
■13日目 8/21(火) 天気:晴れ
走行距離:472.1km
新潟港を出発し、新潟亀田ICから北陸道・上信越道・長野道・中央道・中部横断道と高速を走り、一部一般道路を走って新清水ICから新東名に入り、自宅最寄ICまで走った。
5:00頃起床。テント生活も終わって真っ暗な中眠っていたが、自然とこの時間に起きてしまった。折角起きれたので、朝陽を見れるかもしれないから甲板に出る。

すると、ちょうど秋田県沖くらいだろうか。もう大分赤みが無くなっていたが、それでもキレイな光景で満足だ。

鳥海山のシルエットがとてもキレイで朝焼けが出ていた。今回の北海道で朝陽は屈斜路湖程度でしか見れなかったので、北海道外であるが喜んで写真を撮った。
朝風呂が6:00から開始とのアナウンスが流れたので、早速行ってみる。確か2017年もそうだが、すぐ行った割には既に何人か入っていたので、皆フライングしているのだろう。実際はいつから入れるか、検証してみる必要がありそうだ。

風呂上りに前日セコマで購入したラーメン等で食事を取る。食後は、野菜ジュースと恐らく今年最後の豊富生乳飲むヨーグルトを飲む。
ここで、離島の対岸取りにチャレンジしてみる。山形県沖の飛島と新潟県沖の粟島に近い所でやってみた。島は肉眼でもハッキリ見えるレベルなのだが、距離で言うと数km程度離れているみたいなので、GPSで国盗りするとエリア外となってしまう。
GPSを解除して電波での位置情報を拾わないか必死にトライしてみたが、どうしても本土の電波を拾ってしまうようだ。すぐそこに島が見えるのに、遠くの本土を検知するのは、高速通信の周波数に変わったからなのかもしれない。そういう意味では使いにくい。頑張ってみたが、無理だった。
GWの備忘録でも書いたが、2019年のGWは順番で行くと東北の番になる。日本海側はあと一筆書きで行けそうなのだが、この2つの離島がある。空港も無いので、本当に国盗りだけだから今回で取れたら嬉しかったのだが・・・ まぁ仕方ないので、次回は港周辺でトライをしてそれでもダメなら行ってみるしか無いだろう。
仕方なく部屋に戻って写真の選別をしていると、フェリーは現在新潟港湾内を航海中とのアナウンスがあったので、再度甲板に出てみる。

新潟港が見えてきてしまった。本州に帰ってきた。北海道に比べたら当然暑いが思ったほどでは無い。今年は非常に暑い年だったが、8月に入ってからは落ち着いてくれたので助かった。
例によってクルマから案内が出て、次第にバイクも案内された。荷物を持ってバイクがある場所へ向かう。

行ってみたは良いが、まだ全然クルマが残っていたのでこれは時間が掛かりそうだ。扇風機が回ってはいたが、暑いのでジャケットを脱いで待機する。ようやくクルマと近くのバイクが片付いたので、下船した。
相変わらず平日だけど、皆のクルマが一斉に降りるためか国道は渋滞していた。隙間があったので何とか抜ける。2017年は新潟西ICまで国道8号を使って若干の高速料金をケチったが、たかが100円の差なので今年は新潟亀田ICから入ることにした。
北陸道をひた走る。ここで対面から荷物満載のバイクが来たと思ったら、高速道路上で挨拶された。流石に来るとは思ってなかったので戸惑ったが何とか反応する。今から11:45発のフェリーで北海道に向かうのだろうか。そして荷物満載で新潟方面から来るのは北海道から帰ってきたバイクと思って、挨拶をくれたのだろう。
中々レアな経験をして、順調に進む。2017年は長野方面の天気が悪い予報だったから、関越道・圏央道・東名で帰宅した。今年は、長岡JCT以西や上信越道の高速CPと国盗りを取得するため、長岡JCTから引き続き北陸道を走る。

米山SAで休憩。天気も良く海がキレイだったので撮影。メッシュジャケットなら気持ち良いのだろうが、3シーズンジャケットだと、耐えられない程では無いが暑い。
休憩も程々に出発。順調に進み、上越JCTから上信越道に入る。ここからは信濃町ICまでは対面通行だった。工事をしていたので、この区間もその内2車線になるのだろう。この区間は妙高山の展望がとても素晴らしかった。写真を撮りたくなったが高速道路なので路肩に停まる訳にはいかないので残念。妙高山を横目に順調に走り続け、松代PAに到着。
ここに到着して驚いた。何とバイク用の駐輪場が無いのである。雪国だからか知らないが、これは酷い。少し調べてみると、上信越道はNEXCO東日本の管轄のようだ。規模と気候が違うから難しいのかもしれないが、NEXCO中日本管轄のSA・PAは全てじゃないかもしれないが、寄ったことがある所は100%屋根付駐輪場が完備されている。
そういえば東北道のどこかでは、そこまで雪国じゃないのに駐輪場に屋根が無い所があった気がする。NEXCO間でも格差があるように感じた。ヒマがあったら、その内NEXCOにクレームでも入れてやろうと思う。全てが屋根付なら素晴らしいが、流石にそこまでは求めないのでせめて専用スペースくらい欲しいものだ。

