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先月すでに車検は終えましたが、私の手元にチュー太郎が来たのは3年前の7月に入ってからでした。いずれにせよまだ買って間もないような感覚は残っていて、時が経つのは早いものです。

母のNボに至っては昨年2度目の車検を終え7年目に突入。新型もずいぶん増えてきました。

現在私の職場では今月は週休3日で、7月はまだ10日しか働いていません。休日が9日あった計算。それでも大好きな車弄りは極めて少なくなっています。もちろん長引く梅雨のために車弄りがやりにくいこともありますが、それより「まあ今度の休みでいいか」と先送りしやすい環境にあることが大きいようです。

デジタル環境を一新しましたが、ちょうど良いタイミングだった気がしています。チュー太郎は車検以外これと言って手を入れたいところもなく、久しぶりに純正オイルを入れたら心なしか元気になったようだし、昨年の今頃から始まったセルボーのリフレッシュも一通り済んで、AC使用時のパワーダウンが気になる程度。なので車以外のことにも集中できて気もまぎれたようです。
それにしてもPCが新しくなって快適になったことは、思った以上に好影響でした。字も大きく見やすくなり、以前のPCのメンテナンス後以上に速くなったため、電源入れっぱなしなんてこともなくなりました。

その昔、仕事が多忙だったころは自分のことには時間がさけず、ずいぶん歯がゆい思いもしましたが、こうやって十分な時間がとれるようになると、心の張りが緩んでだらけてしまいがち。
私の場合10年くらいかけて徐々にそうなってきたのでまだましなほうかもしれません。定年直前まで第一線でバリバリやってた人には結構きついだろうなあ、と何となくイメージできるようになりました。
まだ現役で仕事が忙しく趣味の時間が取れない方も多いかと思いますが、そんなときのほうが趣味でも高密度なことができていると思います。

”結局は自己中”
最近私はブログで”自己中運転はやめよう”という意味合いのことを多く書いてきました。自分勝手に走らず、周囲の車の流れを重視し極力それにゆだねて運転していれば、周囲の車に迷惑をかけることなく煽ったり煽られたりもせずに結果的に自身も周囲も安全に通行できる、そんな意味合いで言ってきました。
ただ考え方を変えると、それは私自身の価値観でそう思っているだけで100％正しいという保証などありません。もっと言うとそうやってる自分が正しい、あるいはかっこいいと自己満足してるに過ぎないのかもしれず、”結局は自己中”という結論に。

本のタイトルは忘れましたが、昔の上司が「この本を読んでいると気が滅入ってくる」と言って貸してくれた本がありました。もう20年以上前ではっきり覚えてはいませんが、その本の一部に”子供を守るために自らの命を犠牲にする親も、結果的に自身のDNAを後世に残したいだけで極めて自分本位なこと”と書いてあったように思います。

最近時間があるせいか、あるいは歳のせいか過去を振り返ることが多くなりました。

ミニカー集めから始まった車好きがいまだに続いているわけですが、それなりに車についても運転についても自分のスタイルができてきて、その結果が今にあります。ゴールド免許制度が始まって以来一度も他の色にはなりませんでしたが、自分のスタイル、これってやっぱり”自己中”ってことなんでしょう。
タイでは代表権がある立場でしたが、日本の上司から「会社経営にも自分のスタイルを持て」と言われました。当時は会社経営なんてあまり考えたこともなく、勉強もしていなかったので言っている意味合いがピンときませんでしたが、今振り返るとあの時はこうすべきだったとか、いろいろ思うところがあります。

自己中＝悪　でもないと思います。

ただそれによって、関係した人々が迷惑をこうむることはできるだけ避ける努力は必要です。

運転にしても、それだけはおろそかにすることなくしていきたいと思っています。チュー太郎やセルボーにも、痛い思いだけはさせないよう気を付けていくつもりです。