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わんどらのブログ一覧

2015年06月30日 イイね!

実はとってもミニマニア Pt.3 <エステート編>

実はとってもミニマニア Pt.3 &lt;エステート編&gt;一昨年の東京モーターショーをワールドプレミアされた新世代ミニ(F55/56型)。
徐々にバリエーションが増えつつある中、先週は欧州にて待望のエステートモデル”クラブマン”が発表されましたね。
兄弟車であるBMW2シリーズアクティブツアラーと同じプラットフォームながら、ミニ定番の顔付きとストレッチされたワゴンボディは、今回の新型もとっても個性的な雰囲気を醸し出しています。
ボディは先代から幅で約70mm、長さで約20mm伸びたとのことで、よりワイドな雰囲気になりました。
2シリーズアクティブツアラーの縦長感とは対照的ですよね。
特徴としては、先代の変則3ドアから、4ドア+リアゲートという出で立ちになったことくらいで、あとはいつもの”変わらない事が新しい”というコンセプトを貫いたミニ独特のデザイン&スペックのよう。

もちろん細かくは新型ならではの最新機能満載なのでしょうけど、登場のインパクト自体はあれこれ語る間もなく、いつものラインナップが増えたよ、という程度の感覚になってしまいます。

しかし、エステート版のミニと言ったら、私わんどらには放っておけない理由があります。
それは、過去にクラシックミニのエステートモデルを所有していたから。
所有していたのは、”モーリスミニマイナートラベラー”という正式名称を持つ、リアに荷室を備えたモデル。

現行クラブマンにも受け継がれた観音開きのリアゲートや、貼りつく木枠がなかなか味のある、1965年製のクルマです。
同じ兄弟には”オースチンミニカントリーマン”というモデルもあり、こちらのほうが名前的にはメジャーだったかも知れませんね。
そんなミニトラベラー、僕のクルマはしっかりと英国でレストアされたボディをベースに、高年式のサブフレームに変えて、その上にはミニクーパーのA型ツインキャブエンジンに載せ替えた、見た目はクラシックなままだけど、中身はブラッシュアップした”ちゃんと走る”仕様。
普段の買い物から、荷室にバーベキューグリルなどを積んでのアウトドア、そしてサーキットイベントまで、いろいろ楽しめた思い出のクルマです。

そしてイマドキのミニクラブマンを見ると、そんなクラシックなエステートモデルを思い出し、親しみが湧いてしまうのです。
そんなことで今回の新型クラブマン、観音開きのリアスペースにいろいろ詰め込んで、アクティブに出かけたくなる、気になるクルマです。
2015年06月18日 イイね!

走れ、トーキョーのシティムーバー

走れ、トーキョーのシティムーバー先日、今まで何故だか触れる事のなかった軽自動車に初めて乗る機会がありました。
小さいクルマが好きで、クラシックミニやらトヨタアイゴやらのシティカークラスの所有経験は十分あるのに、これまで軽自動車に触れる機会はなかったなんて、自分でも意外なくらいなんですが…。
今回乗ってみたのは、今月になり第3世代の発売となった”ラパン”の2代目モデル。
かわいい外観と内装を持つ、雑貨のような素敵なクルマです。

そんなラパンで走ってみたのは、都心部のとある道幅の狭い路地が多い地区。
その小さな車体を活かし、普通自動車なら通れない(あるいは切り返しが大変そうな)街角をスルスルと抜けていきます。
で、単刀直入な印象は、軽自動車ってなかなか良いシティムーバーじゃん、って事です。

こんなきっかけで、今までわんどらがあまりにも疎かった軽自動車の事について、ちょっと調べてみることにしました。

まずはデータから考察。
全国軽自動車協会連合会によると、2014年度の軽自動車の県別保有台数は…
1位 愛知県 約1,510,000台
2位 福岡県 約1,261,500台
3位 埼玉県 約1,186,000台
以下、北海道、大阪、静岡、千葉、兵庫…と続きます。

一方、登録車の県別保有台数は…
1位 愛知県 約3,387,600台
2位 東京都 約3,183,800台
3位 神奈川県 約2,798,800台
以下、埼玉、北海道、大阪、千葉、福岡…と続くようです。

ここまでのデータでは、愛知はダントツの自動車王国だということが一目瞭然です。
そして、登録車の多いトッブ3は、偶然にもわんどら自身が自動車運転免許を取得してから住んだことのある地域なんです。
要するに僕のカーライフは偶然にも登録車所有の多い地域にいたという事。
あー、これが今まで軽自動車に触れたことがなかった一因なのかも、と納得。

