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2016年12月17日

SCENIC, s'il vous plaît!

SCENIC, s'il vous plaît! 今年の3月に開催された前回のジュネーブモーターショーにて発表されたルノーセニックの新世代モデルが、欧州でいよいよ発売されました。
わんどら的にも今年の2月に”ルノーセニック4が気になる!”としてピックアップして以来、発売を密かに気にしながら季節を過ごしていましたが、遂に販売が始まったのを知り、改めて”気になる”が再燃しています。

英国仕様のpdfカタログをダウンロードして眺めてみると、改めてなかなかの魅力を感じ取れます。
まず見た目のラウンドフォルムがカッコイイ。

特にショートボディモデルはワンモーションでまとまり感があり、合わせて最近のルノーらしい躍動感ある造形がマッチしています。
それに、全グレード標準の20インチホイールがもたらす見た目がゴーカート感を出していて、ジャンルは違えどミニクーパーSのような踏ん張り感あるスタイリングの印象はなかなか良い感じです。
(但し、ファミリーカーなのに20インチって大丈夫?と思っちゃいますが…)

しかし、このデザインには何かに通じるものがある…と考えた時、あのクルマを思い出さずにはいられません。
それは、シトロエンの初代C4ピカソです。

実はわたくし、こっそりと次期クルマ選びをする中で、初代C4ピカソが欲しいリスト筆頭の存在になっているのです。
中でも、日本には正規導入されなかったショートボディのモデルに惹かれ、中古車を並行輸入するかなど真剣に検討思案しています。
もちろん他の候補車種も(例えばメルセデスAクラスやBMW118dなど)たくさんあるのですが、この初代C4ピカソのデザイン、パッケージングにはとても魅力を感じます。
今回、そんな志向にある僕の前に現れた新型セニック。
まさに初代C4ピカソの面影が両者オーバーラップしつつも、最新のルノーらしいスタイリングの良さや目新しさがあるだけに、筆頭候補が変わりつつある、そんな気分になっています。
初代C4ピカソと新型セニック、カタログを見比べると、例えばリア席用のピクニックテーブルなど、細かい部分も似ていることには驚きます(まあ、今どきのフル装備のクルマに大した差異はないんだろうけど)。

もちろん新型セニックは上位グレードにはタテ型のディスプレイに様々なアプリケーションが搭載するなど、現代の最新テクノロジーを交えた機能装備を持っています。
しかし何となくですが、初代C4ピカソを模倣?(オマージュ?)した感をどうしても抱いてしまいます。
いずれにせよ、僕にとっては両者とも大きくシズルを感じる好意的存在なんですけどね。

さて、右ハンドル仕様の英国向けカタログを見て、正規日本導入の予想をしてみると…。
<グレード>
"Expression+"というベーシックグレードから"Signature Nav"という皮シート仕様のモデルまで4種類。
ルノーの国内既販車種(クリオ)に習うと、そのうち2グレード程度は導入されるかな?
<装備>
4グレードのうち上位2グレードにタテ型のディスプレイが装備されますが、これに日本のカーナビメーカーが仕様を合わせるとなるとなかなか大変?なのかも。

現状のナビは欧州スタンダードな"Tom Tom Live Service"が搭載されているということで、タブレットタイプのくせしてApple CarPlayやGoogle Android Autoに連動する訳ではないというのはNGですね。(もちろんBluetoothコネクトは完備)
<エンジン&ミッション>
エンジンはガソリン1種+ディーゼル3種の合計4種類。
トランスミッションはもちろんAT車が導入されること予想すると、実は英国仕様では160hpを発揮するdCiエンジンとの組み合わせしかないんです。
と、このまま行けば遂にルノーもディーゼルモデルの国内導入が実現する?
<ボディカラー>
屋根がブラックアウトした2トーンの仕様(これも初代C4ピカソと同じ!)にて11色のバリエーション。
日本導入時に2トーン仕様を選択できるのか否かに着目しています。

なんて、英国仕様から想像する日本導入仕様への期待は膨らみます。
しかし細かいことはともかく、ルノージャポンさんには早期導入をお願いするしかありません。

”ルノージャポンさま、ぜひ、新型セニックを導入してください!”

