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HinaSaraのブログ一覧

2012年10月16日 イイね!

エストレアのレストア⑤腐ったフォークの鏡面仕上げ

エストレアのレストア⑤腐ったフォークの鏡面仕上げエストレアのレストア 第5弾 フォークの鏡面仕上げです

そろそろ見た目の変化が欲しくなってきました
アルミの腐食で汚くなったフロントフォークをキレイにピカピカします
写真左:Before 写真右:After
                                            
準備:                                        
①耐水サンドペーパー(絶対に必要。ホームセンターに1枚200円くらいで売ってます)
写真撮り忘れた。#200 #400 #600 #800 #1000 #1200 を購入(2枚ずつ)

②シャインネックス(以下写真)
湾曲部などのペーパー掛け用に購入。(#120 #240...と6種類)
 → こちらは以外とあまり使わなかったので要らない。


③コンパウンド類
左上・左下:ワコーズ メタルコンパウンド(絶対必須!!!) #1500~#2000くらいの削りっぷり
バイク屋で 1500円
中央上:花咲かG (ワコーズあれば要らない、ワコーズより荒いかな?)
バイク屋で 2000円
右上:ホワイトダイアモンド (鏡面仕上げ面のさらなる仕上げ用。無くても良い。)
バイク屋で 2800円
右下:マザーズ ビレットメタルポリッシュ(ほんとはアルミ用を買うべし!!これも無くても良い)
ワコーズメタルコンパウンドの仕上げ用に用いる。バイク屋で2800円


④ラッカー剥がしスプレー(純正フロントフォークのクリアー塗装の剥離用)
ホームセンターで 500円くらい。(絶対必須!!)

                                                                                    
では始めましょう!!この作業は常に流水かけながらの作業なので、真夏の日陰で作業される事をお勧めします。シーズンオフにやりたいとこですが、冬では凍死します。


1.                                                                                   
作業前のフロントフォークです。19年の年期物なのでアルミの腐食が凄い!!
ほんとにキレイになるか不安です。。。。


2.                                                                                   
フロントフォークから前輪を外します。予めブレーキキャリーパー外しときます。
エンジン下のフレームに車用のジャッキをマウント。ズレて車体落ちないように注意しましょう。フォーク抜くとき、何度か車体落ちそうになり冷や汗。。。
これだけの為ですが、6角レンチ2本とラッチェットハンドルを購入。
手力だけでは緩みませんので、片方にモンキー、片方にパイプ突っ込んで回します。締め込み用にトルク感を覚えておき緩めます。
ある程度緩んだら、ジャッキでフロント浮かしときます。
(マニュアル持ってる人は規定トルクで締めましょう、危険ですからね)


3.                                                                                   
前輪取ります。カラー内部の清掃とたっぷりとグリスを注入しときます。
ついでにベアリングの状態を確認しときます。


4.                                                                                   
せっかくフロント外したので、ローター外して清掃しちゃいます。


5.                                                                                   
ハイ。タイヤ取れました。パワーで取ると疲れます。フォーク汚ないねぇ。
ジャッキはかなり不安定で危険。(この作業は日数と時間をかなり要すので、安定する場所に車体を後で置きなおしています)
あとは雰囲気でフォークを取り外します。
ジャッキから車体が落ちそうになり何度と汗。。。


6.                                                                                   
外したフォークのケース部に、ラッカー剥がしをたっぷりと噴霧。
基本車の塗装は取れない筈ですが、周辺部何もないところで噴霧しましょう。剥離されちゃいますからね。
上:剥離前
下:スプレー後5分後、ペーパーで拭き取った状態。
少しでもクリアーの付着があればすかさず、再スプレーを!!


