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わんどらのブログ一覧

2021年09月02日 イイね!

新型ホンダシビックを試してみたら

新型ホンダシビックを試してみたら6月のワールドプレミアからひと月、8月から早速先行販売の始まったシビック。
今や数少ない日本メイク発のグローバルCセグモデルということで、実は新型の登場を密かに楽しみにしておりました。
それは、F1最終年にして大活躍の成果、日本メイクとして単独でモビリティ革命を生き残ろうとしている企業の方向性(まあGMとコラボしてるけど)などの"頑張ってる感"から、そろそろホンダというブランドを応援したいなぁという心理と、元シビックユーザー(若き頃、EF型(通称グランドシビック)を所有していた)として、いつの世代もシビックは気になる存在だからという極めて個人的な想いが起点となっています。
この1年間はフィット4を2回、ホンダe、ヴェゼルと積極的にホンダ車に触れてきました。
どのモデルもなかなか興味深かったけど、欲しい!までには至らぬ終い。
さてこちらのシビックはどうなんだろうと、体験前からワクワクです。

体験したモデルは上位グレードのEX。
黒いボディカラーは趣味ではないですが、スポーティで精悍な雰囲気は標準の18インチホイールからも醸し出されています。
基本的には先代を踏襲したスタイリングなのかと思いますが、先代よりもスッキリしたフェイスやリアセクションは、少し大人になったなと感じられます。

今回からセダンは廃止されハッチバックのみにて、原点回帰といったところなのかもしれませんが、先代よりもさらに伸びやかになったせいか、同じく5ドアハッチバックスタイルを持つ既販のインサイトやアコードに似てるなぁとも。
ホンダはいつの間にかこのスタイリングがサルーン標準形になったのでしょうかね(嫌いじゃないけど笑)。
そしてそのハッチの恩恵が、この大容量の荷室。

これは使い勝手良さそうですね。

新たな顔となるスッキリしたフロント周りをよく見ると、ハニカムグリルなど意外と造形に凝っていたりして、細かいところまでちゃんと工夫しているねと感心します。
ハニカムデザインは室内のエアコンルーバー兼加飾にも採用されていて、このモデルのアイコンなのかも知れません。
乗り込むと、これまた質感の高さを感じさせてくれます。
シンプルな直線基調の中に、ピアノブラック加工のインパネ加飾などが配置され、こちらも外観に合わせて少し大人な雰囲気。
真っ直ぐ線を引いてから造形を施してゆくインパネデザインの傾向は、オペルの新型アストラなどにも見受けられ、外観の一本線テールランプ同様に、世界的にトレンドなんでしょうかね。

走り出してみるとこれまた自分に合う"ドライブの楽しさ"を予感させてくれる感覚があります。
今回登場したのはガソリンエンジン車ですが、まるでディーゼルエンジンのような下からのトルク感もしっかりとあり、レスポンスよいエンジンに踏み込みの自然なブレーキは安心して前に推進させる事ができ、特にスポーツモードにしてしまうと、おー、このレスポンスの良さは調子に乗って加速してしまいそうになるなぁと感じたのです。(普段はeconモードで十分です)
私的にはブレーキフィールが好みなだけに、今後発売されると言われるe:HEVモデルでもこれは残して欲しいなぁと思ってしまいます。
この走る曲がる止まるがちゃんと面白いと思いながら運転していて思っていたのは、"ゴルフ8で感じた面白さに似ている"ということ。
Cセグのベンチマークモデルにシビックが近づいたのかどうかはわかりませんが、私が試した1.5LのeTSIエンジンを積んだゴルフに似たワクワクを感じたのでした。
さらに相性を比較すると、アウディA3で体験した30TFSIモデルよりも何倍も楽しい。
自分の中ではゴルフ>シビック>A3という相性ランキングができつつあります。
(ここに新型プジョー308がどう入るか楽しみ)
いやこれは面白い、久々"アスリートなホンダ"に出会えた気がします。
懸念は価格なのかな…。
上位グレードEXで車両価格約350万をどう捉えるかの価値の置き所が感じる人次第なんだろうな。
ガソリン車でこれだから、e:HEVだともっと上がるんだろうし、ゴルフ始め輸入Cハッチに近い価格をどう捉えるか…。
ホンダ好きだけど今の私ならゴルフを選んでしまいそうな…なんて考えたりして、ホント価値の持ち方は人次第ですね。

