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以前も書いたと思うのですが、測定機器ってやっぱり大切で最初はホムセン物のトルクレンチを使ってましたが、現在は校正可能なメーカー品で固めました。
どうも高めに出るAPのテスターは心もとなく、これもしっかりしたメーカー品をとGF-AP429さんに相談し即刻入手。

これはAP製テスターで、オイル交換後のバッテリー電圧。

でこれがSEIWA製のマルチテスターでの値。


13.83Vに対して13.25V

AP製は0.6V近く高く出てました。走行時は14.1～14.4V程度に上がりますから、走行後1時間ほどの絶対値としておかしくはないと思います。
AC100Vコンセントも測ってみましたが、APでは104VでSEIWAは101Vでした。

ただし冷間時の正常値は12.7～9くらいで0.6Vは結構大きな差でといえます。12.2Vなら要注意で12.8Vなら元気一杯、くらいの差です。もちろん電圧だけでは正確な把握はできませんが、電圧が低くても大丈夫ということはないでしょう。

バッテリーはベンツで長いこと苦労しました。
原因は判らず仕舞いでしたが、1週間乗らないとcaosでさえ12Vを切ってセルの回りが重くなってしまいました。バッテリー交換後1年で通勤車をセルボーにバトンタッチした後、アメリカ製のメンテナンス充電器を車から降りるたびに繋いで補充電し何とか3年近く持たせて、そのあと購入したバッテリーもドイツ製にこだわったものの改善されませんでした。バッテリーではなく車に問題があって、キーを抜いた後の消費電力が多かったようでした。
☆追記：当時の記録です。
https://minkara.carview.co.jp/userid/1876173/car/1418052/4077498/note.aspx


メンテ充電器はOptiMATE6というのを使ってますが、結線するとまずバッテリー診断から始まり、その結果で良否（3色のLEDモニターで5段階）を表示してから次のステップ（充電かサルフェーション溶解モードか）に移ります。そのまま通電していると、補充電をバッテリーの状態に合わせて断続的に行ってくれるという便利な代物。現在もたまにセルボーやチュー太郎にも使ってます。
またベンツのcaosにはLIFE WINKという簡易診断装置をつけてあり、OptiMATE6と両方使って様子を見てました。
セルボーにはLIFE WINKは付けませんでしたが、次回は同時に購入予定です。そうすればバッテリー本体のチェック窓（電解液比重）、LIFE WINK、正確なテスター、メンテ充電器の4段構えでチェックできるので、よほどのことがない限りバッテリー上りは避けられると思います。

そのうちパーツレビューにしますが、このSEIWAのテスターは優れもので、クランプメーターもついていて100Aまで測定可能。セルモーター使用時の電流値なんかも測れそうです。（ただし線径10Φまで）　また電源も単4が２本と006P　9Vよりお手軽です。
コンデンサー容量も測定できるとGF-AP429が言ってましたが、私には猫に小判かも？
古いテスター2個ですが、AP製よりOHM製のほうが数値は近かったですね。でもテストリードの接触が悪くて面倒でした。
SEIWA製はテストリードが交換式ではありませんが、線径が細くて取り回しが良く、先端には金メッキされてるみたいでキャップも先端だけが出る変わった形でした。きっと役に立ってくれると思います。

どうもセルボーのバッテリーが腑に落ちず、もう一度別のテスターでチェックしてみました。
するとこんな表示が！
いくら何でも有り得ない数値と思います。
以前も内蔵電池が弱ると表示が高く出たことがあったので、1年ほど前に電池交換して以降大して使ってません。液晶表示も濃くてバックライトも明るいし警告も出ていない。

で確認のため物置のAC100Vを測ってみると。
　
案の定かなり高めです。過去の記憶だと家庭用100V は101～106V程度で、タイと違って大きく変動することは皆無といっていいでしょう。
仮に105V として計算すると、出た数値に0.93掛けるとだいたいな値。
ACとDCが同じ傾向にあったとして13.5×0.93＝12.56となるので納得できる値になります。
ちなみにI/G　オンでのOBDデータだと。