7.                                                                                   
好き好きですが、フォークの取り付け部等、角ばったところにR付けしたいので、
リューターで面取りをしました。(別にやらなくて良い)
写真のフォーク状態は後半くらいのもの。



8.                                                                                   
水を流しながら、ヤスリでフォークのカバーをコスっていきます
最初は#200番のヤスリで。最初の1発目はメッチャフォークに傷が付くので
衝撃を覚えますが、気にせずガシガシ削る勢いで、力強くコスります。
次の番に移る目安は、その番地(#200)で削ってもそれ以上、傷が入りませんってくらい、ヤスった頃です。ここで手を抜くと、次の番地のヤスリでは研磨出来ませんので、ヤスリの作業は一切の手抜きはしてはなりません。めっちゃめっちゃ疲れます。
絵のヤスリは湾曲部用ですが、耐水ペーパーのほうが断然効率が良いです。


9.                                                                                   
#200でコスり始めた状態。ムラが無くなるまで、永遠コスります。

定期的にヤスリに水をかけて目詰まり無いようにしてヤスります。


10.                                                                                  
初日は#200の削りで終了です。
朝10:00くらい(オジ様的には朝です)から、夜16:00(オジ様的に)で
初日は終了です。車にフォーク載せて、翌日は別場所で磨きます。
下の絵は、#200での完成形。腕がパンパンです。


11.                                                                                   
2日目:(2011年の真夏にやっています)
外は暑いので、日陰での作業に変更です。
#400番からスタート。
まだ湾曲部用のヤスリを使ってますがそろそろ良い方法を編み出します。
バケツの水はヤスリの目詰まり除去用です。


12.                                                                                   
#400番台での完成形です。非常に疲れるのでこれくらいでもイイやと思いはじめます。
しかし後戻りが出来ません。腕はパンパンです。


13.                                                                                   
#600番台の完了形です。

腕がパンパンで、何か良い方法は無いか?と模索し始めます。
で、いいものを見つけました。
フォーク下にあるコルク(スノーボードのワックス伸ばし用の奴です)
これに耐水サンドペーパーを巻きつけて、力一杯ゴシゴシします。
丁度、コルクの柔らか加減が、サンドペーパーをメッチャ押し付けした時に、
良い感じで、フォークに密着して、かなりの効率化を図る事に成功。
既に、腕がパンパンで低モチベーションを何とか持ち直す事に成功。
コルク+耐水ペーパーのベストマッチングで頑張ってコスります。


14.                                                                                   
#800での完成形です。だいぶキレイになってきました。
オジ様は疲れて、もうこれで完成!!と思いはじめます。まだまだ根性~!!


15.                                                                                   
#1000番台の完成形です。
もう、ガリガリ君食わないとやってられません。
見た目は#800のときとあまり変化が見られませんが、
結構、肝心なところなので手は抜きません!!


16.                                                                                   
#1200での完成形です。
スゲーキレイ!!!!!!!!!!
もう丸2日と、手・腕の神経が無くなる程磨いたので、かなりの自己満足度です。
さらに、気合のある方は、#1500くらいまでヤルみたいです。
もう、自分はこれでOK!!!


17.                                                                                   
2日目の夜です。もう3日目なんて待てません。
サンドペーパーヤスリの作業は完了です。
部屋に持ち込み、嫁は汚いと、ブーブー言っています。
おそらく食器よりキレイってくらい、磨いてます。
写真上:#1200サンドペーパーの仕上げ状態。
写真下:#1200仕上げ状態から、ワコーズメタルコンパウンドを塗りぬり。
プロは専用の布買うみたいですが、安物のウエスで塗ったくります。
真っ白なコンパウンドが、塗ってくと真っ黒に。コンパウンドがアルミを削ってくれている証です。
我が家は新聞取ってないのでいつの物でしょう...