さてこのシビック、これまでハッチバックは英国生産を国内導入していたのが定番となっていましたが、残念ながら英国スゥインドン工場の閉鎖に伴い今回からは国内生産モデルが投入されるということ。
実はタイ生産モデルの導入も検討されたようですが、ここは国内工場の稼働重視、あるいは品質重視だったのでしょうか。
個人的には"英国生産"の響きは好きだったのですが、日本で作られデリバリーされるというのは確かに品質には間違いないのでしょうから、喜ばしい事なんだと思います。
今回のガソリンエンジン車は先行販売的に過ぎず、ラインナップ的にはこれから本命のe:HEVモデル、そしてタイプRが順次登場するとのこと。
次期タイプRはどんな出立ち、どんなスペックを武装してくるんでしょうか。
打倒ゴルフR、クプラレオン、そしてメガーヌR.SというニュルブルクリンクFF最速レコード争いへのリベンジも気になります。
できればタイプRにもATあるいは2ペダルMTを用意して欲しいなぁと軟弱な事を願ってしまうのですが、イマドキはゴルフやレオンだってDSG、メガーヌもEDCと2ペダル化してニュルレコード出してるんだし、ここはシビックも是非と思うのですが…まあ、今発売中のガソリンモデルもMT車の販売が好調とのことで、やはり走り好きに応えるのはMTなんだろうと思うと、私の様な軟弱系走り好きにはタイプRはお呼びでないという事なのかもしれませんね。
(でもメガーヌR.S.を試乗した時は2ペダル+パドルシフトで十分スポーツできた気がしたんですけど…言い訳しつこいですね笑)

そんなことでワクワクを感じた、これなら欧州でもイケるんじゃない?と思わせてくれるドライブの楽しさを感じさせてくれた新型シビック。
何故かホッとしたいうか、Nシリーズだけの自動車メーカーじゃなかったという、自身が若き頃にEFシビックのドライブを通じて感じていたイメージが現代流に進化していた気がして、良い体験になりました。
さああとは、タイプRにぜひ2ペダルを!(しつこい笑)
2021年08月22日 イイね!

アウディA3スポーツバックを試してみたら

アウディA3スポーツバックを試してみたら今年上半期の"試してみたら"はなかなか粒揃いのモデル体験ができたなぁと感じています。
最も気に入ったのが、VWゴルフ8。
これまでなかなか乗る機会のなかったゴルフを試してみたら、さすがの世界のベンチマークを感じたというか、乗りやすく、そこそこエキサイティングで、カジュアルだけどマナーがあり、バランスが良い雰囲気を感じるものでした。
であれば、こちらプレミアムな兄弟車はもっと良いのでは?という興味が湧いて、行ってきました本日の試してみたらは、新型アウディA3です。

昨年春のジュネーブショー(中止になったけど)にてデビューしたA3は、ご存知の通りゴルフ8と同じプラットフォームにパワーユニットを積んだまさに兄弟。
(いつだってこの関係はずっと同じなんですよね)
で、今回国内導入したA3はそのうちの1.0LのFF車(30TFSI)と2Lのクワトロ(40TFSI)というラインナップになります。
30とか40とかちょっとわかりにくいグレード名ですが(何を示しているのかわからん)、少なくともFF車の30TFSIのほうはゴルフの1Lモデルと同じということになるのかと思います。
さてそんなA3の外観は、フロント周りが上位車種同様によりワイドなグリルとなってカッコよくまとまっています。
そしてルーフには何故かレールが…。
これは今流行りのクロスオーバー系を意識しているのでしょうか、個人的には"いらない"装備(このA3においては、という意味)だと感じています。
昔マツダファミリア(多分アクセラになる前の最終モデル)に"Sワゴン"とか言うモデルがあったこと記憶します。

