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だい 青BMアクセラと忍者650のブログ一覧

2018年08月18日 イイね!

2018年夏休み 北海道ソロキャンプツーリング 10日目 初山別村~弟子屈町


■10日目 8/18(土) 天気:晴れ
走行距離:372.0km

 初山別村を出発し、幌加内町経由で旭川へ向かった。その後石北峠を越えて北見地方に出て、津別峠を越えて弟子屈町まで走った。

 5:00頃起床。前日は夜景撮影のため、少し寝るのが遅かったが普通に起きれた。



 テントから出ると、東側は雲が多いものの晴れていた。既に上った後だが朝焼けが出てたので写真を撮る。

 早速天気予報を確認すると、変わっていなかった。むしろ悪くなっており、相変わらず当日18日(土)は晴れだが、19日(日)は道北・道央でも午後から雨の予報になっていた。20日(月)に小樽港からフェリーに乗る予定だが、20日(月)は良い天気のようだ。

 先日立てた予定だと、焼尻・天売島に行って翌日帰ってくる計画にしていた。恐らく、この日は晴れるのだろうが、翌日がかなり怪しい予報。それなら当日中に帰ってくる。という選択肢も考えたが、やはり折角離島に行くからにはキャンプがしたい。

 等々考えた結果、また行く機会があると思うので、今回は諦めることにした。となるとその代案を考えなければならない。

 先ほど天気予報を見ていたら、19日(日)道東は天気が良いらしい。数日前まで居たのでまた戻るのも微妙なのだが、ここで1つ妙案を閃いた。

 いくら北海道広しと言えどツーリングに適した場所で、都合よく便利なキャンプ場は限られる。

 何を持って便利とするかは意見が分かれると思うが、私のキャンプスタイルは基本的に「毎日移動、酒は飲まない、テント設営後はバイクに乗りたくない」なので、「荷物運びの容易さ、買出し遠い・ゴミ持ち帰りもOK、景観が良くて温泉徒歩圏」が便利の基準だ。

 今回の旅で泊まったキャンプ場は、全て今までに泊まったことがあるキャンプ場だ。なるべく毎年、未開拓のキャンプ場を増やしたいと思っているが、中々難しい所もある。

 泊まってみたいキャンプ場リストみたいなのも作っているのだが、その中のトップクラスが「和琴湖畔キャンプ場」と「羅臼温泉野営場」となる。しかし、この2つはいずれも大人気のキャンプ場のようで、ピーク時期は非常に混雑するらしい。なので、16日以降なら空いていると思われるので、そこを狙って行きたいのだが今までうまく立ち回れなかった。天気等によって左右されるため仕方ないだろう。

 流石に初山別から羅臼まで1日で移動するのはしんどいが、和琴なら何とか行けると思われる。道東も天気が良いらしいし、焼尻・天売島も捨てがたいが、和琴に泊まるのも悪くない。

 という訳でプランが決まった。残り3日なので、この日に和琴に泊まる。和琴へはどう行くか、だがツーリングマップルを眺めてみる。

 すると、苫前からの国道239号霧立峠を通ったことが無い。しかも、交通量皆無のロングワインディングということらしいから楽しそうなので、まずこれで幌加内町に向かう。幌加内町はそば畑が有名なので、それを眺めつつ旭川に出る。旭川からは、国道39号で石北峠を越えて北見市温根湯に出る。

 そこから屈斜路湖畔に向かうのだが、美幌峠は何度も通っているから、津別峠を越えてみよう。そうしたら和琴は目の前だ。となると、またフラッグブルーエリアに入るので、羽幌等で慌てて購入する必要は無いだろう。赤色も微妙なエリアなので、旭川で赤色を買えれば良い。

 ちなみにざっくりホクレンライダーフラッグカラーエリアの説明をすると、黄色=道央道南。緑色=道東(太平洋エリア:帯広~根室)。青色=道北(日本海エリア:留萌~稚内~枝幸)と道東(オホーツク海エリア:紋別~網走)。赤色=道北(旭川周辺:富良野~名寄)。と言ったところだ。前にも説明した気がするが、手に入れるのが難しいのが黄色・赤色で、黄色は初日に買わないと最終日まで買えなくなることが多い。赤色も、内陸にはあまり行かないのでこれまた難しい。と言ったところだ。

 フラッグコンプリートの算段も出来た。そして翌日は、弟子屈周辺を散策して、阿寒湖・足寄と日勝峠を越えて「日高沙流川オートキャンプ場」ここも良いらしいが、泊まったことが無いのでここに泊まる。最終日は、千歳に出て土産を調達し、支笏湖や時間があるようなら羊蹄山を周って小樽まで行くような計画を立てた。これなら、未開拓のキャンプ場が2つ増えるし充分楽しめそうだ。

 そんなことを考えながら、朝食の支度をし美味しくいただく。食後のコーヒーを飲んで一服したところでガス缶の残量を確認すると、あと1日分しか無さそうな感じだ。国道39号で旭川/北見近郊を走るので、ホーマックもありそうな気がするからとりあえず寄ることにしよう。




 早起きも出来たし、食事の片付けをして撤収準備に入る。柵があるので、フライシートやグランドシートを干しながら片付け。雲は少しあるが、青空が広がっているので気持ちが良い。すぐそこにアスファルトの駐車場からあるから、荷物の散乱も楽だったので順調に進みバイクに載せる。

 8:00前にキャンプ場を出発した。国道232号を南下するが、とても良い天気なので気持ちが良い。焼尻・天売島もハッキリ見えた。行ってみたかったが、後ろ髪を引かれる思いで羽幌市街を通過する。

 苫前町はすぐ隣なので、国道239号の交差点を士別方面に曲がる。しばらくは少し交通量があったが、集落を越えると確かに交通量皆無になってきた。

 ちょっと幌加内町まで何台とすれ違うか数えてみた。40km近く走ってクルマが8台と、バイクが3台くらいだったと思う。確かに、国道239号はR100や80があったりと、中々楽しい道だった。北海道田舎道特有の、路面が荒れ荒れということも無かったし、楽しく走れた。キャンプ道具を積んでいない時に、走ってみたいと思った。

 順調に国道275号と合流し、幌加内町に入る。前回ここを通った時に、そば畑がキレイだったが天気が良くなかったのと、急いでいたのもありPASSしてしまったので、今回はそば畑を撮影したいと思う。



 ちょっとした展望台があったので、寄ってみる。牧草ロールの外装が積まれて手作り感満載だ。



 一面にそばの花が咲いてとてもキレイだ。東屋までちょっとした散歩道になっていたので、少し歩いてみる。



 広大なそば畑を今回はちゃんと見ることが出来て満足。



 あまり撮らなくなってきた、背景ボカしでそばの花を。最近はパンフォーカスの写真の方が多い。昔は「ボケた~」ってやたら開放付近で撮って喜んでいたが、ボケの写真は中々難しくてセンスが必要だ。そのセンスはあまり無いのを自覚しているので、最近はボケ写真を撮らないようになってきている。

 そばを食べられるところも併設されていたが、少し時間が早いので今回はPASSする。撮影を楽しんだところで出発。ここでは、そば畑を背景にバイクが撮られなかったので、少し場所を探してみる。



 良い場所があったので止まってみた。国道は、両側に電線が張り巡らされていたので、ちょっとした農道っぽい所に入ると電線が無くて良い感じ。



 この真っ直ぐ伸びる農道とそば畑が素晴らしい。この後、国道275号から道道72号に入って旭川方面へ進む。この道は工事が多くて、砂利道が長くあったから神経を使って進む。

 鷹栖町に入ったところでホクレンがあったから、少し早いけど給油。赤色のライダーフラッグも一緒にGetする。これであと1色だ。北見周辺で買えれば嬉しい。

 国道39号に出てしばらく走ると、旭川紋別道愛別ICから高速に入る。と言っても無料の自動車専用道路だ。

 そろそろ良い時間になったので昼食にする。前回この辺りに来た時に、国道39号沿いにあったラーメン屋が長蛇の列で気になった記憶があるので、上川層雲峡ICで降りて向かう。



 よし乃というお店でみそラーメンを食べたが、このスープが物凄いコクで美味しい。これはウマいラーメンだった。どうやらチェーン店で、北海道で数店営業しているらしい。これはどこかで見かけたら、行きたいと思った。

 お腹も膨れたところでツーリング再開。国道39号を層雲峡温泉を横目に通り、大雪湖で上士幌・帯広方面の国道273号との分岐にあたる。ここで殆どのクルマが国道273号に進んだので、国道39号はガラガラになった。

 石北峠をバイクで越えるのは初めてかもしれない。適度なワインディングで順調に進む。大昔に父親と北海道に来た際にここを通った記憶がある。峠にあげじゃがの店があって、ツーリングマップルにも載っているのだがどうやら道の駅「おんねゆ温泉」に移設したらしい。旭川紋別道の延伸により、石北峠を通るクルマが激減してしまったので、営業を止めてしまったようだ。

 結構楽しかったので、どうして石北峠がオススメルートになっていないのか疑問だったが、殆ど追越禁止なのでトラック等に塞がれるとかなりの苦痛を伴うだろう。峠に小さなパーキングがあったが、先導車が居なかったのでそのまま通過してしまった。峠の碑が立ってて、見晴らしもそこそこ良さそうだったが仕方ない。交通量は少ないので、また通る機会があれば寄ってみたい。

 順調に国道39号を走り、道の駅「おんねゆ温泉」で休憩する。ここで白い恋人ソフトを食べたが、中々美味しかった。だが、柔らかいからという理由でコーンではなくカップ提供だったのが惜しい。 
 
