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2015年02月28日 イイね!

タイの運転手たち

タイの運転手たち最近あまり車に触ってないので、バカの一つ覚えの”タイねた”です。(写真は当時の社用車。37万㎞走りました)

タイで仕事をしていた時ですが、駐在員にとって運転手の良しあしで、仕事の効率や疲労度がずいぶん違うものでした。
最初は工場もなくバンコクに住んでいて、日本人も多く住む”スクンビット ロード”にあるコンサルティング会社の一角を間借りした仮事務所に通っていました。
宿泊していたところから数kmほどの距離で、毎日会社の車でいわゆる”お抱え運転手”の車に乗っての通勤でした。彼は私より10歳ほど年下でしたが、以前は某日系商社の運転手をやっていて、運転も非常に上手で、日本のタクシー以上に道にも詳しく大変助かりました。ただ日本語も英語もほぼ理解できなかったのが残念なくらいで、優秀なドライバーでした。
朝は出発1時間前には私たちのアパートに来て、まずは洗車の毎日。もう15年も前ですから路地に入ると未舗装路もあり、雨季には事務所に着くと泥まみれ。するとまた洗車。汚れた車に乗った記憶がありませんでした。バンコク市内ではちょっと脇道に入ると、道幅が狭く電柱がせり出して立っており、すれ違うのもやっとと言う場所もたくさんありましたが、彼は「アッ当たる!」と思っても本当にうまくよけて、車に傷をつけたことはありませんでした。
その後工場がパタヤ近くにできた後、彼も奥さんと引っ越して、パタヤの街中で奥さんがやっているお菓子屋さん(と言っても屋台)によって、出来たてのお菓子をもらったのを覚えています。
ただ残念なことに、その後社長が同乗している際にてんかんで失神してしまう出来事があり、やむなく解雇となってしまい、実は脳腫瘍であることがわかったのですが、手術費用がなく30代で帰らぬ人となってしまいました。
タイ人従業員が「貧乏人は死んでもいいね、という国です」とボソッと言ったのが印象的でした。

次のドライバーは私が面接をしたので良く覚えています。
当時は社用車も新しく変わって間もない頃で、日本には未発売だった2.4Lのアコードで私も休日には良く運転しました。
彼はうちに来る前はGMのドライバーだったとのことで、英語の簡単な単語がわかったので多少楽でした。正月休みには、アパートで知り合った他社の日本人の方と500kmほど離れたところまで”2日でゴルフ5ラウンドツアー!”へ運転してもらったり(日当は個人払い)しました。
彼の運転は非常にスムースで、一度仕事で250㎞余りを3時間以内で行かなければならなくなった時、「OKカップ!」と二つ返事でハイウェイ半分、一般道半分にもかかわらず、全く”飛ばしてる感”なしで到着したのは「さすがプロ」と感心したものです。
とにかく前後左右のGのかけ方、抜き方がとてもスムースなため、速度を感じさせないのです。
これは私も大変参考になりました。”コーナー手前でブレーキングを終わらせ、コーナリング中は軽くアクセルを踏んだ状態”と言うのが基本だった私は、彼の全く違うハンドルさばきやブレーキ、アクセルの使い方は多くを学びました。
2回目に駐在した時も彼はまだいましたが社用車の燃費を調べたら、シビックであるのに6~10km/Lと非常に悪く、どうも会社のカードで自分の車に給油していたようで残念でした。(スタンドのスタッフとつるんでいたようです)

また、他の運転手でしたが寝坊が多く、やむなく自分で運転することたびたび。
「もし今度遅刻したらクビだ!」と怒った翌日遅刻して、やむなく解雇したこともあります。従業員の兄でもあり、家内の誕生日には花束をくれたりして人柄は良かったのですが、夜遊びが多かったようです。残念ながらバンコク市内は”おのぼりさん”でよく道も間違えておちおち居眠りもできなかったです。

みなそれぞれいい人たちでしたが「残念ながら・・・」とおまけがついてしまいました。
Posted at 2015/02/28 18:41:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2015年02月15日 イイね!

適切な車間距離―愚痴です!