そしてさらにはこんなデータもあります。
軽自動車のシェア(保有されたクルマの中での軽自動車の占める割合)トップ3は…
1位 沖縄県 55.3%
2位 高知県 54.0%
3位 長崎県 54.0%
とのこと。
それに対してシェアの低い順にランキングしてみると…
1位 東京都 19.1%
2位 神奈川県 24.0%
3位 北海道 30.7%
という感じ。
沖縄や長崎などは、道路を走るクルマのうち半分以上が軽自動車であるのに対して、東京は5台に1台以下に過ぎないことになります。
出身の地元である神奈川も含めて、私自身が軽自動車になかなか触れる機会がないことは、データ上でも明らかです。
よーく考えてみると、今まで軽自動車に乗ってる家族や知人などは殆どいませんでした。
そりゃ触れることもない訳です。

しかし、今回都心の路地を移動する手段としての軽自動車体験をしてみた限りでは、そのサイズ感が成す取り回し感はなかなか良いではないですか。
しかも、スピードを出して走るためのスペックは都心に不要だし!
そんな事で、軽自動車が最も普及していない東京でこそ、もっと活躍の場があるような気がしたのでした。

ところは変わってヨーロッパ。
パリでは今、専用の小さな電気自動車を用いたカーシェアシステムの活用が盛んです。

また、パリだけでなく欧州の各都市でも、例えばスマートの電気自動車を導入したカーシェアが自治体主導での新交通インフラとして目立ってきています。

(写真はアムステルダムで見たスマート)

日本でもレンタカー会社が都市部でスマートを用いたカーシェアを導入したり、あるいは日産などは横浜の一部地域で1人乗りのシティムーバーを用いた実証実験を行ったりしています。
それらの活動はひとつの都市交通の新しいカタチなのかと思いますが、ここは本来、日本でもっと身近な存在である軽自動車を有効活用したらいいじゃん!なんて、今回の初軽自動車体験は感じさせてくれたのでした。

例えばラパンを電気自動車にして、誰もがいつでもチョイ乗りできるカーシェア制度ができたら、トーキョーのシティムーバーにぴったりなのに…なんて、想うのはカンタンなんですけどね^_^


2015年06月05日 イイね!

オペルアストラKが気になる!

オペルアストラKが気になる!前回までのブログの通り、フランス旅行の余韻や、あるいは矢継ぎ早にリリースされるBMWコンパクトクラスのニューモデル国内導入(遂にアクティブツアラーにもディーゼルが導入されましたね)などに翻弄されている間に、欧州では気になるクルマの話題が飛び交ってますね。
今回はそのひとつ、いよいよ第5世代となる新型オペルアストラをピックアップしてみます。

日本ではブランド撤退から随分と時が経ち、もはや”ないもの”的な雰囲気さえあるオペルですが、メイン市場の欧州ではニューモデルリリースが盛んです。
昨年はBセグハッチのコルサの発売、今年年初はAセグシティカー、カールの発売、そして今回、Cセグ看板車種のアストラが発表されました。
(コルサE、カールについてはいずれも過去のブログ”気になる”シリーズでピックアップしています)
このアストラ、過去の日本導入時代はVWゴルフの対抗馬として、結構もてはやされた記憶があるのですが、当然ながらブランド撤退後は一部の並行輸入なとでしか触れることができない存在。
オペルの話題に触れる度にいつも同じことを書いていますが、もし日本導入されていてもそこそこ受け入れられるブランドだと思うんですけどね…。

さて、今回のアストラKは、ラウンド基調のフォルムは現行型からの流れを受けつつも、少し短い全長と低い車高になったおかげで、スタイリングバランスが良くなった印象を受けます。


Cピラーからリアウインドウにかけてのブラックアウト化されたデザインが、伸びやかな雰囲気を醸し出していますよね。

ラインナップは1L3気筒&1.4Lのガソリンモデルと1.6Lのディーゼルとなる模様。どちらも新エンジンのようですが、スペックは詳細未発表なんだとか。
そして勿論、将来はスポーツ仕様のOPCモデルも登場するんだと思います。
それはとっても楽しみ!

このアストラKにおけるもうひとつのトピックは、これからの自動車情報端末の形を示す、”The Intellilink infotainment system”の採用をアピールしていること。

”Apple Carplay”や”Android Auto”のスマートフォン機能と連動して、音楽などの様々なエンタテインメントをクルマで再生し、Googleマップでナビ 、Skypeで通信といった事が可能になるんです。
他車でも徐々に装備化されつつもあるこの仕組みですが、今回のアストラにとっての”イチ推し機能”なんだとか。

そんなアストラK、今回発表されたのはあくまでも写真&リリース資料のみ。
実車は今秋のフランクフルトショーでアンベールされ、11月には発売されるということ。
これは今年の欧州カーオブザイヤー含めた話題の中心になりそう、なんて思いつつ、またの機会に欧州を訪れる際に見ることが楽しみな、気になるクルマです。
2015年06月03日 イイね!

