ようやく気になっていたフィアット500の「TwinAir」エンジンを搭載したモデルに試乗することが出来た。雑誌等では「文句ナシに面白い」との評価も有れば「振動や騒音がダメ」との記述も目立つ。これ程までに意見が別れるモデルは珍しい。まぁ経験上「クルマ好き」のハートにグサッと刺さる様な面白いクルマは賛否両論である事が多い。例外が有るとすれば、最近のVWゴルフ位なもんだ。(個人的に「楽しさ」という意味でTSIエンジンは物足りないが....。)

トヨタは「プリウスα(アルファ)」を発売した。以前から噂されてきたワゴンタイプのプリウス。震災の影響で発売が延期されていたが、とりあえず新車発表に漕ぎ着けた。しかし、生産計画としては国内向けに3000台/月しかなく、発売当初の注文でも来年4月以降の納車となる場合があるらしい(特に3列シート車)。私は以前から、プリウスやインサイトが採用した「おにぎり型」ルーフは「ハイブリッドらしいスタイリング」の他に空力的メリットがあるものの、後方視界やヘッドルームに難があり、デメリットの方が多いと思う。そういう意味で、ハイブリッド車が特別な存在から普通のクルマになっていく過程でワゴン型へ進化していくのは当然だろう。個人的にはもっとAピラーを立てても良かったと思う。ホンダが「フィット・シャトル」を発売予定(こっちも震災の影響により発売延期中)なのも同様だ。



VWは「パサート/パサート ヴァリアント」を日本市場でもモデルチェンジした。「パサート」は1973年に初代モデルがデビューして以来、全世界で累計1500万台以上を販売している。昨年の実績でも、ゴルフを上回る約100万台を生産しているVWの中心的モデル。(中国での販売がメインだと思うが)今回メーカー定義では「7世代目」となる新型「パサート/パサート ヴァリアント」では、先代をベースにエクステリアを最新のVWトレンドに一新し、インテリアのクオリティも更に高めた。注目のパワートレーンには 1.4LのTSIエンジン(シングルチャージャー)と7速DSGに加え、「Start/Stop システム(アイドリングストップ)」と「ブレーキエネルギー回生システム」からなる「BlueMotion テクノロジー」を全車に搭載する事によって、全長4785mmにも及ぶミドルサイズクラスにおけるガソリンエンジン車としては、文句なしトップレベルの18.4km/L(10・15モード値)の燃費を実現した。もちろん「排出ガス基準75%低減レベル(4つ星)」と「平成22年度燃費基準25%」を達成し、エコカー減税75%対応となっている。

少し古いニュースになってしまったが、スズキはニューヨークモーターショーに「キザシ」のハイブリッドモデルを出展した。コンセプトカーの扱いであり、「エコチャージ」と呼ぶ。


日産は全米で最多のタクシー保有台数(1.3万台)を誇るニューヨーク市"イエローキャブ"の次世代タクシー車両に「NV200」が選ばれたと発表した。2013年の後半よりニューヨーク・タクシーの専用車両として走り出予定である。最終選考には3社が残り、日産の他は「フォード」と、トルコの自動車メーカー「カルサン・オートモーティブ」の2社。日産「NV200」は、2013年を皮切りに10年間にわたって、次世代のニューヨーク・タクシーを務めることとなる。


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急転のクルマ選び〈続編〉 カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2025/09/02 07:53:25 |
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