適切な車間距離―愚痴です!運転していて車間距離って結構大事だと思うことが良くあります。
特にセルボに乗ってから、いわゆるエコ運転に注意しだしてからはなおさらです。

エコ運転をしようとすると、結局エネルギーの無駄をいかに抑えるかにかかってきますが、そのためには結構車間距離を必要とするものです。数百メートル先の信号が青のタイミングで通過したいとか、下り坂は極力ブレーキを踏まずに走りたいとか考えると、前走車にくっついているわけにはいきません。ただ周辺の車の流れを妨げず、また後続の車がイラつかないのも考慮する必要があり、結構気を使います。

皆さんは適正な車間距離ってどう思っているのでしょうか?
私的には、流れに乗っている場合一般道で1車線であればたいてい5~6m、2車線でもう少し流れが速いときは10m位、高速では15~30m位が普通です。高速では50m~100mなんて聞いたような気がしますが、自分がそのような車の後ろについた場合、多少なりとも「もうちょっと・・・」と思うことがあるからです。

また信号待ちで停車している場合なら、2~3mもあれば十分とも思います。特に道が混んでいる場合で右折車線なんかがあると、右折車線で車1台分以上あけた車が2台もいると、後続がつっかえて直進車も進めなくなったり、自分は曲がったけど信号が変わる直前で交差点内に入ってしまった後続車が取り残されたりする場合があるからです。

車間距離は詰め過ぎれば当然事故の確率が高くなりますが、必要以上に開けるのも見ていて気持ちがいいものではありません。

私はいわゆる通勤時間帯にはすでに仕事をしているか自宅に帰っているので、渋滞にはほぼ無縁の通勤をしているため、車間距離でストレスを感じることは少ないのですが、それでもこのようなことは一日に1回は感じます。普通の時間帯に通勤されている方は結構大変だろうなあと思います。

年寄は愚痴っぽくてスミマセン!

でも今日は、コンビニから出たボンゴフレンディが何か食いながら、信号を見切り発進した後、青になってもそのまま加速せずしばらくトロトロ・・・。
自分一人の道じゃないことをもう少し考えてほしいと思いました。

そんな人もいれば、高齢者マークの軽自動車が普通のペースで走っていたのですが、後続車が私ともう1台付いたのがわかると、横によって道を譲ってくれました。もちろん煽ったりしたわけではないですし、車間もまだ10m近く開いていました。

こういう年寄になりたいものです。
Posted at 2015/02/15 17:18:49 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2015年02月09日 イイね!

アルミ合金

アルミ合金みんカラはほぼ毎日のようにチェックしています。自分のページに訪問された方などにお邪魔することも良くあるのですが、先日ある方のページでちょっと気になったことがあったので少しお話でもと思った次第。
アルミに関係する仕事についてもう30年以上になるのですが、現場が長く聞きかじりの知識が多いので間違ってるかもしれませんが、その辺ご理解ください。その上、眠い文章なので興味のある方だけお読みいただければと思います。

気になった事とは、ダイキャスト品の方が砂型鋳造より品質が良いと言った内容の記載でした。

私は実際にアルミを鋳造したり加工する仕事ではなく、そのもとになるアルミ合金の地金を作っている会社に勤めているのですが、その中で得た知識としては、ダイキャスト品は基本的に○○ケース、例えばクランクケースと呼ばれるパーツに多く使われます。それに対して砂型鋳造はシリンダーブロックなど比較的肉厚で大型の物に使われます。

アルミの鋳造法はダイキャストと重力鋳造に大別できますが、砂型鋳造は重力鋳造の一種です。
ダイキャスト品は小物(PCのハードディスクケースなど)から比較的大きなもの(ミッションケースなど)までいろいろ可能で、金型に溶けたアルミ合金を打ち込んで鋳造するので、短時間で鋳造可能で大量生産が容易です。ただし使用する地金には流動性が要求されるため、他の金属元素、特にシリコンを多く配合します。これによって融点も下がり流動性も良く比較的強度が高いアルミ合金になります。ただし硬い反面もろくもなるため、強い力や衝撃のかかる部分、高温になる部分には不向きです。
重力鋳造の場合は、シリコンの含有量が低いものが多いです。(ピストンなどは別です)ダイキャスト用ほど高い流動性は必要としない事や、製品に粘りを持たせ耐応力や耐衝撃性を持たせるためです。アルミホイールもダイキャストはNGです。同様にブレーキキャリパーやピストンなどはダイキャストは使えません。生産性はダイキャストより悪くなります。