まあ、売れ筋のCセグハッチであるメガーヌの導入のほうが先なのかもしれませんが、ここはひとつ、セニックの早期導入決定を発表してくださいませ。
看板車種カングー、クリオに並び、ルノーのグローバルタグライン”Passion for Life"の体現に相応しいモデルである新型セニックを導入していただき、ぜひ日本のファミリーへ、そして私わんどらへの選択肢を広げて欲しいなぁと思っちゃいます。

ということで、”Cher Renault Japon. SCENIC, s'il vous plaît!"
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Posted at 2016/12/17 16:02:29

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この記事へのコメント

2016年12月17日 22:14
こんばんは。初コメさせていただきます。

初代セニックの元オーナーとしてはモデルチェンジを常に気にかけてきました。わんどらさんのようにセニック4を気に入っていただける方がいらっしゃると嬉しく思います。

さて、ルノーの “サイクル・オブ・ライフ(6枚の花びら)” では3枚めの “FAMILY” を具現化したのがセニック4です。私の見立てではセニック4はファミリー向けであってもエスパス5の縮小版として映ります。エスパス5は6枚めの “WISDOM” ですネ。

歴代セニックの上級グレードをウォッチングしてきましたが、価格は決してお手頃ではありません(もちろんC4ピカソも高価ですが)。ましてや20インチのタイヤ(195/55 R20 95H)が標準になってしまうと、リプレイスタイヤをアフターマーケットで探すことは大変困難です。日本ではファミリー向けとして売ることは望めないでしょう。

可能性があるとしたら、ルノー・ジャポンが小さなエスパス5としてアピールする戦略でしょう。一部の好事家向けに最上級モデルで良いので導入してくれるならこんなに嬉しいことはありません。

また、欧州市場においてCセグMPV市場は縮小気味でかつてほどのシェアが取れなくなってきています。どうやらSUVに市場を奪われてきているようです。ルノーSAとしても欧州で売れなくなった分の販路をアジアに拡大しようという戦略はありうるかもしれません。
コメントへの返答
2016年12月17日 23:53
若翁さん

こんばんは、コメントありがとうございます。
セニックにお乗りになっていたかたからリアルなルノー話を伺えて勉強になります!
確かに新型のグランセニックのほうはミニエスパス感があって、そのアピールはルノーとして日本でもアイコン的な打ち出しができそうですね。
ただご指摘の通り、20インチのタイヤは、メンテナンスという側面から導入の懸念になりそうですね。

欧州でのMPV市場がシュリンクしているというのも、行方に興味あります。確かに最近のモーターショーで発表されるニューモデルはSUVだらけで、プジョー5008も気づいたらSUVモデルに鞍替えしてたし、トヨタも遅れながらも満を持してC-HRを投入しましたしね。
日本でもスライドドアでないコンパクトMPVは決して優位な存在ではないと思いますが、セニックはユニークな存在として正規導入されると嬉しいんだけどなぁ、と期待を込めてのブログでした。
また欧州の動向など交えていろいろ教えてください!
2016年12月18日 7:42
こんにちは。続投失礼します。

> 欧州の動向など交えていろいろ教えて
> ください!

とんでもない。欧州市場の動向についてはわんどらさんの方が圧倒的に詳しいと感じています。
しかし、フランス市場に限定すればご提供できる情報がありそうです。

2016年11月末のTOP100(累計)からCセグMPVをピックアップしてみると、
9位 C4 II Picasso(2.1%)> 15位 Scénic III(1.5%)> 29位 Touran(0.8%)> 73位 Mercedes Classe B(0.4%)> 74位 Ford C-Max II(0.3%)> 81位 BMW Ac. Tourer(0.3%)> 87位 Toyota Verso(0.3%)といったところです。7台を合わせると5.7%です。

一方のCセグSUVをピックアップしてみると、
12位 Kadjar(1.9%)> 17位 Peugeot 3008(1.4%)> 19位 Qashqai 2(1.2%)> 39位 Tiguan II(0.6%)> 44位 X-Trail 3(0.5%)> 54位 Ford Kuga(0.5%)> 55位 Peugeot 3008 II(0.5%)> 56位 BMW X1(0.5%)> 59位 Audi Q3(0.5%)> 60位 RAV4(0.4%)> 76位Mercedes GLA(0.3%)といったところです。11台を合わせると8.3%です。

単なるCCFA:仏自動車工業会をソースとする転載記事に過ぎませんが、私のブログ記事をご覧下さい。
http://minkara.carview.co.jp/userid/2449787/blog/38940956/
コメントへの返答
2016年12月18日 12:45
若翁さん

こんにちは。続けてありがとうございます。
ブログ拝見しました。市場データって世相やトレンドを反映していてどこまても興味深いですね!
そして確かにコンパクトSUVのボリュームはきてますね…。
しかし、モデル末期の現行型セニックが15位にて1.5%もシェアがあるなんて、商品性の良さが現れているのでしょうか。今回の新型になり立ち上がりが一気に伸びるであろうデータにも着目ですね!

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「衝動的にプラモデルが作りたくなり、数十年振りに購入してみた。イマドキは塗装も接着剤も不要のプラモがあるなんて、驚きだなぁ。」
何シテル?   01/15 16:42
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