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2005年12月に納車されたベンツ。11年目に突入して18日目になりました。
それまでの最長は930カレラで、2002年1月半ばに購入して2013年1月末にセルボに交代。従ってベンツ君は今年に入ってから、最長記録を更新中です。この間の走行距離は930は約4.2万キロに対し、ベンツは8.2万キロと圧勝で、これもまた車歴中最高です。
2台がダブっていた7年ほどは、今考えるととても贅沢な時間を過ごせたなと満足しています。
結婚当初からずっと2台（しばらくは+バイク）体制でしたが、この2台は最高でした。その前FD3SとJZX100（チェイサーV)の時も「最高だぜ！」と思っていましたが、今振り返ると最高値（ベンツの修理費を考えなければ）ではあったものの後の2台よりはずいぶん味が薄かったです。

このベンツも、今では500Eなどに比べるとさほど存在感がある車ではありませんが、本当にバランスが取れたいい車だと思っています。
もっともすぐれているのは「長距離でとにかく疲れない車」である事でしょう。4525×1720×1430mmと言うサイズは程よい大きさで、荷室もそこそこあり、ロードバイクもバラさず積めて、最小回転半径は4.9ｍとコンパクトカーに近い数値なので田舎のスーパーでも困りません。車高も適度なローダウンで、雪道を走らない事もありますが、かっこいい割に下をこすることもありません。
今でこそ306ｐｓ　41.8ｋｇ・ｍと言う性能は驚くこともありませんが、高速道路走行時は精神的に大きなゆとりになります。これは標準車では味わえない部分だと思うし、最近の高性能車にも大幅に後れを取るほどではないはずです。
また2.6L止まりの標準車の倍近い排気量をもってしても、シャーシが負けていないのは素晴らしいと思います。シャーシのベースは同じなので、素性のレベルがとても高い事を意味していると思います。

930は楽しく速い。C43は快適で速い。
930は疲れる。ベンツは疲れないけど”楽しい”とは言えない。

930を手放すとき、やはりメインは実用性の高い車でないと、と言う現実的な選択をして夢をあきらめることにしました。コスト面で言うと電気系に問題が多いベンツより、排気量も小さく意外にすべての信頼性が高い930の方が安上がりだったかもしれませんが、それを考慮してもベンツの実用性の高さを選んだと言えると思います。

あえて言うなら、最近の車のようにアクティブセーフティーの部分がだいぶ見劣りはしますが、通常の安全性や快適装備は十分で、あとは自分の運転能力次第と言ったところでしょう。個人的にはそれでいいと思っています。車が勝手にブレーキ踏むってのは、面白そうですが必要性を感じていません。（今のところ？）
930でたとえれば、下手なABS付より、さほどサーボも効かない930のABS無しのブレーキの方がよほど信頼感がありました。

維持費はそれなりにかかっていますが、それでもまだ買い換える気を起こさせない車です。


実は数年前に20年ほど愛用していたシルバーのジッポをなくしてしまい、昨日ドンキでついに買ってしまいました。
これを買わなければベンツのバッテリーが十分買えたのに、と反省しています。

でもそこで、XF-08を税込2,050円で４缶だけ売っていて2缶購入しました。次回分は確保できてラッキーです。

これでベンツ君に言い訳が・・・・・たちませんね！