 そろそろ良い時間になったので本日の宿を模索する。と言っても、朝決めていたのであっさりだ。何かあって時間が足りなければ、また他の案を考えなければならないが、充分間に合うだろう。予定通り、弟子屈町の和琴湖畔キャンプ場にしようと思う。

 道の駅を出発し、留辺蘂の国道39号沿いにホーマックがあったので立ち寄った。大きい店ではなく、小さいニコットだったのでジュニア缶があるか心配だったが、無事あった。驚いたのは値段で、何とジュニア缶1本>格安ガス缶通常サイズ3本セットの値段だった。流石にイワタニ純正とは言えこの値段設定は厳しいな、と思ったがバイクなので体積は非常に大切だ。そこは金を掛けることにする。

 無事ガス缶問題も解決したので、キャンプの自炊も心配要らない。懸念も解決したので、もう国道を走る必要も無い。津別町へ向かうべく相内の道道245号交差点から南に向かう。適当な農道を通り抜け、道道27号へ向かった。



 北見郊外の風景が気に入ったので、止まって写真を撮ってみた。



 北海道はふとしたところに良い風景があるので素晴らしい。撮影を楽しみ、引き続き津別町へ向かう。道道27号を走るが、ここは意外と交通量が多かった。特に急いでも無いので、のんびり進む。

 津別町に入ったところでまずはセコマによる。和琴近辺は買い出し出来る場所が無いので、弟子屈市内まで出なければならない。面倒なので、早めに買い出しをしておく。

 そして、ホクレンがあったので給油しておく。無事に青のフラッグを手に入れることが出来たので、4色コンプリートだ。今年は結構長く掛かってしまった。もしかしたら、黄色よりも赤色の方が入手困難なのかもしれない。

 買い出しと補給を済ませ、いよいよ道道588号で津別峠を目指す。交通量が皆無な道を順調に進んでいくと、分岐があり道道の方が狭かったので一度スルーしてしまい、慌ててUターンする。ランプの宿方面の道の方が広かったから間違えてしまった。

 ここからの道道588号は狭小急勾配と、バイクで無ければ少し躊躇する道だ。と言っても、離合場所も多かったので四輪でも問題無く走れると思われる。

 山道を登り続けて津別峠に到着。津別峠展望台は、ここから更に標高約100m登ったところだ。



 津別峠展望台に到着。途中までは良い天気だったが、標高が上がるにつれ段々霧が出てきてしまった。



 屈斜路湖は何とか見えていた。ギリギリセーフで写真を撮る。展望台の上にも一応行ってみる。



 しかし、次第に美幌峠方面から霧がなだれ込んできたので、すっかり屈斜路湖が見えなくなってしまった。標高も900m超えなので、風が吹くと結構寒い。



 駐車場方面を撮影。あまり見えなかったが、こればっかりは仕方ない。屈斜路湖方面はこれからも何度か来る機会もあるだろうから、またの機会を楽しみにしておく。

 津別峠より東側は木々に囲まれ、ツーリングマップルにもコメントがあったが、あまり屈斜路湖は見えなかった。標高が下がるにつれ次第に霧は晴れてきたので、どこかで見えないか場所を探す。



 ようやく湖側が開けている場所を見つけたので、止まって撮影。



 バイクも一緒に。



 これから向かう和琴半島もしっかり見えた。あの湖畔にキャンプ場があると思うと楽しみだ。

 撮影を楽しみ、屈斜路湖畔まで降りて国道243号に合流。ここまで来れば和琴半島はすぐなので、16:00頃和琴湖畔キャンプ場に到着した。

 繁忙期のためか、入口に係員が居て「100mくらいなのでバイクは押して行ってください」と言われてしまった。仕方ないので押して行くが、平坦でジャリ道では無かったのでそこまでしんどくは無かった。

 管理棟で受付をする。ここは初めてのキャンプ場なので、まずはトイレと炊事場の確認をしておく。それを把握した上でテントを張る場所を決めた。

 いつもなら展望の良い方に入口を向けるのだが、初山別村と同様にこの日は湖から風が吹いていた。仕方なく横向きにして風下側に入口を向けた。



 ここをキャンプ地とする!前情報通り、湖畔すぐ側にテントが張れて、バイクも通路に置けるため環境としては非常に素晴らしい。温泉徒歩圏で、バイク押入れ可能。管理棟にコインランドリーまで付いている。素晴らしい景色を見ながらキャンプ出来るのはとても最高だ。



 しかも、ファミリーと自転車/バイクエリアが分かれているので、喧しい家族連れの傍になることが無い。



 違うアングルでも写真を撮る。

 大変素晴らしいキャンプ場だが、難点もいくつか。トイレがボットンで匂いがそこそこあり、炊事場も年季が入っている。人気のキャンプ場なので、少し時期を外したから湖畔前列に張れたが、ピーク時期だとかなり埋まることだろう。




 ちょっと時間があるし、景色が良いので少し散策をしてみた。するとトイレに関しては、露天風呂近くと一般観光客用駐車場に水洗トイレがある。歩いて数分の場所なので、我慢出来ない場合や大はそちらを使うことが出来る。混雑に関しては、早めに入るかピークをズラすなどの対処をすれば良いだろう。



 加えてここの最大の魅力が、無料露天風呂がすぐそこにあることだろう。残念ながらシャンプー類は使用禁止だが、24時間入浴可能で本物の温泉が気軽に入れるのは素晴らしい。水着着用可能の混浴温泉なので、昼間の利用は中々難しいかもしれない。



 テントサイトは湖畔沿いに長く繋がっている。初めてなので管理棟のおばちゃんに少し聞いてみたら、やっぱり風呂は露天が一番のおすすめで、シャンプー等を使いたければキャンプ場入口近くの「湖心荘」で日帰り入浴が出来るらしい。しかし、湯船・洗い場が非常に小さくシャワーも無いので、混雑すると少し大変のようだ。

 最初は露天だけでも良いかと思ったが、やっぱり髪は洗いたいので夕食後に湖心荘に行って、寝る前と朝風呂に露天風呂にでも行こう。そんなことを考えながら、夕食の支度を始める。



 湖を見ながら炊飯。これもまた至福の時。大変美味しくいただいた。



 ここで天気予報を見たところ、眼を疑った。何と弟子屈町の最低気温が8℃と出ているではないか。8月だろ?最低気温が1ケタになってきたら紅葉が進むと言われているので、静岡なら11月くらいの気温ではないか。

 これはかなり冷え込みそうなので、ちゃんとシュラフに包んで寝なければならないな、と再認識する。



 食後夕焼けが進んできたので、撮影開始。ちょっと雲が多いが、何とか夕暮れを見ることが出来そうだ。



 バイクとテントも一緒に。



 少し雲が多いが、雲の向こう側が茜色に染まっていくのが素晴らしい。

 大変素晴らしい夕焼けだった。マジックアワーも充分楽しめた。もう少し雲が少なければ、マジックアワーも良いものだろうがこればっかりは仕方がない。夕焼けを楽しみ、後片付けをして最初に湖心荘に行くことにした。

 サイトから歩いてすぐの、結構年季の入った旅館という感じだ。内風呂のみで、当然サウナ・水風呂等は無い。前述した通りシャワーも無い上にカランの湯の出っぷりが非常に悪く、洗面器に溜まるのに非常に時間が掛かる。もう待ってられないので、湯船の温泉を使って頭や体を流した。

 年季は入っているが温泉は本物で、非常によく温まる。まぁサイトから歩いて行けるのだからあまり贅沢も言えないだろう。いつもは髪を乾かさないが、流石に先ほど天気予報を見て冷え込みそうだったから、風邪防止のため乾かしておく。

 テントに戻った所でしばらくイスに座り寛ぐ。ふと空を見上げると、星が見えていた。月が半月だが出ていたので、それが少し空を照らしていたが、中々良い星空だ。



 と言う訳で、今晩も三脚の出番だ。湖畔側は北西方向みたいだから、今晩も天の川はサイトから見れそうにない。なので、北極星と北斗七星を撮影する。

 後ろのテントのランタンが異常に明るくて、超広角レンズだとフレアが出てしまうのが少し難しかった。



 キャンプ場の風景も撮ってみた。まるで昼間のように見えるが、れっきとした夜である。これも写真の醍醐味の1つ。

 撮影をしていたら、少し体が冷えてきたのでタオルを持って露天風呂に行くことにした。外灯が無いのでヘッドライトを持って行く。管理棟のおばちゃんは徒歩2分だと言っていたが、もう少し時間が掛かると思われるがすぐ近くだ。

 着いてみると、湯船には誰も入っていなかった。真っ暗で半月の月明かりが若干あるくらいだから、裸になるのも抵抗が無い。入ってみたが、噂には聞いていたがとても熱かった。何とか肩まで浸かる。

 ここで空を見上げてみると、満点の星空だった。先程まで見えていた半月が山の中に沈んでいったので、もう少ししたら真っ暗な空になるだろうな、と思ったがそこまで起きてられないだろう。こんな星空を見ながら温泉に入れる、なんて幸せなことだろうか。やはり人気があることはある。和琴湖畔キャンプ場が一発で気に入った。温泉の温度が熱いので、出て涼む。また入るを2回繰り返したところでテントへ戻った。

 温泉で温まっただけあって、外に居ても平気だ。流石に次冷えると風邪を引きかねないので、少しだけマターリして22:00頃テントに入って寝ることにする。ちゃんと着込み、シュラフのドローコードをしっかり引っ張って暖を逃さないように心掛ける。


宿泊地:北海道弟子屈町 和琴湖畔キャンプ場 450円
温泉:湖心荘 400円


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Posted at 2018/09/19 00:10:48 | コメント(0) | トラックバック(0) | 北海道2018 | 日記
2018年08月17日 イイね!