18.                                                                                   
真っ黒になったコンパウンドを、タオルで拭きあげたところ。
フォークのステンのインナーチューブくらい、ピッカピッカです。
丸2日、腕がパンパン・ヘトヘトになった甲斐があります
写真上:ワコーズ メタルコンパウンド仕上げ
写真下:#1200ペーパー仕上げのみ

あとは、マザーズのポリッシャー → ホワイトダイアモンド仕上げです。

これで完成な人は、腐食しないよう、フォークにクリアー塗装を施します。
実際、3か月くらい放置しているとやはり表面に腐食が出始めてきます。
ただ、また#1200うっすらかけて、コンパウンドかけると、ビッカビッカになるので
自分はクリアー塗装はしていません。

19.                                        
後日、ノリノリで車体に組み付けます


ピカピカじゃあーりませんかー♪

アルミのパーツならなんでも行けます!!
今後はシリンダーケース・クランクケースと、シーズンオフの楽しみになりそうです。

こちらの作業は、2011年8月頃に行いました。みなさん暑い時期にやりましょう!!

次のブログでは、カムチェーン・OHCカムバルブ クリアランス調整を掲載予定です
                                          

                                        

ずっと、過去の掲示ばっかりなので、まったく関係ありませんがリアルネタを公開。
本日、2012年10月16日(火) 14:00-18:00 ロッテリア全店で限定バーガーの販売がありました。

"10月 ロッテリアがスゴイことやってます!"
確かにすごい。ロッテリア万歳!!でも、エビ5段はねぇなぁ。

会社のお昼休みをズラしてっと。14時まで持ちこたえました!!
14:00ちょい前より店に並び、既に20番目くらい。CMもやってませんしHPからの情報のみですが、ツイッターから一気に蔓延化したのでしょう。
既に並んだ時には数名の学生が食らってました。

自分が並んだ僅か5分で自分の後ろには軽く40~50人の行列。
最初の数人までは複数個のオーダーが可能でしたが、自分が並んですぐ、1人1個制となり、14:10頃には、販売規制が入る。
自分はおそらく20~30番目くらい。
14:15分頃、自分の後10人くらいで本日分終了となった。
今日変えなかった数十人がきっと来週に来ることになるだろう。

そして、オーダー。パティ(肉)3段・4段・5段からのフリーチョイスな筈だが
レジのおばちゃん、無条件で5段をオーダー。
店員・バイトのヒトも全員テンパってる感じ。
20~30分かかると言われ、フリフリポテトを前オーダーし食す。いつもながら旨い。
オーダーから待つこと20分、並び始めて30分くらいでお目当てもものが到着。
写真のイメージとはまったく違うが、まぁこんなもんでしょ。何処も。


パカッ。



まったく自立出来ません。人によっては開けた状態で既に雪崩。。
潰し食いも出来ませんし、ものすごい油ギッシュ!!

絶品チーズが絶品で有ることは既に知っており何度と食らっていました。
これは別物です。通常の絶品チーズの醍醐味感がまったくありません。
序盤:肉、食ってるぜー感。
中盤:チーズ多すぎでしょっぱいかも感。
終盤:油ギッキュ過ぎて、なんかの罰ゲームみたい。

手で持って食う事も出来ず手が油まみれ。
仕方ないので犬食いです。プラのフォークとナイフくらいあってもいいのに。

きっとこのメニューがレギュラー化したら、絶品シリーズ無くなると思います
ただ、このたっぷり感で500円(単品)でのコスパは良いですね。
欲を言わず、パティ3段くらいが、大人のチョイスと言えるだろう。
5段はやりすぎでしょ。



汚くてすみません、油っこさを伝えたくって。
バーガーの包み紙の上に油が大量に浮いています
これ、何キロカロリーあるんでしょうかね。
今日は晩飯抜きにします。というより、しばらく何も食いたくないです。
向こう1か月はハンバーガーとか要らない感じ。
Posted at 2012/10/16 18:19:29 | コメント(3) | トラックバック(0) | エストレヤのレストア | 趣味
2012年10月10日 イイね!

