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イイね!
2018年12月18日

ルノーメガーヌR.S.4を試してみたら

ルノーメガーヌR.S.4を試してみたら 約1年前、昨年の東京モーターショーのブースに展示されていたオレンジ色のスポーティな車体。
ルノーF1チーム所属のニコ・ヒュルケンベルグも開発に参加なんて説明に、これはぜひ乗ってみたい!けど私のようなフツーのドライバーに扱えるのか?なんて試したい衝動をずっと抱いていました。
先日はそんな新型メガーヌR.S.をようやく試そうと、滅多に行かないルノーディーラーを訪れました。
リアルなニーズを言うと、実はR.S.モデルよりもGTのワゴンモデルのほうが所有への現実味があり、乗り比べがしてみたいと思っていたのですが、残念ながらDLRにはワゴンがなく、在庫希少なために展示兼試乗車というR.S.のみ試すことに。
営業さんにその正直ニーズを伝えると、"実はGTと比較検討される方にはR.S.は乗せたくないんですよね"と答えてきます。
どうやら、走り重視したい人がR.S.に乗った後には、当然GTの走りは物足りなく感じるわけで…本来ならGTモデルも十分スポーティなのに、その良さが伝わらなくなってしまうんだとか。
その気持ち(そしてその営業戦略)、よーくわかります。
しかし今日は突然のウォークインにてGTモデルの試乗車はなく、残念ながらその比較はできません。
と、言うことで早速R.S.を試してみることに。

ランバーサポート十分なタイトなシートに座り込みエンジンをかけると、ヴォンという低音響くレーシーなサウンドが。
そして小径なステアリングを握りスタートです。
まず感じたのは、カートのようなダイレクト感あるステアリングフィール。
ステアリング角度が深くても浅くても、曲がりたい方向にクイッと向いていきます。
この操舵感あるハンドルさばきを交差点を曲がるたびに楽しめるのはかなり良いし、クイックレスポンスは自身の運転が上手くなったような錯覚を与えます。
これは全て4コントロールという4輪操舵システムのおかげだそうで、コーナリングであれ、レーンチェンジであれ、実にスムーズに挙動してくれます。
素人の私でさえ実感しながらドライブを楽しめるのですから、その特徴は明確なんだと思います。
また、それに合わせたサスペンションもまたフィーリングが良いんです。
もちろん乗り心地という意味では"硬い"のひとことですが、ゴツゴツとアッパーを突き上げる硬さではなく、一定のストロークの中で硬さを制御している感覚があるから、タイトだけど乗りやすい。
コーナリング時のロールもないから運転する体もそのままキープで、これまたカートライクでその気になれます。
さらに感心したのがEDCの感触。
正直、ルノーを試すなんて久々の事なので、この定番化したトランスミッションも実は初体験です。
まるでATのようなスムーズな自動変速は乗っていて安心感があります。
全てに気負わなくてもスポーツできる感じ。
もちろんパドルシフトを使えば、レスポンス良い変速操作が出来て、これも楽しい。
シフトダウンした時の"ヴォン"というサウンドもカッコいい!って感じてしまいます。
これまで、イタフラ車のスポーツモデルってMTのみのラインナップというイメージでしたが、ルノージャポン曰く"先代のルーテシアR.S.でEDCモデルを導入したら意外に売れたので、これでいける!"と判断したんだとか。
(来年は待望のMTも導入されるとのことです)
スーパースポーツに乗らずとも、このCセグハッチは十分すぎるほどスポーツしているし、かつ本来のファミリーカーとしての要素=5ドア、快適装備はしっかり持ち得ているんだから、これは実用的に"毎日がニュルブルクリンク"な気分になれる最高のクルマと感じてしまいます。
走らせながら、"これを山に持ち込みたい!"と言うと、営業さんは"4コントロールはドライバーにとって最高だけど、ご家族を後席に乗せて山を攻めるのはお勧めしません"と答えた。
理由は、4コントロールによりクイックに曲がりすぎて、しかもロールもしないので、後席の人は車酔いしてしまうんだそう。
なるほど…ファミリーカーとしての使い分けは必要なんですね。

さて、すっかりR.S.の虜になってしまった私わんどら。
ウィークポイントを挙げるとすれば…多分このハイスペックではドライブが疲れるのではということ。
試乗車だったこと、初ドライブだったこともあり、慣れない疲れもあったのかもしれませんが、交通量の少ない東京湾岸エリアを20分程度走らせていただき降りた時には、結構な満足感(≒もう十分)という気になってしまいました。
そんなことで、ではこの同じ4コントロールを持つ下位グレードGTはどんな走りなんだろう?なんて興味も湧きます。

特にクラスとして貴重なCセグワゴンモデルの、先日試したプジョー308SW GTとの違いにも興味があります。
個人的に見た目はメガーヌスポーツツアラーに軍配があがるからこそ、気になります。

普段ピカソに乗っていて、如何にのんびりとゆりかごに揺られて走っているのかが明快になるくらい性格のとんがったメガーヌR.S.を体験し、自分のドライバーマインドに刺激が注入されました。
現実的なライフスタイル重視でクルマ選びをするか、あるいは毎日がニュルブルクリンク気分に喜びを得るか…もしや両方を手に入れるならこれかも!なんて想像するとワクワクする、気になるクルマです。
ブログ一覧 | 試乗、テストドライブ
Posted at 2018/12/18 13:34:08

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