
今週は、風邪で体調を崩し、会社は週の半分しか出勤できませんでした。
インフルエンザは、発熱してからすぐだと検査結果が陰性になることもあるらしく、2日に渡り検査を2回受けましたが両方共、陰性でしたので安心しました。
家で安静にして?ネット徘徊しているとこんなモノが出ていて、ついポチってしまうしょーもないオヤジ。
ローバーミニ1.3用ユニパート製の純正エアクリーナー

イギリス本国仕様のオリジナルシングルSUキャブレター、HIF38用です。
ウチのミニは、英国のロングブリッジ工場を24年前に出たとき、SUシングルキャブにこのエアクリーナーが装着されていたはずなんですが、当時の国内平行輸入業者がSUツインキャブ、LCB、スポーツマフラーに換装して新車登録された内の1台です。
従って、当時この手のクルマとして販売された数十台か数百台分の外されたエアクリーナーが、希に出てくることがあるみたいで、純正エアクリーナーフェチとしてはいつか入手したいと思っていた逸品でありました。
早速、中身を見てみましょう。

上下分割方式ですが、固定ネジ類はなく、本体樹脂の爪だけで上下合体する構造です。
本体の樹脂を割らないように慎重に爪を開いていきます。

コリャー、冬は分解しないほうがいいんじゃないの?
開腹できました。

約20数年前の新車外しのパーツで、エレメントも殆ど汚れなし。
エレメントにユニパートの純正品番

エレメント本体の樹脂部分の弾力も当時物としては全く問題なし。
エアクリーナー本体の中にエアー吸入調整フラップがあります。

エンジン温度により吸入するエアーの場所を調整しているみたい。
単純なバイメタルのフラップで、流石にスポンジ部分は経年で崩れかけています。

冷間時は排気菅付近のエアーを、温間時はノズル先端グリル近辺の外気に近いエアーを吸わせる構造か?
ユニパートのコーションプレート

エレメント交換時期は20,000km毎とあり、結構長いな。
完成予想図は、

この状態から、
この状態になる予定、ミニ1000のエアクリーナー本体より丸っこくてカッコイイぞ。

英国本国仕様のため、ローバージャパンの後付けクーラーは当然考えられているはずもなく、ノズル先端がコンデンサーと干渉必至。
これを装着しようとすると、せっかくのツインキャブからSUシングルキャブにデチューンする必要があり、得られるメリットは燃費向上と温厚な性格のエンジンになる(なっちゃう)事くらいか?
エアクリーナー本体は上記のような樹脂構造で、経年で割れてきそうだし、よっぽどの物好きでなければコレを装着しようと考える人はいないよね。
新車外しの中古品とは言え、決して安いモノでもなく装着するには、上記のキャブレターを入手する新たな投資費用も必要なんですよね。
何にせよ、これを見てカッコイイとか胸騒ぎがする自分の変態的性格に呆れます。
話しは変わりますが、先々週に交換したブレーキマスターのリペアキットは問題なく、

機能しており、配管内のエアーも抜けてきて、元通りのペダルフィーリングになりました。
フルード漏れも止まり、ブレーキもシッカリ効きます。

サーボ内のダイヤフラムにはまだフルードが残っているようでペダルを踏むと変な音がしていて、余計なモノを買っているより、コッチを先に処置すべきじゃないの?
W113のネタが登場しないのは、それだけ好調だという事ですので申し訳ありませんが、当分ミニネタが続くかもしれません。
Posted at 2017/01/21 18:18:15 | |
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