エストレアのレストア④自作バッテリーケース

エストレアのレストア④自作バッテリーケースエストレアのレストア第4弾 

第2弾でぶった切ってしまったエアクリとバッテリ箱。
代替え品が無い物かと車屋行ったりバイク屋行ったり、デコトラ屋行ったり。
カッコええものはいくらでも世に出てますが、なにせ高い。
鉄鋼屋で働いてたらこんなの作っちゃうのに、ってくらいボッタくり価格だし。

貧乏サラリーマンは既に中古タンク・パワフィル&リザフィルを購入しこれ以上のカスタムは嫁の承認が下りる筈もない。

という事でいつものホームセンターでうろうろしているといいのがあるじゃないですか!?
そう、パンとかケーキとか焼くときの型です。ネットで見てもいい形のものが安価で転がっています。どれにしようか迷っちゃうくらい良い物であふれています。しかしバッテリーがどう収まるのかネットではわかりません。ということでいつものホームセンターで購入。
しかもステンレス製なので錆にも強し。アルミと違って腐食しないのでノーケアでも輝くし、多少ぶつけてもビクともしない。

(大きさメモるの忘れましたが、バッテリーホームセンターに持ち込んで(どう見ても怪しい人)
1個ずつ入れてってちょうどいい物を探しました)


で、早速加工・取り付けです
                                                  
用意するもの。パンの型・ドリル。以上!!
                                              


                                                  
車体への取り付けは純正のケースがついてたネジを再利用します
適当に罫書き入れて、ドリルでもみもみ。
(4つ角にあるのは水抜き用の穴です。1か所づつ開けてもカワイク無いので
3個づつ開けてます←どうでもいいですね)



                                                  
ハイ。取り付け。全部で10分くらいで終わりです。


ちょっと厚みが足りないのでバッテリー上部5センチくらい顔を出します
ケース上に抑え用の皮バンドを付ける為に購入しましたが、すっぽり入っているので段差等で跳ねる事も無く落ち着いていますのでとりあえずそのままです。

                                                  

価格はホームセンターで1000円でおつりが帰ってきます。

見た目は極上ではまったくありませんがDIYで気持ちだけは極上です
いつかのいつか、ちゃんとしたバッテリーケースが買えるその日まで
このまま頑張りたいと思います

Boat Rapさんのバレルバッテリーケース欲しかったなぁー
また欲が出るので見なかった事にしよう

汚いケーブルの処理、考えないとな。


いつもの通り、昨年夏の出来事です。次は腐ったフロントフォークの鏡面仕上げです。いつになったら現在の状況にたどり着けるのやら。です。

Posted at 2012/10/10 11:58:38 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2012年10月09日 イイね!

エストレアのレストア③キャブ編

エストレアのレストア③キャブ編エアクリに続き、キャブのO/Hを行います。
O/H後に、メインジェット・パイロットジェットットスクリューの交換・
セッティングも行っている為、併せて載せています
ノーマルのままの人はMJ・PJは要りません。

*事前準備*
                                                  

左上から:
ステンレス六角穴付きボルト M4 x 8(長さ) x4本 と (スプリングワッシャー:あれば)
ステンレス六角穴付きボルト M4 x 15(長さ) x4本 と (スプリングワッシャー:あれば)
 → キャブについてる標準のプラスネジ、上下各4本づつ。キャブセッティング等で脱着が多くなるのでナメりにくい&取り外しが容易な穴付きボルトに変更することをおススメします
ステンレス六角穴付きボルト M5 x 10(長さ) x1
 → こちらはアクセルワイヤーエンドホルダーのブラケット固定用ネジです、キャブ脱着時に外しますのでこちらも交換しておきます
ネジ類はホームセンターで、200円もあれば揃います。
右上:
Posh PJ・MJのセット 型番:794001(廃盤ですかね?カタログにはありません)
(MJ #125 #130 #135 #140 #145 #150 PJ: #40 #45 #50 各1個)
 → こちらは入門編といった感じ。
    MJ・PJともに純正から#1番づつ5セットくらいあればいいでしょう、太いのなんて使う機会ありませんから。バイク屋で2100円。

