帰ってきたやんちゃ小僧

11月の頭にカーボンボンネット取付のため長期外泊中だったネズミが帰ってきました。延長保障が切れた6年目あたりから”基本ノーマル”だったはずのポリシーから外れてあちこち弄る日々が続き、今では爺さん婆さんの車とはだいぶかけ離れた仕様になった気がします。

今日車を引き取って、まずやったのがタイヤホイールの交換。

やはり軽量化の恩恵は大きく、純正アルミ+NS-2Rはがっちり感こそ迫力物ですが、なんせドタバタしていて角が立ってる。山を走るなら間違いなく速いのですが、失うものがやや多すぎ。面白いものでNS-2Rににした時足が負けてると思って減衰力をかなり上げたのですが、PS-5に戻したら今度はタイヤが負けてるのがはっきりわかりタイヤに合わせたセットアップをしたくなりました。現在最強から30段中Fが4戻し、Rは6戻しというNS-2Rセッティングですが、PS-5にはF10戻し、R18戻しくらいが良さそうです。

ここ数年でタイヤホイール2セット、レカロ2脚、カーボンボンネット、サブコン2種、チューニングECU と結構頑張りましたが、7年目になってやっと自分好みになった気がします。定番のアクラボなんかも気になりましたが、せっかく手入れしたレコモンをやめてまで換える価値は見いだせず、このままでいいと思い始めました。

今日山道を軽く流してみて、長い間の懸案だったノーマルモードのフィーリングがほぼ自分の理想と一致できたのがわかったので、エンジン関係はもう触ることはないと思います。スロコン無しの時と同じようにスロットルコントロールでシフトタイミングを調整出来て、レスポンスもイラっとすることなく加速できる。アクセル全開にすれば中高回転では弾けるようなパワーが出て気分爽快！
スポーツモードなら過剰なくらいのレスポンスで、軽いバブリングを伴いワクワクさせてくれます。また、フルバケのお陰でコーナリング中でも余裕ができて、MTAの恩恵でステアリングやブレーキ操作に集中できます。

鼻先も軽くなったためか、加減速やコーナリングのすべてのとっかかりが素直に感じます。
エンジンの基本性能が上がってバネ下や鼻先が軽量化されたのは予想以上に効果があって、約4年余りのノーマル状態と比較するとかなり軽快に、そして快適になったと思います。ECU書き換えで、チュー太郎もやっとセルボーと肩を並べることができました。バケットにしろBBSにしろすべて後追いだったのです。カーボンボンネットだけはセルボーにまねはできませんね！

クラッチやエンジンを労わりつつ走ってた930カレラよりも、気軽に踏み切れる現在のチュー太郎の方が速く走れることは間違いないでしょう。

また仕事の仕方も少しテンションを落とし、今月から月曜日もお休みとさせていただきました。当分の間4週間に一度月曜日に化学療法が続くので、それならいっその事月曜日は全部休んじゃえって訳です。基本日給月給ですから月3万円ほど収入は減りますが、今年から年金の一部約10万円がもらえるようになったし、来年の誕生月からは満額支給となります。またこうしてペースを落とすことで、後1年と思っていた仕事がもう少しやれる気もしてきました。
週休3日、或いは週4日勤務って意外と良さそうです。2日働いたら「あと2日働けば3日休み！」となるわけで、それで食べて行けるのなら贅沢できなくたって文句はありません。

趣味の車も今の2台で十分満足できそうですから、この先そんなにお金もかからないでしょう。

それからチュー太郎が長期外泊に出ていたためセルボーがその間ガレージにいたのですが、お陰様でずいぶんきれいになりました。

11月に復職し、大抵帰宅してから1～2時間ガレージにいて車を弄ってるので、手入れする頻度が高くなりました。これから月に1週間程度間借りするのもいいかもしれません。

これはチュー太郎が戻ってから数時間後のセルボー。もうかなり埃っぽいですね。
もう少し何とか考えればもう1台ガレージに入るのですが、それなりに費用も掛かり作業スペースも減ってしまうので悩むところです。

まあ贅沢と言えば贅沢かもしれません。