2018年夏休み 北海道ソロキャンプツーリング 9日目 浜頓別町~初山別村


■9日目 8/17(金) 天気:雨後曇り後晴れ
走行距離:208.7km

 浜頓別町を出発し、宗谷丘陵経由で稚内へ向かった。その後日本海側に出て、いつものオロロンラインを走りサロベツ原野周辺を観光して、初山別村まで走った。

 5:30頃起床。前日は少し寝るのが遅かったが普通に起きれた。

 早速天気予報を確認すると、相変わらず18日(土)は晴れだが、19日(日)は道北で午後から雨の予報に変わっていた。前日経てた計画だと、焼尻島から戻ってくるのが19日(日)の昼前なので、これだとまた雨の中走るハメになってしまうかもしれない。非常に悩むが、また最新の天気予報を確認して、考えることにしよう。



 テントから出るが、雨は弱まっていたが風がまだそこそこあった。タープポールが強風が吹くとたわんでたので、少し不安になるが大丈夫のようだ。タープの揺れ具合から、風の強さが何となく分かってもらえるだろう。予報通り回復してくれると嬉しいのだが。

 早速朝食を取る。朝の天気は、雨が降ったり止んだりの繰り返しだった。空は割と明るかったので、もう降らないだろうと思ったら降ったり、と中々読めない天気だった。まぁ急ぐ必要は無いので、のんびり後片付けをしたり、テントの中を片付ける。タープがあるのでこの程度の雨ならなんの問題も無い。

 朝食を自炊したところで、家から持ってきた大きい方のガス缶が無くなった。いつもは、一般的なガス缶1つとイワタニジュニア缶を持ってくる。例年だと、残り1~2泊程度で1本目が無くなり、残りをジュニア缶で補っている。ところが、今回はあと3泊あるのに無くなってしまった。考えてみれば、今年は1泊多いのでいつもより必要になるのは当たり前だ。しかも、昼食も1回炊飯しているのだ。

 ジュニア缶も常に新品を持ってきている訳では無く、上述通り補間している程度なのであまり気にしていなかった。残量を確かめてみると、経験上恐らく3泊分は無さそうな感じだった。とりあえず様子を見て、必要であればホーマック辺りに寄ってジュニア缶を導入することにしよう。最悪普通サイズなら100均にもセコマにもあるのでどうにかなる。

 8:30くらいになってようやく雨が止んだ。タープやバイクを吹いたりして乾かす。そして雨の中割と走ったので、チェーンに注油をすることにした。今年のGWからウエスを持ってくるようにしたので、手が汚れにくく作業が出来る。どうせもう泥まみれなので、注油後の処理は適当に済ませる。

 ここは机とテーブルがあるので、フライ/グランドシートを乾かすにも楽だ。イスを片付けても座れるので、そちらも助かる。テント等を全て撤収して、10:00頃ようやくキャンプ場を出発する。雨が止むのを待っていたので、かなり遅い時間の出発になってしまった。まずは、2日前にも行ったがエサヌカ線に行ってみる。

 

 やはりこの道は爽快感があって良い。北側に若干の青空が覗いていたので、これから向かう稚内方面はもしかしたら晴れているのでは?と期待が持てた。



 この伸びやかなストレートが素晴らしい。

 エサヌカ線を楽しみ、国道238号に戻り北上する。雲が多いが雨は降りそうにない空模様だったので、テンションも上がる。猿払村を越えて稚内市に入ったところで、宗谷丘陵に向かうべく道道1077号に入った。この先の国道238号も中々良い景色なのだが、宗谷丘陵へ向かう道には勝てないので、よっぽどの時間が余っていない限り道道へ入ってしまう。

 しばらく走り道道889号の標識があったので、宗谷丘陵方面へ。ここから宗谷丘陵への道は適度なワインディングと景色が大変素晴らしい。何故、ツーリングマップルのオススメルートになっていないのか、不思議なくらいだ。

 気分良く走っていると、久しぶりの感覚に襲われた。この道はワインディングなのでコーナーが多いのだが、あるコーナーを抜けた先がパァーっと視界が開けた瞬間、背景が青空に変わったのだ。今まで曇り空で、ほんの少し青空が見えるレベルだったのに、急激に展望が変わったので、物凄い感動を覚えた。背筋がゾクゾクっとなり、「うわぁ~~!!」っと叫んでしまった。

 もう既に7年連続で北海道に来ているので、多少の直線道路や視界が広がったくらいでは動じなく、特に感動もしなくなってきてしまった。流石に慣れてきて、若干飽きが来ている自覚もあった。でも、夏に北海道以外に行くのは暑いから、避暑にと考えれば気にしないでも良いと思っていた。

 恐らく色々な効果が重なったのだろう。2日前は雨の中200km以上走り、前日はヒマでヒマで時間を持て余していたが、風雨が強くて出歩くこともしなかった。この日も朝は雨が降り、曇り空の中ずっと走っていたところで、このような展開があった。というのが大きいのだと思う。

 やっぱり常に晴れ続きの方が良いに決まっている。しかし、刺激としては悪天候があった場合の方が、晴天になった時の喜びは倍増されるのだろう。かなり久しぶりの感覚だったので、たまにはサゲてアガる展開があっても良いかも、と考えてしまった。



 大喜びで宗谷丘陵を駆け回り、よく止まっている場所に到着。



 牧草ロールが良い感じに置かれていて素晴らしい。



 自衛隊の丸山レーダーが風景にアクセントを加えているような気がする。



 風車側は逆光と雲が多かったので、少しイマイチ。ここから少し登れるので行ってみる。



 牧草ロールが目の前にドン、とあったので嬉しくなり撮影。



 無駄に望遠でも。



 この牧草ロールの点々と置かれているのが、やっぱり良い。さっきみたいにまとまっているよりも、無造作に置かれている方が味があるような気がする。



 バイクに戻ると、ライダーさんがやってくるのが見えた。バイクの競演をしようかとカメラを構えていたら、手を振ってくれて何とかその瞬間を捉えることが出来た。サービス精神旺盛なライダーさんでありがたい。



 少し進んだ所では、オホーツク海が見渡せたのでこちらでも止まって撮影。やはり宗谷丘陵の撮影スポットはたくさんある。




 あの奥に、尾根を突っ切るダートがあって1回だけ途中まで突っ込んだことがあるが、そこまで見晴らしも良くなかったような記憶がある。ちょうどオフ車の方が突っ込んで写真を撮っているようだ。セローとかだったら、行ってみるのだがなぁ。



 1個牧草ロールに注目して撮影。



 バイクも一緒に。本当に素晴らしい景色なので、是非宗谷丘陵はオススメです。

 宗谷岬は特に行きたい場所では無いのでPASSして、白いダートに行くことにした。自衛隊の丸山レーダーの場所から入るのだが、ここも今まで無かったと思われる看板があった。白いダートも観光地として売り出しているのだろうか。



 白いダートに向かう途中で、宗谷丘陵と丸山レーダーを見渡せる場所があったので、止まってみた。結構な勾配だったので、ちゃんとギアを入れて止めておく。



 本当に素晴らしい景色だ。こんな所を走れるだけで幸せを感じる。写真だと分かりにくいかもしれないが、サハリンもハッキリ見えたので、前日の雨のおかげで空気が澄んでいるのだろう。
  
 景色を充分に楽しんだ後、白いダートに向かった。しかし、利尻山は雲に隠れていたし、売り出したせいか広い所にはクルマが止まって観光客が景色を楽しんでいたので、どこにも寄らずに国道238号まで戻ってしまった。

 そろそろ良い時間になったので昼食にする。考えてみれば、今年は時間に余裕のあるツーリングが多くて、昼食もしっかりした場所で取っていた。なので、まだセコマのホットシェフ弁当を食べていなかったので、そろそろ食べたくなった。



 ようやくホットシェフ弁当を食べる。いつも任意の弁当と、フライドチキンを食べるがこれがまたウマい。



 ここでこんなチラシを見つけた。店舗が異なるセコマの300円以上のレシートを集めると、5店と10店でソフトクリームが貰える企画のようだ。いつも最後にこんだけセコマを使ったぞ、という写真を撮るためにセコマのレシートは捨てずにとっていたのだが、こんな所で役立つとは思わなかった。

 もう余裕で10店は到達してると思っていたが、コーヒーだけ買った場合もあったので、300円以上と限定すると8枚持っていた。若干足りなかったが、後2店なら余裕で到達できるだろう。早速チラシとレシートを持込み、店員さんに貼ってもらう。本当は家で貼ってくるのだろうが、そんなものは持ってきていないのでお願いした。ご苦労をお掛けします。

 と言う訳で、タダでソフトクリームをGetして食べる。もちろん店で食べるようなとろけるような物ではなかったが、充分美味しい。

 何だか良い気分になったところで、セコマを出発。ノシャップ岬に訪れるかどうかで悩んだが、サロベツ原野をグルグル回って豊富町の大規模草地牧場に行きたいと思っていたので、ノシャップ岬はPASSすることにした。

 稚内市街から道道106号に入る。ちょっとした市街を抜けたら、日本海側に出ていよいよオロロンラインが始まる。ここも、毎年のように訪れているが、一向に飽きない素晴らしい道路だ。

