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だい 青BMアクセラと忍者650のブログ一覧

2017年08月19日 イイね!

2017年夏休み 北海道ソロキャンプツーリング 8日目 霧多布~釧路~標茶


■8日目 8/19(土) 天気:晴れ
走行距離:245.9km

 浜中町霧多布を出発し、北太平洋シーサイドラインを通って釧路へ。釧路の和商市場で昼食を食べて、釧路の国盗り・CP巡りをした。そして釧路湿原を巡って、標茶町まで走った。

 5:00頃起床。朝起きてテントから出ると、霧が発生していた。フライシートは当然ビショ濡れになっていたが、まぁこのキャンプ場では想定内だ。



 ただ、霧が低い部分だけ出ていて多分上の方は濃くなさそうだ。霧が出てるが朝焼けの光の感じが良い。本当は太陽が丸い形で浮かび上がっていたのだが、トイレに行ったりしていたら見えなくなってしまい、シャッターチャンスを逃してしまった。



 愛車と看板の霧の風景。



 ご覧の通り、ココはバイク乗りに非常に人気のキャンプ場だ。

 ちょっと周辺を散歩していたら、皆さん起きてきたので朝食の準備をする。コーヒーを飲んで一服し、片付けをする。そうこうしていたら、霧多布岬キャンプ場の前の管理人さんが登場した。ここに住み着いている人たちは大分お世話になっているみたいで、しばらく話を聞いていた。私もここに初めて来たのは4年前だから、見覚えがあるので便乗させてもらう。

 4年前に初めて泊まった時に、タイヤがパンクしてしまい皆に助けてもらった。管理人さんの空気入れを使ったりして、何とか事なきを得た。話していたらそんなことをふと思い出して、懐かしい気分になった。

 楽しい会話も終わり、管理人さんは帰って行った。そして、撤収準備を開始する。皆は住み着いているので、自分だけが準備を進める。



 霧多布岬は相変わらず霧が多かったが、上空を見上げると天気だけ良さそうだ。近くの琵琶瀬展望台は晴れてると嬉しいが。

 撤収が完了し、恒例の挨拶としてグータッチでお別れだ。「ではまた来年」と言い残して、手を振りながら9:15頃出発する。早速セイコマに立ち寄り野菜ジュースと飲むヨーグルトを飲む。



 喉を潤したところで出発し、霧多布からすぐの琵琶瀬展望台に到着。



 道路にはかなりの霧が発生している。



 霧が多かったが、素晴らしい展望が見られた。海側は霧で全く見えなかったが、陸地側は霧の動きによって見えるようになったり、見えなくなったりを繰り返していて、とても幻想的な光景だった。

 前日に引き続き、北太平洋シーサイドラインを厚岸方面へ進む。所々霧が濃い所もあったが概ね晴れが続いており、景観抜群の道路なのでとても楽しく走る。交通量も少なくて非常に快適だ。途中にあやめケ原とかあるが、出発が遅かったので今回はPASSする。

 厚岸市街に出て国道44号に戻ってきた。この道、確かに釧路と根室を結ぶ幹線道路なのだが、交通量がとても多い。釧路を目指しているが、交通量の多い道を避けたくて再度厚岸~釧路間の北太平洋シーサイドラインに入る。

 前回ここを通った時は天気が悪かったので、こちら側のシーサイドラインは、走りは楽しいが海はあまり見えない、という印象を持っていた。ところがピーカンで通ってみたら、所々で海が見えてこちらの展望も悪くないことが判明した。やはり一度通ったことがある道でも、天候状況・時間等で印象が全く違ってくることを実感する。



 セキネップ展望駐車場の近くで海が良く見えたから止まって撮影タイム。



 崖と海と緑が良い感じだ。



 真っ青な太平洋と空がとても気持ちが良い。ふと気づいたのが、やたら軽装な地元ナンバーのバイクが多かったことだ。考えてみれば、この日は土曜なので休みの人が近所ツーリングをしているんだろうな。大荷物を積んだバイクが少なくなってきたのは少し寂しい。



 ちなみにセキネップとはこんな漢字を書くようだ。こんなの読める訳が無い。元々北海道はアイヌ語を無理矢理漢字に当てはめている地名が多いが、難読地名が多いのがここ北太平洋シーサイドラインの特徴でもある。

