楽しくないので、足早に弟子屈方面へ進む。

 すると途中から、雲は多いが雌阿寒岳が見えてきた。なるほど、確かに国道241号は最終日近い時に通ることが多く、東から西へ向かうことが多いので雌阿寒岳は見えない。当然天気が悪ければ見える訳が無く、大体ここの道を通る時は天候が良くないことが多かった気がする。雌阿寒岳を見ながら走れるのであれば、この道も言うほど悪くは無いな、と考えを改めることにした。

 雌阿寒岳が見えて天候が悪くないのであれば、ちょっと寄り道をしていこう。ということで、オンネトーを見に行くことにした。ここは光の当たり具合で七色に見える湖ということで、バックに雌阿寒岳と阿寒富士が見えてとてもキレイな記憶がある。そういえば、2012年に某氏とシルビアで初めての北海道を旅した時に、オンネトーのキャンプ場に泊まった記憶があるが、バイクでオンネトーに来たことがあったか記憶がない。

 道道664号に入り、正面に雌阿寒岳を見ながら走る。しばらく走ったところでオンネトーに到着した。



 阿寒岳には雄と雌があるが、雌の方が荒々しいのが面白い。雲は多いものの、雌阿寒岳も阿寒富士も良く見えて素晴らしい光景だ。



 バイクとオンネトー。あまり観光客も多く無く、静かな湖畔を見れるのは良い所だと思う。今回は光の射し方が悪かったのか、あまりエメラルドグリーンな湖面を楽しむことは出来なかったが、まぁ良いだろう。オンネトーの景観を楽しみ、国道241号に戻る。

 国道240号との交差点に当たる。ここを右に行くと阿寒湖経由の弟子屈で、北海道の一大観光地だ。なので殆どのクルマは右に曲がるが、自分は左に曲がって、津別町・道の駅「あいおい」を目指す。交通量も少なく順調に到着して、津別町の国盗りと道の駅CPをGetする。



 ここは4年前に訪れたが、ツーリングルートに含まれないので中々訪れることが出来ない。しばらく来てない内に、どうやら「クマヤキ」で町おこしをしているみたいだ。クマモンみたいにデカデカと広告され自販機にも侵略していたのが面白かった。



 そこまで推すのなら食べてみるしか無いでしょう、ということで買ってみた。



 道の駅の裏は鉄道公園になっていて、ここも昔は電車が通っていたようだ。折角だから雰囲気が良いところでクマヤキを食べようかと思い、旧ホームのような所にベンチがあったので、そこでクマヤキを開けてみる。



 中々うまく出来ている。二重焼(今川焼:地域によって呼び方が違うらしいから併記してみる)を大きくしたような感じであるが、中々美味しかった。先程の写真の客車が無料のライダーハウスとして開放されており、老朽化が激しいが大雨が降った時なんかの緊急避難的には良いかもしれない。ただ、周囲に温泉はおろかシャワーすら無さそうなので、ここに泊まるには自分にとってはハードルが高いかな。

 クマヤキを食べた所でツーリング再開。順調に津別市街まで出てきた。このまま国道を走るのも面白くないので、すぐ横を広域農道が通ってるみたいだからそっちを探して通ってみた。

 中々の景観でどこかで写真を撮ろうかと思いながら走っていたが、結局撮らずに終わってしまい美幌市街に出てしまった。

 そろそろこの日のキャンプをどこでするか模索する。地図を見てもらえば分かるが、結局女満別に近い所に戻ってきてしまっている。朝悩んだように、女満別湖畔キャンプ場にテント張りっぱなしでも良かった。ただ、撤収してしまったので連泊するのも馬鹿らしい。なので泊まったことが無いキャンプ場に挑戦してみたい。この近辺で、翌日は道東に入ることを考えたら3つのキャンプ場が浮かんだ。

①羅臼町 羅臼温泉野営場:その名の通り、無料の熊の湯がキャンプ場から歩いて行ける。
②斜里町 クリオネキャンプ場:温泉隣接。ただ、管理している旅館に泊まったことがあるが、良い印象が無い。
③小清水町 前浜キャンプ場:温泉は離れる。ただし、海沿いでフレトイ展望台もあり景観は良い

 ①は、少し遠い。暗くなる前には到着出来るとは思うが、羅臼は根室管内に入るため雨が降るかもしれない。折角網走側の天気が良いし、まだ充分時間があるので温泉隣接で無くても良いかと考え、景観の良い③小清水前浜キャンプ場に決めた。ということは、前日泊まった女満別湖畔からは直線距離にして100kmも無いところになってしまった。まぁ、他にやりたいことをしているので問題は無い。

 ちなみに、温泉に行くのにバイクに乗らなければいけない時の行動パターンを紹介する。バイクで10分以内程度ならいつも通り、17:00くらいにインして夕食後暗くなってから温泉に行く。それ以上掛かる時は15:00過ぎくらいにキャンプ場に入り、テントを建ててから風呂に入りに行って、戻ってきて夕食にする。こうする理由としては、テントを張るのに気温次第だが割と汗が出てしまうので、風呂入った後に汗はかきたく無いからというのが大きい。本土なら夜走るのに抵抗はあまり無いが、北海道だと何が出てくるか分からないし虫は大量だしで、夜は基本的には走りたくはない。

 そうと決まれば、美幌町から国道334号に入って小清水町へ向かう。ただ、小清水町市街は内陸だが目指す前浜は沿岸なので、道道102号に入る。そういえば、国道244号と334号の間に「感動の径」という展望抜群の道があったことを思い出したので、記憶を頼りに適当に曲がってみたが合っていたようだ。



 素晴らしい直線道路が現れた。斜里岳も見えてとても素晴らしい。



 バイクとも撮影する。



 ここも何回走っても良い道だ。撮影を楽しみキャンプ場へ向かう。感動の径から道道467号へ曲がり国道244号に出る。国道から釧網本線を超えるとすぐキャンプ場だが、若干のダートなので慎重に走り、15:00頃に浜小清水前浜キャンプ場に到着した。色々見ている限り、このキャンプ場が満杯になることはほぼ無いような気がするが、盆休みを過ぎたからだろうか誰も居なかった。

 管理人さんも居なかったので、とりあえずどこにテントを張ろうか迷う。迷うほど広いキャンプ場では無いのだが、この日は非常に南風が強かった。よく見ている自転車の人の話だと、ここは風が強いことがあるのでトイレを風除けにするのが一番とのこと。周囲に小さいながらもベンチやテーブルはあったがその近くだと少し風に悩まされそうだったので、素直に知見者の意見を聞くことにしよう。



 ここをキャンプ地とする!ここは乗入も可能で、バイクとオホーツク海も見れて中々の場所だ。サイトの規模の割には不釣り合いなくらいの屋根付立派な炊事場に、キレイで大きなトイレがあって使い勝手は良いように思えた。設営している途中に管理人さんがやってきた。キリが良いところで管理棟に来て、と言われていたので受付をする。管理人のおじさんがテントを見て、モンベルだね~って言っていたが、流石管理人さんは色んなメーカーのテントを見ているのだろう。

 モンベルを使っているからかおじさんが教えてくれた。どうやら現在小清水町にモンベルショップを建築中で、来年のこの時期には出来るようだ。網走とか北見とかじゃなくて、何で小清水にとも思ったが、町が招致に動いたらしい。確かに、斜里岳があったり何より世界遺産知床のお膝元と言っても良いので、そこら辺の利害が一致したのかもしれない。