左下:
CCAワコーズ キャブレタークリーナー 
バイク屋やホームセンターで1000円ちょいで売ってます、灯油でも代替え可能ですが臭くてしょうがないのでこれくらいは買っちゃいます
右下:
必要工具。このほかPJ抜くのにビット型のマイナスとかあると重宝します。

で、キャブ車のエストのノーマルMJ・PJは以下の通り。
エストレア標準:    メインジェット        # 122
エストレア標準:    パイロットジェット    # 35

現車で組み込み・走行してトルク感と・低回転/高回転でのスロットル状況や回転の伸びなど感覚的に条件出しを行い、プラグの焼け具合(こんがりキツネ色)を確認してゆきます
MJ・PJ交換した場合は、天候や季節などの条件をメモって置くと今後の参考になります
このブログを作ったのもこのコメントを自分用に残すために始めたものです
弄り好きじゃない方は手を加えないほうが良い部品の一つです。
                                                  

                                                  
キャブから、アクセルワイヤー2本と、ワイヤーホルダーのブラケットを外しておきます。
おまけにガソリンチューブ類もとっ払います。

その後、キャブのイン・アウト側のゴム部材からキャブをはぎ取ります、純正エアクリの箱からキャブを取るのは面倒なため、K&Nのパワフィル化をしています。
純正エアクリ箱を取る事でキャブの脱着がかなり安易化してくれます。
絵は純正時のもの。

                                                  
外したキャブ(チョーク側です)



                                                  

アクセルワイヤー側です。いい感じで汚くアルミのがわは見事な腐食っぷりです。

絵の通りスロットルアジャストスクリューは既に抜いてあります



                                                  

キャブアウト側(エンジン側):

バキュームバルブのスライド弁。見た目の通りかなり汚れています。

こちらは完全に固着しておりまったく動かない様子。ダイヤフラムがまったく機能しません。



                                                  

キャブイン側(エアクリ側:アクセル開閉でバタフライバルブはちゃんと動きます)



                                                  

インマニのご様子。あまり開けるところじゃ無いので意味無いですがパチリ。


                                                  
さっそくO/H。
フロート室側から外してきます。

以下写真は、キャブ下側のネジ4本を外し、フロートチャンバー室の蓋を外したところ。


青の四角(写真左)
で囲んだところはフロートとフロートバルブ・ピンの接続部。
中央部分に引っかかっている金属部品が、フロートバルブ。キャブのフレーム側からスライドさせると抜けます(抜く前に向きを確認しとく事。)
バルブを抜き、両サイド(青の四角の上下に通ったフロートピンを抜くと、ダイダイ色したフロートのユニットが取れます。←こちらの樹脂製?の部品は、キャブクリーナー等の薬品で溶けてしまうので洗浄は行いません。)
ちなみにフロート(ガソリン油面)のレベルは17mm(たぶん?!)
(って調整のしようが無いので、合ってないときは、フロートバルブ交換になります)
とりあえず、フロートバルブのみ洗浄するので別に置いときます。

赤の四角(写真右)のところは、パイロットアジャストスクリュー。
どん付きまで締め込み、1回転半戻した位置がイニシャルの位置。
ここは、エンジン始動時の空気量調整に使うので、キャブ組み込み後、エンジン始動させて、エンジンの回転数が一番安定するところに調整します。
こちらはマイナスで緩めていくと、アジャストスクリューと内部スプリングが取れます。スクリューにOリングが付いているので洗浄用にOリングだけ外しておきます
クリーニング後の組み付けでOリングを取り付け忘れないように。

赤の丸(写真中央左上側)のところは、メインジェット(MJ)
こちらはスパナで外します。スパナで外れる下側(メインジェットホルダー)とそこから上(メインジェット)とマイナスで緩めると分離します。
写真の通り見えてるところだけでも十分汚れています。こちらもキャブクリの対象。
後に、キャブセッティングするときもこの部品を替えてきます。
マイナスの溝のところに純正では122の刻印が入っています

