
■6日目 8/14(火) 天気:曇り後小雨後曇り
走行距離:253.8km
別海町を出発し、標津町経由で知床峠へ向かった。その後ウトロ側に出て、天まで届く道と感動の径を通って網走市まで走った。
5:30頃起床。テントから出てごそごそしていると皆起きてきたので、朝の挨拶を交わす。空を見ると雲は多いが、所々青空が出ていた。
早速天気予報を確認すると、前日までと全く変わっていない。釧路側は雨だが、網走側は曇りの予報だった。北に行くほど悪くは無さそうだが、あまり北に行くと翌日のやることが無くなってしまうので、やっぱり網走周辺に泊まることにしよう。
予定も決まったし、朝食の支度をする。食後はコーヒーを飲んで一服して、朝の一時を過ごす。
M氏はもう一泊するので気ままな物だ。私とA氏は落ち着いた所で撤収準備を開始する。すると晴れ間が出てきた。前日の天気予報だと、霧で真っ白の知床峠を通ることになるのかな?っと思っていたが、もしかしたらワンチャン晴れ間が見られるかもしれない。
少し希望が出てきたので、撤収作業も気合が入る。晴れたので、グランドシートもほぼ乾かすことが出来た。やっぱり撤収時に晴れ間が出ていると、色々と助かる。
順調に撤収準備が完了し、2日間お世話になった別海ふれあいキャンプ場を後にし、8:30頃に別海町を出発した。皆とまた秋にでもキャンプに行こう、とだけ話して解散する。M氏は知床方面に向かうようなので方向が一緒だ。折角だから少しくらい一緒に走ろうか、と斜里くらいまでマスツーリングをすることにした。
別海町から道道8号を中標津方面に向かい、道道363号を曲がり標津方面へ走った。道中少ないながらも何台かライダーとすれ違ったので、2人で盛大に挨拶をする。
順調に標津の国道244号に出てきた。M氏は前日根室でご飯を食べそこなったため、道道363号と国道244号の交差点にあったセコマでご飯を食べたらしい。
標津からは、国道335号で羅臼方面に向かう。ここからの国道335号は海沿いで気持ちの良い道だ。天気が良ければ国後島もハッキリ見えるのだが、この日は少し視界が悪かった。でもどんよりとした曇り空ではなく、所々明るかったし何より知床連山が見えていたので、少し期待が膨らむ。
道の駅「知床・らうす」に立ち寄って休憩する。見上げてみると、何となく羅臼岳が見えていたので何とかなるかもしれない。A氏は初北海道で羅臼岳を見れるなんて、日頃の行いが良い証だろうか。私は3回目の知床峠でようやく晴天を見られたというのに。
道の駅を出発して、いよいよ知床峠に向かう。ここからはワインディングロードなので先導車が居ないことを祈り出発する。途中、熊の湯の横を通ったが相変わらずクルマやバイクがたくさん居た。隣接している羅臼温泉野営場に一度は泊まりたいと思っているのだが、シーズン中は激混みらしいので、出来れば16日以降に行ければといつも思っているのだが、中々うまく行かない。また今回も泊まれそうにないな、と思いながら通過する。
意外とクルマもおらず、そこそこのペースで走れた。キャンプ道具満載なのであまり攻めれないが楽しく走れた。所々で羅臼岳がとてもキレイに見えた。残念ながら下界方面の視界は良くなかったので、相方も居るし停まろうとは思わなかった。知床峠のパーキングに寄ろうか、という話をしていたので早く行かないと羅臼岳が隠れてしまうかもしれない、って思ったのもある。
結局見返り峠付近で先導車に捕まってしまったが、中々楽しかった。知床峠のパーキングも霧はそこまで出ていなかった。しかし、凄い勢いでウトロ側から雲が流れてくるのが見えたので、写真を撮るなら急がなくては。

と言う訳で、ギリギリ少しだけ羅臼岳が見える写真が撮れた。

バイクも一緒に撮影。この数分後には完全に隠れてしまったので一応ツイているのだろう。

でもこの道の感じがスカイラインぽくて良い感じ。

もう完全に羅臼岳は見えなくなってしまった。
このパーキングのウトロ側に知床峠の碑が立っているので、そこにバイクを持ってって記念撮影が定番だよ、と言ったところM氏が早速していた。意外とM氏は風景を背景にバイクを撮らないらしい。