本来欧州で販売されていたファミリア(欧州名:マツダ323F)は同モデルを"Cセグハッチバック"として売っていたものを、日本では当時のワゴンブームに乗っかって"これはワゴンです"とルーフレールを装備していた事を思い出します。
A3にそれと同じものを感じてしまった私は、スポーツグレードS3のスッキリとした屋根と見比べては、やはりA3にはコレいらない、と感じたのでした。
(よく調べてみたら、本国では先代にもルーフレールありのモデルがあり、このワゴン風加飾こそが"スポーツバック"たる所以との事がわかったのですが…。)

早速乗り込みます。
アウディらしい先進的な雰囲気は、そのインパネのスッと伸びた造形やデジタルメーター内のインタラクティブディスプレイで十分感じられます。

ただ私はこの個性を光らせるための小技、特にこのD席側のエアコン吹き出し口…はイマイチ好きになれません。
なんか邪魔。(運転に支障あるわけではないけど)
ゴルフと違ってエアコン操作ボタンなどは"あえて触れ心地のある物理スイッチにしたという機能は、例えばご年配の方に対してやブラインドタッチをする人にはなかなか良い細かい心遣いですが、個人的にはゴルフの徹底的にシンプルになったインパネのほうが好みではあります。

ドライブしてみると、低速域からスムーズに走ってくれるのは申し分なく、あ、自然に体得できるねと思わせてくれる推進力を感じます。
但しそれは街中でも速度を30-40km/h程度で走る時の感覚。
それから少しスピードを上げる、あるいは信号待ちから一気に加速する際には、どことなくもっさり感があるのです。
なんだろう、"マイルド"という言葉で表すとポジティブですが、全く感動に至らなかったのです。
ゴルフの加速感やドライバビリティにえらく感動した記憶がまだ鮮明に残っているだけに、これは肩透かしを食らった感じ。
で、よく考えてみたら、私が試乗したゴルフは"R-Line"の1.5LTSIエンジンのもの。
こちらA3の1.0Lとは違うものでした。
ゴルフ試乗の際、セールスから"1Lと1.5のR-Lineどちらをご希望ですか?"と聞かれで、実際にもし自身が選ぶならスポーティ加飾されたほうだなと選択したのですが、セールス的には今回の目玉エンジンはむしろベーシックな1.0Lのほうだったようで…。
そんな事をすっかり忘れてA3にゴルフでの体験と同じ期待をしたら、あ、エンジンか違うんだね…と気づいたのでした。
ということはゴルフの1.0Lモデルも自身にとっては物足りないのかな?…なんて疑問と興味も湧くのですか、A3のほうはS-Lineのスポーティ風醸し出してるくせしてマイルドなんて、やっぱりルーフレールが重いからだ!(←そんな訳ない(笑))
なんてベンチマークをゴルフR-Lineにしてしまっただけに物足りなさを感じつつ、A3はまあまあの印象となってしまったのでした。
(専門家の評価は"ゴルフ8を超えた"なんて言ってる人もいるし、やはりクルマはベーシックモデルの出来栄えが肝心と志向される方は多く、それが玄人目線なのかとは理解しつつも、個人的には物足りないんです、1.0TSI/TFSIエンジンは…)
そして、動力性能差だけでなくコストバリューを踏まえても、やっぱりゴルフのほうがいいじゃんとなったのが私の結論、やはり諸費用込み490万円であれば、ゴルフR-Lineだって、メルセデスAのディーゼルだって余裕で手に入る訳で、走りはそっちのほうか面白いなら、アウディのバッジ代金に高額かける必要ないよね…と、またまたアウディに対するイメージを払拭できずに体験を終えたのです。
私はどうもジャーマン3の中ではコストバリューの最も低いアウディにはなかなか踏み切れない縁があるようです…。
(同じ事がレクサスにも言え…レクサスが欧州で売れないのは、消費者からそのジャーマン3より高い価格帯設定が受け入れられないと言われています)
それでもアウディの持つ高いデザイン性はいつも惹かれているんですけどね。
ミニカーも沢山持ってるし!