 自分もかなりモンベルのファンで、テント・シュラフ・マットのキャンプ三種の神器は全てモンベル製だ。他にもタープや夏季キャンプの上下ジャージなども揃えている。テントは今回の旅で60泊近くに達するが、小さな穴なんかは空いたりして補修テープも使ったりしているものの、全く問題は発生していない。

 そんな話を管理人さんとした後に、米を水に浸けて温泉へ行くことにした。スマホで周辺を検索した所、10km先の小清水市街にあるみたいだ。北海道なんで15分あれば余裕で着くことだろう。

 出掛けた所で、バイク2人組が入っていくのが見えた。ダートなので、会釈程度しか出来なかったがロンリーキャンプにはならなさそうだ。浜小清水駅前を通って、国道から小清水市街方面の農道に入ったが、これがかなりの真っ直ぐかつ斜里岳の展望がとても良かった。帰りにまだ天気が良かったら寄ることにしよう。



 予想通り、10分強で小清水市街に出て「小清水ふれあいセンター」に到着。明るい内に風呂に入ると走る時間は減ってしまうが、いつもと違った感じで明るい内から風呂に入ることに贅沢を感じる。露天風呂は無かったが、サウナ・水風呂完備で温泉の質も中々良かった。出来れば明るい内に買い出しを済ませて夕食の片づけまでしたかったので、あまりゆっくりは出来なかったが、やはり温泉に入るのは気持ちが良い。

 温泉を出て小清水町のセイコマで買い出しをして、キャンプ場に戻る。行きで斜里岳の展望はどこが良かったかな~って探しながら走っていたら、目星を付けてた所に着いた。



 ここからの斜里岳の展望はとても素晴らしかった。



 農道っぽいのが真っ直ぐ伸びていくのが素晴らしい。



 バイクを入れると電線が入ってしまうのが惜しいなぁ。



 小清水町方面の直線道路もまた良かった。斜里岳の展望と撮影を楽しみ、18:00頃キャンプ場に戻ってきた。バイクジャケットからジャージに着替える。明るい内に夕食の支度をしたかったが、もう夕暮れの時間となっていた。もう温泉は済ませていて夜はヒマなので、暗い中の炊飯にしよう。



 このキャンプ場最大の魅力は、すぐ横にあるフレトイ展望台だ。既に時間が遅いので中に入ることは出来ないが、オホーツク海を見下ろす高台にあるので、非常に見晴らしが良い。早速カメラを持って上がることにする。



 途中から、自分のテントとバイクを見下ろしながら上がる。



 雲が若干多くて夕陽は見られなかったが、焼けた空は見ることが出来た。



 暮れていく空が非常に素晴らしい。



 知床連山の向こうから雲が登ってきているみたいだ。やっぱり根室管内は天気が良くないのだろうか?

 しばらく撮影のため陣取っていたが、風が強くて寒い思いをした。大きな展望台なので、撮影したい時だけ表に出て、待ちの間はなるべく風を遮られる所に避難したりして何とか暗くなるまで見届けた。PLフィルターを外したり、三脚をまた持ってくるのが面倒だったので撮影しなかったが、遠くに網走の光も見えていた。



 撮影を充分楽しみ、テントまで戻り夕飯の支度をする。暗い中だったがヘッドライトを取り出して、炊飯したが今日も良く炊けた。相変わらず風が強かったが、トイレが風除けになってくれているため炊飯にも全く問題は無かった。

 夕食・片づけを済ませてテントの外でゆっくりしていると、20:00頃だったろうか。もう既に真っ暗だというのにチャリダーがやってきた。この日に女満別空港へ到着したと言っていたが、よくこんな遅くまで走っていられるものだ。

 どこに張ろうか迷っていたので、一応風を避けれるトイレ風除け案を提案してみたが、気に入らなかったようで別の所でテントを張り始めた。まぁ、一番良い場所は自分が確保しちゃってたので無理も無いかな。しかし、最近の自転車用LEDライトはとても明るそうだ。これなら確かに夜も普通に走れそう。

 方角的に朝陽が出るなら知床連山から出てきそうなので、是非見てみたい。なので21:30頃に寝ることにする。


宿泊地:北海道小清水町 浜小清水前浜キャンプ場 300円
温泉:小清水ふれあいセンター 400円(キャンプ場からバイクで12分)

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旅立ちの刻
2017年夏休み 北海道ソロキャンプツーリング 1日目 静岡~新潟港
2017年夏休み 北海道ソロキャンプツーリング 2日目 小樽港~襟裳岬~忠類
2017年夏休み 北海道ソロキャンプツーリング 3日目 忠類~三国峠~美深
2017年夏休み 北海道ソロキャンプツーリング 4日目 美深~サロベツ~浜頓別
2017年夏休み 北海道ソロキャンプツーリング 5日目 浜頓別~三里浜~女満別
Posted at 2017/09/23 23:53:16 | コメント(0) | トラックバック(0) | 北海道2017 | 日記
2017年08月16日 イイね!

2017年夏休み 北海道ソロキャンプツーリング 5日目 浜頓別~三里浜~女満別


■5日目 8/16(水) 天気:曇り時々晴れ
走行距離:313.5km

 浜頓別町を出発し、オホーツク国道を南下。歌登に寄り道をして国盗りをし、三里浜や栄浦でサロマ湖を眺めて能取岬へ訪れて、大空町女満別まで走った。

 5:00過ぎに起床。テントから出ると、空は雲が広がっていたが、所々青空が出ていたのでそこまで悪くは無さそうだ。天気予報では網走地方は曇りの予報になっていたが、雨は大丈夫そうだ。前日に道北を巡ったので道東に移りたいから、予定通りに行くとしよう。



 早速朝食の準備に掛かる。このように備え付けのテーブル・イスがあると非常に楽が出来てありがたい。朝食を済ませて片付けをして、撤収の準備をする。次第にある程度日が射してきたので、既に出発していった人の周りに点在しているテーブルを使い、一気に乾かす。



 トイレに行くついでに看板を撮影した。撤収準備を進めて、7:40頃キャンプ場を出発する。ここではゴミが捨てられるので、朝コンビニに寄る必要は無いのがありがたい。オホーツク国道238号を南下して、隣町の枝幸町へ向かう。



 天気も悪く無さそうなので、三笠山展望閣からの眺めが良い、と情報はあったから訪れてみた。まだ朝早いのでオープンはしてなさそうだが、景色くらいは見れるだろうと向かう。



 展望台を撮影。もちろん閉まっていたが、どうもカフェがあったりガラス張りになっていて中々良いみたいだ。



 これは中々の展望だ。オホーツク海と枝幸の街並みを見渡せて素晴らしい。オホーツク海側はトンネルもほとんど無い平坦な地形が多いので、中々高い所から見渡せる所が少ない。



 オホーツク海を背景に真っ直ぐ伸びる国道238号線。



 スキーで使うリフトだろうか?先ほどの看板だと、冬季展望台はオープンしてなさそうだが、ただ滑るだけということなのかな。

 三笠山の展望を楽しんだところで出発。ホクレンでガソリンを入れて、一旦国道を離れて道道12号で歌登方面へ向かう。歌登に国盗りをして、ようやく宗谷地方の空を制覇することが出来た。そして、道道120・1023号と走り、国道へ戻るため進む。



 55,555kmが近いので気を付けていたつもりだったが、普通に走っていたらいつの間にか過ぎてしまっていた・・・ とりあえず過ぎてしまったが写真だけは撮影する。

 この撮影している間、突然鎖骨辺りにチクっと痛みが走った。ヘルメットも脱いでいなかったので、何がいたか全く分からなかった。アブならまだ良いが、ハチだったら2年前に刺されているので、アナフィラキシーが怖い。あの時よりは痛みは無い気がするが。