何とか羅臼側は一部青空も見えたが、何とか知床峠を楽しめた。
ウトロ側に降りて行く。知床峠ではウトロ側から雲が流れていたので察知はしていたが、やはり少し降りた瞬間霧が発生して視界が悪くなった。夏の北海道だと、大体ウトロ側が晴れてて羅臼側が霧というのが多いのだが、今回は反対のようだ。風の向きがいつもと違うのだろうか。
知床五湖への分岐辺りも真っ白だった。これでは知床五湖へ行っても何も見えないだろう。それでも観光客らしきクルマが何台か曲がって行った。知床五湖の駐車場は有料だから、こんな天気ではあまり行きたいとは思わない。
ウトロの街に降りてきたら、空はどよんとしているが霧は出ていない。道の駅「ウトロ・シリエトク」に立ち寄って休憩する。そろそろ良い時間になってきたので昼食にしようか、とM氏と相談したら了承してくれたので、道の駅の食堂に向かった。ここは結構待ち時間が発生するが、まだ11:00なので空きは充分あった。

日替わり海鮮丼にしてみたが、とても美味しかった。食後、食堂のレシートがあればソフトクリーム50円引き、という謳い文句に誘われてソフトクリームを食べる。M氏は折角北海道に来たからと、各地のステッカーを集めているみたいなので、知床のステッカーが欲しいとショップに入っていった。結構レジに並んでいたのでしばらく待つ。購入できて喜んでいた。
お腹も膨れたところでツーリング再開。道の駅を出発する前に、M氏は初北海道だからオシンコシンの滝にも寄ってみる?と聞いてみると、寄りたいとのこと。私は何度か寄っているので特に珍しいものでも無いが、久しぶりに行ってみるのも悪くない。
A氏は目の前の道は何度か通っているが、何故かオシンコシンの滝には寄ったことが無いらしい。でも気になっているらしいので、駐車場からすぐだから寄ればいいじゃん、と夜の宴会時に突っ込んだ記憶がある。

道の駅からオシンコシンの滝はすぐそこなので、あっという間に到着。駐車場から徒歩2分でそこそこの迫力の滝が見れるので、オススメではある。伊豆の浄蓮の滝や、富士の白糸の滝等よりよっぽど歩かなくて済むのに。

折角なので少し登ってみる。飛沫が飛んできて、カメラには悪そうだがとても気持ちが良い。

頑張って1/8secで撮ってみる。この程度じゃ糸みたいにはならないが、三脚をわざわざ出すのも面倒なのでやめておく。一応NDフィルターは持っては来ているが。
オシンコシンの滝を楽しんだところで、次に私は天まで続く道に行こうと思っている。M氏は前日行ったらしいのでどうするか聞いたところ、折角なのでついてくるとのこと。話は決まったので出発する。オホーツク海を眺めながら斜里へ向かう。晴れてればもっと気持ちが良いのだが、天候は仕方ない。
天まで続く道は斜里側から来ると比較的容易だが、ウトロ側から来ると若干分かりにくかったような記憶があった。なので、ツーリングマップルとハイドラマップを見比べて注意して走行していた。確か、集落出てきて国道が斜めに曲がる所を左に曲がるはずなのだが・・・ と思っていたら、何と天まで続く道へ促す看板が出来ていた。
こんなの間違いなく無かったはずだ。そういえばエサヌカ線も案内板が出来てて、こういう景観の良い道も観光資源とするべく町が頑張っているのだろうか。
案内があったので曲がる。大分上った後、直角に曲がった先が天まで続く道の始点なのだが、何とこの曲がり角に大きな駐車場が出来ていた。これには流石にびっくりした。でも正直ここから見るより、もう少し先の展望台の所から見た方が直線を感じられると思うのだが。