 北太平洋シーサイドラインも釧路市街が近づいたところで終わる。東釧路駅周辺の国盗りが残っていたので、近辺に寄って取得する。また幣舞橋の名橋CPも取得出来た。



 さて、良い時間になってきたので昼食にする。釧路と言えば、名物勝手丼だ。ここに来たなら外せないので和商市場に到着。



 ご飯を売っている所を見つけて、ご飯を持ってうろついていれば勝手に声をバンバン掛けられるから、初心者でも問題無いだろう。今回の勝手丼はこんな感じだ。とても美味しくいただいた。

 勝手丼を食べた後に、霧多布岬キャンプ場で鳥取のライダーさんから和商市場すぐ隣のラーメンが美味い。と聞いていたので、若干物足りなかったから行ってみることにした。



 オススメされた、アサリラーメン塩あっさりを注文してみる。大きなアサリがたくさん入っていて、塩味もとてもさっぱりしていてとても美味かった。しかし、勝手丼とラーメンのWはさすがに食べ過ぎた。

 ここで地元のマダム2人が「勝手丼は観光客向けで高いよね~」みたいな話をしていて、その言葉が若干胸に刺さる。まぁ自分は観光客だし、他に美味い店もあるだろうが探すのも労力掛かるし、何より定番物というのも結構好きなので、まぁ良いかと思う。

 お腹も膨れたところでツーリング再開・・・しようと思ったところで若干のトラブル発生。何故か履いているブーツの底が1/3くらいめくれてしまい、歩くとペタンペタン音がして非常に歩きづらい。

 さてどうしようかと考える。多分靴底とベース共にゴムで出来ているので、ゴム用の接着剤を買えばどうにかなるかな?と思われた。後、ツーリングに来るとしょっちゅうだが、グローブはしているが常に風が当たる。いつもより炊事機会が増える。水が冷たい等の理由だろう、手荒れが酷くなりあかぎれが出来てしまう。100均のばんそうこうは貼っているが、ちょっとグローブの脱着をするとすぐ剥がれてしまうので、ついでにホームセンターに行って接着剤と良いばんそうこうを買おうかと考えた。ちょうど今釧路に居るので、そこら辺を走っていれば見つかるだろうし。

 ついでに釧路市の国盗りを進めるべく、郊外を走っているとあっさりドラッグストアが見つかった。ばんそうこうはあるだろうが、接着剤はどうだろう?と思いつつ寄ってみたら、普通にゴム用の接着剤が売っていた。早速店の外で剥離部に塗りたくり、くっつけてみる。しばらく置いておくと無事固まったようだ。いつまで持つかは知らないが、少なくともこの旅の間は持ってくれると助かるのだが。もちろん、ばんそうこうも買っておいた。

 このブーツはシフトパッドが付いていないので、長旅でシフトチェンジを多用すると左足の甲が痛くなってくる。また靴ひもタイプなので、煩わしさをずっと感じていた。また、今回雨の中を走行した際に、若干の水侵入があったっぽいのでそろそろ替えた方が良いかもしれない。長期休暇ツーリングでしか履いてなかったのに、意外と持たなかったな。シフトパッドが無いブーツはもう買わない方が良いだろう。

 こんなことをしながら釧路を出発し、国盗りをしたところで釧路・根室地方を制覇することが出来た。

 そろそろこの日のキャンプをどこでするか模索する。と言っても、この日も朝から既に決まっていた。標茶町の多和平キャンプ場にしようかと思っている。ちなみにこのキャンプ場は欠点が一杯だ。

・場内傾斜が多くて平坦な場所は少ない
・炊事場とトイレが、サイト両端に分かれており使い辛い。お世辞にもキレイとは言えない。
・駐車場から荷物運びが登り傾斜になっていて大変、かつ移動距離が長い
・温泉もコンビニも20km近く離れて遠い

 とまぁ、これだけ見るとあまり泊まりたいキャンプ場では無い。私は今まで泊まったキャンプ場を採点してランク付けをしている。項目としては、景観・乗入・温泉/コンビニへの時間・設備・利用料金の6項目50点満点で評価をしている。と言う訳で、多和平キャンプ場はこれだけで見ると、最低ランクのキャンプ場となる。お気に入りのクッチャロ湖畔が46点に対して、多和平は22点と倍近いスコア差が生じている。

 しかし、その欠点を補って余りあるのが景観の良さだ。正に北海道、という地平線に広がる広大な牧場の中のキャンプ場で、展望台に上がれば視界は360°。街からも離れているから満点の星空も見られるし、晴れてさえいればキャンプを存分に楽しむことが出来る。

