■2日目 8/10(金) 天気:雨
走行距離:25.6km
21:00頃苫小牧港に到着。そこから苫小牧まで走った。移動日のため写真が殆ど無いので、文章ばっかりです・・・
7:30頃起床。フェリーは大して揺れずに快適だった。まずは朝風呂に入る。新日本海フェリーは露天風呂が付いているので、大海原を見ながら裸で過ごせ、風呂に入れるためとても気持ち良い。

朝から良い気分になり、コンビニで買ってきたカップ麺とサラダとおにぎりで朝食にする。海を見ながら食べる食事も、中々オツなものだ。
食事を済ませると、一体何をしようかと途方に暮れる。帰りならデータの編集や写真の選別等の作業があるため、この時間も有効に活用出来るが、行きはそういったデータが殆ど無い。だからと言って寝まくったりすると、夜寝られなくなるのでそれも注意しなければならない。
当日20:45には苫小牧港に到着するが、出港が1時間遅れたので多少入港も遅れるだろう。天気さえ良ければ早めに寝て、早く起きて行動したいので、あまりダラダラしすぎるのも良くない。本当は、GW山陰ソロキャンプツーリングのレポでもやろうと思っていたのだが、何故かPCをバイクに置いてきてしまったのでそれも出来なかった。
仕方がないので高校野球の試合をBSでやっていたので、それを最後まで見たり、ツーリングマップルを1ページ目から必死に細かい所まで読んだりして何とか時間を潰す。
昼食・夕食もコンビニで仕入れた物で済ませ、夕暮れの時間になってきたが雲が多くて夕焼けは見られなかった。後、日本海側は全くと言っていいほど揺れなかったが、下北半島を越えて太平洋側に出ると、波が強くなったのか結構揺れ始めた。これも台風の影響なのだろうか。お風呂が18時まで、ということで風呂も済ませておく。
そうこうしているとアナウンスが流れた。敦賀港出港は1時間遅れだったが、苫小牧港入港は5分遅れの20:50到着見込みらしい。これは中々頑張ったな、と嬉しくなった。
しかし、それと一緒にバッドニュースも飛び込んできた。到着地の天候は雨らしい。今回友人A氏とM氏が北海道に行っているのだが、A氏は既に上陸しており、この日は上士幌町航空公園キャンプ場にテントを張っている。M氏は新潟23:00頃発の便なので、18:00頃に苫小牧港に到着して、雨の中静内の宿まで走ったようだ。
2人共雨が降ったと言っているので、テンションが上がらない。フェリーから降りた瞬間雨、というのは2013年に経験しているが、あれは中々辛い。
苫小牧港が見えてきたが、確かに雨が降っているようだ。ここで雨雲レーダーを確認すると、21:15頃には雨雲は抜け去る予報となっていた。フェリーは大体バイクが先に入るが、出るのはクルマからなので結構待たされるのを知っているため、何とか出る頃には雨が止んでいるといいな、と強く願った。
やがて完全に苫小牧港に接岸して、クルマから車両甲板への案内が始まる。しばらく経ってバイクにも案内が始まり、出発準備をする。
クルマが降りて行くのを眺めていたら、やはり雨が降っていた。ただ、そこまで強い雨では無さそうなのが幸い。バイクも降りれるようになったので下船開始。同士達は大体カッパを着て出発していったが、私はまずフェリーターミナルに向かった。レーダーを信じて止むまで待とう、作戦である。
この便(敦賀発苫小牧着)は、
・仕事終わってから向かっても間に合う
・走行距離も短くて済む
というのが最大のメリットだ。しかし、
・航海距離が長いのでフェリー代が高い
・21:00頃到着するので、その日何も出来ずキャンプ場に向かうことも難しい。
とまぁ当然デメリットもある。なので、個人的には新潟昼発便だと、翌朝4:30に小樽港に到着するので動きやすいからそちらの方が好きだ。
2014年の時は、苫小牧港から走って10分くらいの国道沿いにパーキングがあり、そこの駐車場にテントを張って野宿した。国道沿いと言っても、横には通行無料の日高道があるので交通量は非常に少なくパーキング利用者も多くは無いので、割と利用しやすかった。
私は結構雨が降ってもタープを張ってキャンプをやるのだが、この雨で暗闇の中テントを張るのは中々難しい。雨があがってくれれば、下が濡れているのは気掛かりだが野宿をすることが出来る。なので、雨が上がるのをフェリーターミナルで待っていた。
しかし、いくら待っても雨が止むことは無かった。雨雲レーダー的には、とっくに雨雲は抜けているはずなのに・・・ 本州などでは頼りになるが、北海道だと広すぎて対応しきれないのか?21:30くらいまで待ったところで諦めた。もちろんこういうことを想定して、既にホテルに目ぼしを付けている。
当日予約可能で1泊5,400円と格安だった苫小牧のホテルを楽天トラベルから予約して、雨の中出発することを決意する。
バイクまでカッパを取りに行き、ターミナルのイスを使ってカッパを着こむ。唯一の幸いは北海道の夜なので、気温も低くカッパを着ても蒸れないのがありがたい。
苫小牧までしか走らないのでハイドラも起動させずに、苫小牧港を出発した。まずは厚真ICから日高道に入る。沼ノ端東ICで降りて、ようやく北海道の道を走る。と言っても、苫小牧は大きな街でトラックもガンガン通るから、3車線もあったりで北海道らしさは皆無だ。ただ、車線が広いのでそこは北海道らしさを感じる。
信号にすぐ引っ掛かる街中をダラダラ進んでいくと、苫小牧駅近くまでようやく着いた。予約した「スマイルホテル苫小牧」を見つけたので入る。ここは何と、駐車場までの連絡道が軒先になっており雨が防げるようになっていた。なので、こんな天気だからかバイクは皆そこに置いていた。雨の日に屋根のある所に置けるのは、この上無くありがたい。
ホテルで必要そうな荷物を選び、まずはチェックイン。幸い大雨ではなく、カッパからバンバン雨が垂れるほどじゃなかったので、ホテルに入るのも気が引けない。カッパを着たまま部屋に入り、まずはカッパを風呂場で水を切る。そしてジャケットやズボンを脱いで、一気に気が楽になる。風呂はフェリーで済ませていたが、シャワーだけをもう一度浴びることにした。
そしてテレビを見ながら、ゆっくり過ごす。まさか北海道上陸初日にホテルに駆け込むとは思わなかった。小樽便で朝着であれば、雨の中移動後キャンプをしても良いのだが、流石に夜着で雨だとそこまでする気持ちが沸かないから仕方がない。
翌日の天気予報を確認すると、9時頃以降は曇りで雨の確率は少なそうだ。ただ、北海道の天気予報は当てにならないので、あまり期待すると痛い目に合うので、話半分で信じることにしよう。
そんなことを思いながら、ベッドで24:00頃寝ることにする。翌日からキャンプ生活なので、こんな快適な環境は帰りのフェリーまでは無い見込みだ。しっかり寝て北海道を楽しむために、英気を養おう。
宿泊地:北海道苫小牧市 スマイルホテル苫小牧 5,400円
温泉:フェリー内及びホテル 無料
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Posted at 2018/09/11 23:45:08 | |
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北海道2018 | 日記