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今日は買い物で、あえて高速を走りちょっと遠くへ。

ゲートをくぐって進入路のカーブをハーフスロットルのまま加速し、空いてる本線に入るころにはもう制限速度付近に達していました。
カーブでもロールはほとんどなく、路面状況も良いため滑るような走行感。

その後追い越し車線に出ても、比較的ノイジーと言われるS.Driveですが特にパターンノイズなど気にならず、ドアバイザーの風切音に消されてしまってました。

Trampathの時若干気になった直進安定性も全く問題なし。最高速付近でも安心して走行できました。

ショックの減衰力をF13→９へ、R7→２に落としたため、乗り心地も高速では快適と言ってもいいレベルです。減衰力を落としてもステアリングレスポンスへの影響は軽微でした。
車両購入時に感じた病気持ちの頸椎を直撃する段差も”多少の衝撃”レベルに改善されました。

今後タワーバーとリヤピラーバーを追加するつもりでしたが、これらはちょっと置いといて、エンジンのレスポンスの改善に焦点を移そうと思いました。
普通はアクセルのオンオフは丁寧に行うよう心掛けていますが、ちょっとその気になった時、アクセルオフから全開にしたときなどもうちょっとレスポンスが良ければと思うことがあるからです。

24年ほど前FC3Sに乗ったことから始まって、15年ほど前はFD3SとJZX100と言う2台のターボ車に乗っていた”ターボ大好き人間”だったのですが、たまたまNAのアリストに試乗したことがあり、「NAいいじゃん！」とコロッと変わりました。
”レスポンス”ってステアリングにしろエンジンにしろ私にとってかなり重要な要素だったのです。
（その意味930は最高でした）

セルボはシャーシについてある程度満足できるレベルにはなったという実感が得られたので、次はエンジンのレスポンスの改善に取り組もうと思っています。

ターボラグをなくすことは無理でしょうから、まずは点火系の強化がやってみたいと思っています！



そういえば、帰り道にパトカーからお巡りさんが出てきて

「ストップランプが切れてますよ。そのまま乗り続けると整備不良になりますよ」

と注意され、途中黄帽でKoitoのS25を2個買って帰宅後両方とも即交換しました。

免許証を見せることもありませんでしたが、お巡りさんに声掛けされたのは日本では15年ぶりかな～
タイでは4回つかまりましたけど・・・（でも30年くらい無事故無違反です。日本では）

DL　Le Mans4　LM704を交換するにあたって、自分なりに良かれと思って選定した　Trampath　Luk　が自分に合わず、ここ１ヶ月バタバタしてしまいましたが、結局S.Driveに換えたことで問題はすべて解消されました！
やはりミニバン専用と謳うだけあって、その性能には開発者のこだわりすら感じました。残念ながら私の求める性能とは基本的に方向が違っており、自分の思い込みだけで勝手にイメージを描いてしまったのが失敗でした。

今日は近場に家内と買い物に出たのですが、車が自分のイメージに戻ったため、その昔、車を買うとその日のうちに家内と行った試乗コース（灯台の見える海岸）まで足を延ばしてみました。

セルボでは初めてでした。思い起こせばここ１０年ほどこの恒例の儀式は行っていませんでした。
灯台近くに２件あった大型ホテルのうち１件はすでに無くなっていたことは知っていましたが、もう１件の駐車場にも車は少なかったです。
また、新しいバイパスを走ってみたら意外なところに出て、家内が「へ～　こんなところ出るんだ」と驚いたり久々の試乗コースドライブを楽しみました。

車がある程度自分のイメージに近づき、気づけば結構距離を走っていました。
山道でカーブを曲がるたびに「こうでなくっちゃッ」と満足。
明日からの通勤にも期待が膨らみ、仕事にもやる気が出そうです！

結局、自宅近くのスーパーまで戻って買い物を済ませましたが、楽しい超遠回りでした。

くどくどタイヤのことばかりになってしまう最近ですが、「今までタイヤの基本性能をちょっと舐めてたのかな」と反省しています。

私のセルボは、購入と同時にTrustの車高調と　DL　Le Mans　LM704　と言うセットアップを施しました。通勤路に適度な山道があって”通勤快速”にしたかったことと、軽のノーマルには多分耐えられないと思ったからです。