 景観の良さの採点は、非常に良い(10点)、良い(6点)、普通(3点)、寝るだけ(1点)としている。クッチャロ湖畔の景観も、もちろん非常に素晴らしいので点数的には同じ10点になってしまうから、点差が広がるのだろう。例外を設けるなら多和平は20点にしても良いくらいだと思っている。まぁ例外が増えすぎると、評価基準が曖昧になってしまうので、それは認めてはいけないような気がする。

 今朝、霧多布岬キャンプ場で皆から「今日はどこまで行くの?」と聞かれたから「多和平」と答えたら、「すぐそこじゃん、ならここに連泊すればいいじゃん」と言われてしまった。「いえいえ、距離とかそういう問題じゃなくってあそこに泊まりたいんです」と説明したら、あまり納得してくれてないような感じだった。まぁ確かに、あそこの景色に惹かれるものが無ければ、正直泊まる価値なんて殆ど無いと思うから仕方ないかもしれない。

 という訳で、多和平でキャンプをしたいがここには近くに温泉が無い。過去にも2回泊まっているが、到着が遅くなったせいで、2度共風呂に入れていない。基本的に晴れてないとココに泊まる気が起きず、晴れの場合は時間の許す限り走り回りたかったので、こうなってしまったのだろう。ただ、もう北海道も5年連続なのでそこまでの強い気持ちが無いから、多和平に泊まりつつ快適に楽しむ方が良いと思う。浜小清水前浜キャンプ場に泊まった際にも説明したが、15:00頃にはキャンプ場に到着するようにしたい。さすがに直行すると早すぎるので、折角の良い天気だから釧路湿原でも観光していこうかと考えた。

 それなら、行ったことがないコッタロ湿原展望台に行って、ちょっと怖いが湿原を貫くダート道道1060号を通っていこうかと思う。コッタロ湿原展望台は過去にも行こうかと思ったが、確か大雨か台風の後で道道が通行止めになっていたので諦めた記憶がある。そう決めた所でハイドラを見ると、未取得のCPが見つかった。何かと思ったら「釧路市動物園」だったので、折角だから寄って行こう。

 道道53号で釧路市から離れてから666号に入って、無事釧路市動物園のCPをGet。そこから道道243号でコッタロ湿原を目指した。道道1060号への交差点を曲がり、しばらく進むと路面が悪くなってきた頃に駐車場へ到着した。



 ちょうど鶴居村側から来た場合は、この展望台までは少々悪いものの舗装はされている。しかしこの先は、自然形態を保つためらしく、未舗装の砂利道となっている。でも交通量がそこそこあるので、恐らく固く締まってると思われるので多分何とかなるだろう。



 それでは早速展望台に向かう。



 そこそこの階段を登らなきゃいけないが、そこまで大変でも無い。真冬にサルボ展望台に行った時は中々大変だったが、それに比べれば楽なものだ。



 展望台途中からの景色。釧路湿原を貫く道道が見える。



 小さく、愛車も微かに写っている。



 駐車場から徒歩7分程度だろうか。展望台に到着した。広大な湿原を見渡すことが出来る。

 釧路湿原の展望台は、スケール的には細岡展望台が一番だろうか。ここコッタロ湿原は、細岡程のスケール感は無いが目の前の池が大きく写っており、この風景も素晴らしく思える。



 夏の釧路は晴れることが少ないので、貴重な光景を見ることが出来た。

 景色を充分楽しんだところで駐車場に戻る。さて、いよいよダートに侵入する。

 恐る恐る踏み込んだが、やはり予想通り硬く締まっていたし直線が殆どだからあまり気を遣わなくて済む。轍にはジャリも殆ど無かったので特に恐怖を感じることも無かった。6kmくらいのダートらしいので、20km/hで20分程度かと思っていたが、カーブ以外は30km/hくらいで走ることが出来た。



 途中沿線上で視界が開けたので写真を撮る。確かに湿原のど真ん中にある道はあまり無いだろう。



 今まで走ってきたダートを背景に。



 反対側からも撮影。

 撮影をしていたら、2台くらいクルマが通っていった。意外と交通量は少ないと感じた。コッタロ湿原展望台の駐車場には、そこそこクルマが止まっていたので、もう少し通るのかと思っていたが。

 ダートをようやく抜けて、釧網本線の踏切を渡り国道391号に入って標茶方面へ。ダートを走った後は、本気で舗装路のありがたみを実感する。それが当たり前に感じていると何とも思わないので、たまにはダートを走るのも悪くない。

 国道入ってすぐにサルボ展望台があるが、駐車場にクルマがそこそこ止まっていた。ここは結構歩くが中々景色の良い所で、展望台から釧網本線が見えるため、撮り鉄の人達には人気があることだろう。自分はコッタロ湿原で満足していたので、今回はPASSした。そろそろ多和平に向かわないと15:00に間に合わなくなってしまう。