 とりあえず、こんな人気も無いところで倒れたらお陀仏なので早めに出発する。国道に合流した場所に乙忠部のセイコマがあったので入ってみた。トイレに入り、痛い場所を確認してみたら確かに若干腫れがあった。前に調べた時に、ハチ毒なら急激に症状が発生するとあったので、しばらく待機していたがどうやら特に何も無さそうだ。

 しかし、一体何に刺されたのだろうか?やっぱり道路脇のどこかに止まるには、出来るだけ道路脇すぐに雑草や林になっているところは、避けた方が良いのかもしれない。

 そんなことを気にしながらセイコマを出発した。セイコマで休憩している間に、紋別側から走ってきたライダーに天気を聞いてみたら、まぁまぁとのこと。それを信じて走ってみると、しばらくはそこそこ雲が多かったが、雄武町辺りから晴れ間が増えてきた。



 ということで、雄武町の日の出岬に来てみた。ラルーナというガラス張りの展望台があるが、どちらかというと冬季の流氷観察のためで、夏季はあまり必要は無いと思われる。



 ここは、4年前に泊まったことがあるキャンプ場があって、徒歩圏に温泉もある。雄武市街まで行かないとコンビニは無いが、利便性は良いところだ。その内また泊まってみたいものだ。



 雄武町の街並みとオホーツク海を見渡せる。適当に写真を撮って日の出岬を出発する。

 そろそろ良い時間になってきたので、どこで昼食を食べようか考えていた。次の大きな街は紋別だが、そこの道の駅でホワイトカレーがあったと思うのでそれにしようかと思った。ついでに、とっかりセンターというところでもぐもぐタイム(給餌時間)に行けばアザラシと触れ合えるというイベントがあるので、それでも行ってみようかとも考えた。

 順調に11:00過ぎに紋別の道の駅に到着する。道の駅の食堂に行ってみたが、盆休み最終日のためか人が少なく活気が無い。食堂も座席数が少なく、店員すら居ない状況だった。何となくメニューとかを見ていたがそれでも店員が居なかったので、ここでの食事は諦めてしまった。

 もぐもぐタイムは11:30~だったから、ここで食事して行けばちょうど良かったのだがすっかりやる気を無くしてしまう。それでも紋別で何か食べようかと思い、「漁師の店」という期待出来そうな店がGoogleであったから、行ってみたら何と定休日だった。もう面倒になり、ソロでアザラシと触れ合うのも何となく浮いてしまうから、紋別を離れることにした。

 そういえば紋別空港があったな、と思い何か食べられる所があるかと期待して行ってみた。考えてみたら、紋別空港は羽田と1日1往復しかしていない空港で、午後に発着をするだけだからそんな所にあるのか?と疑問が沸いたが、案の定コーヒー等を提供するくらいの店しか無かった。

 結局何も食べずに、昼時の時間を迎えてしまった。混雑するのは嫌なので、店に入るのは諦めしばらく走ったところで、湧別のセイコマがあったからそこでホットシェフ弁当を食べることにする。まぁ、これも北海道でなきゃ食べられないので文句は無い。

 お腹も膨れたところでツーリング再開。一度行ってみたかった所に三里浜があったので、そちらに向かうことにした。三里浜とは、サロマ湖北西側の砂嘴部分であり、サロマ湖とオホーツク海が同時に見ることが出来そうだと思っていた。

 こんな所だから、人家も何も無い道が続くのかと思っていたが、終点近くは漁港になっていた。そのためか、意外と家がたくさん建っている。恐らく全部漁師さんの家であろう。



 三里浜に到着。ここはキャンプ場になっており、一度は泊まってみたいと思っているが、中々機会が訪れない。そもそも海際だから風とかは大丈夫なのだろうか。



 展望台に登ってみる。確かにオホーツク海とサロマ湖両方が見られるが、写真だとうまく伝わらない。キャンプ場にゲートがあったので、さすがにそこから中には入らなかったが、奥に行けば野付半島のような展望が見られたのかもしれない。



 サロマ湖を背景にバイクを。三里浜に寄り道して、またオホーツク国道238号に戻る。



 道の駅「サロマ湖」に立ち寄って、愛車を眺めながらソフトクリームを食べる。一時期は北海道に来たら1日1ソフトってくらい食べていたが、去年から体重を気にして2日で1ソフトに変えている。おかげか分からないが、夏休み終了後の体重増は防げている。まぁ、今年は寒くて天気が悪い日は食べる気があまり起きないってのもあるが。



 今度は、サロマ湖東岸の栄浦に立ち寄って、サロマ湖看板を背に記念撮影。この写真も何度か撮っているような気がする。




 さすが、サロマ湖は日本で3番目に広い湖なので、まるで海みたいだ。



 詳細な場所は忘れてしまったが、良い丘があったので寄り道して撮影してみる。最近ようやく天気さえ良ければ、こういう寄り道も増えてきた。



 バイクと。撮影も終え走り出したが、常呂町でホクレンのセルフを見つけたから給油しておいた。次はお気に入りの能取岬へ向かった。能取岬へ向かうため道道76号に入る。



 その前に、オロロンラインのような景色があったので止まってみた。真っ直ぐな直線道路と能取岬と丘陵が良い感じ。



 望遠圧縮でも撮影。ここまで来れば能取岬はすぐそこなので、あっさり到着した。



 能取岬灯台は現在改装中のようだ。この光景も中々レアと言えばレアなので、撮影しておく。



 駐車場の向こうは牧場になっていて、牛がたくさんいた。この牧場はちょっと変わっていて、牛と馬が一緒のエリアに居る。種類別に別れていることが多いのだが、牛と馬は喧嘩したりしないのだろうか。なんて、要らない心配をしてしまう。



 能取岬も中々良いが、その手前にオホーツク海に飛び込むような道路があるので、そこもお気に入りの撮影ポイントだ。



 こういう所の望遠圧縮撮影は欠かせない。



 角度も付けて。




 改装中の能取岬灯台を背景に。

 そろそろこの日のキャンプをどこでするか模索する。と言っても、この日はあらかじめもう決めていたのであっさりだ。北海道4泊目なので着替えが無くなるため、コインランドリー付のキャンプ場がベターだ。中々そういうキャンプ場は少ないが、前回泊まった時に女満別湖畔キャンプ場の温泉にコインランドリーがあったし、天気もそこまで悪く無さそうだったので、景観の良い女満別湖畔キャンプ場に決めた。

 能取岬から女満別までは近いので、30分程度あれば到着するだろう。洗濯したいので、早く着く分には構わない。網走市街で信号待ちしていたら、横断歩道を歩いているチビっ子が手を振ってきたのでこちらも振り返した。田舎の子供なので、余計に純粋なのだろう。何だか心がほんわかした。

 道中に、過去泊まったことがある呼人浦キャンプ場が見えた。そこそこのテントが見えて繁盛してそうだ。ここは無料・乗入可能で悪くないのだが、網走湖の景観は女満別湖畔の方が上だ。国道沿いなので、夜中も通る車がやかましいし、温泉も女満別の方が近いし、一度女満別に泊まってしまったので、もう呼人浦に泊まる気がしなくなってしまった。連泊するつもりの時くらいだろうか、呼人浦を使っても良いと思えるのは。

 そんなことを考えながら国道39号線を走っていると、女満別に到着した。途中メルヘンの丘もあったが、完全な逆光で日もまだ高かったから寄らなかった。

 セイコマで買い出しをして、16:30に女満別湖畔キャンプ場に到着。さすが一般的なお盆の最終日だけあってテントはまだらでどこでも張り放題だ。受付を済まして、早速設営する。前回来た時に張った場所はあいにく既に張られていたので、どこにしようかしばらくぶらつく。なるべく湖畔が見れて、バイクからの距離が近くて、炊事場・トイレが近い場所が望ましい。5分くらいウロウロして、張り場所を決めた。