海外クルマ見聞録 #5 フランス編(後編)

海外クルマ見聞録 #5 フランス編(後編)海外旅行で出会った、気になるクルマを紹介する”海外クルマ見聞録”。
シリーズ第5弾のフランス編、前編ではフランスの3大メーカー、そして中編ではその他の気になる欧州車をチョイスしました。

実は私わんどらは過去15年以上、海外旅行に行く度に気になるクルマのスナップを集めていたのですが、今回のフランス旅行はそのカット数がいつもより多い!
それだけフランスの景色に溶け込んだクルマたちに魅了されてしまったのかもしれません。
そして今回の後編では、そんな数ある写真の中から、実は大好きLCV(Light Commercial Vehicles=小型商用車)を特集しちゃいます。
どこを見てもハイエース(あるいはたまにNVシリーズ)という日本とは違い、欧州の小型商用車はモデルが多彩で実に面白いんです。

まず初めにピックアップするのは、フランス式のカテゴリで言う”フルゴネット”バンの紹介です。
”フルゴネット”とは、フランスにおけるコンパクトでボンネットの付いたLCVモデルのこと。
そんなフルゴネットバン、各社が様々なモデルを投入していますが、定番はやはりこれ、ルノーカングー。

今回はちょっと馴染みのないモデル、グランカングーをチョイスしてみました。
少しストレッチしただけで、何だか雰囲気はグッと変わり、とってもダックスフンド的な…^_^

お次もルノーから、カングーのお父さん、”エクスプレス”です。

こちらはフルゴネットモデルの旧定番。
過去に僕が所有していたルノーシュペールサンクとフロントセクションが共通というのも親しみがあります。
見慣れた働くクルマの風景、という感じですね。

お次は商用車の王道、モノスペースタイプのバンを続けてピックアップ。
まずはフランスではこの手の商用バンのマーケットリーダーであるルノートラフィックです。

タイトル写真に並ぶ旧モデルは勿論、こちらの昨年発売された新型も沢山見かけることができる、まさにフランスの物流を支える存在です。
(詳しくは以前のブログ”ルノートラフィックが気になる”をご覧ください)

ちなみにトラフィックの上位車種はこちらのマスター。

とにかく大きく、殆どマイクロバスのような感じですが、欧州でのLCVカテゴリーは 1.カングークラス 2.トラフィッククラス 3.マスタークラスと主に3つにセグメント分類されていて、それらのクラスに各社がモデルを投入しています。

さて、そんなトラフィックの対抗馬。
まずはフランスから、PSAの放つプジョーエキスパートです。

同型モデルとしてシトロエンジャンピーや、フィアットスクード、トヨタプロエースがあったりもします。
トラフィックも良いですが、こちらのエキスパートもかっこいいですよね。
僕がフランスでお店を持っていたらきっとこっちを選んじゃいます。

次に他の欧州メーカーですが、意外な事に乗用車同様、VWが目立ちません。
欧州LCVカテゴリーの定番、VWキャディ(フルゴネットバン)もトランスポーター(過去のブログ”実はLCVが好き”をご参照ください)も、殆ど見ません。
それだけルノー&PSAの国内ブランドがマーケットを握っているのかと思いますが、そんな中でもたまに見ることができたのが、メルセデスとフォード、そして日産です。
メルセデスの新型ヴィトは目つきがなかなかかっこいいし、

VWトランスポーターに並ぶ欧州スタンダードのフォードトランジットは豊富なバリエーションで市場を席捲しています。


さて、ここまでは主に現行型のバンモデルをピックアップしてきましたが、LCV大国フランスでは、勿論古いモデルも沢山活躍しています。
例えばこちら、豆腐のような四角いクルマはルノーの初代トラフィックです。

80年代の雰囲気が働くクルマ感たっぶり。

そして最後はこちらもルノーから、60年代の名車、エスタフェ。

フランスでは1980年まで20年以上製造されていたロングセラーモデルなんだそう。
LCV界のクラシックミニのような存在でしょうか、独特の世界観があって素敵です。

いかがでしたか?
海外クルマ見聞録フランス編、ラストにLCV特集なんて、少しマニアックだったでしょうか…(笑)
存在こそキラキラしていませんが、その場所の暮らしや文化を感じるのにはよい対象である小型商用車。
そして、商用車さえ魅力的に感じてしまうフランスのクルマ見聞に相応しいネタ?と思って見ていただければ嬉しいです。

プロフィール

「衝動的にプラモデルが作りたくなり、数十年振りに購入してみた。イマドキは塗装も接着剤も不要のプラモがあるなんて、驚きだなぁ。」
何シテル?   01/15 16:42
こんにちは、Suite Sweet Carlifeのわんどらです。 ここでは私のクルマと、ヨーロッパのクルマに関するお話しを、あれこれ不定期ながら書いてみよう...
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