青の丸(写真中央右下側)のところは、
穴の奥まったところに、パイロットジェット(PJ)があります

マイナスで緩めて抜くのですが、フツーのマイナスでは溝が深くナメり易いため脱着取り付けの際には十分注意したい個所(自分のは何度も脱着しているのでマイナスネジの溝がボロボロになっています)こちらも純正では35の刻印が入っています

                                                  
続いてバキュームバルブ側(上側)のカバー4本ネジを外します

絵は4本ネジを緩めてカバーを取ったところ。
絵に囲ったように、カバー → リターンスプリング → 樹脂製のストッパー → ニードル の順でバキュームバルブに挿入されてます。
順序を確認して抜きます。
本来バキュームバルブ(黒いゴム)の部分はスライダー部から簡単に抜けますが、自分のは完全固着してスライダーがまったく動作しなかったため、呉556でスライダをなじませて抜き取りました。

                                                  
外した金属部品達をキャブクリーナーに浸しておきます
数時間置いておくと、見た目は変わりませんが不純物等はキレイに剥がれてくれます(写真撮り忘れた)。キャブのがわはキャブクリーナーを噴霧し清掃。見事にキレイになります。
                                                  
逆の手順で組み付けていきます(写真撮り忘れた)
組み込み後、一筋縄とはいかなかったが、
久しぶりに不動車のエンジンに火が入った。
これには感動。
                                                  


                                                  
キャブセッティングメモ:

2011年7月
MJ #122 → 130
PJ #35 → 40 
始動性が極悪。低回転でカブりまくりで吹け上がりが悪い。高回転では絶好調。燃料が濃すぎ。プラグ焼け黒く湿り気味。
2011年8月
MJ #125
PJ #45 
始動性は向上したがイマイチ。吹け上がり後の回転戻りが遅いがプラグはキツネ色。
2011年9月

MJ #125


PJ #35 


始動性は向上。吹け上がり後の回転戻りが遅いがプラグはこんがりキツネ色。

もうちょい、微調整がしたいので、MJ/PJともに122~130、35~40でそろえる事に。

しばらくして、アクセル戻し時と、アイドリング時にエンジン止まるようになる。
カムのバルブのクリアランス不調による物と思われるため、キャブセッティングは一時ストップとしている。
                                                  
HinaSaraはエストのサービスマニュアルもパーツリストも持っていません
調整時の規格は適当ですので参考にしないようにお気を付け下さい
エンジンもノーマルでないので必ずしも同じ調整にしても調子が良くなるとは限りませんので、
DIYは自己責任で行ってください


ということで、次回は自作バッテリーケース作成と腐ったフロントフォークの自作鏡面化仕上げを掲載予定です。
相変わらずのアプデの遅さですが、こちらは2011年8月の実施の内容になります。
Posted at 2012/10/09 19:04:15 | コメント(0) | トラックバック(0) | エストレヤのレストア | 日記
2012年10月05日 イイね!

エストレアのレストア②フィルター編

トロピカルな奴らの駆除作戦 パワフィル交換です
(キャブも一緒にやってますが載せきれないので次に。)


純正エアクリの箱のままにしておくと、キャブのセッティングの為にキャブを取り外すときに面倒。キャブのセッティングしてるときなんか、一日何回も取り外しますから、いちいち純正の脱着しずらいフィルター解体して、キャブ取り外しして、なんてやってられません。面倒くさくって。パワフィル化しておけばキャブなんぞ3分で外せるし、慣れるとO/Hして、MJ・PJ入れ替えて組み込み入れて30分で余裕で出来ますから。くだらんフィルターに時間取られるのアホらしい。
ましては今回はチューニング目的では無くレストア。トロピカルガソリンがパワフィルへ十分蔓延し良い香りがプンプン、トイレの芳香剤以外に使い道が無いので捨てる事にしました。