天まで続く道に到着した。あまり天気も良くないので、望遠レンズまでは出そうという気力が沸かなかったので、標準レンズのみで撮影。良い木があったので、そこを撮る。

そして、いつものように展望台からの斜里の風景を楽しむため向かう。ここでM氏が衝撃の発言をした。前日ここへ来たが、道路を見ただけで展望台には上がらなかったらしい。もちろん存在は気付いていたが、大した高さでも無いから変わらないし、ここの売りは道路だろう、と判断したようだ。
いやいやいや、と突っ込んでみた。天まで続く道も当然素晴らしいのだが、私はこの展望台から見る風景も大好きだ。むしろ、こちらの方が良いかもしれない、とさえ思っている。残念ながら、この日は曇りなので海と雲の境目がはっきりしないが、晴れ渡るとオホーツク海と青空と畑の景色が相まって、とても素晴らしいんだよ、と言っておいた。
M氏も展望台に上がって「確かにこれは良い」と驚いていた。よっぽど歩かなきゃいけない場合を除いて、展望台のようなものがあったら必ず寄るべきだと思うよ、とアドバイスをしておく。

やっぱり、ここからの風景は素晴らしい。しかし、少々寂しくもある。5年前に初めて来た時は、大きな駐車場も無ければ案内看板など無かった。恐らくツーリングマップルにしか載ってなかったのだろう。ここに来るのはライダーくらいで、極稀にクルマが来るくらいだったのに、一躍メジャーな観光地になっていた。
何だが、売れないアイドルを追いかけてたら、メジャーになったアイドルオタクの気持ちになってしまった。嬉しいけど寂しい、と言った何とも言えない感じだった。やっぱり誰も知らずに、自分だけが知っているような自己満足な気持ちもあったのだろう。M氏が言うには、よくテレビでここを特集しているらしい。それで問合せが増えたりして、看板や駐車場を整備したのだろうか。
天まで続く道を楽しんだ所でM氏と行く方向がいよいよ変わってきた。M氏のバイクは250ccなので航続距離が短く、そろそろ給油がしたいそうだ。その後は、神の子池と裏摩周展望台に行って別海に戻るらしい。私は、網走周辺が目標なのでとりあえず感動の径を通って、東藻琴の新しい道の駅に行こうかと考えている。
斜里の街に入ってすぐにホクレンのセルフがあるので、そこで給油すると良いよ、とアドバイスした。じゃあそこで解散、という話になり天まで続く道を出発。すぐに斜里市街に出たので、手を振ってお別れした。また一緒に走りましょう!
M氏と別れてから、この日の予定を改めて考えてみる。今現在斜里で、この日は網走近郊に泊まろうと考えていた。そうなると定番は女満別湖畔キャンプ場になるが、今から向かうと早すぎてしまう。
そこで、東藻琴に新しい道の駅が出来ているからそこへ行き、まだ未踏の小清水峠を越えて屈斜路湖周辺へ。その後、美幌峠を越えて大空町に向かおうかと計画を立てた。天気が良くないかもしれないが、雨さえ降らなければ充分楽しめる。
計画も出来たところで国道244号が海側に曲がる所を真っ直ぐ行き、感動の径に入る。ここも何度か走ったことがあるが、景観の良い素晴らしい道だ。青空じゃないのが残念、とこの日だけで何度思ったことだろう。

北海道名物牧草ロールが転がっていたので、止まってみた。路肩が全く無かったので若干気が引けたが、ここまで近くに牧草ロールが置いてあることも珍しいので、写真を撮りたくなった。

