価値観の世代差

最近の寒さのせいか池の鯉もすっかりおとなしくなり、3日ぶりに餌を撒いても微動だしません。餌やり機に補充する際に出口を1/4ほど塞ぎましたが多分問題ないでしょう。



今日で点滴を受けて5日目になりましたが、細切れの睡眠やパッとしない体調には変化がありません。来週は点滴はないので、暖かくなったらセルボーのオイル交換の予定です。

先日自分の仕事について書きながら、なんとなく自分本位の価値観だったなあと感じました。サラリーマンとしての師であった叔父は、随分違う価値観の中仕事に取り組んでいたように思います。大正末期に生まれ"大東亜共栄圏構築"の中で育ち、全てはお国の為と言うのが染み付いていたのでしょう。自身の仕事が如何に国家の為に役立つかが自身の存在意義で、価値観の中心だったと感じます。
私の父は少し違い、敗戦の中何もない状況下で、欧米並みの生活レベルになるにはどうすべきかもがいていた世代と言えそうです。
私達と言えば、既にそう言ったベースはある程度出来上がっていて、その上に更なるレベルアップを目指した世代。
国を中心とした集団としての価値観から、それぞれの個人を中心に変わって行った、そんな気がします。

それでも日本人は未だに"和"を重んじ、いわゆる独り勝ちは良しとしない心は残っているように思います。
昨今の社会情勢を見ると、余りに自国中心、あるいは個人の利益に偏重しすぎているように思えるのは、私だけなのでしょうか？