Trampath　Lukについては以上のような状況からの交換でしたので、その辺ご理解を。

今回の交換に至った理由は、車高調をフルハードにしたとき初めて感じたLM704のサイドウォール剛性不足。これ以外の性能はいたって満足していました。ただ幅160㎜と細く、見た目華奢な感じでした。（Lukは172㎜で見た目はアップしました）

当初いわゆるセカンドグレードのスポーツタイヤを考えていましたが、ハイト系ミニバン用タイヤならサイドウォールの剛性が確保され、乗り心地もいいのでは？と言う意見があってこれに決めました。
（これはこれで正しかったです）

装着してすぐに感じたのは”とにかくセンターが落ち着かない”と言うことで、皮むきが終わるまでの辛抱かなと思っていました。しかし600㎞ほど走って徐々に落ち着き直進性は良くなったものの、切り始めのレスポンスの悪さは解消されず、タイヤの特性であることがわかりました。
トレッドパターンを見るとサイドはパターンが詰まっていて剛性は高そうですが、主な接地面には3本のストレートグルーブがあり、排水性確保のためか両側の2本はかなり太いです。通常接地している部分のかなりの面積を占めるため、接地面の左右の剛性に影響ありそうです。

写真は約1100㎞走行後のFタイヤです。
3割程度の山道を含む通勤主体で、コーナーはあまり減速しない走り方の割には摩耗は少なく感じます。多分ライフは長いのではないでしょうか。

さんざん述べましたが、レスポンスが悪いだけで絶対的グリップはLM704より若干劣る程度ではないかと感じました。ただ狙ったラインより確実に外に膨らむのでリズムに乗れず、タイヤに合わせた操舵を要求されます。ほぼ同時期にトランクバーをつけたのに、それ以外の補強効果も含めて感じられないほど。


結論としては、タイヤの評価はユーザーによって全く異なると思いました。

普通のユーザーがノーマルのハイト系ワゴンに装着すれば多分☆☆☆☆☆！

私にとってのネガは、逆の評価になりそうです。
動きの鈍さはハイト系にとって、ボディーのふらつきを吸収する役目になりそうです。
また、コーナリング中にサイドに荷重がかかった時は予想以上に踏ん張ってくれるため安心です。
ドライバーにゆったりした操舵を無言のうちに要求しますから、車にも同乗者にも優しいと思います。

私にとっては☆☆。

乗り心地が良くて、静かだけど乗っててとにかくつまらない！
設計者が想定していないユーザーでした。

残念ながら”タイヤ選び初めての大失敗の巻”！

今日、YOKOHAMA　S.Drive　が到着予定です。

追記：燃費はLM704と同等かやや良い結果でした。

930とC43Tの2台のころはC43Tか自転車で通勤していて、片道150㎞以内で真夏以外の休日は930と言うパターンでした。
現在、C43Tは休日と家内の買い物（セルボがあればセルボ）と言う元930のポジションにとって代わりました。購入してから9年半（途中ブランク1年半）で7.5万㎞ほど走行しましたが、今後は930と同じように年4～5千ｋｍほどになりそうです。

今日もベンツでちょっと遠くに買い物に行き、帰りにとろろ飯をいつものPAで食べてきました。
すでに16年目に入ってそのうちW205が発売になると思うと、大半が消えていく時期に差し掛かってきたのかなーとさびしい気分にもなります。

でもベンツで高速を走るたびに感じるのは「いい車だよな！」と言うことです。
無論最近の車はもっといいのでしょうが、果たして長く飽きずに乗り続けられるか疑問です。
930もそうでしたが、いろいろと快適ではない部分はありましたが乗るたびに「楽しい車だ！」と感じさせてくれました。
ベンツは快適でもあり、またC43Tと言う楽しさもあります。エンジンもさることながら、減衰力をアップした足回りも秀逸です。今日は特にセルボがまったりしてしまったこともあり、車が締まってシャープに感じられました。
セルボと同じ速度で走っていても、当然ながら絶大な余裕と安心感。

セルボもタイヤを変えればベンツと違った軽快感が必ず戻ると思います。
今回のタイヤ交換はいい勉強になりました。

この件が片付いたら、ベンツで遠出したいと思っています。