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最近全国各地で地震が多いように感じます。今朝も福島を震源とするM5クラスの地震があったようです。世界的にもそんな傾向があり地震以外にも大規模な火山噴火やそれに伴う新島の出現など、私の幼少期に比べて不安定になったような気がします。
また気候も振れ幅が大きく早くなってきました。季節の変わり目では気温の振れ幅が平年の２カ月くらい前後したり、大雪や洪水、干ばつや高温による大規模な火災などなど。
またこれに同調するかのように、感染症拡大や国際間の不安定さも大きな不安要素で、貧富の格差拡大も相まって先が見通せず、正にカオスとみ言えるのではないでしょうか？

前振りが長くなりましたが、比較的安定していた日本の電力供給にも3.11の後は陰りが見えて、母が太陽光を取り入れたいと言い出し私はそこまでする必要は無く発電機でも１台持っていれば良いのでは？と言って購入したのが今回の発電機。もう購入してからずいぶん経ち動かした記憶もなかったので、動かすことにしました。

まずは取説を読むことに。

刷版を確認すると2012年と思われ早いもので10年が経過していました。
内容を確認すると初回のオイル交換は運転10時間後となってました。これでは当分先になりそうなので次回運転した後に交換することにしました。オイルは10W-30で0.25Lとあるので1L缶を準備するつもりです。
始動前にガスの確認をすると、記憶にはないのですが1度試運転したようでガスがセットされたままでした。

そのままスイッチを入れて始動。リコイル一発とはいかず4回目で始動できました。

負荷をかけてみました。

先に消費の少ない10.8V充電器を繋げて様子を見ましたが、さすがにこの程度では何の変化もなかったので1000Wのドライヤーを繋いで、風量を押さえて動かしたところ、一瞬エンジンの回転が下がった後スロットルが開いたのがわかりました。
定格が900Wなので風量が小さい状態なら過負荷にもならず安定してました。この後ドライヤーから18V充電器に代えて両方のバッテリーの充電が完了するまでの30分ほど運転して、ガスを外して空運転をして終了。

取説には”ガスボンベは東邦金属製を使用する事”となっていましたが、在庫は違っていたので口金のサイズをチェックしました。ノズルや口金部の寸法はいずれも0.05以内で大丈夫そうでした。ちなみに今回試運転したガスも違っていて、在庫はいずれもニチガスで20年物なので時々使って早く消費すべきでしょう。
今回は配管内の残留ガスを使い切って、カセットボンベの固定解除して保管することにしましたが、残留ガスだけでも1分近く回ってました。在庫ガスが10本あるので使い切るにはかなりの時間がかかりそうです。

箱に入れて保管するためエンジンを冷却する必要があり、その間に内部も見てみました。

手前のカバーをプラスドライバーで開けると、向かって左側のカバーを外すことができます。T30のトルクス6個で固定されてました。右端の黒い箱はリコイル部で、真ん中の黒いケースはエアクリ？、左に見えてるのがマフラーでその奥にエンジン本体があります。
エンジンをちゃんと見る事はできませんでしたが、面倒臭かったので今日はここまでです。オイルも確認しましたが当然量もOKで汚れもなかったです。
エンジン音（57.3㏄4ストOHV）は意外と大きく、エンジンウェルダーの2/3くらいあり夜中に外で使う気にはなりませんでした。また、小一時間ガレージ内で使ってたらちょっと頭が痛いですね。一応窓も1か所開けて扇風機もかけてましたが、屋内では使わない事と書いてあったので気を付けましょう！

ということで、大分やる事もなくなってきた爺さんでした。