かなり近くで牧草ロールが見れて嬉しい。その後道道767号に入って国道334号に向かう。合流した後は、東藻琴に向かって進んだ。
ところが、国道334号に入った頃から雨が降り出した。慌てて雨雲レーダーを確認すると、屈斜路湖周辺は大雨になっているらしい。現在地周辺は掛かってなかったが、近くなので多少の誤差があるのかもしれない。
雨が降ると思ってなかったので、かなり萎える。そこまで大雨じゃなかったので、道の駅「ノンキーランド ひがしもこと」は横を通過して何とかCPを取得。網走市街方面はその後も雨雲が掛からない見込みだったので、道道102号で北へ逃げることにした。
しばらく走ったところで、レーダー通り雨が止み路面が乾き始めた。あのレーダーを見たら、もう屈斜路湖周辺に向かうのはありえない。時間が余ってしまったので、北側なら大丈夫そうだったので能取岬にでも行こうかと考えた。
しかし、国道244号から網走市街に入ったところで、天気も良くないことからもう面倒になってきた。こんな気分の中走っても楽しくないので、さっさとキャンプ場に入ることにした。
国道39号で大空町女満別に向かう。無料の呼人浦キャンプ場を眺めつつ進んで行ったところ、国道が2車線になったところで雨がパラツき始めた。レーダーでは雨雲が無かったのに、やっぱり北海道ではあまりレーダーは信用できないようだ。
まぁこのくらいなら、と進んでいると段々強くなり路面も濡れ始めた。まだそこまで進んでいなかったから、こんな天気なら女満別に行きたくなくなったのでUターンすることにした。先ほど見かけた呼人浦では雨が降っていなかったので、久しぶりに呼人浦に泊まるのも悪くない。
そう思いながら呼人浦に到着した。相変わらずここは、バイクのみ乗入可能なので非常にバイク乗りが多い。ちょっと炊事場やトイレから離れる所しか空いてなかったが、湖岸をGet出来た。時間もあるし、天気も微妙なのでタープを張ることにした。
すると、ここでトラブルが・・・ タープポールの内1本のショックコードが切れてしまった。ちゃんとメーカーの指示通り、真ん中から畳むように心がけていたのに・・・ ショックコードだけに切れたことにショックを受けた。
まぁポールとしては何とか成り立つので、この旅の間は何とかなるだろう。と思ったが、想像以上に面倒で、一番下の部分を支えないと抜けてしまう。そこはガマンをするしかない。
何とかタープを張ったところで、呼人浦でも雨がパラつき始めた。ギリギリセーフと言った感じで、テントも張る。

