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2020年08月06日

セアトが気になる!Pt.9 (クプラ el-Born編)

セアトが気になる!Pt.9 (クプラ el-Born編) 私の好きなブランドのひとつ、セアト。
日本では滅多に入手できないからこその希少性故の憧れとか、ラテンの自由なイメージを抱かせながらも、VWの確かな技術を持ち併せた信頼感とか(チャラ男だけど実は博学的な…(笑))、あるいは単に好きなスペインの地名を用いた車種名が多いとか、そんないろいろが混ざり合って、私を魅了しているのかと感じています。
そんなセアトが放つスポーツカーブランド"クプラ"から放った新型コンパクトハッチが、今回ピックアップするEl-Bornです。

バルセロナ旧市街に位置する、ピカソ美術館などがあるお洒落な地域、ボルン地区がその由来という、セアト定番の地名ネーミングによるCセグメントハッチは、もう一目瞭然、そうVWのEVモデルID.3のシブリングモデルです。
あえてのクプラブランドでのリリースは、その性格をぐっとスポーティに寄せることで、兄弟との差別化を明らかにしているのですね。


何しろ見た目が強そう(写真的にはワルっぽさ全開?)な雰囲気でして、ID.3のシンプルな雰囲気とは確かに違うイメージを与えることがうまくいっているなぁと感じます。
実際には前後サイドのスポイラー類、VWよりもローダウンされたサスセッティング、そして20インチホイールが見た目にとっても強さの効いた雰囲気を作り出しています。

さてセアト初のフル電気自動車となるこのモデルは、もちろんVWグループのアセットをフル活用しています。
このモデルならではの特徴としては、VWグループのこれまでの搭載ユニットの中で最大容量(82kWh)のバッテリーパックを導入しているんだとか。
まあこのあたりは、常に技術革新されていくものなんてしょうし、クルマの性格に合わせて相応しいスペックが与えられていくんでしょうから一概に凄い!って言えるのかわからないのですが、約500kmの航続距離を実現したこのel-Bornは、見た目はちょっととんがったシティムーバー風だけど、実はツアラー的な長距離走者ということなんですね。

さてセアトのスポーティモデルといえば、レオンによるニュルブルクリンクにおけるFF最速レコードのチャレンジを思い出します。
シビックタイプR、メガーヌR.S、そしてゴルフRという欧州Cセグハッチの代表選手たちとの記録の入れ替えは、新型が出る度に宿命的にチャレンジをしていて興味深く感じます。
ニュルブルクリンクでのこのFFレコードは、並居るスーパースポーツが記録を争うよりも、普段私たちの手に届く存在のフツーのスポーティファミリーカーがチャレンジすることに親しみを感じるのです。
(過去のブログにてニュルでのFF車のレコード争いへの興味は何度か書いてますね)
そんなことで、そういやこの手の量販電気自動車でのニュルブルクリンクチャレンジってあるのでしょうか?
EVって0km/hからの加速はよく取り沙汰されては、そのコンマ何秒のスペックに感心したりしますが、EVの性能評価って、例えばパワーユニットやモーター、そしてバッテリーという、所謂EV機能にばかり注目されがちな気がします。
しかしパワーユニットのみならず、ボディ、サス、ハンドリング…など、走りを司る機能を総合的に相関させた性能の評価や記録(まさにニュルブルクリンクへのチャレンジ!)などあったら、ブランドイメージの向上に繋がったりするのでは?なんて思ったりもします。
調べてみると、テスラモデルSが"Fastest 4door BEV”として、そのニュルでのEV市販車の記録を誇示(非公式)しているようですし、そこにはポルシェタイカンとの記録争いが既に展開されているようです。
そんな感じにこのスペイン発の新型EVも、レオンでイメージ付けられたクプラブランドらしい走りへのこだわりを、ニュルブルクリンクという舞台へのチャレンジで示してくれると興味深い気がします。

リーフNISMOやこのel-BornなどがEVスポーツハッチとして、これまでの定番である加速とか航続距離とか充電時間とかの評価ではなく、ハンドリングや走り面でもっとドライバーに対しエモーショナルに訴えてくれるような存在になってくれると、クルマ選びはさらに楽しさが広がるんだろうと思います。
そんな新型el-Born、とっても気になるクルマです。
ブログ一覧 | 気になるクルマ
Posted at 2020/08/06 12:31:01

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こんにちは🎵青山高原🚘
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この記事へのコメント

2020年8月20日 20:10
こんにちは。
フロント周りは、ちょっとKIA車を彷彿させますね。
ID.3とのすみ分けも興味深いです。
コメントへの返答
2020年8月20日 20:38
こんにちは、キアはこんな方向性なんですね。キアのことはあまり知らないのでチェックしてみます!
グリルレス(まあEVだけにグリルいらないのは当たり前だけど)のデザインって似通っちゃうから、そんな中でも個性やブランドアイデンティティを出すのがデザインの見せ所なんでしょうね。

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「衝動的にプラモデルが作りたくなり、数十年振りに購入してみた。イマドキは塗装も接着剤も不要のプラモがあるなんて、驚きだなぁ。」
何シテル?   01/15 16:42
こんにちは、Suite Sweet Carlifeのわんどらです。 ここでは私のクルマと、ヨーロッパのクルマに関するお話しを、あれこれ不定期ながら書いてみよう...
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