計算値より低めですが、通常バッ直電圧よりOBDだと0.1は低く、I/Gオンでさらに0.1程度低くなるのは普通で、やっぱりAPテスターだと現状で0.93掛ける必要がありそうでした。
テスターは、電池交換した時以前は数値丸呑みでしたが、こういうこともあるとは思っていました。
ただ夕べ深夜に帰宅し、気温16℃でエンジン掛けず12.56Vならまだ電圧的には心配する必要はない事に変わりないでしょう。
インジケーターの状態

分かりにくいですが、赤点周囲に青いワッカで正常です。

ついでにチュー太郎も確認。

こっちはさらに高くて、0.93掛けて12.76V
まだ交換後1年余りですから5年目のセルボーよりは状態は良さそうです。LIFE WINKも全点灯。こちらのレー探はI/Gオンでは電源が入らないため、バッテリーのみの電圧確認ができませんでした。

つまり昨日のOHMテスターで測った電圧も多分いくらか高めだったのでしょう。
ただしいずれにせよ、安くて長持ちな良いバッテリーであることには変わりないと言えるでしょうね。

燃費についてはみんカラとは別にe燃費でも管理してますが、e燃費のマイカー管理画面にいろいろ警告が出ていて、バッテリを交換してくださいってのもありました。
確か以前に管理基準を伸ばしたので当分大丈夫と思っていて”あれっ？”ってことでクリックしてみると、

交換したのが2016年1月2日で85100㎞走行時で価格は4960円。
それまでバッテリーの寿命は2～3年5万キロ程度と思っていて管理基準を3年5万キロと設定し、だいぶ前に警告が出た時まだいけそうだったので思い切って5年10万キロに伸ばしました。

来年早々にはその基準でさえ超えそうで、先日一晩放置後の電圧を測った際にも12.9Vあり、いったいいつまでもつのか予想ができません。
どうなってんだろう？

今までにセルボーの性能アップや不具合改善の確認は概ね済んだため、今日はそのツアラー度のチェックをしに御殿場まで足を延ばしてみました。もうすぐ県内全域120キロ制限になる新東名を出しゃばりすぎず、かと言ってちんたらもせず3車線の中央と右端を半々くらいで快走。マセラティ　レバンテ君と遊びながらとなりました。
最初の写真は途中寄った沼津S.Aです。普通ならこの時期は混雑しますが、やはり皆さん外出は控えている傾向のようでした。
その手前でハコスカを中心に400㏄バイク数台を含んだ集団（12～3台くらい）が右端を120くらいで隊列をなして走行し、何台かが左端から追い抜きをすると言う鬱陶しい中途半端な走り方をしていて参りましたが、静岡S.Aに入っていったので助かりました。

アウトレット近くに行くといつもいるはずの駐車場の誘導員がおらず、一瞬左折して中まで行こうかとも思いましたが、安全を見ていつもの場外駐車場に行って車の少なさにちょっと驚きました。


到着時のレー探

モザイク無しはチョイヤバい。

乗ったシャトルバス内部。

それでも店舗近くになると渋滞していて中に入らなくて正解でした。

今回の目的はセルボーの高速での快適性チェックがメインで、買い物は二の次でしたがちょっとしたものを見つけた結果、私たちとしては爆買いになってしまいました。

見つけたのがこれ。

マクレガーの革のスタジャン。
下になってるのは今日着ていったマクレガーのスタジャンで、5～6年前やはり同じ店で買いましたが、袖が牛革、身頃は厚手のウールメルトンなので結構重くて運転時は脱ぎたくなります。
今回のは全部が革でだったので重そうだと持ってみたら、着てたものより2～3割は軽くてびっくり。店員さんに言われるまま羽織ってみると、同じ革でも羊皮でとても柔らく、薄手のMA-1みたいに着易く2度びっくり。今までこういうパターンだと大抵サイズが合わず、一点しかありませんってのが相場でしたが、今回はラスト一点なるもサイズもバッチリでした。当然持ってる奴よりだいぶ高価で定価は13万！とか。（だいたい半値くらいで、着ていた奴の2倍くらいでした）