で、もしこのA3を購入するなら、今販売中の"ファーストエディション"を購入するのが最も賢くお得なんだそう。
2022年モデル(日本向け)からは、例の半導体影響をガッツリ受けて、電動シートが手動に、ディスプレイもグレードダウン、ガラスルーフ廃止、アルミホイールインチダウン…など、電装系その他の非装備が増えるんだとか。(価格は変わらず)
さらにはインテリジェントキーも後から納品とか言われていて、なかなかその影響度は高いようです。
ということで、やはり新型A3が気になる!って時は、早めの決断がお得だし、お勧めしたいと思います。
(自分には縁ないと言っておきながらですが…)
今回の新型はこんな感じの体験になったけど、A3というプレミアムCハッチはいつだって気になる存在には変わりません。

試乗の帰り、近所のGSでマイピカソを洗車していたら…隣に赤色の先代A3(8V型)の後期型S-Lineが…。
うーむ、カッコいい!

(あれ、欧州向けオフィシャルフォトにはルーフレールが付いてる!笑)
これはオシャレだしスポーティだし、これいいじゃん!と、結局はアウディの魅力に惹かれてしまうのでした。
2021年08月10日 イイね!

[番外編]Tokyo 2020を歩いてみたら pt.2

[番外編]Tokyo 2020を歩いてみたら pt.2始まったかと思えばあっという間に過ぎ去っていった東京五輪。
コロナ禍ならではの地の利なのか、日本の勢いあるメダルラッシュはどの競技も見ていて楽しく(残念ながらメダルを逃したサッカーやリレーのような競技もそれまたのめり込みました)、競技そのものは見応えあるものだったと感じます。
まあそれだけに個人的には例えば10年後でも良いので、制限のない街中が祭典に沸ける時にやって欲しかったなぁという想いもありますが、その是非を議論するつもりはないので、静かに五輪が開催された事実を見つめていきたいと思います。

一方で東京は緊急事態宣言真っ只中にて、1日5,000人越えなんて日もあるような異常事態。
テレビではメダル獲得!なんて賑やかにやってるけど、街は淡々と日々の暮らしを送りつつも、ちょっとヤバいかもね…と感染の脅威を受け止めています。
そんなことでオリンピックが地元で開催されているとは思えないような乖離具合にて、パラレルワールド化していたこのイベントですが、国立競技場や有明湾岸地区の会場界隈を通ると、僅かにああ、オリンピックをここでやってるのね、という気になります。
それが、このトヨタの輸送車両たち。
会場や選手村付近にはこのカラーリングの車両をよく見かけます。
ノア(あるいはヴォクシー)

ミライ(昨年の仕込みにて旧モデルでの用意)

その他プリウスやアルファードなどもこのカラーリングになっていて、なかなか統一感あってカッコいい!
トヨタは約3,000台用意したらしいので、パラリンピック終了後は大量に中古車になるのですかね。

このままのカラーリングで特別仕様車として売ってくれれば私ノアを買います!(笑)

そして選手村付近で見たのはイタリア代表用専用車。

ちょっとツールドフランスのサポートカーみたいでカッコいいです。

晴海の選手村から少し内陸に進むと、旧築地市場跡の広大なスペースがバスターミナルとなっています。

全国からバスが集結しているとかで、バスマニアにはたまらないのかと思います。

当初懸念された交通渋滞はどうだったのでしょう。

首都高は期間中1,000円上乗せとされ、私も県外に出る当初は用賀(東名高速の始点)までは一般道を走り首都高を避けていましたが、何だかそれも面倒になり、空いている首都高を料金上乗せ覚悟でフツーに使うようになってしまいました。
タイムイズマネーって事で(笑)

そんな道路規制を横目に選手村に近づいてみると…警備員の方に優しくUターンを促されてしまいました。
(当たり前だ)

選手村内にて走ってるというe-Palette、見てみたかったなぁ。

そんな感じにオリンピックの雰囲気に近づいてみたような違うよな…月末から始まるパラリンピックも少し楽しみにしつつ、こうしたTokyo 2020のクルマたちから地元開催の熱意を感じとってみたいと思います。


2021年08月07日 イイね!

