kips1985のブログ一覧

いえ、別に日曜日の朝食の話ではありません。
土曜日のTDCセンサー交換に続いて、
車検の為の最後の修理、ATオイルパンからのオイル漏れ修理です。
TDCセンサー交換後、取り敢えずエンジンスタート、
チェックエンジンも点かず、くすぶる様子も無くて
敷地内で前に行ったり後ろに下がったりして
ATFを循環させた後、一晩放置。
うーん、やっぱり右前部分に一滴垂れています。
この上にはATFクーラーへの配管が有り、
前々回の車検時には、ここのバンジョー部分から漏れていて、
ボルトを増し締めすることで乗り切ったんですが、
今回ここは無罪放免、やっぱりオイルパンのラバーガスケットのようです。
まずは前後ジャッキアップして、馬をかませます。
寝そべっての作業になるんで、いつもより高めにしてます。

で、いきなりオイルパンを外すとATFシャワーを浴びることになるんで、
ドレンから抜けるだけ抜きます。

結構汚れています。抜けたのはおよそ2.5L。
前側のオイルレベルゲージのパイプと６本の固定ボルトを外せば
オイルパンは落ちるんですが、
後２本はATと繋がるマフラーハンガーが邪魔をするんで、このハンガーを外し
レベルゲージパイプの巨大なナット（30mmくらい）をモンキーで外し、
一応締め付けトルクを調べる為にトルクレンチで緩めて外せば

ATオイルパンが落ちてきました。

ネットで調べると、かなり汚いことが多いそうですが、
拍子抜けするほど綺麗です。
さすがに鉄粉コレクター（笑）の磁石には

こってりと鉄粉が吸着されていますが。

AT内部です。さすがに使っているボルト類は全てトルクスでした。
左に見えるオイルフィルターもトルクスボルト３本で固定されていました。

オイルパンの底に比べるとフィルターの汚れが目立ちますね。
ここで問題発生。
多分こんなサイズだろうと取り寄せてあった
フィルターに付くＯリング（右下の丸い穴の周囲に付きます）ですが
４種類ほど用意したどれもが線径が太く、浮いてしまうことが判明。
新たに取り寄せるまで、このまま放置するわけにも行かず、
まぁ、オイルパンの綺麗さから一度は換えているだろうということで
付いていたＯリングを再利用することに。
後はオイルパンと鉄粉コレクターの磁石君を綺麗に洗ってあげて再組立。

取り付けボルトの締め付けトルクは6Ｎｍでほとんど締まっていないようですが
ゴム製のガスケットですから、密着すればいいんでしょうかね？
オイルパンには500ｃｃほど入っていたので
先日買ったチューテラＧＩ/Ａ1Ｌボトルを３本注入し、エンジン始動。
各レンジにセレクターを動かして、漏れてないことを確認。
これで、ようやくコンビニ車検に出すことが出来そうです。
あっ、ＴＤＣセンサーのホルダー固定ボルトが残ってました。（＾＾；

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一昨日昨日と車検に向けてのメンテに勤しんでました。
一昨日はTDCセンサーの交換です。
先々週の４月１日、ATF漏れ修理のためにスロープに乗り上げる際、
絶不調が再発、全然エンジンが吹けなくて
例によってチェックエンジンが点灯。
何とかアクセルを煽ってようやく乗り上げる状態でしたので、
何はともあれここから修理です。
冷えている時は問題無いのに、少し温まると途端に不調になるQP。
右バンクのプラグを外してみると、思ったほどカブってなくて、
このままスルーしようかと思いましたが、
今年の２月あたりから、車検時に警告灯点灯はNGなんで
やっぱり直さないと。
ということで、取り寄せてあったTDCセンサーとMAPセンサーの交換ですが、
両方一気に替えてしまうと、どちらに原因があるか分からないので、
まずはTDCセンサーから。

手が届きやすいカムアングルセンサーはさほど苦労もせずに

コネクターも新品に付け替え、それでも左バンク側は

網線（－側）に被っているチューブが破れかかっていたので
熱収縮チューブでカバーし直して終了。
それにしても先日買ったターミナル外しツールは

専用品だけあって、簡単に抜けてくれます。
これならパワーモジュール用の６ピンコネクターも簡単そうです。

で、厄介なのはクランクセンサーですが、
向かって右についているのが右バンク用で、こっちは何とか上から交換出来ますが、
オイルフィルターの横にある左バンク用は
ケーブルクランプがクランクプーリーの下でクランクケースに固定されている為、
下からのアクセスになります。

センサーのホルダーごと外し交換、再度ホルダーをクランクケースに止める際に
またまたトラブル発生。
２ヶ所ある固定ボルトのうち、片方のネジ穴が崩壊していました。
そういえば、以前ACコンプのマグネットコイルを交換する際に一度外していますが、
この時にボルトの締め具合に違和感があったのを思い出しました。
アルファのアンダーカバー修理の時に使ったエポキシ系の金属パテで

ネジ穴修正を試みましたが、無理なものは無理、
次回の課題となりました。
直すにはヘリサート加工しかないようなので、
ネット通販で発注しておきました。
ただ、このセンサー交換が効いたのか、
絶不調は影を潜めたようで、電動ファンが回るほど温まっても
チェックエンジンは点かないまま。
どうやらエンジン不調は直ったみたい（と何回書いてもまたぐずるんですが）。

外したセンサーの抵抗値を測ってみましたが、
基準値は６５０Ω±10％（２０℃）で、
どれも680から700Ω位で、特に問題は無さそうです。
ドライヤーで温めると800～900Ω位にはなるんですが・・・。


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いつものネットショップに発注してあった油脂関係が届きました。

QP用と147用です。

左奥はアルファ147用のEオイルでセレーニア20K10W40が２缶、
右奥はQP用のEオイルでセレーニアレーシング10W60が３缶、
手前はQP用のATFでチューテラGI/Aが５本、
その他に１４７用のオイルフィルターが１個で、合計３諭吉。
ATFは、QPのATオイルパンからの漏れ修理で外す為、
ほとんどが抜けてしまうだろうということで、補充の為です。

このオイル、以前はUKのフィアットアルファパーツ専門店から購入していましたが、
円安ポンド高の影響で、送料含めると国内調達の方が安くなったので、
ここ数年は国内で調達することが多くなりました。
ただ、今年に入ってからは徐々に円も高くなりつつあり、
UKから同じものを買った場合、１割ほど安くなるようですが、
いかんせん、届くのに２週間は掛かるので、
急いでいる時は、発注から２日で届く国内に限りますが。

でも、問題は作業者（私自身ですが）のやる気なんですよね。（汗






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