家内は家内でAIGLEの3wayゴアテックス防水ダウンコート、と聞いただけでこいつは高いぞってのを購入。他にもいつものL.L.BEANやリーガルショップなど10点も購入し過去最高記録を更新。

セルボーの荷室もこんな具合で、私なんか子供みたいに新品のスタジャンに着替えて帰りました。
実は御殿場に行かなければスーパーABに行って、レカロのフルバケについていろいろ調べるつもりでしたが、現状のLX-VFで我慢することになりました。

肝心のセルボーの高速性能ですが、とにかく3千回転辺りのトルクが出ていてブーストが瞬時に立ち上がるので、追い越し車線中心に走っても全く問題なしで、その気になれば7速6900回転まで確認できました。家内に聞いても軽だから高速はきついってことは全くなかったようですし、運転していてもAセグ小型車同等と思われ不安要素はほとんどなく、120キロ制限下でも直進性も含めて十分普通に走れて疲労感は以前の半分くらい。強いて言えばいい調子で飛ばすと満タンで500キロ走れないのが不満なくらいでした。

評価は💮。

過去の記憶をたどるとデトミニやジェミニのターボディーゼル、初代レジェンドV6　2Lより動力性能に関するストレスは少なく、このサイズでこの性能なら不満無しといえるでしょう。5気筒アスコットの2.0Sにはやや及ばずって感じでしょうか？

ここで動力性能そのものを595と比較してしまうのはちょっと酷ですよね。

でも普通に走った場合という条件付きなら、どちらが快適に高速を走れるかって言われれば”いい勝負してるよ”って答えても良さそうでした。

平日毎日いろんな時間帯で2時間運転していると、運転って損得勘定の積み重ねなんだなあとつくづく思います。ある意味人生もそんな側面があるかもしれません。
人生の縮図？といっては大げさでしょうか。



このドラレコ画像は自宅近くのスクールゾーンでもある30キロ制限道路の後方カメラ。画像を切り抜きせずにこの大きさですから、一時停止の手前で減速中とはいえあまりに近い。ナンバーは静岡なので登録はこの地域ではなく、単なる信号回避の裏道走行と思われます。
この方にとっては、2か所の信号を回避して狭い裏道を飛ばせば早いので得ってことなのでしょう。
私は自宅につながる道なのでいつも使いますが、通学時間帯などは十分注意してゆっくり走り、場合によっては時間がかかるメイン道路に変えます。通学時間帯でなくても一部は止まらないとすれ違いが難しい狭い場所や、ゆっくり走る軽トラなど走りやすいとは言えないので、結局メイン道路のほうが早かったってこともあります。そこを事故の危険を考えずいい勢いで走って前走車を煽り嫌な気持ちにさせるのは、どう考えても得ではないように思います。徳もなさそうですしね。
周囲の車両に迷惑をかけない＝得、事故を起こさない＝得、警察に捕まらない＝得、燃費がいい＝得、早く着く＝得、車に優しい＝得。

他にも数多くの得があると思います。逆が損ですね。

個人的に完結する燃費などは二の次ですが、事故とか周囲に迷惑をかける運転は他人を巻き込むので見過ごせないと思います。
警察に捕まらないのは別にして、レースやラリーなど車の競技なんかはこの究極かもしれません。
このカーブをできるだけ速く曲がりたい。入り口でブレーキングを遅らせたらアンダーが出てコースアウト寸前になり、立ち上がりも遅れて後続車に抜かれタイヤも消耗。後続車は、この速度なら前走車はアウトに膨らむはずだから、早めにブレーキングを済ませてインから加速すれば抜ける、など瞬間瞬間での損得勘定。

こういった損得勘定が合理的にできればマナーが悪い身勝手なドライバーはいないはずですが、世の中進んで損する人が随分多いようで残念です。

得≒徳

公共の場における自分にとって”得”ってどういうことかよく考えて運転したいものです。などといいつつ爆音レコモンで爆走もする質の悪い爺さんでした_(._.)_