純正のエアクリの箱(バッテリーケースと工具入れ兼)は外すのが面倒。よくもまーこんなのフレームに入れましたってデザイン。
それにしても純正ってカバーあるからって、ケーブルの処理が粗悪ですね。
コネクタもこんなに要るのかってくらい。安いバイクですからしょうがないですね。
いずれはフレーム通したいところ。ですが、今回はさておきー。

過去なんども外した事はありますが、今回はエアクリ&バッテリ台の箱周辺部は捨てますので、知恵の輪外しはやめまして。
で、いつものように見た目でワイヤ類からもろもろと外していきます。
取りにくいエアクリめ、サンダーで真っ二つにしてやったぜ。サンダーの火が引火してトロピカルフィルターBox燃えちゃったぜ。ワイルドだろ~。(あわやハプニングで写真取る前に燃えてた)

で、キャブも取っちゃって、O/Hします(今回主役じゃないので脇役程度の大きさで。次回のブログにて掲載!!バッテリの置き場にも困ったのでDIYでケース作成しました、こちらも後程。。)
純正キャブ

今回は、パワフィル界の老舗K&N社製パワーフィルターとブリーザフィルターを準備。
(ブリーザは無くても支障ないですが良いオトナなので環境にやさしい仕様に。ブローバイ未燃ガス還元用ポートにつける:キャブ車限定品です、って結局垂れ流しやないか!)
フィルター購入時に付属で少量のフィルターオイルついてますが、液体パックで付属されどうみても塗りにくそう。で、今後の事も考えてフィルタークリーナーとフィルターオイルのスプレー缶ごと購入しました。それぞれ2千円くらいしました。(これからもどしどし出てくるケミカル類ですが、高いですね~。)基本DIY精神なので作れない物以外で金はかけたくありませんので。

・WM ダブルエム(ウェリントン) K&N パワーフィルター
サイズ:取り付け部Φ51、全長85.9mm、フィルター長70mm
品番[KRC1820] KAWASAKI 250TR用オールテーパー。
\5,485

・WM ダブルエム(ウェリントン) K&N ブリーザーフィルター 62-1360 DIRECT MOUNT
品番[K621360] KAWASAKI 250TR : ESTRELLA [エストレア] -06 キャブ仕様車
\4,488

買い出しが面倒なのでWeBikeから購入。

とりあえず、くっつけた状態のイメージです。
ちなみに、タンク⇔キャブ間にあるのはガソリンフィルターです。どのメーカー製か忘れましたが有名な会社の製品です。ガラス製でカシメてありカッコ良かったので即買いしましたが、わずか2週間でカソリンじゃじゃ漏れとなり、今ではフィルター無し仕様になっています。ガソリンフィルターは見た目じゃなくて性能で選びましょう(樹脂製の一体型の物が良いですね、安価ですし。)

パワフィルは楕円型で正解です。ストレートだと干渉する箇所ありますし、楕円なら回転させれば逃げが出来ますし。
K&Nのメッキ部、最初はカッコイイですが、すぐにフィルターオイルで汚れ、ほっとくと錆出てきます。メッキなので定期的にふきふきしてあげます。

チューブ3系統(タンク(コック垂直)→キャブへのガソリン供給ライン・キャブ→タンクへのエアライン・タンク→大気放出のラインと、バイク屋でメーター売りしてたものを採用しています。
キャブ(上部)→タンク(コック水平方向)のラインはバキュームラインなので内圧で凹みますので、外径が太く変形しないチューブにすることをお勧めします。ガソリンキャブに供給できなくなりますから。こちらのチューブだけホームセンターでしっかりした物を購入取り付けています(バイク屋より安価で高品質。さすがホームセンターだね。)

ちなみにこちらも2011年7月のイベントです。アップ遅せーな!!と言わないでくださいね。
おかげさまでネタはまだまだ盛りだくさんありますから。
Posted at 2012/10/05 17:33:55 | コメント(0) | トラックバック(0) | エストレヤのレストア | 趣味
2012年10月04日 イイね!

