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先日から立ち寄った道の駅に何故かスバル360が展示されていたり、自走するミゼットMP4を見かける機会があったりと昭和づいている感じですが、自宅でも屋根裏の不用品を整理している最中に思いがけず昭和の面影を発掘しました。

この『タイガー手廻計算器』がソレ。
計算機じゃありません、計算【器】ですよ！
機械好きの血が騒ぎませんか、お父さんｗｗｗ

＃先行して昨日フォトギャラリーをあげていたのですが、
＃予想通りオジサマがたの喰い付きがよかったですね。

タイガー手廻計算器は何度かモデルチェンジを経て昭和45年まで製造されていましたが、見つかったのは昭和30年前後の連続乗算機能のある最上位機種『連乗式第20号』と思われます。

製造元だったメーカーの資料ページが残っているのですが、そちらの記載をもとに計算してみると現在価値で100諭吉くらいする高級機だったようです。

発掘当初は若干レバーの動きが渋い部分もありましたが、ちょっと動かしてみると錆などの固着成分が落ちたのか、そこそこ軽快に動くようになりました。

基本の使い方はこんな感じ。

こちらの方は数値の設定ダイヤルを手で戻していますが、右奥の一番大きなハンドルの下にあるボタンがクリアボタンになります。

そのほかの計算方法はコチラのページにある動画が大変参考になります。

動画とか見てると、ちょっと自分でも動かしてみたくなりません？
そんな時はコチラにあるWebアプリのシミュレータで雰囲気をつかむことができます。

本当はもう1台、動画に登場しているタイプの計算器もあったのですが、錆ついて動かなくなって廃棄してしまってました…
今考えるともったいないことをしたかもしれません。