 ここをキャンプ地とする!バイクが目の前で湖畔も見えて中々の場所だ。早速米を水に浸けて、まだ体がキレイになっていないが下着を交換して、洗濯物を集める。

 前述したが、コインランドリーはキャンプ場にある訳では無く、隣の温泉まで行かなければならない。大した距離では無いが、歩くと5分は掛かってしまう。大量の洗濯物を防水バッグに入れてテクテク歩いて温泉まで。早速洗おうと思ったが、この温泉はホテルも併設されていて、そのホテルにどこかの大学部が合宿に来ているようで、コインランドリーにたくさんの人が群がっていた。

 コインランドリーと言ってはいるが、洗濯・乾燥機が1つしかないので誰かが使っている時点で使用不可だ。これはもしかしたら時間が掛かるかもしれないな、と思っていたらエライ目にあった。前日クッチャロ湖畔に泊まった時に、女満別には洗濯機が1つしか無いのは分かっていたのでもしかするから、クッチャロ湖で洗濯した方が良いのでは?と一瞬考えたが、大丈夫だろうと安易に考えてしまったのが失敗だった。

 5分歩いてダメだったので、5分歩いて戻る。そして終わったであろう時間にまた5分歩いて行ったが、やっぱり使われていたので、5分歩いて戻る。もう1回くらいやったところで、またダメだったから疲れてしまい、明るい内に洗濯をするのはもう諦めた。あれだけ大学生が大量に居たので仕方ない。折角早めに到着したのに有効的に利用出来なかった。もうココのコインランドリーを当てにするくらいなら、網走のどこかでコインランドリーを探した方がマシかもしれない。

 しょうがないので、先に夕飯の支度をする。折角景観の良い女満別湖畔に泊まったので夕陽を見るべく、さっさと炊飯して食べた。後片付けをして湖畔のベンチに座ってスタンバイする。



 流石に雲がちょっと多くて、最高の夕陽とは言い難いが良い夕焼けが見られた。



 多少のマジックアワーがあるかな?って思っていたが、結局このまま暗くなっていくだけであった。

 キャンプ場の管理棟横に大きな炊事場のようなものがあるのだが、夕暮れの撮影をしている間、何故か念仏が聞こえていた。何だろう?って思っていたら、その答えが分かった。



 お盆最終日だから先祖の霊が帰っていくのでその儀式であろう。見ていたら、網走湖へ灯篭流しが始まった。これは良いタイミングでここに泊まったものだ。

 これを見ていたら、何となく感慨深い。実家には年3回くらいは帰っていて、その度に墓参りには行くようにしているが、会社の夏休みがお盆しか無い。2012年から毎年夏休みは北海道に来ているので、早いもので6年の月日が経つ。信心深くは無いので、気持ちの問題だと思うようにしているが、こういう光景を見ているとお盆に帰らないことが悪いなぁ~っと思ってしまった。だからと言って、北海道に来れる内は絶対行きたいと思っているので、何か事が起きない限りは変えるつもりはないが。

 まぁそんなセンチメンタルな気持ちになっていたら、周囲が真っ暗になったので山水の湯に行くことにする。さっきから何度も往復しているが、サイトから歩いて5分で着くため非常にありがたい。ボディーソープやシャンプーは持参しなければならないが、420円と安めで質も良い。露天風呂もあって、今年の北海道は気温が低いので露天風呂がとても気持ちが良い。ヌルスベ温泉・サウナ・水風呂もあって最高だ。一応コインランドリーを見てみたが、まだ使われていた。やはりココはダメかもな。

 21:00過ぎに温泉を出てコインランドリーを覗いたところ、ようやく使えるようになっていた。ただし、乾燥機が残り1時間で動いているのが気になってしまう。大体、洗濯は40分くらいで終わってしまうが、乾燥は1時間は掛かってしまうのでその差分が無駄な時間になる恐れがありそうだ。

 とりあえず折角空いたので、洗濯機を回す。その間どうしようかと思ったが、山水の湯が22:00までの営業で小さいながらも休憩室があり、テレビも置いてあったので、しれっとまた館内に入ってみた。突っ込まれたら説明しようかと思っていたが、特に何も言われなかったのでそのまま閉店まで休憩室で、スマホやテレビを見ながら時間を潰す。

 22:00前に蛍の光が流れ始めたので観念して山水の湯から出る。コインランドリーを見たら、洗濯はとっくに終わっていて乾燥機が冷ましの時間に入っていた。ホテルの前にベンチがあったので、終わるのを待っていたら乾燥機を使ってるっぽい人が来て様子を伺っている。

 実はこの乾燥機を使っている人。容量一杯に入れていてパンパンな状態で使っていたからそれも懸念の1つであった。あんなに詰め込んで乾くのか?って不安に思っていたのだが、正にそれが的中してしまった。何と乾燥を延長したようだ。

 もう流石に限界だ。例え次で終わったとしても22:30。そこから30分じゃ乾かないだろうから23:30。畳んでいたら0:00になってしまう。乾燥は翌朝することにして、濡れたままの洗濯物を取り込むことにした。

 テントに戻ってフライシートを触ってみたが、林間で上に木があるおかげか夜露は降りて無さそうだ。これなら干していればある程度は乾くかもしれないので、洗濯ロープを木の間に通しパンツ以外を干しておく。4日分の洗濯物なので、当然それだけでは足りないからバイクや他の木も使って何とか干せた。パンツだけは恥ずかしいのでテントの中にぶら下げておく。そこまで寒くは無かったからテントのベンチレーションは全開にしておこう。

 こんなことをやっていたら、23:00になってしまった。キャンプ生活をしていてここまで起きているのは非常に珍しい。ここは朝陽も見ることが出来るが、翌朝網走の天気予報は曇りだったので微妙だろうから早起き出来なくても良い。翌朝乾燥機が使えることを祈って眠りについた。


宿泊地:北海道大空町 女満別湖畔キャンプ場 300円
温泉:山水の湯 420円(キャンプ場から徒歩5分)

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Posted at 2017/09/20 00:10:36 | コメント(3) | トラックバック(0) | 北海道2017 | 日記
2017年08月15日 イイね!

2017年夏休み 北海道ソロキャンプツーリング 4日目 美深~サロベツ~浜頓別


■4日目 8/15(火) 天気:曇り後晴れ
走行距離:304.8km

 美深町を出発し、日本海側オロロンラインに出て、稚内ノシャップ岬を訪れる。そこから豊富町を巡って、浜頓別町まで走った。

 前日寝るのが遅かったせいか、6:00過ぎに目が覚めた。テントから出ると、空は雲が広がっていたが、そこまで厚くは無さそうで明るかったのが幸い。天気予報では北海道を離れるまでに雨の予報は出てなかった。夏の北海道は天気予報が全く当たらないので鵜呑みには出来ないが、信じることにする。この日の稚内の予報は曇りであった。

 トイレと洗顔を済まし、朝食の準備をする。前日は冷雑炊だったが、温かいものを食べることが出来た。食後もコーヒーで一服し、至福の時を過ごせた。これでこそ、キャンプの醍醐味だ。