タンク交換

まずは腐ったタンクの交換からです。
で、タンク選び。

レストア後も日常的に乗らない事を想定し錆を気にしないで良いアルミをチョイスしたいと考えたが、高価過ぎて貧乏サラリーマンの手には簡単に入らない。
中古のクオリティーも低過ぎでとてもDIYで治せるタンクは流通していない。おまけに簡単にエクボ傷が入るのと腐食するのでアルミは諦め。

せっかくなので、他車のスチールタンクを検討するが、現在のカスタムの方向性からしてもアメリカン系を載せるのもどうかと思うし、エストのフレームデザインにマッチするものが見つからない。250TRのはまんま載るが薄いのと、ヤフオクでも価格が高めだったのでこちらも諦め。

結局、エスト純正のタンクで落ち着く。(昔カフェレーサー化したときはセパハンがタンクに当たって大変だった)
で、デザインをどうするか。エストは年式毎に様々なタンクカラーを出しています。
 (タマショップさんのHP勝手に引用させていただきました、非常に参考になります)

オリジナルのトロピカルな匂いのするタンクは92年式ルミナスウインザーズグリーン。
今のカスタムの方向性からクラシック調のため、2002年2003年2006年のエボニーが候補。サラリーマンは新品タンク買うお金ありませんからオークションで探しまくりますがそうそう出てくる筈ありません。
という事でやむなく状態の良い99年式メタリックバイオレットロイヤルxパールアンペンホワイトを1万でゲット(前オーナー様:次はトロピカリーにならないように大切に使わせて頂きます!!)
写真にはありませんが、キャップ(蓋付き)鍵無しなんですが鍵開けた状態で購入できたので、オリジナルからキーシリンダー部のみ
入れ替え流用することが出来ました。中古タンク購入ご検討の方はキャップ付きを購入されると良いでしょう。
鍵が付属されてなくて蓋閉じられたキャップ付きタンクは壊さないと内部バラせないので鍵無し蓋付きの盗難品紛いなタンクを購入される場合はご注意。
99年式タンク

で取り付けです。取り付け・取り外しはシート外して、タンク周りを適当にーと。見たまんまできますので載せてません。

Before


After


で、トロピカルタンクの処分をどうするか。
良い香りをエンドレスに出してくれるのでトイレに置く事も考えました。
ガソリン抜いても何処も引き取ってくれないので知り合いの清掃局にしぶしぶ引き取りして頂いたのでした。

まだまだ問題があって、腐ったガソリンと知らずにエンジン始動してしまったトロピカルな奴らが、チューブを伝って、キャブ・エアクリにまで侵入しています。

ということでチューブ・キャブクリ+セッティング・エアクリ箱撤去・パワフィル導入・バッテリーケース作成・フォークの鏡面化・バルブクリアランス調整・カムチェーンの持病と向き合う・と続きます。

こちら2011年7月にやったものです。
相変わらずアップデートが遅くてすみません。
Posted at 2012/10/04 19:33:35 | コメント(0) | トラックバック(0) | 趣味

プロフィール

「@SS兄さん

グレー色推しなんですね
前のアバルトグレーじゃ無かったでしたっけ?

暫く交換しますかー?
色は半年ほどですが昼夜顔色変わっていい感じです

BMは走って面白くないし
乗組員への気遣いがどうにも
全く無いご様子で(笑)

たまーにMercedesが恋しくなったり」
何シテル?   06/12 21:10
ド素人の自分の無駄な挑戦&経験や失敗をブログを見て救われる(笑って貰える)方がヒトリでも居れば・・と思いみんカラを始めましたが、最近お歳のせいか、自分の備忘録と...

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