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先日急にNボを売却してしまいガレージ前が寂しく感じていました。どんないきさつだったか定かではありませんが、なぜか現行スマートフォーツー欲しくなってしまいました。スマートは初代からずっと気になっていた車で、特に最終モデルは最小回転半径が3.3ｍとガレージ前でもUターンできそうな勢い。測ってみるとガレージ前は9.2ｍあったので楽勝！

ただリッターカーとは言え小型車で維持費の問題もあって、軽登録の古いスマートKを調べると、その特殊性から価格もこなれていて現実味が出てきました。そこでさらに調べていったら最小回転半径は4.0ｍで”あれ？”っとなってしまいました。
確かトゥインゴが4.3ｍでそんなに変わらない。セルボでも4.4ｍでちょっと興ざめしてしまいました。

そこで、これもデビュー当時から気になっていたツインをもう一度調べると、最小回転半径は3.6ｍとありました。これなら色々リスキーなスマートKよりセルボーがお世話になってる工場でも面倒みられるツインの方がずっと現実的です。

これは最近急に気になり出したのではありません。
ツインがデビューした2003年の2月に最初のタイ駐在から帰国して間もない私は普段の足にツインを真剣に考えていて、体験モニターに当選して1週間黄色いツインと生活したことがありました。その経験はとても新鮮で、小さいな車ってなんて便利なのかと驚いたものです。
とにかくどこに行っても頭から突っ込んで停めて全く困らない。小さくても前方に開ける視界は普通の軽と全く変わらず、振り返るとハッチグラスに手が届く。昔懐かしいマーボーを思い出しました。マーボーには小ぶりの荷台がありましたが、いくらシートを掛けても野ざらし同然の荷台は意外と不便で、荷物はシート背後のスペースに置いてました。そう考えるとツインの収納スペースでも十分とも思えます。
15年ほど前にツイン熱が再発して近場の中古車屋さんに見に行ったこともありましたが、まだ930+C43T時代だったので増車しかないと思っていたツインは断念。

そうこうしていて1週間ほど前に中古車情報サイトでこいつを見つけてしまいました。

何とねずみ色に全塗装されたツイン！何ともカッコよくありませんか？
見た目だけでは判らないので、昨日見に行ってきました。車は愛知県の稲沢にあって、友人のショップのある大垣市からさほど遠くなかったので、友人に全てお任せのつもりでしたが、タイミング悪くアメリカ買い付けツアー中で不在だったので自分の足で見に行きました。

道中で帰国したての友人と連絡を取りながら、業販で取れるよう交渉してみてと言われてそんな腹積もりでお店に。

お店で一通り車を確認させていただいて、大きな問題はなさそうと判断。その場で事情をお話しして購入を決めました。家内はあきれ顔と言うか、あきらめムードと言うか苦笑い状態でしたが、ダメならはっきり言うタイプなのでOKだと勝手に受け取りました。

来週早々に友人に送金して引き取ってもらう予定です。
チュー太郎もセルボーも共にほぼ仕上がってやる事もなくなってきたので、ちょうど良い素材に出会いました。

乗ってみてどうするか決めますが、Keiのワークスを1台買ってエンジンやミッションの乗せ換えをするかもしれません？？？？

何故か軽の中でも特別小さい車を買ってしまいました。普通の人はNボを売らずに持っていたのでしょうが、変態爺さんはこんな車で余生を楽しむのです。