地金屋から見ると、一般的にはダイキャスト用地金の要求品質より重力鋳造用地金の方が多く(有害元素規格が厳しく、微量添加金属なども多い)新塊地金(純度99%up)を多く必要として価格も高い傾向があります。

また普通のダイキャストは空気中で行うため、金属の中に多量のガスを巻き込み、ただでさえもろい材質がますますもろくなる危険があります。一方重力鋳造では圧力をかけず注ぎ込むため、そのような欠陥が出にくくなります。

という事で、一概にダイキャストが良く砂型鋳造が悪いとか言う比較はできないと思います。

ホイールは鋳造と鍛造がありますが、これは価格を考えなければ鍛造品の方が良い(比強度を上げられる)のはご存知かと思います。しかしダイキャストと重力鋳造は使われるパーツに要求される性能によって使い分けていると理解していただければ、おおむね正解と思います。

今までの経験から、アルミって言うとみな同じと思っている方が結構多かったのですが、アルミサッシの材質と、ヘッドカバーのアルミではかなり含まれる他の金属の量が異なり、ヘッドカバーのアルミ純度は90%未満です。
Posted at 2015/02/09 18:52:24 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2015年02月08日 イイね!

今年の春先はちょっと楽しみ

今年の春先はちょっと楽しみ一昨日近くのスズキ自販に行ってきました。目的はCVTフルード交換の必要性を確認するため(表向き)でした。
以前からお世話になっているDラーはアリーナ系でフルード交換は否定的だったため、自販系はメーカー直系なので少しは違う回答が得られると思ったからです。

聞いた結果「基本的には不要です。でもご心配であれば対応します」と言うもの。
アリーナでは「基本的に不要だし、交換したためにトラブルが出たこともあります」と言った塩梅でした。また自販では「フルードの在庫は持っていませんので、ご予約願います。単にドレインから抜いた分を補給するのではなく、フルードの状態を確認しながら新油を追加していくので、”いくらかかります”と言うのは難しいです。最近の事例ではソリオで15,000円ほどかかりました」

私は「わかりました。お願いの際には連絡します。 でアルトターボの資料ってあります?」
・・・こっちが本題・・・
「現在はこんなものしかありませんが」といって”3月11日デビュー”と入ったパンフをもらいました。
もうすでにあちこちで見かける二つ折りのパンフをもらって買い物へ。
(2/9 すみません!2015年3月が正しいです)
帰り際にセールス殿は「フルード交換より、乗り換えなさった方が!」と、教科書通りのお勧めをいただきました。私だったら車を見れば”好き者”ってわかるので一通り車をほめて、そのあとに「セルボもいいですね!でもアルトは150㎏軽量なうえに最新の5AGSなので走りも相当らしいです!」と乗り換えって直接表現はしませんね!

てなわけでターボRSは多分試乗に行くと思います。
パンフを見て”ドアミラーとルーフスポイラー、メガネ(ヘッドライトガーニッシュ)はボディー同色にして、車高はやっぱり指2本、シートレールが出次第レカロは移植”などと妄想叔父さん。

もう一つはS660ですが、残念ながら発売が4月以降に延びてしまいましたが、連休前には試乗車も行き渡るのではと期待しています。IS250のN君が所有しているビートに2年ほど前に乗りましたが、やっぱり楽しい車でした。バイクのように回るエンジンはZ360を思い出しました。

ちょっと重くなってしまったのは残念ですが、オープン2シーターミッドシップは魅力的!

こいつには絶対乗りたいですね!