 抜海を抜けたところで、オロロンラインの本領発揮。素晴らしい道を駆け抜け、すれ違ったライダーとも盛大に挨拶する。



 こうほねの家、と呼ばれる展望休憩場に寄ってみた。残念ながら利尻山は雲に隠れて山頂が見えなかった。



 屋上に展望台があったので登ってみたが、ここは初めて寄ったような気がする。トイレもあるし、ちょっとしたテーブルもあるので休憩するには良い所だと思う。

 こうほねの家を出発して、どこで写真を撮ろうかキョロキョロしながら走る。今年は、利尻山を背景に牧草ロールが置いてある場所が無かったので残念。



 何かいつもと同じ場所のような気がするが、気にしない。



 真っ直ぐ伸びる道がとても素晴らしい。



 ちょっと雲が増えてきたが、明るさがあるので充分だ。何度来てもオロロンラインは良い道だと思う。



 利尻山は相変わらず雲に隠れていたが、雨上がりのためか空気が澄んでいて、島がハッキリ見えたのでその点は良かったと思う。

 次は、天気も良いことだし幌延ビジターセンターの横にある展望台にでも行ってみよう。道道106号から、道道972号に入る。



 幌延ビジターセンターの展望台。結構な高さがあるので、見晴らしは凄く良い。前日の雨の影響か、結構な水たまりが出来ていたので、あまり水はけは良くなさそう。



 サロベツの広大な原野を見渡せるので、この展望台もオススメだ。相変わらず利尻山は見えないのが残念。



 オトンルイ風車群も見渡せる。



 長沼方向の展望。



 こちらも牧草ロールが点在しており、素晴らしい光景が広がっている。



 展望台の途中から、バイクとオトンルイ風車郡が見えたので撮影してみた。

 ここで東の山を見ると、厚い雲が掛かっていた。雨を降らすような雲じゃなさそうだが、豊富町の大規模草地牧場はあの辺なので、行ってもあまり展望が良くないかもしれない。

 それなら、パンケ沼近くに行けるのは知っていたが、行ったことが無いのでそっちに行ってみよう。考えてみれば、この展望台は何度か来ているが、ビジターセンターには入ったことが無いので1度は行ってみようと思っているのだが、今回も行くのを忘れてしまった。

 道道972号から広域農道に入り、突き当りを左折すると、駐車場に出た。パンケ沼の駐車場方面から、1台バイクとすれ違ったがビックリした。ここは殆ど人が訪れることが無い所らしいので、ここに居るのはよっぽどの北海道フリークなのであろう。



 どうやら細いダートを越えた先にも広場があって駐車出来るらしいが、水たまりが出来ていたのでおとなしく舗装駐車場に止める。



 初めて来たがあまり遊歩道が整理されておらず、草が生い茂っている。



 これがパンケ沼だ。しかし、沼を見れる展望部の木道が、老朽化からか立入禁止になっていたので遠目からの撮影となってしまった。どうやら数百m行った先でも展望がある、との標識があったが、この遊歩道を先に進む気が沸かずもういいや、と引き返してしまった。

 駐車場まで戻り、先ほどのビジターセンター展望台から見えていた、牧草ロールが見えそうな畑が気になっていたので、そちらに行ってみる。



 畑の横にバイクを置いて撮影。この時間だと少し逆光だったのが残念だが、牧草ロールと一緒に撮影するのは大好きだ。



 オトンルイ風車群と牧草ロール。

 折角なので、久しぶりにオトンルイ風車群に行ってみようかと思う。



 サロベツ原野駐車公園に到着。結局利尻山の雲は抜けてくれなかった。



 オトンルイ風車群は巨大な風車が原野に何個も並んでおり圧倒される。

 そろそろ良い時間になったので本日の宿を模索する。と言っても、前日大体決めていたのであっさりだ。初山別村のみさき台公園キャンプ場にしようと思う。翌日は、羽幌町から焼尻・天売島に行く予定だったので、隣町の初山別がちょうど良いかと思う。

 サロベツ原野の観光を楽しみ、天塩のホクレンで給油する。ここでもフラッグが売り切れていた。このままでは青色がGet出来ないので、どうしようか。留萌や羽幌にもホクレンがあったと思うので、今回はそちらがラストチャンスになるかもしれないな。

 天塩市街を通り抜けて、いつもなら開拓農道の方に進むが、たまにはそのまま国道232号を走ってみよう。開拓農道は海が近くて、牧場・原野っぽい風景の中走るのでより良いが、国道232号も悪くはなかった。

 初山別村手前の遠別町のセコマで買い出しをする。遠別町国道232号沿いにセコマが2店あるのを知っていたので、店舗や駐車場が広い初山別村側のセコマに立ち寄る。

 買い出しを済ませて、16:00頃初山別村みさき台公園キャンプ場に到着した。ここは上段・下段にサイトが分かれていて、それぞれに長短がある。

上段長所:眺めが良い。トイレが近い。
上段短所:風が強い。一時的な荷運びだけなら良いが、駐車場が離れる。温泉が少し遠くなる。

下段長所:駐車場脇にサイトがあるので、目の前にバイクが置ける。温泉が近い。
下段短所:普通に良いが、上段と比べると眺めが劣る。トイレが遠い。

 と言ったところだ。それより驚いたのが、上段サイトにテントが全く張られてなかった。いくら北海道の夏休みが終わったと言っても、これは無いだろうと思って下段を覗いたら、ライダー:ファミリー=8:2くらいでテントが張られていた。

 流石に誰も居ないサイトにテントを張るのも寂しいし、この日は風がそこそこ強かったのでおとなしく下段に張ろう、と思いバイクに戻ると若干の事件が起こった。

 普段は買いだした物はトップケースに入れるのだが、この日に限ってツーリングネットに付けていた。するとそれを見たカラスがそれを奪おうと、クチバシで突いているではないか。なんて頭の良いヤツだ、と驚きながらも急いで駆け寄るとすぐ逃げてった。ツーリングネットにちゃんと縛っていたので事なきを得たが、やはり特にキャンプ場では気を付けなければならない、と再認識した。

 こんなことがありながら、下段にバイクを移動してどこにテントを張ろうか悩む。前回は炊事場近くに張ったが、そこは取られていたので、荷運びが楽で海に近い場所が空いていた。柵もあるので、翌朝撤収時にも役立ちそう。

 いつもなら展望の良い方(今回だと海側)に入口を向けるのだが、この日は海から風が吹いていたので、仕方なく風下(駐車場)側に入口を向けた。まぁ目の前にバイクがあるのも良いものだろう。



 ここをキャンプ地とする!前述通り、展望が良くて温泉徒歩圏で荷運びも楽。なおかつ、無料。と文句の付けどころの無いキャンプ場だ。素晴らしい景色を見ながらキャンプ出来るのはとても最高だ。

 北海道7日目にして、ようやく晴天の中のキャンプが出来るかもしれない。今までの6泊は全て曇り・雨だったから、晴れでキャンプ出来ることに喜びを感じる。時間も早かったので、マットとシュラフを柵に干しておいた。使った折りたたみ傘も広げて乾かす。風が強かったので、目が離せなかったがしばらく置いておくと乾いてくれた。

 早速米を水に浸けて、しばし寛ぐ。この日は出発が遅かったし、撮影が多かったのであまり走っていないが、やはりこのキャンプ場で寛ぐ一時はたまらない。展望が良いキャンプ場でボーっと風に吹かれながら、イスに座って寛ぐ時間も良い。私が北海道に来る目的としては、優先順位を付けるのが非常に難しいが、走り・撮影・キャンプの3つになる。

 本当に行きたい所と言うのは少なくなったので、今年は特にキャンプ場に入る時間が早くなっている。17:00以降に入ったのが1つも無いのは中々珍しい。自炊が必須なキャンプスタイルなので、早めに入った方が時間のゆとりがあって、それはそれで良いかとも思っている。

 ゆっくりしていると、珍しい組合せのライダーさんがやってきた。250ccのバイクにキャンプ道具を積んで子どもと2人乗りでやってきたが、ヘルメットを外すと女性の方だった。子供は恐らく娘さんだろう。札幌ナンバーだったが喋りは関西弁で、複雑な家庭事情なのかな、と下世話な想像をしてしまった。まぁそんなことをこんな所で考えるのは野暮だろう。隣にテントを張られたので、挨拶だけはしておいた。

 そうこうしていると時間が経ったので夕食にする。ご飯を炊いて、美味しく頂いた。

 後片付けを済ませると、ここは日本海側なので夕陽の時間だ。カメラとレンズを持って撮影タイムに入る。北海道に来てようやく見れる夕暮れだ。



 赤色に染まっていく空にバイクとテント。



 テントサイトも赤く染まっていく。



 このみさき台公園は素晴らしくて大好き。



 灯台もあり、半月が出てたので一緒に撮影。




 結局利尻山の雲は晴れてくれなかったが、少し見えていた。



 もう少しで沈みそう。



 望遠に付け替え。手前の雲に反射する夕焼けが素晴らしい。



 大変素晴らしい夕陽だった。ちょっと水平線に雲が多かったので、丸い夕陽が沈む様子までは見れなかったが、今までの天候を考えればこれ以上言うのは贅沢だと思う。



 マジックアワーも充分楽しみ、テントに戻ってくる。晴天だったためか、既に夜露が発生していた。タープも無いので、イスの背もたれだけ前室に片づけて温泉に行く。

 しょさんべつ温泉岬の湯は、前の記憶だと温泉らしく無いと思っていたが、露天風呂は口に入るとしょっぱい塩化物温泉だった。サウナ・水風呂もあるし、塩化物温泉はとても温まるのでしっかり浸かる。サウナ・水風呂のセットもちゃんとこなす。露天風呂から星空が良く見えたので、これはようやく三脚の出番かもしれない。