 ゆっくりしていたらトイレに行きたくなったので駆け込んだ。急を要してたので全く確認せずに用を足したところ、紙が無いということに気付く。しまった~っと思ったが、幸いウォシュレット付だったので助かった。乾燥機能までは付いていなかったので、気持ち悪くならない程度に放置して乾燥させて事なきを得た。公衆トイレではこういったことはあり得るので、気を付けていたつもりではあるが今後はより一層気を付けていきたい。しかし、ウォシュレットじゃなかったらどう対応していただろうか・・・

 トイレで肝を冷やしたが、片付けをする。その最中におじさんがバイクのナンバーを見て話しかけてきた。どうやら湖西の人らしくて、1週間前に北海道へ上陸して、美深には5泊目だそうだ。その間ずっとこんな感じの雲模様らしく、晴れて欲しいね、とお互い笑いながら話す。



 おじさんとしばらく話した後に、天気も良くないので急ぐ必要も無いから、バイクのメンテをしようと考えた。ここは乗入可のキャンプ場なのでメンテをするには適任。もう雨も降らない予報になっていたので、チェーンオイルを注すことにした。センタースタンドが無いのでオイルを注すのも少しずつバイクを動かしながらだから非常に面倒臭い。でも、雨の中を結構走ったのでチェーンにも若干錆が出てたから、長い目で考えるとこういうメンテが寿命を左右すると考えている。

 家みたいな設備は整っていないので、チェーンオイルをまき散らさないようにキッチンタオルを代替で使ったが、薄かったので手がベトベトになってしまった。やっぱり次回からはウエスくらいバッグのどこかに押し込んでおくことにしよう。炊事場に行って、食器用洗剤で手をしっかり洗っておく。

 そんなことをやっていたら、撤収が完了したのは9時近くになっていた。受付票を返して森林公園びふかアイランドキャンプ場を出発する。国道40号を北上し音威子府のセイコマに寄ってみた。

 ところが、このセイコマにはゴミ箱が設置されていなかった。同じセイコマで買ったものだが店が違うので、流石に引き取りを頼むのは気が引ける。自分も全く悪くなく問題無い、とは思ってはいないが、関係無いところでゴミを捨てたり、トイレを使用した場合は、ほぼ何かを買うように心掛けている。それでこそ持ちつ持たれつと言ったところだと思っている。

 なので、野菜ジュースと飲むヨーグルトを買おうと思っていたが、この店で買うのは止めた。最近、ゴミ箱を店内に置いたり撤去することが多くなってきているので、せめて家庭ゴミの持込みだけはしないようにしてもらいたいと思う。

 そんなことを考えながら、何も買わずに音威子府のセイコマを出発した。ここからは、もう内陸部に用は無いので景観の良いオロロンラインに向かうため、国道40号から道道119号に入り遠別へ向かう。相変わらず、郊外の道道は交通量が皆無になる。

 オロロンライン国道232号に出た頃には、雲から青空が出てきていた。北海道3日目にして、初めて見た青空にとても感激していた。国道から離れて、去年も走った開拓農道に向かう。



 まだ雲は多いが、初青空に感激して記念撮影。写真を撮っていたら何台かのバイクが来たので手を上げて通り過ぎる。普通に国道を進むとここは絶対スルーしてしまうところだと思うが、知っている人は知っているものだ。



 開拓農道に入って、去年も同じ所に止まった気がする場所を見つけた。ここは海に一番近い所だと思うので、お気に入りの場所になってしまった。利尻山は雲が掛かっているが、上空はどんどん晴れていき気分は最高。



 利尻山を背景に望遠圧縮。



 風車もあってやっぱり晴れた空が最高だ。ここで撮影していたら、カプチーノの人がオープンスタイルからピースされた。たまにオープンの人は挨拶をしてくれるので楽しい。

 国道232号まで戻って天塩へ向かう。先ほどゴミを捨てられなかったので、またもやセイコマに向かった。天塩のセイコマは外には無かったが、中にゴミ箱があったのでありがたく捨てさせてもらう。そして、野菜ジュースと飲むヨーグルトを買ってその場で飲んだ。このセイコマの近くは、何度か利用したことがあるキャンプ場があり、徒歩圏に温泉があるので気に入っている。

 セイコマでのどを潤した次は、バイクのお腹を満たしてやる。天塩にはホクレンのセルフがあるのを知っていたので訪れて給油。去年は、ここのフラッグが完売していた記憶があったが、今年はまだ残っているようだ。



 北海道3日目にして4色揃った!今年はかなり早い段階だと思う。たまたまとは言え、効率的にフラッグカラーエリアを周れたのだろう。

 バイクのお腹も膨れたところで、いよいよオロロンラインの最後である道道106号に向かった。晴れなのもあって、バイクが大量に集まっていた。通り沿いには、集団で手を振ってくれる人も居たりして旅気分が増幅される。

 オロロンラインは毎年のように来ていることもあり、オトンルイ風車群も北緯45度モニュメントもスルーして、道中で絶景が無いかをキョロキョロしながら探すのを楽しみにしている。



 今年は、牧草ロールがたくさん点在している所で撮影開始。



 バイクと。この牧草ロールは結構お気に入りだったりする。



 次にあったのは、日本海と利尻山を背景に牧草ロール。利尻山は残念ながら雲の中だったが、これで利尻山が見えていれば自分の中ではオロロンライン最強の展望だったかもしれない。去年こんな所あったっけか?あまり天気が良くなかったから、スルーしたのだろうか。
 


 このカーブの感じも結構好きだったりする。毎年行くところも、天候と農家の皆さんの作業状況等によって、毎年違う姿を見せてくれている。これだから北海道は止められない。ちなみに、これだけ天気が良くても、気温は20℃程度で少し寒い。北海道に上陸してから、ジャケットのベンチレーションを1度も開けていないのは珍しい。

 オロロンラインの撮影を存分に楽しみ、最北端の街稚内に向かう。ところが、あんなに晴れ渡っていたのに稚内に近づくにつれて段々雲が多くなってきた。まぁ元々稚内の天気予報は曇りなのだから、予報通りだがちょっと残念。

 そろそろお腹が空いてきたので、どこかで食事をしようと考えたところ、ノシャップ岬に色々あったような気がしたので行ってみることに。着いてみたが、天候も冴えなかったので写真も撮らなかった。海鮮を売りにする店がいくつかあったので歩いていたら、おばちゃんに声を掛けられた所に入ってみた。



 カニ・ホタテ・イクラ・ウニ・エビと5つも入ったノシャップ丼にしてみた。2,000円でそこまで高くないし、どれもとても美味かった。いつも貧乏飯しか食べていないので、たまには贅沢しても良いよね。

 お腹も膨れたところでツーリング再開。稚内に来たら大体宗谷岬と宗谷丘陵には行っているので、行きたいのは行きたい。ところが稚内周辺は曇り空なので、こんな天気なら天塩・豊富周辺がピーカンだったのでそっちを周る方が良さそうだ。

 去年、浜頓別から利尻島へ渡るために通った道道1119号が良い展望で、次はじっくり周りたいと思っていた。なので今回は、稚内空港まで行って天候が回復すれば宗谷を巡る。ダメそうなら、道道1119号を通って豊富へ戻ろうかと考えた。

 順調に稚内市街を通り抜け、稚内空港の手前まで来たが全く天候は回復しそうになかった。全体的に曇りなら仕方ないが、晴れてる所があると分かってて、曇りの場所に居る必要は全く無い。なので、宗谷丘陵をキッパリ諦めて、稚内空港から道道121号経由で1119号に入った。



 確かに展望は非常に良く直線道路もあるが、いかんせんもう少し南下しないと天気が回復しそうにないのが残念。こればっかりは時の運なので仕方がない。でもこんなマイナーな道を走るバイクが居たので嬉しくなって写真を撮った。簡単に撮影を済ませて、「晴れていてくれ」と願いながら出発。

 すると豊富町に近づくに連れ、どんどん青空が広がってきた。これは自分の判断が大正解!道道138号に入って国道40号に戻る。豊富バイパスの入口が見えたが、乗らずに国道をそのまま南下。そういえば、ここら辺に素晴らしい展望の「宮の台展望台」があった気がするな~って思っていたら、看板が見つかったので入ってみた。



 宮の台展望台に到着!



