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2021年10月07日 イイね!

日産タウンスターが気になる!

日産タウンスターが気になる!新世代になったルノーカングーの後を追うように、この夏にはメルセデスから兄弟車シタンが発表されました。
そもそもメルセデスはルノー日産連合とエンジンの貸し借りなど行う提携を結んでおり、スカイラインにメルセデスのエンジンを載せたり、インフィニティのCセグハッチにAクラスのプラットフォームを用いたりする関係。
商用車分野においてはそのカングーを用いたバッジエンジニアリングを施し、先代から兄弟車として販売をしていたのでした。
そのシタンはほぼ単にメルセデス顔にしただけなのですが、それだけでもドイツ品質が身についたような気になるのだからあら不思議、そして借り物の箱であっても、商用車に強いメーカーの立派なバンに見えるのですから、顔が作り出すイメージって大事なんだなと思います。
で、やっぱり順当に出ましたね…といえるこちらが、カングーの日産版となるモデル、その名も"タウンスター"です。

なんだタウンスターって…笑
随分と安直なネーミングにて21世紀ももう20年経ってからつける名前じゃないよね、と思ったりもしますが、ここは日産贔屓の私わんどら、タウンスター、"あり"としましょうと言っておくのです(理由は後ほど)。
まあトヨタが欧州限定で展開するLCV、プジョーリフター(パルトネール)/シトロエンベルランゴ/オペルコンボの4番目の兄弟車となる"プロエースシティ"も十分名前はベタにて、もしかしたら日本メイクは欧州でのネーミング下手?なんて思ったりもするのですが…。
余談ですがネーミング下手と言えば昔オランダのネッドカーというメーカーが製造していた三菱カリスマというクルマは、欧州市民からすると"恥ずかしくて乗れない"と嘲笑のネタだったと言われてますよね。
確かに"カリスマ"だなんて!
(クルマはボルボS40との兄弟車にてそこそこ良かったのかもですが)
さて話があっちこっちに行ってしまったので閑話休題、新型カングーベースの日産タウンスターは、これまで日産が商用車にネーミングしていた"NV"という記号を廃した新しい名称ルールに基づくものなんだそう。
と言っても実はこのNVシリーズになる前はフツーにネーミングされていたので、"元に戻した"というのが正確なところ。
で、このカングーOEMのシブリング車は
初代:キュビスター

2代目:NV250

そして新型:タウンスター

という変遷となっているわけです。
ちなみに日産LCVの上位車種も
ミドルクラスバンはNV300→プリマスターに戻り

ラージクラスバンはNV400→インタースターに戻り

とそれぞれ以前の名前に戻しています。
何故かフルゴネットバンは昔のキュビスターを名乗らないという謎のトーン&マナーではありますが、このネーミングの共通点はお気づきの通り"スター"シリーズの伝統(?)に基づいているのです。
そう、だから響きはカッコ悪いけど、この名称は"あり"と感じるのです。

さて車両を見てみます。
メルセデスが顔を変えればそれっぽくなるの同様、日産もやはりバッジを変えればそれっぽくなるねぇ…など思って改めてよく写真を拡大して見てみると、あれ、Vモーショングリルにしてないぞ…って言うか、グリル形状はカングーと同じじゃないですか!
(どうやら日産LCVはVモーションをやめて新しいラインナップ共通の[角カッコ]型のグリル意匠としたんだそう)
カングーからグリルの樹脂部分と、ちょっとしたアルミ調の加飾帯、そしてヘッドランプ周りを交換したお手軽OEMにて済ましているなんて、おいおい…とは思いますが、これぞ質実剛健、コストコンシャスな商用車の鏡!とも言えるのかもしれませんね…。
という事で、"カングー欲しいけどより個性的に"などの思いを実現したいなら、メルセデスをチョイスするかあるいは日産か、という選択肢が広がります。
もちろんカングー同様にE-Techバージョンも用意されるとのこと、このあたりは欧州では当たり前になりつつあります。
全く、欧州人羨ましい限りという感じですね。
実際は商用車として、車種の顔よりも大事なランニングコストをセーブさせたいというニーズの方がリアルなんだと考察します。
その点欧州日産は5年間10万キロの保証を売りにしていますので、実用的なフリートとしての選択肢は充分なんだと思います。

日本への導入はあり得ないと推測されますが、来年、あるいは再来年の導入と言われる新型カングーを手に入れて、まさかのタウンスター顔にコンバージョンするなんていうのが比較的容易に出来そうなものですが、そんなマニアックな方はいないかな…(笑)とは思いつつ、敢えての日産ブランドの選択は意外と注目される個性になるのではないかと感じる、気になるクルマです。
2021年10月04日 イイね!

ルノーメガーヌE-Techが気になる!