ここをキャンプ地とする!呼人浦は2013年以来の宿泊となる。そこそこ展望が良くて、無料で乗入OK。温泉も至近にあり、と便利なのだが難点もいくつか。ここは蚊が多い。国道・石北本線沿いなので若干やかましい。なので、最近は300円掛かるがより展望も良くて、温泉・セコマも徒歩圏の女満別湖畔キャンプ場にすることが多い。今回は天候の兼ね合いもあり、久しぶりの呼人浦になる。
雨が若干パラパラしていたので、イスに座りマターリする。こういう時はタープがあると最高だ。しばらくすると雨が止んだ。路面も乾き始めたので、買い出しをしてなかったから出掛けることにする。
ここ呼人浦キャンプ場は、ローソンならすぐ近くにあるのだが、私は北海道に来るとセコマを贔屓にしている。ここからだと、網走駅近くまで行かないとセコマが無いが、仕方なく進む。
買い出しを済ませて戻ってくると、夕食の準備をする。ここで風呂をどうするか考えてみた。
色々調べてみると、キャンプ場から歩いて行ける距離にある、網走観光ホテルでも日帰り温泉を利用出来るみたいだ。但し、入場は18:00までで19:00までの営業らしい。複数人ならとにかく、ソロだと明るい内は景色を眺めていれば良いが、夜はヒマなので基本的には夜に風呂に入りたい。
バイクに乗りさえすれば、3分くらいにある「網走湖荘」でも日帰り温泉を夜遅くまでやっており、前回泊まった時はココを使った。歩いて行けるのは魅力だが、時間が折り合いが付かないのでまた今回も網走湖荘を利用させてもらうことにしよう。
なので先に食事をするべくご飯を炊いた。この日も美味しく頂いた。
食後に一服しながらマターリしていると、1点気になることがあった。純粋な温泉施設なら問題無いが、あくまでホテルの日帰り温泉である。前に、温根湯温泉で盆のピーク時期は日帰り温泉を早く閉める、ということがあったのを思い出した。恐らく、ピーク時期は宿泊客が多いので、日帰り温泉客が増えると混雑して苦情が出る、等の理由であろう。
5年前にはピーク時期でも入れたので安心していたが、不安になって調べてみた。すると懸念が現実となり、網走湖荘でも日帰り受付を短縮して営業している、との記載を見つけた。
これには愕然とした。もっと早く気付いていれば、網走観光ホテルに行ったのに・・・ とはいえ仕方がないので、もう少し調べてみると、もう1軒温泉宿があってそこも日帰り入浴をしているみたいだ。HPを見たら、特に注意書きや更新も無かったが、この感じだと若干怪しいので行ってみないと分からない。
もう1軒、網走駅近くに銭湯があるみたいだ。流石にそっちは開いているだろうと思い、上記宿の保険として考えておく。女満別湖畔の温泉なら100%空いているだろうが、少し遠いので候補から外した。行ったことが無い所が多いので、明るい内が良いと考え動くことにした。
まずは近くの温泉宿に向かう。すると、やっぱりお盆期間は立ち寄り温泉の営業時間が短かった。今時なのでHPを更新したりしていて欲しいところだ。これは想定内だったので、銭湯に向かうため網走駅方面に向かった。買い出しも含めて、キャンプ場から網走駅までこの日だけで2往復もしてしまう。
場所の目星は付いていたので国道39号を曲がると、何と祭りをやっているみたいで交通規制が掛かっていた。祭りの通りを抜ければすぐ銭湯だと思われるのに、回り道をさせられてしまった。
まぁ仕方ないのでようやく銭湯に向かったところ、何と祭り期間中は開店が19:00~とのこと。現在は18:45で15分も待たなければならない。流石に何の厄日だろうか、と思わざるを得ず、張り紙を見て愕然とした。まぁ、HPの情報が古くて閉店しました、やお休みでしたよりはマシなのだが、この日は風呂にツイてない感じだ。
仕方がないので、折角隣で祭りをしているのだから覗いてみることにした。しかし、どこかあるのかもしれないがメインステージのような物は無く、ただ屋台が乱列しているだけであまり面白いものでは無かった。食事も済ませているし、ただ単に雰囲気を味わっただけだった。
ようやく時間になったので銭湯に行ったところ、何故か既に2人くらい入っていた。常連さんは知っているかもしれないが、こちらはそんなの知らないよ、と思いながら入る。いつものように、カミソリとシェービングジェルを出そうと小物入れを見たら、見つからない。しまった、恐らく別海の温泉に忘れてきたのであろう。現地調達出来るものだから良いけど、先程の件もあって少し凹む。最悪、セコマとかでも売っているだろうが、どこかのドラッグストアにでも行って買うことにしよう。おかげで髭が剃れないが仕方がない。
昔ながらの赤と青の押しボタン式蛇口で、シャワーも上に付いてて全く水圧が無くホースが無いので動かせない。当然サウナ・露天風呂等無い。銭湯なのでシャンプー/リンス/ボディソープも無い。普段私は髪を乾かさないが、バイクに乗る時だけは流石に乾かす。だが、ドライヤーがショボくて温/冷風が交互に出るため乾かすのに相当時間が掛かった。これで、北海道の温泉相場と大して変わらない440円。
普段私は汗さえ流せればどうでも良いほうなのだが、色々なことが重なって流石にイライラが止まらなかった。情報収集しなかったせいで、こんな思いをすることになり自分にムカついた。
一応銭湯受付の横にTVとソファーがあり、腰かけてジュースを飲んで体を冷ましていたら、ようやく落ち着いてきた。旅先で、こんなつまらないことでイライラするのは損だ、何でも前向きに捉えて楽しまないと、と思うようにすると、気分が晴れやかになってきた。なんだかんだで、汗は流せた訳だからサッパリしたし、風呂難民になるよりはマシではないか。
ようやく落ち着いたところでキャンプ場に戻ると20:00近くになっていた。この間雨も降らずに助かった。暗い中湖畔を見ながらマターリしていたが、今年の北海道は寒いためか蚊が全く居なくて、外で快適に寛げるのはありがたい。
しばらく夜風に吹かれながらキャンプを楽しみ、21:30頃に寝ることにする。
宿泊地:北海道網走市 呼人浦キャンプ場 無料
温泉:ときわ湯 440円
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