そういや最近のマイピカソ 2021夏、そしてこれから

そういや最近のマイピカソ 2021夏、そしてこれから最近は気になるクルマを眺めてみたり、あるいは試してみたりばかりの私わんどら。
隣の芝生は〜の気持ちであれこれいいなと思いつつも、一方で自身のクルマには普段使いの移動手段として淡々とドライブしています。
肝心のマイピカソのほうは順調にて、灼熱の東京を極めてスムーズに走ってくれています。
なんのトラブルもなしに走ってくれる事って当たり前の品質なんですが、何故かシトロエンに乗ってると(しかも経年ものに)、いつ不意にトラブルがあるかもしれぬと若干構えてしまうものがあり、音や匂いにさえ敏感になってしまったりします。
まあそれも"人車一体"とか"クルマと対話してる"とか前向きに捉えておくことにしつつ(笑)、調子がいいのは何よりだと思いながら日々ハンドルを握っています。
こう調子が良いと、ホントはロングドライブに連れ出したいのですけどね。
今の時世においては、居住地あるいは実家のある隣県(越境自粛的な要請も出てきたようですが)界隈を走るくらいしかなく、ドライブ旅とはいかないのですが、市街地も高速道路も軽快に走ってくれるマイピカソを頼もしく感じ、そして楽しくハンドルを握っているのです。

都心に引っ越してから一旦は"クルマ不要"とBMWを手放したものの、ライフスタイルの変化に伴い必要性が出てきたのと、やっぱりクルマが好き!という志向が動機で、高い駐車場代を毎月払いながらも乗り続けているマイピカソ。
週末しか乗らないし稼働率を考慮すると凄いコストメーカーなんだけど、そんなことは傍に置いて、購入してからずっと感じるのは、やっぱりこのクルマ好きなんですよね。
今となっては古いエンジンがもたらすレスポンスの鈍さや非効率な燃費などはだいぶ不満だけど、それをカバーする室内空間の居心地の良さ、外観デザインなどは実によく考えられたファミリーカーだなぁと思うのです。

しかし、ここのところ国内外の新しいモデルなどを積極的に試してみていると、やっぱり新しいのはいいなぁ…なんて浮気心も出てくるわけで、"こんなのがいいかも、あんなのも"なんて思考を巡らせてみる訳です。
まあこの時間がなんとも楽しい訳ですが(笑)、今私わんどら的に気になるのはこんなラインナップ。

まず筆頭はもちろんこちら、シトロエンベルランゴ。

今年は記録的な販売台数を達成するという快進撃を続ける日本でのシトロエンですが、その約半分はこのベルランゴが占めてるんだといいます。
まさにジャストサイズのスライドドア仕様、ノアヴォクやカングーに変わる個性というあたりで選ばれる存在は、当初PSAJが"商用車が受け入れられるだろうか?"と不安を抱いていたことなんぞ軽く払拭してしまったようです。
一部では"ディーゼルはディスコン"なんて噂もあるけど、今のところ事実は"日本向けは継続"ということでひと安心、もちろん欧州で発売中のeベルランゴも導入されるのは時間の問題だと想定できますし、ますますシトロエン普及の立役者になるんだと思います。
ただ夏以降の生産が例の半導体影響にてかなり鈍り、日本仕向けの数量と機会は激減するというのが気がかりですけどね。

ベルランゴが気になる筆頭であるけど、であればこちらもいいなぁと考えているのがオペルコンボライフ。

来年早々のブランド再上陸を前に、いよいよJPサイトも立ち上がり告知が始まりましたね。
で、近日登場ラインナップを見ると…モッカ、コルサ、グランドランドX…あれ、コンボがない。
おかしいな、導入予定じゃなかったっけ?あれ、自身の期待値からの思い込みだったかな…?
と、少し肩透かしを食らっているものの、こちらの導入があると見込めば、ベルランゴの良さをそのままに、デザインがよりスッキリしたシティカー的な雰囲気、そしてステランティスグループとなり再導入されるブランドの目新しさなど、こっちのほうが好みでは?なんて期待してしまうのです。