 次に、シラルトロ湖の展望地冷泉橋を通過する。すると茅沼温泉の看板が見えた。ここには「シラルトロ湖キャンプ場」という、温泉隣接のキャンプ場があり、一度は泊まってみたいと考えているのだが、どうしても至近に多和平があるのでそちらに行ってしまう。弟子屈の屈斜路湖「和琴キャンプ場」も泊まったことが無いので、もし天気が悪かったらにそちらにしようと思っていた。なので、中々シラルトロ湖に泊まる機会が無い。

 そんなことを考えながら走っていると、標茶町中心部まで到着した。ここから多和平までは20km程度だろう。テント設営後に、またこちらまで戻ってきて温泉に行くつもりだから、買い出しはまた後で良いだろう。

 標茶町磯分内から国道を離れて道道1040号に入る。走っていると、段々周辺に牧場が増えてきた。これも北海道の景色の醍醐味だ。しばらく走っていると、多和平の看板が見えたので曲がる。そして予定通り15:00頃に多和平に到着した。

 まずはレストハウスで受付。必要事項を記載し許可証を貰う。ソフトクリームが売っていたのでつい食べたくなってしまい、買って食べてみた。

 そして、テントをどこに張るか散策。そこまで混雑しておらず、現在10張り程度だろうか。ただ前述した通り、ここはあまり平坦な場所は少なく、広大なサイトの割には快適に張れる場所は極僅かだ。そんな中で、東屋が誰も使ってなさそうだ。出入口の片方が傾斜がキツイが、もう片方は大丈夫そうだったので、ここに張れば東屋を占領出来る。バイクからそこそこあるので、少しずつ運搬していってテントを設営した。



 ここをキャンプ地とする!入口から出てすぐ東屋なので使い勝手は中々良さそうだ。前述通り、景色以外は何の取り柄も無いキャンプ場だが、その景色が非常に素晴らしい。



 展望台が後ろにあり、そこからなら360°の景色が楽しめる。この芝のサイトがまた良い。

 テントも設営出来て、米を水に浸けたところで温泉に行こうかと思ったが、まずは展望台から写真を撮ることにした。この晴れがいつまでも続く保証は無いので、撮れる時には撮っておかないと。



 と言う訳で、テクテク歩いて展望台に到着。地平線の見える大牧場と、正にその通りだ。ここにオーバーな表現は一切無いと思う。



 見渡す限りの大牧場が広がっており、乳牛も放牧されていてとても牧歌的な風景だ。



 素晴らしい青い空・白い雲・緑の牧場風景だ。これぞ北海道だと思う。 

 景色を堪能したので、温泉に行くことにする。この近辺だと、弟子屈の摩周温泉か標茶温泉が一番最寄だろう。と言っても、どっちも20kmは距離があるのだが。

 摩周温泉には行ったことがあるので、標茶温泉にしようかと思う。ツーリングマップルには標茶駅付近に温泉が3ヶ所あるらしいので、どれに行こうか悩む。とりあえず、適当に行ってみようってことで標茶市街を目指した。

 先程通った標茶市街に到着した。駅の方面に向かったところ、看板を見つけたのでそれに従っていってみた。釧網本線踏切手前を曲がり、しばらく線路沿いに走っていくと見つかった。



 テレーノというらしい。ホテルも隣接されていた。まだ明るいので、あまり混雑していなくて快適だ。温泉はモール温泉で、茶色のお湯で肌がツルツルになり、何となく効きそうだ。確かサウナは無かったと思うが、そこまで広くないけど露天風呂もあったのでゆっくり浸かる。

 風呂上り後に休憩室へ向かったところ、何とこのご時世にも関わらず机に灰皿が普通に置いてあった。嫌煙家の方には煙たがれるとは思うが、周りに他の客が居なかったのでありがたく風呂上りの一服を楽しむ。風呂上りに畳みに座ってゆっくりしながら一服出来るのはありがたい。大体外か、物凄い匂いと煙が篭って暑い隔離部屋へ行かなければならないご時世なので、ココもいつまでこれが続くだろうか。

 ゆっくり温泉を楽しみ、17:00に温泉を出発。セイコマで買い出しをして外に出たところ、どす黒い雲が出ているのが見えた。これはどこかで降っているかもしれないな、って思い雨雲レーダーを見たがとりあえず大きな雨雲は無さそうだった。

