
昨年12月に
ブレーキサーボ交換修理で、ブローバイホースに亀裂が生じていたため、ホースジョイントで繋ぐという安易な方法で処置しました。
昨日のロッカーカバーガスケット交換時に確認してみると、処置した部分が写真の通り更に亀裂が入っている状態になっていました。😱
調べると内径Φ8のホースにΦ10のジョイントで繋いでいたので、そりゃひび割れるわな。😰
そもそもブローバイの還元ってどうなっているのか調べてみました。
下記のイラストがオリジナルの状態です。

ウチのミニは1993年式の英国仕様でローバーミニ最終の1.3キャブスプライトです。
オリジナルはHIF38というフロートチャンバーリッドが本体と一体式のSUシングルキャブレターが装着されていました。
図の11番のクラッチハウジングのオイルセパレーターから14番のホースで5番のY型コネクターに繋がり、片方はキャブレター本体へ、もう片方は13番のホースでタイミングチェーンカバーのオイルセパレーターに繋がります。
つまり、クラッチハウジングとタイミングチェーンカバーの2ヶ所から出るブローバイガスをキャブに戻して再燃焼させています。
実際の写真ですが、クラッチハウジングからホースでY型コネクターへ、

この部分まではイラストと同じですが、片方は例の亀裂の入ったホースで、
もう片方はT型コネクターで分岐され、片方はキャブ、もう片方はチャコール

キャニスターに繋がって、この部分はイラストと異なります。
亀裂の入ったホースは、実は13番のホースでイラストと同様に

タイミングチェーンカバーのオイルセパレーターに繋がっています。
ここで疑問が生じました。
2ヶ所のオイルセパレーターの口径は1/2インチ(Φ12.7)、Y型コネクターの入口径は1/2インチ(Φ12.7)、2ヶ所の出口は5/16インチ(Φ8)です。
13番のホースは内径Φ8のはずなので、Y型コネクター側は合っていますが、その先に繋がるタイミングチェーンカバー側の口径は1/2インチ(Φ12.7)なので、何で繋げられるの?🙄
そこでこの13番のホースを検索してみると、入口は5/16インチ、出口は1/2インチ

の異径ホースで、更に国内でも販売されていることが分かりました。
たかだか、ブローバイホースで¥1700もしますが、丁度経年で脆くなっているようなので早速発注しました。
連休中なので到着まで時間が掛かると思われます。
ホース自体は30年も持ちましたので、次の交換は30年後?😱
どうでもいいマニアックな世界、困ったものです。😥
Posted at 2025/05/04 20:55:05 | |
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