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医者だけではなくミン友さんからもさんざん禁煙は勧められているのですが、全くその気にならない私です。
ただ、車内の喫煙に関しては最近よく見かけるようになった”IQOS”などを代用することでヤニや臭いなどの問題は軽減できるようになってきました。

学生時代に吸い始めてすでに40年、いわゆる電子タバコなども試しましたが本物とナンチャッテのギャップは埋めきれず、消臭剤や灰皿選び、飛び散った灰の掃除などの吸わない人には無縁な事柄にずいぶんエネルギーとコストを使ってきたように思います。


そこで次世代タバコ２種を試してみました。

IQOSとPloom Tech です。

写真左はもうおなじみのIQOSで、右側の細いのが半年以上抽選に外れた後にようやく入手できた　Ploom Tech。その間にある黒くて太めの物はネットで見つけた”IQOS　互換品”

IQOSとその互換品については吸った感じは大差なく、機能的に若干差がある程度なので吸い心地はほぼ同じとしておきます。

まずはこれらで通常のタバコをすべて置き換えられるか？と言われると、IQOSには多少可能性が残りますが、Ploom Techは無理というのが現状。
原理上IQOSはタバコの葉を燃焼こそさせませんが直接ヒーターで加熱する（ヒーター周辺は多少炭化します）ため、吸った感じは極めて通常のタバコに近い上、くわえる部分が通常のタバコと全く同じような紙巻きフィルターである事が普通感をより高めています。
Ploom Techは加熱されたプロピレングリコール（以前エチレングリコールと書きましたが違ってたようです）を主成分とする蒸気をカプセルに入ったタバコの葉を通して吸うので、葉の加熱に伴う香ばしさがありません。従って、ニコチンを含まない電子パイポに極めて近く本物感はIQOSにはかないません。ただ香ばしいというより何か焦げ臭さもしますし、本物感との引き換えに臭いの残留が若干あります。

車内環境や吸うときの利便性はPloom Techが断然有利。
IQOSは充電ケースから取り出して、スティックを差し込み加熱ボタンを押し数十秒待たなければならず、吸い殻はキャップを引き上げてから取り出して内部が若干炭化して熱を持った状態のスティックを捨てねばなりません。それからさらに本体を充電ケースに戻さないと次が吸えないことになります。
実はこれには奥の手があって”GeeMo"というメーカーの互換品がありました。
これはUSBで本体に直接充電しておけば約10本分吸えるため、いちいちケースに戻す必要がなく一手間省けます。価格もIQOSの定価の半額程度とお得です。

Ploom Techは1度充電するとカプセル5個分の容量があるので、あらかじめ充電しておけば手元での充電はGeeMo製同様ありません。また電子パイポ同様吸った時だけ電源が入るので、IQOS系と違って加熱時間待ちや手間もなしで本体もほとんど熱は持ちません。吸い終わったカプセルも直後にビニール袋に入れても大丈夫で灰皿も不要。以前書いた通りIQOS系のように1度吸い始めたら吸い切る必要もない上どこか小物入れに挿しておいて吸ったらそこに戻す事で、すべてブラインド操作で完結できます。しいて言えばカプセルの交換時にはブリスターパックから新しいカプセルを出して入れ替える必要がありますが、新品のタバコの封を切るのと同程度でしょう。

ここ2週間で車内で本物を吸ったのは1本だけ。

トータルで考えると、通常は本物を吸い車内のみPloom Techで行こうと思います。IQOSはどっちつかずであまり吸うことはないと感じました。

もう当分灰皿選びや車内掃除で悩むことはないでしょう。

私のように禁煙はしないけど、車内の汚れや臭いは何とかしたい人にはPloom Techがおすすめです！（GeeMoはPloom Techの互換品も作ってます。ただ価格差が本物と千円ほどしかないのであまりメリットはありませんが、入手出来てない方にはおすすめかな？）