
今日は午後から雨予報とのことでしたので、午前中から作業開始、昨日の続きです。
昨日、バイブレーションダンパをコジコジして外しておいたので、今日は知恵の輪で摘出します。
しかし、そのコジコジ作業が結果的に非常にマズイことになるとは。
バイブレーションダンパ自体は手前に移動させて、ちょっと左右に振れば、

摘出に成功、外した後に見えるのが、カウンターウェイトです。
摘出したバイブレーションダンパ、鉄板の間にゴムを焼結してある構造です。

表は普通ですが、裏面を見ると、
コジコジしたときにやっちゃったのか?、ひび割れてますがな。

勿論このまま取付けますが、いつかこの破片が吹っ飛んじゃうだろうな。
バイブレーションダンパの固定ボルトは6本、3種類のボルトで固定されていました。

多分、左のメッキ品がオリジナルと思われ、
同じ長さの六角穴付ボルト(M8×65)をネットで調達しておきました。

強度区分10.9表示でクロモリ製、多分大丈夫でしょう。
カウンターウエイト側、多分こいつとバイブレーションダンパのゴム焼結部が、

回転時の振動を相殺する仕組みで、ミニにも簡易的な物が装着されています。
で、残っていたコンプレッサーブラケットの最後の固定ボルトが

正面に現れましたので、普通に緩めて撤去、
そして、ここからがまた大変な作業で、ジャッキでコンプレッサーを支え、

固定ボルトを全て撤去、何故か上側はスタッド、下側はボルト固定でした。
そして、プチ知恵の輪状態でやっと、巨大なブラケットが摘出できて、

夢にまで見た光景が現実となりました。\(^_^)/
しかし、コンプレッサーの取付け穴が、これまたいい加減な加工、

どこの整備屋がこんな加工したのかいな?
バンジョーボルトで固定されているサーモハウジング~スロットルのパイプを

外してみると
数年前に交換したパイプですが、中に不純物が溜まっていました。
いよいよ、サーモハウジングの固定ナットを緩め、ウォーターポンプハウジングと

一緒に摘出、ハウジング裏のシリンダーブロックにはこんなに深い逃げがあります。
摘出したウォーターポンプハウジングとサーモハウジング2点セット、そして

外したエンジン側、オイオイこんなにいろんな物を外しっちゃって大丈夫か?
ウォーターポンプ本体、ミニの物より小さく冷却効果が低いのは恐らくこのため?

下側のガスケット面から漏れ跡が、ガスケットだけ交換なんてありかな?
一応、純正マークが入っていました。

折れたバイパスパイプのボルトも掴める部分が残っているので何とかなるか?
宙ぶらりんのコンプレッサーは、タイラップを繋げてエキマニに吊っておきました。

そのままじゃ心配なので、ウマで支えてあと数週間耐えてもらいましょう。
いつになったら、この状態から抜け出せるのか?

今回は参ったなぁ。
Posted at 2022/04/24 18:48:58 | |
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