 風呂上りに時間一杯の21:00まで休憩室で寛ぎ、テントに戻る。ようやく晴れたので、三脚を取出し夜景・星空の撮影をすることにした。




 北斗七星と北極星が輝く。流れ星もちょうど入ってくれた。



 漁港もあって、そこと星空を撮影する。あの街の光は遠別辺りだろうか。



 ここは天文台があって、そこを売りにしている割には外灯が明るすぎて超広角で撮影すると、フレアが入ってしまう。もう少し暗くても良いので、外灯を減らして貰いたいと思ってしまった。私の持っている超広角がフレアが出やすい、のが悪いとも言えるが。



 テントやバイクを撮るには都合が良いが、かなり明るい。前述したお隣の娘さんが瞬間移動しているのが面白い。



 ちょっとアオリ気味で撮影。絞りを開けたので、星空がボケてしまったのが少し失敗。

 南の空なら天の川も見えるかもしれないが、南側に外灯があるので難しい。上段まで行けば何か見えるかもしれないが、ちょっと面倒なので止めておいた。

 7日目にしてようやく三脚の出番が来た。夜の撮影をするのも楽しい。この日も結構寒かったが、温泉に入ってダウンを着込んだことで何とか耐える。

 夜景の撮影をしていたので少し遅い時間になったが、そんなに走っていないのでいつも通り起きられるだろう。22:30くらいに、寝ることにする。


宿泊地:北海道初山別村 みさき台公園キャンプ場 無料
温泉:しょさんべつ温泉 岬の湯 500円


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Posted at 2018/09/17 23:12:39 | コメント(0) | トラックバック(0) | 北海道2018 | 日記
2018年08月16日 イイね!

2018年夏休み 北海道ソロキャンプツーリング 8日目 浜頓別町オフ日

■8日目 8/16(木) 天気:雨
走行距離:0km

 この日は1日雨の予報だったので、クッチャロ湖畔キャンプ場で引き籠っていた。なので写真は殆ど無いです。

 5:00頃起床。この日はオフ日なので、こんなに早く起きる必要も無いので2度寝しようかと思ったが、しばらくゴロゴロしてても寝れる気配が無かったので、起きることにする。

 早速天気予報を確認するが、前日までと全く変わっていない。全道的に雨で、翌日から少しずつ回復し、18,19(土日)は晴れマークが付いていた。

 テントから出て早速朝食を取る。雨はまだそこまで降っていないが、いつ降ってきてもおかしくなさそうな天気だ。片付けを済ませてテントに戻ると、さてこれから1日どう過ごそうか。他のバイク乗りは、撤収して出発する人も何人か居た。他にも沈没している人達も居たので、やはりこの悪天候では動き回りたくないのだろう。



 横のクルマが居なくなったので、クッチャロ湖畔を背景に写真を撮った。



 しばらく雨ざらしになるけど、頑張ってくれ。

 テントの外でボケっと湖をしばらく見ていた。流石にしばらくするとやることが無いので、管理棟の横にある白鳥観察館にでも行ってみることにした。

 何度もクッチャロ湖畔には来ているが、この建物に入ったのは初めてかもしれない。剥製があったり、ハクチョウの違いの説明があったりと意外と楽しめた。

 20分くらい時間を潰しテントに戻って一服していると、段々風も強くなってきた。タープがあっても雨が吹き込んでくるので、あまり外にいたくなるような状況ではない。しかも予報通りとても寒い。なので、この後は寝袋に包まってスマホかツーリングマップルを眺める⇔外へでて湖を見ながら一服、と繰り返していた。

 そろそろ良い時間になったので昼食にする。昼食を自炊するのは、同じくオフ日を設けた2016年のクッチャロ湖畔以来だろう。しかし、風が強くてガスがうまく使えないかもしれないから、おとなしくテントの前室で調理をした。そして、それを持って出て、タープ下でレトルトカレーを美味しくいただく。

 後片付けも済ませて、また先ほどのゴロゴロと一服の繰り返しだ。前回は、役場に行ったり図書館に行ったりしたが、雨だけなら良いが風もあるので、出掛けるのが面倒になりひたすら引き籠る。

 天気予報を確認しながら、今後の予定を立ててみる。

 17日(金)は天気が回復する見込みのため、回復するまでここで待機し、宗谷丘陵やオロロンラインを通って初山別にでも行こう。そして、18日(土)の8:30羽幌港発のフェリーで天売島へ行ってグルっと周る、そして焼尻島に渡ってキャンプをする。19日(日)に一便で羽幌へ戻り、その後はいつもの上富良野町の日の出公園オートキャンプ場に行くような計画を立ててみた。

 これなら、行きたいと思っていた焼尻・天売島を満喫出来そうだ。1つの懸念点が、天売島の滞在時間が5時間もあるので、周囲12km程度の小さな島で、果たして時間が潰せるのだろうか。まぁその辺りは何とかなると思うので、あまり気にしないでおこう。

 少し眠たくなってきたので、14:00頃から昼寝をすることにした。1.5時間くらい寝て、再度同じことを繰り返す。17:00になったので夕食を食べる。

 流石に全く夕陽が期待出来ないと思われるので、まだ明るいが隣接の「はまとんべつ温泉ウイング」に行くことにした。受付を済ませて、風呂ではなくいきなり休憩室に向かう。ここでPCで出費管理などをしていると、日ハム戦が始まったのでしばらく見ていた。やっぱりTVがあると、暇つぶしにはもってこいだ。

 19:30頃から温泉に入って、風呂とサウナ/水風呂を繰り返してサッパリした。また休憩室に戻って、閉店の21:00まできっちり過ごさせてもらった。

 残りの日程を考えると、前日洗濯をしたばっかりだが風呂上りなので、2日分の洗濯物がある。これを済ませておけば、残りの日程をクリア出来そうだったので、キャンプ場に戻り洗濯を開始。2日分なので、乾燥も30分で済んだ。

 乾燥が終わったので、洗濯物を取り込み畳んで終了。少し遅い時間になったが、昼寝もしているし活動もしていないので、いつも通り起きられるだろう。翌日早めに天候が回復することを祈りながら、寝ることにする。


宿泊地:北海道浜頓別町 クッチャロ湖畔キャンプ場 200円
温泉:はまとんべつ温泉ウイング 550円


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Posted at 2018/09/16 23:35:10 | コメント(0) | トラックバック(0) | 北海道2018 | 日記
2018年08月15日 イイね!

2018年夏休み 北海道ソロキャンプツーリング 7日目 網走市~浜頓別町


■7日目 8/15(水) 天気:雨後曇り
走行距離:276.4km

 網走市を出発し、オホーツク国道をひたすら北上して、浜頓別町まで走った。1日中雨が多かったので写真が少ないです。

 4:30頃起床。前日寝るのが早かったためか、早起きすることが出来た。このキャンプ場は若干やかましいので大型トラックの音とかで起きてしまうことも何度かあった気がしたが、全く目覚めること無く朝を迎えた。

 早速天気予報を確認すると、前日までと全く変わっていない。釧路側は雨、網走周辺は曇り後雨。道北は曇りだった。翌日16日(木)は全道的に雨だった。となれば最初に決めた通り、この日は浜頓別町まで行ってお気に入りのクッチャロ湖畔キャンプ場に連泊して、翌日はオフ日としよう。



 予定も決まったし、テントから出る。テントから見る網走湖はこんな感じだ。

 朝食の支度をして、食後はコーヒーを飲んで一服。朝の一時を過ごす。

 洗い物を済ませて、タープやバイクを拭いていた。すると、若干雨がパラつき始めた。最初は霧雨程度だったが、段々雨粒が大きくなってきてしまう。これは想定外だ。雨の中設営するのは「これからキャンプをする」という高揚感があるので良いが、撤収時に雨は中々辛い。

 結果論だが、タープを張ってて助かった。何とかテント、特にインナーを濡らさないように畳む。後はタープを片付けるだけの状態に持っていく。ここでカッパを着こみタープを撤収する。テントやタープのペグをいつもは洗うのだが、雨が降っていたので面倒で割愛してしまった。タープを片付けてバイクに積む。いくら涼しい北海道でもカッパを着ながら撤収作業をすると、流石に汗をかいてしまう。

 何とかバイクに積み終わったが、結局雨が止むことは無かった。雨雲レーダーでも反応は無かったので、やはり信用出来ないようだ。カッパも着ているし、仕方ないので8:00前に出発する。雨が降ったりタープを片付けたりした割には早い出発だ。乾かしたりする作業が無いからであろう。タンクバッグにレインカバーを掛けているので地図のページを変えられないから、分かる道で進む。

 国道39号から国道238号に入り北上する。稚内の国道40号交差点から国道238号に入るとすぐに、「網走320km」と出るがこの網走からでも、「稚内320km」という標識があった。(数字はウロ覚え) 流石、北海道はとても広いことを痛感する。

 国道238号を紋別方面から来ると、大体能取岬方面に向かってしまうのでこの区間を走ることは少ないので少し新鮮だ。網走湖沿いを走るので、割と景観は良い。やがて、能取岬方面への分岐や前に写真を撮ったパーキングが見えてきた。こんな天気なので、今回はPASSする。

 そのまま走っていると、どこかの宿の外にバイク乗りが結構たくさん居た。通ってくるバイクに手を振っていたので、もちろん返しておく。ここは場所的に、とほ宿「さろまにあん」だろうか?基本キャンプ派で、ライダーハウスは1回しか利用したことない。前にも書いたが、やはり寝る時等はプライベート空間が欲しくて、よっぽどじゃない限りキャンプを貫いている。