C43とS660はいいなあと思いますが、セルボを売却する気にもなりません。こいつは”増車!”かなんて現実は甘くないぜ!(親父は軽だけで4台持っていたので負けてます)

”春先が愉しみです!”
Posted at 2015/02/08 18:12:42 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2015年02月01日 イイね!

叔父さん。

叔父さん。個人的な回顧録みたいなものですので、興味のない方はスルーしていただいて構いません。

先日いろいろ世話になった叔父さんが他界しました。
父の兄で、父よりはかなり年上でしたが父より13年遅れてのことでした。

叔父さんは大正生まれだったので「大日本帝国」にどっぷり浸かっていた世代です。私が子供のころは父と良く一緒にアウトドアドライブに連れて行ってくれました。車の中では隊長気取りで「この道はやめて、あっちから行くぞ!」と後席から命令していました。
主に南アルプス周辺の林道を、ジムニーやアトレーの4WDに乗って、とにかくこれ以上は走行不可能と言うところまで入っていくのが好きで、崖っぷちでUターンしたり、バックで1㎞以上戻ったり。
ほとんどは車中泊でたまにテントって感じでした。一度真冬に日産キャラバンで山中に泊まった時、スライド式の窓を少し開けて寝ていたのですが、早朝あまりの寒さで閉めようとしたら、凍って閉まらなかったこととか、ジムニーの運転席(リクライニング不可)で寝たら朝体中が痛かったことなどを懐かしく思います。

叔父さんは、某中堅製鋼メーカーの主席研究員でのちに私の通った大学の教授になり、私もそこで卒研を行いました。(私は自動車部で遊んでいてまともに勉強した記憶なし)研究員時代は快削鋼-主にギヤなどに使用-の開発が主だったとのこと。冒頭の写真は叔父さんが研究員だった頃技術指導に行ったアメリカの古参製鋼メーカーの現在のサイトからコピーしたもの。入学時に叔父さんがそこでもらったボールペンをお祝いにくれました。その時「ボールペンそのものには価値はない。そこに刻まれた刻印に価値があるんだ。昔は教わる立場だったが、やっと指導する立場になった」と感慨深そうに言っていました。
叔父さんの会社の製品はT社以外の自動車メーカーを中心に販売していたようで、その関係から愛車はスバルやホンダ車が多かったです。
教授を退官した後は、私の家の近くに引っ越して地元の子供たちに手造りの蒸気機関なんかの作り方を教えたりしていました。
ここまではいい話が多いのですが、その後は結構ぐだぐだになってしまい葬儀は近親者のみ(15人ほど)で執り行われその功績を考えると残念な気がしました。

”ぐだぐだ”と言うのは家族関係が大半でした。通夜の時にいろいろ考えたのですが、叔父さんが生きた時代背景に原因があると気づきました。叔父さんは結局”国家”のために生き働いてきたのでしょう。そのために家庭なんぞは二の次になり、その結果家族みんなと意思疎通が不十分になってしまったのでしょう。でもこの世代の人たちはそんな人が大半だったのではないでしょうか?
これが良いか悪いかはわかりませんが、こんな価値観を持った人たちが世界有数の経済大国に押し上げてくれたことには感謝しなければならないと私は感じています。

その点私なんかは上司に「私は仕事のために生きているんじゃない。生きるために働いているんだ!」なーんて言っちゃうんだから根本的に価値観が違いますよね。叔父さんのような人たちの頑張りの上にチョンと胡坐をかいていた自分が恥ずかしく思います。

私が卒業する時「車なんて会社中で一番ぼろい車乗ってりゃたくさんだ!」と言われたことを思い出します。でも叔父さんだってサラリーマン時代に会社の写真部に在籍し、デビューしたばかりの”レオーネ2dr HT RX"に若いモデルの女の子を乗せて走っていたことも知っています!




お疲れ様でした。安らかに・・・
Posted at 2015/02/01 18:22:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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「まさかの展開 http://cvw.jp/b/1876173/48345839/
何シテル?   04/02 02:45
giantc2です。よろしくお願いします。 歳甲斐もなく、休日はもっぱら車2台をいじってます! 2013年2月に1台をセルボに変えたところですが、久しぶりの...
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