さてまだまだ想像は膨らむばかり。
こちらも導入がまたれる期待の星、ルノーカングーです。

欧州では6月から販売が始まったニューモデルは、これまたのっけから半導体影響に煽られ、日本国内導入は来年以降になるとのこと。
来年か…とそれで出会えれば良いけど、入手情報的には再来年2023年になってしまうかもとのことですので、その時をじっくり待つ感じなんでしょうかね。

であれば、こちらはどうかな?というのがメルセデス版カングーの新型シタン。

こちらは今月末にそのスタイルが発表されるとのことですが、基本は新型カングーのメルセデス顔という方向性になるものと予想されます。
果たしてその他どのあたりがメルセデスらしさにブラッシュアップされているのか?あるいは先般発表されたEQTとの差異は?など興味津々です。
但しこちらが日本に導入されるのかは全くわからず…"日本ではVクラス販売に力を入れるためEQTは入れない"とかも聞こえてきてもいますし、シタンもルノーとの関係上望み薄かもしれません。
ただ、メルセデス日本は本国発売の殆どの車種を導入しているので、もしかしたらなんてこともあるかもしれませんね。

うーむ、国内導入あるかないかという視点では、VWキャディなんかも予定はないようだし、T7でさえ日本の道路事情には大きすぎとVGJが導入を躊躇しているといいます。
まあ何も正規輸入で無くともとなれば何でもありなんでしょうけど、それだったら選んでみたいのはこちらになります。
ルノーセニック。

ルノーの何とか戦略にてこの手のフツーのファミリーカーは輸入しませんということですが、並行輸入車としては数台入っているようですね。
実はこの躍動感あるスタイリングはとっても好みだし、後席3席独立シートもマイピカソと同じで欲しい装備、こちらは代替候補として実は理想に近い存在だったりします。

さて最近試乗して印象の良かったモデルに、ゴルフ8があります。

そのゴルフに早速ヴァリアントが登場し、実は全高の低いクルマに乗りたい私わんどらにとっては、このモデルは選択肢にしていいかもなんて思いつつあります。

しかし、どうせCセグワゴンに乗るなら、やはり待ってでもこちらかな?と、プジョー308SWのほうにも心揺さぶられてしまいます。

いやこれ本当にカッコ良い!

あー、さらに中古車領域に手を広げるとやはりBMW4シリーズグランクーペ(F36)かな…なんて、これやりだすとキリがなくなってしまうのでやめておきますが、全く迷わせてくれる魅惑のクルマたちに翻弄されて、それがまた楽しいのです。

それにしても、この半導体ってのはどのメイクにとっても頭の痛い問題ですね。
一説には半導体メーカーにとっては自動車用が一番受注したくないオーダーなんだとか(高度な割に注文が多く利益率が悪い)…。
その真意はともかく、事実まだ暫くは影響ありそうで、特にこれから生産が始まる新型欧州車は、まずはEU向けを優先して生産するという力加減から、日本向けはどうしても後回しになる傾向にあるそうな。

そうなると私のクルマ選びに影響が…そうなんです、この秋に車検を迎えるマイピカソの代替に、殆どの気になるクルマは納期が間に合わないということが発覚…。
まあ世の中の状況を読んでいればそんなことわかるでしょというもんですが、まだ半年あるとかウカウカしてたらあららいつの間にか船が来ない様子じゃないですか(正確には船は着きます、但し皆オーダー済(笑))
ということで、車年齢にて4回目、自身が所有して2回目の車検を受けることはほぼ決定かな…と考えております。
それならばもう少しマイピカソを楽しもうと思うし、クルマ選びも延長戦が楽しめる(いやこれからが本戦?)というポジティブシンキングでいこうと思うのであります。
調子の良さが続いてくれること願いつつ…。
Posted at 2021/08/07 09:37:51 | コメント(2) | トラックバック(0) | シトロエン
2021年07月31日 イイね!

新世代オペルアストラが気になる!