 折角多和平にテントを張ったのに雨は降って欲しくないなぁ、と思いながらキャンプ場に戻るが、その心配は杞憂で雲が広がっていたのは一部だけだったようだ。



 大分赤みを帯びてきたが、とても見晴らしが良い部分があったのでバイクを止めて撮影。やはり北海道の景観は素晴らしい。

 撮影を楽しんだ後、キャンプ場に戻ってきた。テントを張った後から、少しだけテントが増えていたがあまり混雑はしていない。相変わらずココは、キャンパーの殆どがライダーなのでバイクがたくさん止まっている。

 ここで先に食事をするか写真を撮るかで悩む。日の入りまでには食事を済ませられると思うが、大分赤みが掛かってきているので悩ましい。冷静に考えてみれば、既に風呂を済ませているので暗くなってからの自炊でも良かったのだが、やっぱり食事は明るい内に済ませたかったので、先に炊飯をすることにした。

 既に米を水に浸けていたので、炊飯して美味しくいただく。ここでチラチラ空を見ながら食べていたが、中々良い夕焼けが出ているようで、雲が真っ赤に染まっていた。食事を先にしたのは失敗だったか?と思ったが、後の祭り。急いで食べて展望台に向かう。



 ところが西方面の雲が結構多くて、夕陽は見ることが出来なかった。空の赤さも、食事中に見ていたものに比べると大分トーンダウンしていた。先に食事をしたのは失敗だったと後悔する。



 とは言っても、多和平から見る夕暮れは素晴らしかった。写真には撮れなかったが、真っ赤な雲も見れたしまぁ良いだろう。



 摩周湖方面の山から雲が湧き出しているように見える。本当に摩周岳かどうかは分からないが、もしかしたら今は霧の摩周湖になっているかもしれない。結構雲が増えてきてしまったので、星空は見えないかもな~っとも思った。

 そこそこ暗くなったところでテントに戻って、食事の後片付けをする。この時点で大分暗くなってきていたが、自転車の大群が次々とやってきた。どうやらどこぞの大学のサイクリング部らしい。若い内にこういうことをやっておくのは非常に良いことだと思うが、炊事場が占拠されてしまったので、少々困ったが何とか洗い物を済ませる。

 東屋のベンチに戻り、キャンプ場の風に吹かれながらゆっくりしていた。トイレに行くため歩いている時に、空を見上げたら満点の星空が出ていた。夕暮れ時に雲が多かったので半分諦めていたが、これは素晴らしい!

 一応北海道に来るときには三脚を持ってきているが、大体そこまでのやる気が出なくて使わず終いになってしまうことが多くなっている。夜は大体温泉に行って、休憩室でゆっくりして21時台には寝てしまう生活をしてしまうので、中々夜の撮影を頑張ることは少なくなってきている。

 しかし、ここで使わなければどこで使うんだ?と思ったので、星空撮影の準備に入る。リモートキーは持ってきていないのでバルブ撮影は出来ないが、自分は星を流さす点でなるべく撮りたいので、2秒タイマーで良いと思っている。



 何枚かチャレンジした内に良さそうな物をピックアップしてみた。テントの光と満点の星空が素晴らしい。



 流れ星というのは、見たいと思って見てると見えないが、写真で長秒露光すると割と簡単に写真には入るものだ。



 南の空には天の川もハッキリ見えた。あの町の光はどこだろうか?あれだけの範囲となると釧路だと思うが、50kmは離れているから標茶のだろうか。言っても長秒撮影だからこんだけハッキリ見えるのであって、肉眼では殆ど確認出来ないレベルだったが。



 天の川のみを切り取り。



 北斗七星と北極星。16mm超広角で撮っても、北斗七星とカシオペヤを同時には入れることが出来なかった。何となく気づいた人もいるかもしれないが、ここ多和平キャンプ場には照明がトイレと炊事場にしか無い。なので星空撮影をするには絶好のキャンプ場だ。ヘッドライトが必須になるので面倒なのは面倒だが、こう星空を見るには素晴らしい。



 星空撮影を楽しんでいたが、雲が増えだしてしまった。こうなるともう流石に厳しいので、この辺で撮影を終了する。しばらくテント外でゆっくりして、朝陽を見たいから早起きしたいので、21:00頃に寝ることにする。


宿泊地:北海道標茶町 多和平キャンプ場 370円
温泉:標茶温泉テレーノ 500円(キャンプ場からバイクで20分)

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Posted at 2017/10/15 23:14:36 | コメント(0) | トラックバック(0) | 北海道2017 | 日記

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