三日掛りの床塗装が終わりました。
20日はハロワに出勤後開始し、まずは車を出してコンプレッサーやキャビネットなどを作業の事を考えつつ隣部屋へ移動。
すべて片付いたら隅っこを重点的にエアーブローして、家内は充電式の掃除機で隅っこを私は大きな掃除機で全体を掃除。この時なぜか掃除機の排気口から油カスみたいな黒い物体が飛散し、パーツクリーナーで抜き取ることに。それでも裸足で歩いてもいいくらいに綺麗になりました。
その後マスキングを開始。
家内は直線部分を中心に、私はサイディングの波板や柱周りから始めました。これがなかなか難儀でした。車の塗装もそうですが、マスキングと下地で失敗するかどうかが決まります。いくら塗装がうまくいっても養生や下地が悪ければ必ず綺麗に仕上がりません。と十分わかっていてもやり始めると面倒で手抜きが出ます。
またマスカーや強粘着の養生テープが全くつかない変色した部分がありました。
どうもその昔オープンガレージだった頃、親父が油をこぼしたか何かで油がしみ込んでいたようでした。仕方ないのでこの部分にミッチャクロンを吹いてから養生をやり直し。
マスカーが手持ちと買い足したものでサイズが違いましたが、刷毛とローラー塗なので50㎝も覆えば十分でしょう。マスカーなんて、バンパーの塗装なんかでちょっぴり使っただけなのでまともな使い方がわからず、大きい方のマスカーはフィルムがテープに貼り付き本当に厄介です。イラついて丸めたマスカーが多分5mはあったでしょう。細かい部分は先に養生テープのみでマスキングし、その上に適当にマスカーを貼ることにして大分能率が上がりました。ドアやシャッター周りの一部を除いてだいたい貼り終えました。20日はこれで終了です。
チュー太郎は今晩巣には戻れません。
21日は、朝7時ごろからもう一度掃除機をかけて養生の残りから始めました。
シャッターやドア周りを済ませて養生終了です。そしていよいよ塗装の準備。
染めQのコンクリ床用塗料(主剤5kg+硬化剤5kg)です。
念のため使う計りやドリルも養生しておきました。実は本格的なペンキ塗りなんてあまり経験がなく、2液性エポキシ塗料も初めてです。攪拌後15分程度で硬化し始めるらしいので二人でやっても縁を刷毛塗するだけその程度はかかるでしょう。これは入れ物が足りないと気づき薄め液があればそれに越したことはないと思いホムセンが開店する9時まで待つことにしました。9時にホムセンに行って容器や刷毛を買い足しましたが、さすがに染めQの専用薄め液はなく一般的な溶剤系塗料用の薄め液を買いましが、やはり薄めるのは止めました。
まずは1㎏ずつ混ぜた2㎏を2組作って二手に分かれて隅から塗り始めました。塗っていて「これは余りそうだね」ってことで私はローラー用の容器に移して広い面を塗り始め、隅を塗り終えた家内の余りももらって塗ることに。塗ってるうちにだんだん固くなってくるのがわかります。全体の1/3程度塗り終えたところでペンキがなくなり、もう一度計2㎏新たに作って残りを塗りました。今のように暑い時期なら薄めたほうが正解でしょう(染めQ EPリデューサー 最大5%)攪拌後15分くらいでローラーの音がメチャメチャしてきました。
それでも何とか1時間くらいですべて塗りました。
昼食後に様子を見るとかなり乾いてきてました。そっと指で触れる程度なら問題ないレベルで、これなら夕方には養生が取れるかな?そう思って夕方一部をはがしたら、まだ少し粘っこいのでまあ明日にするかと夕食を取ることにしましたが、夕食後に”養生を取るタイミング”でネット検索したら”必ず乾燥前にとる事”とあり、慌てて見に行ったらもうテープの上の塗料がパリパリしてました。”乾燥してしまった場合は境目にカッターを入れて剥がす”と言うことだったのでシャワーも浴びたことだし翌日の朝ゆっくりやることにしました。
今日朝一で養生剥がしにかかりましたが、隅っこの刷毛塗した部分は塗膜が厚いところが多く、カチカチに固まっていてなかなか刃が立たずに苦戦しました。
随分丁寧にやったつもりでしたが、1か所豪快に捲れました。ここは後日タッチアップです。
また初めてのローラー塗はやはり初心者故の斑が。
ここはどうするか考え物で、ここだけ塗り直すと結果的にすべて塗り直しになる恐れがあるため取りあえず放置です。同じようなところがもう一か所ありました。
取りあえず塗装は完了としてライン引きに入りました。
一度車を入れて壁面を基準に大まかな位置を決めました。
その後シャッター真下の埋め込んだアングルを基準にして微調整。そこで分かったのが壁面が基準にならないこと。壁面からの寸法を合わせると長方形になりませんでした。止む無く埋め込みアングルを基準としてそこから長方形を作っていき修正。
車をどかしてラインテープを貼りました。
3Mのラインテープでしたが”曲線も対応”ってことでかなり柔軟性があるため、今回のような直線はかえって使いにくかったです。縦方向が約3.8mあり粘着力が強いのでテープがかなり伸びやすい。位置決めする時も、床面につかないようにしつつテープを伸ばさない注意をする必要がありました。
なんやかんや昼過ぎまでかかりましたが、道具類を元に戻して何とか終了です。
どうせならグリジオカンポボーロにしたかった!
まあ良く見れば素人チックな仕上がりですが、自己採点すれば80点ってところでしょうか?あれだけ乾燥し掃除もしたのに、塗り斑やはがれ以外にもアワや埃が目立ちます。ペンキも双方合わせて約4㎏残ってるので、現状でも8割くらいは塗り直せるはずです。
ワークベンチの収納も届いたので組み立てて設置。
引き出しを作るのに失敗し一部破損しましたが、適当に修理して設置修了。机に座ってやる時の道具類をキャビネットから移します。
位置決めのため何度か車で出入りしましたが、全くタイヤ痕は付かず塗膜強度は十分です。ライン上で据え切りするとラインはよれるかもしれません。
三日間それぞれ半日強の作業で、家内の協力がなくしてはできませんでした。
ネズミの巣としてはひとまず完成です。
ただ爺さんの秘密基地としては、手配中のクイックジャッキの設置を待つことになります。
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2021/07/22 19:05:11