 思い出から消えることはないでしょう、と何とも強気の発言が面白い。



 そして、これがその展望だ。写真では伝わりにくいかもしれないが、物凄く広大なサロベツ原野を一望出来る。雲が無ければ利尻山まで見えるはずなのだが、この日は残念ながら見れなかった。

 確かにここからの景色は素晴らしいので好きな展望台の1つだ。後何が良いって、他に観光客がまず居ないことだ。大体常にガラガラで今回も来た時は1組居たが、自分が来たら帰っていったのでこの展望を独り占め出来てしまう。
 
 そろそろこの日のキャンプをどこでするか模索する。稚内周辺は天候が悪そうなので却下。この辺なら、前述した天塩のキャンプ場か浜頓別のクッチャロ湖畔が候補に挙がる。天塩周辺は天気が非常に良いが、浜頓別も天気が良い保証は無い。ピンポイント天気予報を見ても、曇りの予報になっている。

 何となくだが、天塩が晴れているのでその東側の浜頓別も晴れているような気がした。緯度単位で西から東へ移るはずだし、道北は日高・知床みたいな天候をガラっと変える山は無いので、浜頓別もイケるような気がした。なので、浜頓別に向かい、もし途中で全然これはダメな天気になったら天塩に戻ろうかと考えた。

 その前に、一度行ってみたかった豊富町の大規模草地牧場を巡る道を走ってみることにした。ここら辺は何度も来ているが、何故か寄ったことが無かったので、今回多少時間の余裕もあることだし行ってみる。

 豊富の市街に入る前に脇道にそれて、豊富バイパスを抜けた後の分岐点を右折する。案内が何も無かったので一度通り過ぎてしまったが、地図と農道の標識を見逃さなかったので、すぐUターンする。



 初めて来たが、ここは初めて宗谷丘陵を走った時並の感動を覚えた。とても広大な牧場に牛が放牧されて、とても牧歌的な風景だ。



 こんな感じで、空に向かって伸びるようなアングルが結構好きだったりする。



 バイクと。やっぱりまだまだ知らない道は北海道にはある。5年目になるがやっぱり奥が深い。ツーリングマップルでもちょっとコメントがあるだけで、オススメルートにもなってないが、この道は非常に素晴らしい。



 時間もあるのでお気に入りの場所を探しながら、ゆっくり走れる。このカーブの具合もたまらない。



 バイクと一緒に撮影。



 こちらは、何だか宗谷丘陵に似たような地形をしている。これまた道の軌跡がたまらない。



 ここは気に入ったので、望遠圧縮も試してみた。



 農道の終点辺りにPAがあった。トイレと東屋が完備されており、折角なので雄大な景色を見ながら休憩してみた。




 素晴らしい絶景、青い空・白い雲・緑の牧場を目の前にして、前の道は交通量皆無でとても静か。聞こえてくるのは風の音と鳥の鳴き声だけ。8月だというのに気温は20℃程度で、バイクウェアを着ているにも関わらず、風もとても心地よい。何だか、ここでボーっとしていると泣きそうなくらい幸せな気分になってきた。やっぱり夏の北海道は最高だ。

 10分くらい東屋で休憩していたが、これ以上休憩していると幸せ過ぎて出発出来なくなりそうだったので、出ることにする。道道84号に出て浜頓別へ向かう。

 途中の町境辺りで雲が増えてきたので、ちょっと不安な気持ちになった。一瞬引き返そうかとも考えたが、今年は主に道東を巡りたくて、そろそろ道東の天気も回復してくる予報になっていたので、明日天塩スタートだと若干しんどい。どうなろうと、やっぱり浜頓別くらいまでは進んでおくべきだと考えたので、予定通り進むことにした。

 その選択は大正解だった。雲が多かったのは町境だけで、すぐに天気が良くなった。これだったら素晴らしい景色が見れるかもしれない。ワクワクしながら、15:30頃浜頓別町「クッチャロ湖畔キャンプ場」に到着した。

 もうここも4年連続で泊まっている非常にお気に入りのキャンプ場だ。景色・立地良し、温泉徒歩圏イステーブル充実、ゴミ捨てOK。コインランドリーまである、とまさに文句の付けようが無い。利用料金もたったの200円だ。後はバイクのみ乗入OKとかになればもっと最強だが、本当に100点満点というのは中々存在しない。

 受付をしてテントを張る。去年は盆休み最終日に来たし、天気も良くなかったので人もまばらだったが、この日はそこそこ居た。バイクからの荷物搬入距離が近くて、イス・テーブルが空いている所を探したら、あっさり見つかった。



 ここをキャンプ地とする!イス・テーブルが完備されていると、自前のを出す必要が無いし、何より荷物を散乱出来るので撤収が非常に捗るため最高だ。テントを張って、米を水に浸けたところで、まだ日没まで時間は充分あるため買い出し兼エサヌカ線までブラつくことにした。

 浜頓別町内は、信号の変わるタイミングが非常に微妙ですぐ信号に引っ掛かってしまう。なのでメイン通りではなく適当に行ったところ、何とか殆ど信号に引っ掛からず国道238号に出た。

 国道に出てしまえば、エサヌカはすぐそこだ。ここもオロロンラインみたいな片方は海、片方は原野が続く北海道らしい直線道路だ。ライダーもたくさん来ていて、通りすがりに手を振って挨拶をする。しかし、キャンプ道具を降ろしてバイクを動かすと、あまりの軽さに少々困惑する。物凄くヒラヒラ曲がれるので、キャンツーだとやはりそうとう行動が制約されていることを実感する。



 夕方で、大分赤みがかっているが素晴らしい直線道路だ。



 背景は草原とオホーツク海が見えていて、何も無い。



 よく見るとシカが居た。そろそろヤツらの活動する時間になってくるのか。本当に道路に飛び出してくるから非常におっかないので、北海道ではなるべく夜間の走行は控えた方が良いだろう。



 バイクが走り去った後に、望遠圧縮で撮影。

 エサヌカへのお散歩も充分楽しみ、浜頓別のセイコマで買い出しをしてキャンプ場に17:00過ぎに戻ってきた。米を既に水に浸けているので、すぐ炊飯開始。今日も美味しく食べられた。



 夕飯を食べて片付けをした後は、クッチャロ湖へ沈む夕陽の観賞ショーだ。とても良い天気なので、素晴らしい夕焼けが見られそうだ。



 周りの人もカメラを構えて夕陽を見ている。



 夕焼けを背景に愛車を。



 雲がもう少しあれば、赤く染まった雲が湖に反射して一面真っ赤になるのだろうが、こればっかりは気象条件に左右されるので仕方がない。大変素晴らしい夕焼けを見ることが出来た。

 このキャンプ場は湖畔なので、やはり蚊の発生が多いのだが、今年は寒いためか全くいなくてとても快適だ。去年は何故か蠅が多かったが、それも居なくて素晴らしい。



 太陽はあっという間に沈んでしまった。普段太陽の動きなんて見えないのに、こういう沈むときは、目に見えて動いているのが分かるので、面白い。



 マジックアワーも充分に楽しめた。これももう少し雲が多ければ、もっと素晴らしい変化が楽しめるのだが。雲は多過ぎても少なすぎてもいけない、微妙なさじ加減で景色を作るので、こちらも非常に奥が深い。どんな風景になるかは神のみぞ知る、ってところだろうか。