 1時間くらい走ったところで道の駅「愛ランド湧別」にて休憩。この間もずっと雨は降り続いていた。笑っちゃうくらいの雨では無かったのが幸いだが、やはり色々と辛いものがある。

 これは屋根がある所からスマホで撮影だが、去年までは防水のデジカメを持ってきていた。少し古い製品のため、そこまで画質が良くは無い。最近は雨が降るのが濃厚だったら、おとなしく沈没してしまうので防水デジカメを殆ど使うことが無かった。

 なので、今年から持ってくるのを止めたのだが、これは失敗だった。スマホも防水だが、やっぱりあまり濡らしたくは無いので、一応防水デジカメも持ってくるべきだと再認識した。

 一服して出発する。紋別も通過して、雄武町のセコマでもう1度休憩して、枝幸町の道の駅「マリーンアイランド岡島」まで来たところでようやく路面が乾いて雨が止んだ。



 お腹が空いてきたので、ここで昼食にする。鮭親子丼とそばセットにしたが、美味しかった。食後にソフトクリームも食べる。

 道の駅から出てきたら、また雨が降り出して路面が濡れていた。仕方なく脱いでバイクに掛けていたカッパをもう一度着る。ここまで長いこと雨の中を走ったのはいつ振りだろうか。長期休暇以外は基本的に、雨予報だとまずバイクで出掛けないので、ここまで走るのは長期休暇以外は無い。2017年の夏北海道時に、静岡県裾野市から新潟県の関越トンネルを抜けるまでカッパを着た記憶があるから、ほぼ1年振りだろう。

 枝幸のホクレンで給油しつつ、フラッグを買おうと思ったが、何と売り切れだった。枝幸のホクレンで売り切れとは、どれだけライダーが来たのだろうか。天気が良ければ、枝幸の三笠山にでも行こうかと思っていたが、ガスってたので今回は止めておく。枝幸の市街を抜けると、ようやく雨も止み空も明るくなってきた。走りっぱなしの1日も面白くないから、神威岬駐車公園に寄ったことが無いと思ったので行ってみよう。



 神威岬駐車公園に到着。入ってくる時に、名古屋ナンバーのバイク2人組が手を振ってきたので、もちろん返しておく。



 曇り空だが岬の風景が良い。



 バイクも一緒に。この先には、国道238号オホーツク国道唯一のトンネルがある。320km以上ある国道なのにここしかトンネルが無いとは、いかにオホーツク海側が平坦かが分かる。

 束の間の撮影を楽しみ出発する。神威岬を出発したらすぐ浜頓別町に入る。

 そして13:00頃クッチャロ湖畔キャンプ場に到着した。時間が早いのと、天気が悪いのと、北海道の夏休みが翌日までだったためか、あまりキャンプ客も居ない。どこでも張り放題だが、やはり炊事場・温泉に近い方で、テーブル・イスが完備されているところを確保する。多分この天気では、テーブル等は使えないと思うが、撤収時に晴れてくれてれば使える。



 ここをキャンプ地とする!クッチャロ湖畔は2014年から毎年泊まっているお気に入りのキャンプ場だ。



 展望が良くて、乗入は出来ないが通路沿いのサイトで荷運びも楽。良質温泉に歩いて行け、街に近いのでセコマもギリギリ徒歩圏。少し高いがコインランドリーも有る。利用料も格安。と文句の付けようが無い。

 翌日はオフ日にする予定のため、最初から2泊での受付だ。当然タープも張る。いつもはサボるテントの張り綱も忘れずに。ここで1点ミスをおかした。前述通り、朝撤収時に雨が降っていたので、ペグを洗わなかった。すると同じペグ袋に入れていたタープやテントの張り綱にたくさん土が付いてしまい汚れてしまった。やはりなるべくなら、乾かすまでしなくてもペグをちゃんと洗って収納しなければならない、ということを再認識した。

 雨の中撤収した割には、タープとグランドシート以外はそんなに濡れていなかったので助かる。撤収の仕方が良かったのだろう。

 天気予報通り、浜頓別は雨が降っていなかったので、時間もあるからエサヌカ線にでも行ってこようかと考えた。14:30頃キャンプ場を出発。2017年にも通った浜頓別の中央をPASSすることで、信号にも引っ掛からず国道238号に出た。



 エサヌカ線に到着したが、何故かカメラを持ってくるのを忘れてしまった。なのでスマホで撮影。この日は雨でハンドル周辺で充電が出来なかったので、トップケース内で充電していた。何故かケーブルを外さずに撮ってしまったので変な写真になってしまう。

 天気が悪いがライダーもちょこちょこ居て、この直線道路はやはり爽快だ。猿払側の出口まで行って、国道238号で帰ってくる。クローバーの丘まで行こうかと思ったが、ゆっくり走り過ぎたため時間がそこそこ経っていたからキャンプ場に戻ることにした。

 前日カミソリとシェービングジェルを紛失したので、浜頓別町にドラッグストアがあったから行ってみた。行ってみると、北海道の片田舎とは思えない金額で、お茶とかジュースとかとても安かったのでビックリした。セコマもコンビニにしては安いのだが、やはり量販店の方がより安いのを再確認する。

 流石にドラッグストアなので、生鮮品は少なかったから2日分の食料をセコマで買い出し。最悪何とか歩いてセコマには行けるが、翌日は雨風強まる可能性があるので2日分の食料を入手しておく。

 キャンプ場に16:00頃戻ってきた。ちょっとしたお散歩にしては良い時間になった。ここで、既に今晩の着替えが無くなっていたので洗濯を開始。コインランドリーがキャンプ場にあると大変楽だ。流石に4日分あるので、乾燥は30分では足りなかったから、もう30分追加する。

 乾燥が終わったので、洗濯物を取り込み畳んで終了。既に米を水に浸けておいたので、炊飯を開始。夕食を美味しく頂く。

 クッチャロ湖畔は2014年から連続で夕焼けを見れていたが、流石に今年は見れそうにないのが残念。翌日はもっと天気が悪いだろうから、まず無理だろう。



 夕焼けが見られないが、クッチャロ湖の写真を撮る。



 クッチャロ湖を背景にバイクも一緒に。

 写真を撮って満足したところで、隣接の「はまとんべつ温泉ウイング」に行く。ここは、露天風呂が無いのだけが残念だが、ヌルスベの温泉でサウナ・水風呂もあって素晴らしい。前日剃れなかったので若干伸びてしまった髭を剃る。

 私は元々髭が好きではないが、バイクに乗っているとどうしても雨が降ったり、水たまりが跳ねたり虫に体当たりされ汚くなる。髪もヘルメットを被っているからペッタンコになるので、せめて清潔感だけでも出さなくてはと思い、髭の処理はちゃんとするようにしているつもりだ。サッパリしたところで、風呂上りに休憩室でTVを見ながら寛いで、テントに戻る。

 この日は、久しぶりに雨の中200km近く走った。カッパもブーツもまだ新しいので、雨の侵入も無く割と快適だった。そこまで強い雨じゃなかったからだが、雨の中を走るだけならまだ何とかなる。コンビニに寄るくらいなら良いが、食事とかに気を使うし景色も微妙になるので、雨はやはり積極的に走るものじゃないかな。チェーンのメンテもしなきゃいけなくなるし。せめて防水カメラでもあれば少しは楽しめるのだが、来年からはやっぱり持って来よう。

 そんなことを考えながら、しばしテントの外でくつろぐ。LINEを見ると、A氏はこの日のフェリーで一足お先に戻るぜ!とのこと。M氏はどうやら風邪を引いたらしく、急遽北見のホテルに入ったらしい。幸い翌日はオフ日にしても良い天気だったので、ゆっくり休んで欲しいと思う。

 呼人浦はそこまでではなかったが、この日からまた冷え込むようで、最低気温は13℃くらいという予報が出ていた。風呂上りにダウンを着ては居たが、寒くなってきたのでテントに入って寝袋に包まって寝ることにする。


宿泊地:北海道浜頓別町 クッチャロ湖畔キャンプ場 200円
温泉:はまとんべつ温泉ウイング 550円


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Posted at 2018/09/16 23:32:24 | コメント(0) | トラックバック(0) | 北海道2018 | 日記
2018年08月14日 イイね!