ルノーメガーヌE-Techが気になる!先月は久々開催された欧州でのリアルモーターショー、ミュンヘンでの気になるクルマたちをいくつかピックアップしてみました。
新しいモデルが一堂に会すると、もはや電動車でない新型を見つけ出すのが難しいくらいに、すっかり欧州の自動車産業は変化を遂げているんだなぁということがまざまざとわかります。
そりゃそうですよね、西欧のメジャーカントリーでは2030年とか40年にはもうコンベ車はなくなるのですから(ざっくり言うと)。
なので、あれこれ出てくるプラグを差し込むタイプのクルマがもはやスタンダードと捉えて、その選択肢をあれこれ楽しんで見ていきたいと思っています。
そして今回ピックアップするメガーヌE-Techはそんなモデルのひとつにて、前回ミュンヘンショーでの気になるクルマにも登場させた1台です。

このクルマが将来のメガーヌ(ルノーCセグモデルのメインストリーム)となるのか、あるいはあくまでも車格的なネーミングの帳尻合わせなのかはよく把握していないのですが、既存車種とは全く異なる意匠にて目新しさを示してくれたこのモデルからは、"ハッチバック以上クロスオーバー未満"の美味しいところ取りのポジショニングを感じるのです。

イマドキルノーの標準形VIであるフロント周りのCシェイプライトシグネチャーは、ロワグリルとの連動感が出てデザイン的に流れがスムーズになりスタイリッシュになった印象を持ちます。
但し既存のモデルとは異なりクロスオーバー風のボディ形状のせいか、あるいは大きなロサンジュに対して細いグリルのせいか、フロントボンネットに続く正面からの見た目は分厚くなった感があります。
(実際の寸法比較はしていませんので、デザインによる錯覚なのかもしれませんが…)
そしてそのボディ全体をダイナミックにまとめているのが、印象的な20インチの大径ホイール。

SUVやミドルサイズサルーン、あるいはスポーツカーに増えてきている20インチですが、やはりこうしてCセグハッチに装着されているとインパクトあります。
コンパクトクラスに大径ホイールが装備されると、何だかデフォルメされたミニカーのようなスケール感がなくなりユニークな雰囲気になりますね。
スタイリングの塊感に見た目の迫力がありますが、乗り心地やハンドリングにどんな効果(メリデメ)があるのか気になりますが、しかしルノー的には既に5年も前からセニックにて実現済みということもあるので、特に驚くこともないのかも知れませんね。

インテリアを見ると、こちらもイマドキ電動車の主流になりつつあるディスプレイ型のメーターパネルが備わり、それはなんとなく最新の日産風(ノートやアリヤみたい)な雰囲気があります。

センターのディスプレイはルノーお得意の縦型にて、メーターディスプレイとの組み合わせは実にデジタライズされて未来的。
無機質で暖かみがないのか、それとも遊べるデジタルギアを手にしたメンズ好みの感覚を得るのか、実際にドライブしてみて感じとってみたいと思うものがあります。

さてそんなメガーヌE-Techを取り巻くライバルを見てみると、イマドキのCセグハッチのデザイン潮流が見え隠れすると感じます。
それはまさに前述の"ハッチバック以上クロスオーバー未満"のジャンルが完成しつつあるのではないかと思うのです。
まさにそれを体現しているのがこちら、シトロエンe-C4。

メガーヌE-Techはこのモデルを見てたのか、それともフランス車デザインのトレンドなのか、方向性は同じものを感じます。
併せてこちら…DS4 E-Tenseも大径ホイールながらも"ノンSUV"のジャンル(と、メーカー自らが言っている)。

フランス車に限らなくても、これからの電動車リーダーとなるだろうVW ID.3だって、よく見てみたらちょっと"ハッチ以上クロスオーバー未満"っぽい(気がするだけでちょっと無理あるか…?笑)。

個人的にはこのスタイリング傾向は"あり"です。
今はMPVモデルを所有しつつも、やっぱり少しは重心の低いクルマに乗りたいなと走りに関しては思うことあるし、ただ一方で室内空間のゆとり(特に頭上)はMPVを体験してしまうとその良さに魅了されてしまっています。
そんな相反した感覚をある程度両立させてくれるのが、このメガーヌE-Techや新型C4のスタイリングなのではないかと想像してしまうのです。

ここ1年の間での積極的な電動車体験にて走りの面白さを知り、あとは自身の生活環境の中でインフラが整えば選択肢としてありと感じている中、こういったモデルが続々と出てくれるのは嬉しいことにて、早く日本導入を実現して欲しいと思う、気になるクルマです。

プロフィール

「衝動的にプラモデルが作りたくなり、数十年振りに購入してみた。イマドキは塗装も接着剤も不要のプラモがあるなんて、驚きだなぁ。」
何シテル?   01/15 16:42
こんにちは、Suite Sweet Carlifeのわんどらです。 ここでは私のクルマと、ヨーロッパのクルマに関するお話しを、あれこれ不定期ながら書いてみよう...
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