ここで昼食にする。暑いし、長野らしくざるそば定食を美味しくいただいた。ここで給油をする。高速だからガソリンが高いが、長距離移動だから仕方がない。恐らくこれで、静岡まで無給油で行けるだろう。
松代PAを出発して、更埴JCTから長野道に入って姨捨辺りからの景色を眺めながら走る。

岡谷JCTから中央道に入って、諏訪湖SAで3回目の休憩。上り側は湖よりなので景色が良い。平日の火曜なのに、流石にここまで来るとSAは人で溢れ返っていた。世の中平日でも結構休みな人が多いんだな、と驚いた。
ここでソフトクリームを食べようと思ったが、パッと見みつからなかった。仕方ないので、中にあったクレープを購入して食べた。定番のバナナチョコを美味しくいただく。実は外の露店側で売ってたみたいなので、覚えておこう。
諏訪湖SAを出発して、双葉JCTから中部横断道に入る。ここからは対面通行だが、交通量が少ないので普通に進む。六郷ICで降りてすぐのコンビニでアイスコーヒーを飲みながら休憩。そして国道52号に合流した。
身延から国道ではなく富士川対岸の県道に回り南下。再度国道52号に合流し、順調に静岡県に帰ってきた。新清水ICから新東名に入ってすぐの、清水PAで休憩する。これで最後の休憩だろう。
時間を見ると16:00前くらいだった。これは17:00までに帰れるかもしれない。2017年は圏央道経由で帰った。高速の割合はこちらの方が高いのだが、自宅到着は17:00を過ぎた記憶がある。
途中で流れが良い道とは言え、一般道を経由しているのにこちらの方が早いとは驚いた。距離で考えると、長野経由の方が20km程短いらしい。新潟西まで節約したためか、圏央道の八王子付近で軽い渋滞があったためか、単純に距離だけが効いているのかよく分からないが、今後の参考にしよう。長野経由の方が一度高速を降りる割には、トータルの高速料金が安いのでありがたい。
新清水ICから最寄ICは30分程度で着いたので、給油して帰宅。2018年の北海道ソロキャンプツーリングが終わった。

今回の走行距離は、3,357.2kmでした。北海道内での走行距離は2,626.8kmだったようだ。実質10日滞在して1日オフ日があったから、平均が290km程度なので、若干少ないかな。去年は天候に恵まれたので平均330kmだった。これは、もう行かなければならない所が減ったのもあり、さっさとキャンプ場に入るように動いたのもあると思われる。
3,000km強も走ってくれたNinja君に感謝。GWと同様に荷物の片づけをする気がしなかったので、必要なものと土産だけ出して、後はそのままにしてしまう。やはりインナーガレージはとても素晴らしい。
今回のトラブルは、晩成温泉で小物入れ一式(これは返ってきた)・べつかい効楽苑でカミソリSETを温泉に忘れてきたこと。和琴湖畔キャンプ場でテントを燃やしてしまったこと。が発生してしまった。テントを燃やしたのはかなり凹んだが、直せる見込みがあるので何とか対応したいと思う。
何故かGWは殆どトラブルが発生しないが、北海道へ行くと必ず何かが起こる。今年は少し笑えないレベルが発生してしまったが、不幸中の幸いで最後の方だったから、まだ乗り切れた。そろそろ来年こそノントラブルで終わってほしいが、さてさてどうなることか。
静岡に帰って少し見たところ、モンベルからクロノスドームの前室が拡大された、「クロノスキャビン」という新商品が発売されているらしい。初山別のキャンプ場でこれを張っているライダーさんが居たので現物を見た時に、モンベルからこんなの出てたっけ?と思い調べてみると、この情報に行きついた。可能であれば、ライダーさんに見せてもらおうと考えたが、中々捕まらなかったのでそれは出来なかった。

どうやら前室の屋根がポールを使ってひさしにしたり、それをしなくても右から出れるようになっていて、ドームと比べるととてつもなく広い前室が手に入れられるようだ。
これをメインにして、タープを持っていかない。という選択肢もあるように思える。高さがある程度確保されているし、前室も広いので傘を差して出るということも出来そうだ。
ただ、ひさしを立てた状態だと横からの雨はどうなんだろう?タープなら横風もある程度防げるので、雨の日でも景色を眺めながら寛ぐことが出来る。キャビンだと、横の雨は中々防げそうに見えないので、雨の中前室で寛ぐというのは厳しそうに見える。しかも、当然ながらドームと比べると収納が大きくなってしまう。昔使っていたムーンライト3型くらいのサイズになってしまいそうだ。
でも、広い前室は中々魅力的だ。もし購入したとしたら、GWはキャビン1個。夏北海道はドームとタープという選択肢が良いかもしれない。GWは天候不良だとおとなしく宿に逃げる可能性が高いし、天気予報も良く当たるので事前にどっちを持って行くかの選択も出来ると思われる。
どっちにしろ、とりあえずテントの補修にトライしてみよう。それが無理ならキャビンを買ってしまうのが良いだろう。
2018年の北海道もこれで終わりです。毎年言っているが、そろそろ飽きた感も無くは無い。しかし、やっぱり暑いときには涼しい所に行くのが最高だ。タイミングさえ合えば、何度も見た風景でも感動することが出来る、というのも分かった。
というわけで、やっぱり夏は北海道以外の選択肢は無いと思う。また来年も行けるといいな。今度こそは、奥尻島・焼尻島・天売島辺りをターゲットにしてみたい。
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