2018年夏休み 北海道ソロキャンプツーリング 6日目 別海町~網走市


■6日目 8/14(火) 天気:曇り後小雨後曇り
走行距離:253.8km

 別海町を出発し、標津町経由で知床峠へ向かった。その後ウトロ側に出て、天まで届く道と感動の径を通って網走市まで走った。

 5:30頃起床。テントから出てごそごそしていると皆起きてきたので、朝の挨拶を交わす。空を見ると雲は多いが、所々青空が出ていた。

 早速天気予報を確認すると、前日までと全く変わっていない。釧路側は雨だが、網走側は曇りの予報だった。北に行くほど悪くは無さそうだが、あまり北に行くと翌日のやることが無くなってしまうので、やっぱり網走周辺に泊まることにしよう。

 予定も決まったし、朝食の支度をする。食後はコーヒーを飲んで一服して、朝の一時を過ごす。

 M氏はもう一泊するので気ままな物だ。私とA氏は落ち着いた所で撤収準備を開始する。すると晴れ間が出てきた。前日の天気予報だと、霧で真っ白の知床峠を通ることになるのかな?っと思っていたが、もしかしたらワンチャン晴れ間が見られるかもしれない。

 少し希望が出てきたので、撤収作業も気合が入る。晴れたので、グランドシートもほぼ乾かすことが出来た。やっぱり撤収時に晴れ間が出ていると、色々と助かる。

 順調に撤収準備が完了し、2日間お世話になった別海ふれあいキャンプ場を後にし、8:30頃に別海町を出発した。皆とまた秋にでもキャンプに行こう、とだけ話して解散する。M氏は知床方面に向かうようなので方向が一緒だ。折角だから少しくらい一緒に走ろうか、と斜里くらいまでマスツーリングをすることにした。

 別海町から道道8号を中標津方面に向かい、道道363号を曲がり標津方面へ走った。道中少ないながらも何台かライダーとすれ違ったので、2人で盛大に挨拶をする。

 順調に標津の国道244号に出てきた。M氏は前日根室でご飯を食べそこなったため、道道363号と国道244号の交差点にあったセコマでご飯を食べたらしい。

 標津からは、国道335号で羅臼方面に向かう。ここからの国道335号は海沿いで気持ちの良い道だ。天気が良ければ国後島もハッキリ見えるのだが、この日は少し視界が悪かった。でもどんよりとした曇り空ではなく、所々明るかったし何より知床連山が見えていたので、少し期待が膨らむ。

 道の駅「知床・らうす」に立ち寄って休憩する。見上げてみると、何となく羅臼岳が見えていたので何とかなるかもしれない。A氏は初北海道で羅臼岳を見れるなんて、日頃の行いが良い証だろうか。私は3回目の知床峠でようやく晴天を見られたというのに。

 道の駅を出発して、いよいよ知床峠に向かう。ここからはワインディングロードなので先導車が居ないことを祈り出発する。途中、熊の湯の横を通ったが相変わらずクルマやバイクがたくさん居た。隣接している羅臼温泉野営場に一度は泊まりたいと思っているのだが、シーズン中は激混みらしいので、出来れば16日以降に行ければといつも思っているのだが、中々うまく行かない。また今回も泊まれそうにないな、と思いながら通過する。

 意外とクルマもおらず、そこそこのペースで走れた。キャンプ道具満載なのであまり攻めれないが楽しく走れた。所々で羅臼岳がとてもキレイに見えた。残念ながら下界方面の視界は良くなかったので、相方も居るし停まろうとは思わなかった。知床峠のパーキングに寄ろうか、という話をしていたので早く行かないと羅臼岳が隠れてしまうかもしれない、って思ったのもある。

 結局見返り峠付近で先導車に捕まってしまったが、中々楽しかった。知床峠のパーキングも霧はそこまで出ていなかった。しかし、凄い勢いでウトロ側から雲が流れてくるのが見えたので、写真を撮るなら急がなくては。



 と言う訳で、ギリギリ少しだけ羅臼岳が見える写真が撮れた。



 バイクも一緒に撮影。この数分後には完全に隠れてしまったので一応ツイているのだろう。



 でもこの道の感じがスカイラインぽくて良い感じ。



 もう完全に羅臼岳は見えなくなってしまった。

 このパーキングのウトロ側に知床峠の碑が立っているので、そこにバイクを持ってって記念撮影が定番だよ、と言ったところM氏が早速していた。意外とM氏は風景を背景にバイクを撮らないらしい。



 何とか羅臼側は一部青空も見えたが、何とか知床峠を楽しめた。


 ウトロ側に降りて行く。知床峠ではウトロ側から雲が流れていたので察知はしていたが、やはり少し降りた瞬間霧が発生して視界が悪くなった。夏の北海道だと、大体ウトロ側が晴れてて羅臼側が霧というのが多いのだが、今回は反対のようだ。風の向きがいつもと違うのだろうか。

 知床五湖への分岐辺りも真っ白だった。これでは知床五湖へ行っても何も見えないだろう。それでも観光客らしきクルマが何台か曲がって行った。知床五湖の駐車場は有料だから、こんな天気ではあまり行きたいとは思わない。

 ウトロの街に降りてきたら、空はどよんとしているが霧は出ていない。道の駅「ウトロ・シリエトク」に立ち寄って休憩する。そろそろ良い時間になってきたので昼食にしようか、とM氏と相談したら了承してくれたので、道の駅の食堂に向かった。ここは結構待ち時間が発生するが、まだ11:00なので空きは充分あった。



 日替わり海鮮丼にしてみたが、とても美味しかった。食後、食堂のレシートがあればソフトクリーム50円引き、という謳い文句に誘われてソフトクリームを食べる。M氏は折角北海道に来たからと、各地のステッカーを集めているみたいなので、知床のステッカーが欲しいとショップに入っていった。結構レジに並んでいたのでしばらく待つ。購入できて喜んでいた。

 お腹も膨れたところでツーリング再開。道の駅を出発する前に、M氏は初北海道だからオシンコシンの滝にも寄ってみる?と聞いてみると、寄りたいとのこと。私は何度か寄っているので特に珍しいものでも無いが、久しぶりに行ってみるのも悪くない。

 A氏は目の前の道は何度か通っているが、何故かオシンコシンの滝には寄ったことが無いらしい。でも気になっているらしいので、駐車場からすぐだから寄ればいいじゃん、と夜の宴会時に突っ込んだ記憶がある。



 道の駅からオシンコシンの滝はすぐそこなので、あっという間に到着。駐車場から徒歩2分でそこそこの迫力の滝が見れるので、オススメではある。伊豆の浄蓮の滝や、富士の白糸の滝等よりよっぽど歩かなくて済むのに。



 折角なので少し登ってみる。飛沫が飛んできて、カメラには悪そうだがとても気持ちが良い。



 頑張って1/8secで撮ってみる。この程度じゃ糸みたいにはならないが、三脚をわざわざ出すのも面倒なのでやめておく。一応NDフィルターは持っては来ているが。

 オシンコシンの滝を楽しんだところで、次に私は天まで続く道に行こうと思っている。M氏は前日行ったらしいのでどうするか聞いたところ、折角なのでついてくるとのこと。話は決まったので出発する。オホーツク海を眺めながら斜里へ向かう。晴れてればもっと気持ちが良いのだが、天候は仕方ない。

 天まで続く道は斜里側から来ると比較的容易だが、ウトロ側から来ると若干分かりにくかったような記憶があった。なので、ツーリングマップルとハイドラマップを見比べて注意して走行していた。確か、集落出てきて国道が斜めに曲がる所を左に曲がるはずなのだが・・・ と思っていたら、何と天まで続く道へ促す看板が出来ていた。

 こんなの間違いなく無かったはずだ。そういえばエサヌカ線も案内板が出来てて、こういう景観の良い道も観光資源とするべく町が頑張っているのだろうか。

 案内があったので曲がる。大分上った後、直角に曲がった先が天まで続く道の始点なのだが、何とこの曲がり角に大きな駐車場が出来ていた。これには流石にびっくりした。でも正直ここから見るより、もう少し先の展望台の所から見た方が直線を感じられると思うのだが。



 天まで続く道に到着した。あまり天気も良くないので、望遠レンズまでは出そうという気力が沸かなかったので、標準レンズのみで撮影。良い木があったので、そこを撮る。



 そして、いつものように展望台からの斜里の風景を楽しむため向かう。ここでM氏が衝撃の発言をした。前日ここへ来たが、道路を見ただけで展望台には上がらなかったらしい。もちろん存在は気付いていたが、大した高さでも無いから変わらないし、ここの売りは道路だろう、と判断したようだ。

 いやいやいや、と突っ込んでみた。天まで続く道も当然素晴らしいのだが、私はこの展望台から見る風景も大好きだ。むしろ、こちらの方が良いかもしれない、とさえ思っている。残念ながら、この日は曇りなので海と雲の境目がはっきりしないが、晴れ渡るとオホーツク海と青空と畑の景色が相まって、とても素晴らしいんだよ、と言っておいた。

 M氏も展望台に上がって「確かにこれは良い」と驚いていた。よっぽど歩かなきゃいけない場合を除いて、展望台のようなものがあったら必ず寄るべきだと思うよ、とアドバイスをしておく。



 やっぱり、ここからの風景は素晴らしい。しかし、少々寂しくもある。5年前に初めて来た時は、大きな駐車場も無ければ案内看板など無かった。恐らくツーリングマップルにしか載ってなかったのだろう。ここに来るのはライダーくらいで、極稀にクルマが来るくらいだったのに、一躍メジャーな観光地になっていた。

 何だが、売れないアイドルを追いかけてたら、メジャーになったアイドルオタクの気持ちになってしまった。嬉しいけど寂しい、と言った何とも言えない感じだった。やっぱり誰も知らずに、自分だけが知っているような自己満足な気持ちもあったのだろう。M氏が言うには、よくテレビでここを特集しているらしい。それで問合せが増えたりして、看板や駐車場を整備したのだろうか。

 天まで続く道を楽しんだ所でM氏と行く方向がいよいよ変わってきた。M氏のバイクは250ccなので航続距離が短く、そろそろ給油がしたいそうだ。その後は、神の子池と裏摩周展望台に行って別海に戻るらしい。私は、網走周辺が目標なのでとりあえず感動の径を通って、東藻琴の新しい道の駅に行こうかと考えている。

 斜里の街に入ってすぐにホクレンのセルフがあるので、そこで給油すると良いよ、とアドバイスした。じゃあそこで解散、という話になり天まで続く道を出発。すぐに斜里市街に出たので、手を振ってお別れした。また一緒に走りましょう!