 良い時間になってきたので、はまとんべつ温泉ウイングに行くことにする。サイトから歩いて5分で着くため非常にありがたい。着いてみたら、去年まで入浴料500円だと思ったが、550円に値上がりしているみたいだ。まぁここなら50円程度の値上げは問題無い。露天風呂は無いが、ヌルスベ温泉の内風呂・サウナ・水風呂もあって最高だ。風呂上りに休憩室でPCを持ち込んで出費管理をした。

 21:00に温泉から出てテントに戻るが、去年まで点灯していた温泉からキャンプ場への階段の照明が点いていなかった。油断してヘッドランプを持ってこなかったが、キャンプ場の明かりが若干あったので何とか下る。テントの外でしばらくボーッとして、22:00過ぎに眠りについた。


宿泊地:北海道浜頓別町 クッチャロ湖畔キャンプ場 200円
温泉:はまとんべつ温泉ウイング 550円(キャンプ場から徒歩5分)

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旅立ちの刻
2017年夏休み 北海道ソロキャンプツーリング 1日目 静岡~新潟港
2017年夏休み 北海道ソロキャンプツーリング 2日目 小樽港~襟裳岬~忠類
2017年夏休み 北海道ソロキャンプツーリング 3日目 忠類~三国峠~美深
Posted at 2017/09/09 00:12:37 | コメント(1) | トラックバック(0) | 北海道2017 | 日記
2017年08月14日 イイね!

2017年夏休み 北海道ソロキャンプツーリング 3日目 忠類~三国峠~美深


■3日目 8/14(月) 天気:曇り時々雨
走行距離:419.7km

 幕別町忠類を出発し、池田町等の国盗り巡りをして、三国峠を超える。そこから比布町~幌加内~名寄の国盗りをして、美深町まで走った。

 5:00過ぎに目が覚めた。相変わらず、キャンプを始めると明るくなれば起きてしまう。テントから出ると、辺り一面に霧が出ていて幻想的な風景だった。洗顔とトイレを済まして、朝食の準備をする。前日バーナーのホースを燃やしてしまったので、万が一にも復旧していないかな?と甘い考えの元、周囲の火気には充分気を付けた上で試してみたが、やっぱりダメだった。ホースの途中からガスが漏れて、全く使えない状態だった。

 前日炊いた米を半分残して雑炊にしようかと思っていたが、火が使えないので出来ない。かと言って捨てるのももったいないので、水茶漬けみたいな感じで雑炊の素を水と冷や飯にぶち込んでみた。お世辞にも美味いとは言えなかったが、何とか食べることが出来た。

 食後にコーヒーを飲みたいところだが、火が使えないので仕方ない。天気予報を確認したが、前日と大きく変わらなかったので計画した予定通り、狩勝峠を越えて旭川に行くことにしよう。

 片付けをして、前日雨が降っていたのでフライシート・バイクを拭いて撤収する。8:00前にナウマン公園キャンプ場を出発した。

 まずは、近くのセイコマに行って、野菜ジュースと飲むヨーグルトを飲む。旅の間は、野菜を採る量が少なくなるので、何となくこの2本は毎日飲むようにしている。

 喉を潤したところで、忠類を出発。幕別町中心部・池田町の国盗りをするべく道道15号を進む。途中1台サイドバッグを付けた自転車が居た。自転車で北海道をツーリングしている人の多くは、海岸線を走ることが多く、こんな内陸を池田町方面に向かうなんて珍しいな~って思って、挨拶をして通り過ぎたが、昨日会いたいと思っていた自転車の人だった。やっぱり忠類に泊まっていたのだろうか?

 まぁまぁのペースで走っていたため、気付いた頃には点になってしまったし、自転車で走ってる最中に声を掛けるのも何となく遠慮してしまったので、そのまま通り過ぎてしまった。まぁ、毎年のように北海道に来ている人なので、またその内見かけることが出来るでしょう。

 幕別町と池田町の国盗りを終わらせたところで、池田町のセイコマで朝飲めなかったホットコーヒーを飲む。以前に泊まったこともある、音更町十勝川温泉の横を過ぎ、長流枝の空を取得したところで計画通り、狩勝峠へ向かうため進路を西に取った。

 音更町の中心部に出たが、でっかいホーマックが道沿いにあった。大体の店舗は10:00開店が多いが、現在9:20で空いているか微妙な所だったが、様子を見ていると開店してそうだ。もしここにバーナーがあれば、旭川に行く必要が無くなるし、旭川で100%狙った物の在庫がある保証も無いのでちょっと見てみることにした。

 すると、アウトドア用のガス缶ではなく、一般的なガス缶が使えるSOTO製バーナーが置いてあった。欲しい型番のものではなかったので若干迷ったが、旭川で探す手間を考えるとこれで必要十分だと考えて購入することにした。

 これでガス問題も解決して気分が晴れやかになる。こうなると旭川・道北にいく必要は無くなったが、天気予報を再確認したところ、相変わらず道東は雨の予報が出ていたので、旭川経由ではなく三国峠を久しぶりに通ろうかと考えた。そして層雲峡を抜けて、無料高速で比布に出れるのでそこから予定通り、国盗りをしていくよう計画を微修正することにした。

 国道241号を北上するが、北海道郊外の道にしては交通量が非常に多くてペースが上がらない。ノロノロと進んでいたら、道の駅「ピア21しほろ」の看板が出てきた。既に来訪済みのためスルーしたが、どうも記憶にある道の駅とはだいぶ違っているように見えた。ハイドラのCPも全然違う所を指している。

 しばらく通り過ぎたところで、ホクレンGSの横に記憶にある道の駅が出てきた。どうも、こちらの道の駅は廃止されたようで立入禁止になっていた。新しい道の駅を作って移転したのであろう。

 上士幌を越えて三国峠方面の国道273号に入ったところで、ようやく交通量が減った。快適に走り、ぬかびら温泉郷・タウシュベツ橋梁跡を通り過ぎる。



 途中、糠平湖が見えるPAがあったのでちょっと寄ってみた。晴れてれば青い湖面が見えるのだろうが。

 北海道の山中の国道はペースは上がるが、単調になりがちであまり走って楽しい道は多くない。しかし、この国道273号は非常に開放的な道で全く単調にならない。気分良く走っていると三国峠が近づいてきた。



 三国峠の手前にある松見大橋からの景色。



 樹海の中を道が通っており、非常に雄大だ。しかし、この樹海の中どうやって橋桁を建てたのだろうか?