新世代オペルアストラが気になる!国内再上陸が待たれるオペル。
今年からの導入は来年初頭に少しばかり延期してしまったようですが、DLR網の準備は着実に進んでいるということで、またあの黄色×グレーの看板が街道沿いに見られる時を楽しみにしています。
まずはコンパクトカーのコルサにフルゴネットMPVのコンボ、それからコンパクトSUVの3種から導入されるというアナウンスだったかと思いますが、欧州ではこちら、第8世代のアストラがいよいよ登場しましたね。

まず第一印象から"これってどこのクルマ?"と思ってしまったくらいに変わった外観に驚いてしまいます。
えー、いつの間にかオペルってばこんなカタチになってたんだ!とツッコミどころ満載なのですが、これって日本に不在だった時期に変化したものではなく、突然変異に近いのではないかと思われるのです。
何故なら、つい最近まで売られていたアストラはこんな感じだし。

ほら、まだ日本で売られていた10数年前の頃の面影とあまり変わらないじゃないですか。
しかし、改めて新型を見てみると…。

四角くくてワイドに張り出した感のあるスタイリングは、これまでのアストラのどのあたりを受け継いだのかもはやわからないくらい。
よく見ると、Cピラーの辺りなどに現行型コルサで示されたデザイン同様のものが見られたりして、決して突然変異ではないんだろうとは理解するのですが、やはりこの特にフロント周りの四角さは斬新すぎると思うのです。
何だか70年代の大きなアメリカ車にありそうなテイストも感じますね。

インテリアを覗いてみると、これまた四角い…。

メーターとDAがライバルのVWゴルフ8と同じような並列でドライバーにオフセットされた位置関係になっているのですが、こちらのアストラはデザイン家電的なさっぱり感があります。
センターコンソールもカックカクです。
ゴルフのほうが人間味があるというか、確実に柔らかな雰囲気。
独創的?差別化?意図はわかりませんが、随分と実験的な事をやってきたもんだなぁとある意味感心させられます。
しかも最量販にてみんなに好かれるべきCセグメントモデルでこんな大胆なモデルチェンジをしてしまうなんて、これはオペルが独自性を強めて競合(VWやフォード)との差別化を明確にするための技なのでしょうか。
あるいは肥大化したステランティス内の明確な差別化、なのかもしれませんね。
まあともかくインパクトのあるモデルチェンジを遂げたアストラはデザインだけでツッコミたい事がいっぱい、これで談義したらお酒が美味しいかもですね笑。

で、中身はと言えば、プラットフォームもパワーユニットもトランスミッションもプジョー308と同じ、まさに兄弟車なんですよね。
PHEVモデルももちろんあるとのことで、このあたりはグループのリソースが合理的に活用されています。
と、言うことは…このモデルも十分日本導入があるということですよね。
実際には欧州での展開が来年早々ということなので、日本に来るのは来年夏くらい?なんて想像しますが、オペルが本気で国内展開するなら欠かせないモデルだけに、ぜひ輸入Cセグハッチ界を盛り上げて欲しいと思います。
(今年はゴルフ8、アウディA3のフォルクスワーゲン陣、これから先はプジョー308、シトロエンC4、そしてこのアストラのステランティス陣とリニューアル目白押しで楽しみが続きますね)
新世代アストラ、これこそ新しいオペルと思えるユニークなスタイリングは、実際に触れてみたら意外とスッと受け入れられるのではないかと思ったりして、そうなると早く会いたいなぁ…などと感じる、とっても気になるクルマです。

プロフィール

「衝動的にプラモデルが作りたくなり、数十年振りに購入してみた。イマドキは塗装も接着剤も不要のプラモがあるなんて、驚きだなぁ。」
何シテル?   01/15 16:42
こんにちは、Suite Sweet Carlifeのわんどらです。 ここでは私のクルマと、ヨーロッパのクルマに関するお話しを、あれこれ不定期ながら書いてみよう...
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わんどらさんのシトロエン C4 ピカソ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/09/20 19:58:54
【備忘録】初代C4ピカソのボディカラーラインナップ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2019/02/26 23:16:03
シトロエンZXヨーロッパ版カタログ ~やんぢさんpresents~ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2018/11/26 22:35:36

愛車一覧

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