 M氏と別れてから、この日の予定を改めて考えてみる。今現在斜里で、この日は網走近郊に泊まろうと考えていた。そうなると定番は女満別湖畔キャンプ場になるが、今から向かうと早すぎてしまう。

 そこで、東藻琴に新しい道の駅が出来ているからそこへ行き、まだ未踏の小清水峠を越えて屈斜路湖周辺へ。その後、美幌峠を越えて大空町に向かおうかと計画を立てた。天気が良くないかもしれないが、雨さえ降らなければ充分楽しめる。

 計画も出来たところで国道244号が海側に曲がる所を真っ直ぐ行き、感動の径に入る。ここも何度か走ったことがあるが、景観の良い素晴らしい道だ。青空じゃないのが残念、とこの日だけで何度思ったことだろう。



 北海道名物牧草ロールが転がっていたので、止まってみた。路肩が全く無かったので若干気が引けたが、ここまで近くに牧草ロールが置いてあることも珍しいので、写真を撮りたくなった。



 かなり近くで牧草ロールが見れて嬉しい。その後道道767号に入って国道334号に向かう。合流した後は、東藻琴に向かって進んだ。

 ところが、国道334号に入った頃から雨が降り出した。慌てて雨雲レーダーを確認すると、屈斜路湖周辺は大雨になっているらしい。現在地周辺は掛かってなかったが、近くなので多少の誤差があるのかもしれない。

 雨が降ると思ってなかったので、かなり萎える。そこまで大雨じゃなかったので、道の駅「ノンキーランド ひがしもこと」は横を通過して何とかCPを取得。網走市街方面はその後も雨雲が掛からない見込みだったので、道道102号で北へ逃げることにした。

 しばらく走ったところで、レーダー通り雨が止み路面が乾き始めた。あのレーダーを見たら、もう屈斜路湖周辺に向かうのはありえない。時間が余ってしまったので、北側なら大丈夫そうだったので能取岬にでも行こうかと考えた。

 しかし、国道244号から網走市街に入ったところで、天気も良くないことからもう面倒になってきた。こんな気分の中走っても楽しくないので、さっさとキャンプ場に入ることにした。

 国道39号で大空町女満別に向かう。無料の呼人浦キャンプ場を眺めつつ進んで行ったところ、国道が2車線になったところで雨がパラツき始めた。レーダーでは雨雲が無かったのに、やっぱり北海道ではあまりレーダーは信用できないようだ。

 まぁこのくらいなら、と進んでいると段々強くなり路面も濡れ始めた。まだそこまで進んでいなかったから、こんな天気なら女満別に行きたくなくなったのでUターンすることにした。先ほど見かけた呼人浦では雨が降っていなかったので、久しぶりに呼人浦に泊まるのも悪くない。

 そう思いながら呼人浦に到着した。相変わらずここは、バイクのみ乗入可能なので非常にバイク乗りが多い。ちょっと炊事場やトイレから離れる所しか空いてなかったが、湖岸をGet出来た。時間もあるし、天気も微妙なのでタープを張ることにした。

 すると、ここでトラブルが・・・ タープポールの内1本のショックコードが切れてしまった。ちゃんとメーカーの指示通り、真ん中から畳むように心がけていたのに・・・ ショックコードだけに切れたことにショックを受けた。

 まぁポールとしては何とか成り立つので、この旅の間は何とかなるだろう。と思ったが、想像以上に面倒で、一番下の部分を支えないと抜けてしまう。そこはガマンをするしかない。

 何とかタープを張ったところで、呼人浦でも雨がパラつき始めた。ギリギリセーフと言った感じで、テントも張る。



 ここをキャンプ地とする!呼人浦は2013年以来の宿泊となる。そこそこ展望が良くて、無料で乗入OK。温泉も至近にあり、と便利なのだが難点もいくつか。ここは蚊が多い。国道・石北本線沿いなので若干やかましい。なので、最近は300円掛かるがより展望も良くて、温泉・セコマも徒歩圏の女満別湖畔キャンプ場にすることが多い。今回は天候の兼ね合いもあり、久しぶりの呼人浦になる。

 雨が若干パラパラしていたので、イスに座りマターリする。こういう時はタープがあると最高だ。しばらくすると雨が止んだ。路面も乾き始めたので、買い出しをしてなかったから出掛けることにする。

 ここ呼人浦キャンプ場は、ローソンならすぐ近くにあるのだが、私は北海道に来るとセコマを贔屓にしている。ここからだと、網走駅近くまで行かないとセコマが無いが、仕方なく進む。

 買い出しを済ませて戻ってくると、夕食の準備をする。ここで風呂をどうするか考えてみた。

 色々調べてみると、キャンプ場から歩いて行ける距離にある、網走観光ホテルでも日帰り温泉を利用出来るみたいだ。但し、入場は18:00までで19:00までの営業らしい。複数人ならとにかく、ソロだと明るい内は景色を眺めていれば良いが、夜はヒマなので基本的には夜に風呂に入りたい。

 バイクに乗りさえすれば、3分くらいにある「網走湖荘」でも日帰り温泉を夜遅くまでやっており、前回泊まった時はココを使った。歩いて行けるのは魅力だが、時間が折り合いが付かないのでまた今回も網走湖荘を利用させてもらうことにしよう。

 なので先に食事をするべくご飯を炊いた。この日も美味しく頂いた。

 食後に一服しながらマターリしていると、1点気になることがあった。純粋な温泉施設なら問題無いが、あくまでホテルの日帰り温泉である。前に、温根湯温泉で盆のピーク時期は日帰り温泉を早く閉める、ということがあったのを思い出した。恐らく、ピーク時期は宿泊客が多いので、日帰り温泉客が増えると混雑して苦情が出る、等の理由であろう。

 5年前にはピーク時期でも入れたので安心していたが、不安になって調べてみた。すると懸念が現実となり、網走湖荘でも日帰り受付を短縮して営業している、との記載を見つけた。

 これには愕然とした。もっと早く気付いていれば、網走観光ホテルに行ったのに・・・ とはいえ仕方がないので、もう少し調べてみると、もう1軒温泉宿があってそこも日帰り入浴をしているみたいだ。HPを見たら、特に注意書きや更新も無かったが、この感じだと若干怪しいので行ってみないと分からない。

 もう1軒、網走駅近くに銭湯があるみたいだ。流石にそっちは開いているだろうと思い、上記宿の保険として考えておく。女満別湖畔の温泉なら100%空いているだろうが、少し遠いので候補から外した。行ったことが無い所が多いので、明るい内が良いと考え動くことにした。

 まずは近くの温泉宿に向かう。すると、やっぱりお盆期間は立ち寄り温泉の営業時間が短かった。今時なのでHPを更新したりしていて欲しいところだ。これは想定内だったので、銭湯に向かうため網走駅方面に向かった。買い出しも含めて、キャンプ場から網走駅までこの日だけで2往復もしてしまう。

 場所の目星は付いていたので国道39号を曲がると、何と祭りをやっているみたいで交通規制が掛かっていた。祭りの通りを抜ければすぐ銭湯だと思われるのに、回り道をさせられてしまった。

 まぁ仕方ないのでようやく銭湯に向かったところ、何と祭り期間中は開店が19:00~とのこと。現在は18:45で15分も待たなければならない。流石に何の厄日だろうか、と思わざるを得ず、張り紙を見て愕然とした。まぁ、HPの情報が古くて閉店しました、やお休みでしたよりはマシなのだが、この日は風呂にツイてない感じだ。

 仕方がないので、折角隣で祭りをしているのだから覗いてみることにした。しかし、どこかあるのかもしれないがメインステージのような物は無く、ただ屋台が乱列しているだけであまり面白いものでは無かった。食事も済ませているし、ただ単に雰囲気を味わっただけだった。

 ようやく時間になったので銭湯に行ったところ、何故か既に2人くらい入っていた。常連さんは知っているかもしれないが、こちらはそんなの知らないよ、と思いながら入る。いつものように、カミソリとシェービングジェルを出そうと小物入れを見たら、見つからない。しまった、恐らく別海の温泉に忘れてきたのであろう。現地調達出来るものだから良いけど、先程の件もあって少し凹む。最悪、セコマとかでも売っているだろうが、どこかのドラッグストアにでも行って買うことにしよう。おかげで髭が剃れないが仕方がない。

 昔ながらの赤と青の押しボタン式蛇口で、シャワーも上に付いてて全く水圧が無くホースが無いので動かせない。当然サウナ・露天風呂等無い。銭湯なのでシャンプー/リンス/ボディソープも無い。普段私は髪を乾かさないが、バイクに乗る時だけは流石に乾かす。だが、ドライヤーがショボくて温/冷風が交互に出るため乾かすのに相当時間が掛かった。これで、北海道の温泉相場と大して変わらない440円。

 普段私は汗さえ流せればどうでも良いほうなのだが、色々なことが重なって流石にイライラが止まらなかった。情報収集しなかったせいで、こんな思いをすることになり自分にムカついた。

 一応銭湯受付の横にTVとソファーがあり、腰かけてジュースを飲んで体を冷ましていたら、ようやく落ち着いてきた。旅先で、こんなつまらないことでイライラするのは損だ、何でも前向きに捉えて楽しまないと、と思うようにすると、気分が晴れやかになってきた。なんだかんだで、汗は流せた訳だからサッパリしたし、風呂難民になるよりはマシではないか。

 ようやく落ち着いたところでキャンプ場に戻ると20:00近くになっていた。この間雨も降らずに助かった。暗い中湖畔を見ながらマターリしていたが、今年の北海道は寒いためか蚊が全く居なくて、外で快適に寛げるのはありがたい。

 しばらく夜風に吹かれながらキャンプを楽しみ、21:30頃に寝ることにする。

 
宿泊地:北海道網走市 呼人浦キャンプ場 無料
温泉:ときわ湯 440円


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