 あまり天気が良くないのが残念だが、しばし写真を撮った。三国峠にPAがあるが、寄ったことがあったのでスルーする。

 石北峠へ繋がる国道39号と合流したところで、トイレが我慢できなくなり、大して見たいとは思わなかったが、銀河・流星の滝を見に行った。トイレを済ませて、滝を軽く見て再出発。

 そろそろお昼時になっていたので何を食べようか考えていた。上川町はラーメンが有名みたいなのでラーメンにしようかと思い、Google先生に店を聞いてみたら3軒出てきた。

 まず一番国道からアクセスしやすいところに行ったら、5~6人が待っていた。あまり待ちたく無かったので、駅近くの店に行ってみたら、さっきの店以上に並んでいた。最後の店もダメだったらセイコマでいいやって思っていたら、何とか待ち人数は居らずにすぐ案内してくれた。



 一番オススメの胡麻味噌ラーメンにしてみた。コクがある味噌で、中々美味しかった。食べている最中も次々と人が来て待ちが発生していた。良いタイミングで入ったものだ。



 上川のラーメンは日本一と謳っている。そこまでかは人それぞれだとは思うが、雰囲気も良く中々だった。

 お腹も膨れたところでツーリング再開。上川層雲峡インターから旭川紋別道に入る。この道は対面通行だが無料の自動車専用道路で、快適に比布町まで移動する。

 そこから和寒・剣淵町の国盗りをし、道の駅「絵本の里けんぶち」も通過してCPを取得。和寒にホクレンがあったので、給油して赤色のライダーフラッグをGetした。自分の中で、一番手に入れにくいのが黄色(道央~道南)で、次が赤色(空知~上川内陸部)だと思っているので、この2色を手に入れられたのは嬉しい。青と緑色は道北・道東だから普通にツーリングしていれば手に入る。

 そこから幌加内方面に向かったが、そばで有名な幌加内町なので、一面にそばの花が咲き乱れてとても良い景観だった。時間的に若干押していたので写真を撮れなかったが、またじっくり周辺を散策してみたいものだ。

 道の駅「森と湖の里 ほろかない」に立ち寄り、北海道初のソフトクリームを食べる。前日の初日に食べたかったが、あまりにも気温が低くてアイスを食べる気にならなかったのが原因だ。道の駅CPも取得出来て満足。

 ここで若干雲が多くなってきたので、雨雲レーダーを見たところ国道沿いに雨雲が掛かっているようだ。ただ範囲が広くなかったので、カッパは着ずに突っ切ろうかと考え、道の駅を出発する。

 走っていくと段々路面が濡れてきて、雨が降り出したが気にせず突き進むと、すぐに止んでくれた。

 士別市街に出て、今度は士別朝日の空を取るべく旧朝日町へ向かう。こういう合併前の区域が残っている場合、境界線がどの辺りなのかが見当つかないのが辛い。そして悪いことに、進行方向は明らかに雨が降っていそうな雲だったので不安になる。

 何度も何度も国盗りを試みるが、朝日の空を盗れない。そうこうしている内に雨が降り出して、カッパを着たくなるくらいに強くなってきた。一応、スマホは防水だし給電さえしてなければ良いと思い、強行で突き進む。

 それでも取れなくて、位置的にはそろそろだと思っていたので次第にイライラが募る。そこそこ濡れてきたところで、昔のカントリーサインの名残だろう、「朝日」という標識が見えたところで、ようやく「士別朝日」の空を取得した。

 取得出来れば、雨が降っているところに用は無い。即Uターンして、雨が降り出したところくらいまで戻ったところでようやく雨が止んだ。そこそこ強行してしまったが、スクリーンがあるおかげでスマホ周りはそこまで濡れていないのは幸い。服なんか走っていれば乾くことだろう。

 さて名寄方面に向かうが士別の街中は通りたくないな、と思っていたら広域農道で名寄方面の標識が出ているところがあったので、もちろんそちらに行く。通ってみたら、全く市街地を通らずに抜けることが出来た。名寄に入ったところで、風連の空を取得し、道の駅「もち米の里なよろ」を通過してCPも取得する。

 そろそろこの日のキャンプをどこでするか模索する。うまく進むようだったら、初山別村みさき公園にしようかと思っていたが、さすがにそこまで行くと到着が遅くなりそうだ。そうなればここから近い、美深のキャンプ場なら温泉徒歩圏で便利なキャンプ場だし、泊まったことが無いので、キャンプ履歴を増やすことが出来る。というわけで、美深にすることにした。

 地図上で見るに、名寄にはバイパスがあるが、それで市街地をパスしてしまうと、インターからキャンプ場までコンビニが無さそうだ。なので、バイパスに入る前にセイコマがあったので買い出しをしておく。

 買い出しを済ませて、名寄バイパスを走る。名寄市街をパス出来るので非常に快適だ。終点まで走ると、10分程度で道の駅「びふか」裏にある「森林公園びふかアイランドキャンプ場」に到着した。

 ここは300円のフリーサイトなのだが、クルマ・バイク共に乗入可能で、徒歩圏に温泉と非常に便利なキャンプ場だ。そういうこともあり、ファミリーテントがギッチリと張られていた。かなり混雑していたようだが、とりあえず受付をしたところ、このような状況なので、空き場所を探して確保した上で、もう一度来て欲しいと言われてしまった。

 前にも述べたことがあるが、ソロ用のテントが張れないほどになることはありえないと思っているので、面倒だなと思いつつも、先に下見をしておこうかと思い、キャンプ場を徒歩でグルグルしてみた。

 そこそこ広いキャンプ場ではあるが、炊事棟が管理棟側に1個しか無く、トイレは中々大きいのが中央にあるようだ。中央付近は基本的にファミリーテントで埋め尽くされていて、バイク乗りは端っこに陣取るという形になっていた。管理棟側の端は、集団マス組が陣取っていて、折角の林間なのに木が全く無いグラウンドだったので風情が無い。反対側はまぁまぁ良さそうだったが、トイレ・炊事棟が遠くなってしまうのが不便だ。

 なので、ファミリーテントばかりではあるが中央部の隙間端に、バイクを置いてテントを張れそうなスペースが空いていたので、そちらにしようかと考えた。場所の検討がついたところで、正式に受付をする。



 ファミリーテントが張れないような片隅にテントを張って、ここをキャンプ地とする!トイレ・炊事棟へのアクセスも良く、周りがファミキャンばかりなのを除けば良い環境だ。しかし、もう1つくらい水が使える場所が簡易的なもので良いのであるといいなぁ、と思ってしまう。

 さて、早速夕食の支度に掛かるが、現地調達したバーナーなので使い方がよく分かっていない。軽く説明書を見たが、今までのと大きく違いが無さそうだ。

 今まで使っていたものと比べると、よりコンパクトに収納できるのは非常に良い。ただし、それ以外は全ての面で劣っている。まず点火スイッチが非常に押し辛い位置にあり、五徳を持たないと押せそうにない。最初ならいいが、一度使った後だと高温になっているので、冷めるのを待つか軍手を使うしか無いだろう。

 次にコンパクトの半面風防が小さすぎて、ちょっとの風が吹いただけで消えそうになってしまう。特に炊飯の時、一度沸騰させた後弱火にした際の風対策が必要になってくるような気がした。まぁぶっ壊してしまったのは自分なので、誰にも文句を言うことも出来ずに炊飯したが何とか普通に炊けた。折角購入したので、不満はあるものの今後は使っていかなければならない。

 とは言え、フライパン調理も出来たので強風環境下でなければ問題無いだろう。夕飯を美味しくいただき、後片付けを済ませてマッタリする。

 良い時間になってきたので、びふか温泉に行くことにする。サイトの目の前なので歩いて2分で着くため非常にありがたい。この日もそこそこ冷えていたので、とても気持ちが良い。露天風呂は無いが、広い内風呂・サウナ・水風呂もあって最高だ。風呂上りに広い休憩室があったので、PCを持込み出費管理をした。ぴったり合ったので満足。

 温泉から出てテントに入ると、少し雨が降り出したようで、フライシートを雨が叩く音が聞こえる。前日と同様に、大した量ではなかったので子守唄代わりになるレベルだった。雨が降っているからかマナーが良いからか分からないが、結構静かだったのでありがたい。出費管理をしていたら少し遅くなってしまい、22時過ぎに眠りについた。


宿泊地:北海道美深町 森林公園びふかアイランドキャンプ場 300円
温泉:びふか温泉 400円(キャンプ場から徒歩2分)

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