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すぎすぎすぎのブログ一覧

2018年10月31日 イイね!

【XV】 大台のキリ番 10,000km (2018/10/31)

【XV】 大台のキリ番 10,000km (2018/10/31)XVのキリ番、ついに大台の10,000kmです。









前回のキリ番は10月1日でしたので、ちょうど1か月での達成です。



納車が3月23日でしたので、7か月とちょっとで10,000kmを走行しました。 1か月で1,500km弱の走行ということで、ほとんどが通勤利用でした。
(納車日の記念撮影)



次の1,000kmでは、スタッドレスタイヤの購入を検討しています。 本格的に山登り&冬走行を楽しむ準備を進めたいと思います。
(イメージ写真)



もしかしたら来年からは走行距離がガクッと減る可能性があり、純粋な「遊びクルマ」になるかもしれませんので、今のうちにガッツリ走っておこうかと思います~




Posted at 2018/10/31 21:38:45 | コメント(0) | トラックバック(0) | 《過去ログ》 キリ番 【XV】 | クルマ
2018年10月23日 イイね!

いきなり決まったドイツ出張はハプニングの連続でした~! (2018/10/23 ~ 27)

いきなり決まったドイツ出張はハプニングの連続でした~! (2018/10/23 ~ 27)「大事な会議を開催するから、ドイツに来るように!」と本社の上層部から連絡があったのが会議開催日から約10日前…。






出発間際の航空券手配は非常に高い種別のチケットしかなく、希望の航空会社やルートが取れないことも多いのですが仕方がありません。 会議日程が二転三転したため手配をするタイミングがさらに遅れ、結局フライトを押さえたのは出発の一週間前だったため、状況は余計悪化していました…。

会社指定は「プレミアムエコノミー」ですが、ミュンヘン直行便はどの航空会社もほぼ全滅。経由便ですらANAはすでに満席で、僅かに空きのあるビジネスは85万円以上…。

ルフトハンザは席が確保できるものの60万円近くかかります。 この金額を出せば他の航空会社だったらビジネスでも乗ることができますね…?




ということで、「経由地は1か所、ルフトハンザの料金程度で確保できる」という条件でビジネスクラスを探しました。 最終的に決まったのがこちら。

LOTポーランド航空



馴染みのない航空会社ですが、国営会社でスターアライアンスにも加盟しています。 使用する機材もB787-8もしくはB787-9ということで安心ですね(希望的観測…)。
Wikipedia情報はこちら



残り2席ほどの危ういところでしたが、「成田 ~ ワルシャワ ~ ミュンヘン」という行程にて予約を確定させました。

ビジネスクラスはこんな感じ。 一世代前の感じもしますが、フルフラットはありがたい。



前回のドイツ出張はコペンハーゲン経由、そして今回はワルシャワ経由。
トランジットとはいえ様々な国の横顔を見られるのは旅の楽しみですので、これはこれでアリですね。 初めて訪れるポーランド、そしてワルシャワ。 異国の響きがします(笑) 。 知っている事といえば学校で習った「ワルシャワ条約機構」位です…。


3泊5日のスケジュールぎっしりの出張ですが、初めて訪れる国に楽しみを見出そうと思っておりましたが…、出発の12時間前、夜9時頃に見知らぬ発信先からショートメッセージが飛んできました。
ふと見ると…、なぬ??



フライトが変更になった?? 理由はわかりませんが、とりあえず搭乗予定便は飛ばないようです…。 そして、フライトは25日に「変更(Changed)」…? キャンではなくて変更?
それにしても、25日って…、会議はすでに終わっている日です(汗)

後でわかったことですが、LOTポーランド航空のパイロットのストライキが原因で欠航になったようでした。 タイミングが悪かったですね…。


さあ、ここからが大変。
ポーランド航空にメールで状況確認、そして「23日にミュンヘンに到着しないと困る。 便の振替をお願いしたい。 出来ないのなら往復ともすべてキャンセルして欲しい」と依頼します。



自動返信メールが来ましたが、ポーランド語は読めません(笑)



すぐに予約変更が出来るはずもないので、念のため他の航空会社のフライトを押さえることにします。 スカンジナビア航空(SAS)の予約を入れる事が出来ましたが、帰国便は当初予定のよりも2日後の便しか取れませんが、仕方がありません。
とりあえずドイツにいる上司に電話で確認し、その日程のOKをもらって仮押さえしました。



荷造りや仕事の準備もまだだったのでここから開始し、すべて終わったのは深夜2時…。
相変わらずポーランド航空からは返事が来ないのでとりあえず寝ることにしました。


翌朝…。 起床してすぐにメールをチェックしたところ、LOTポーランド航空から「本日出発のブリュッセル経由のANA便に振り替えたよ」とのメッセージが! 本当?? 半信半疑でしたが、とりあえず出発時間に合わせて成田に向かうことにします。 あ…、SASのフライトのキャンセルもしないと!




いや~、ドタバタでした…。 本当に行けるのかな…、と半信半疑なまま自宅からタクシーで東京駅に移動です。
今回初めてJPN TAXI車両に乗りました。 タクシーの用途に特化しているだけあって運転席周りの使い勝手もよさそうでした。



後部座席が広々して乗りやすく、小さめのスーツケースであればここに持ち込めます。



東京駅から成田エクスプレスに飛び乗りました。





今回の撮影は基本的にRX-100にて、そしてスマホでの撮影もかなり混在しています。



成田到着。
とりえあずポーランド航空のチェックインカウンターに向かうと、そこには全く動かないエコノミークラスの乗客の長蛇の列が…。



ワタクシは今回ビジネスクラスでしたので、そちらのカウンターで係員に確認したところ、係員は、「システムが止まっているので何も確認できないんですよ…。 いつ復旧するかは未定です」との回答。

数時間前に「ANAに振り替えた」とのメールをもらったと説明したところ、「そうであればANAに振替になっていると思われますので、ANAでチェックインしてください~」との事。 とりあえずこれで出発できそうです。



今回はビジネスクラス、しかも間際の手配だったため予約クラスが高いものだったこと、加えてスターアライアンスのゴールドメンバーだったため優先的に振替を行ってくれたのだと思われます。 高いお金を払ってANAのSFCをキープしていて良かったと思った瞬間でした…。

搭乗予定だった皆様、無事に振替が完了したのでしょうか…??


ANAのカウンターでチェックインをさくっと済ませ…



ボーディングパスをゲット!



セキュリティチェックと出国を済ませて…



ANAのラウンジに向かいます。





朝食をしっかり頂きます。



ボリューム的には昼食レベルかな(笑)?






出発です。



NH231 成田(10:50) → ブリュッセル(15:50)
B787-8
予定飛行時間は12時間00分。



ANAの長距離国際線のビジネスクラスは2回目。 前回利用したB787とはシート配列が少し違っていますが、こちらも半個室の快適なシートです。 ポーランド航空よりもかなり良いかも…。



シート配列の都合上、今回の席は2席分の幅を独り占めできる贅沢なポジションでした。



食事も豪華。
ウェルカムドリンクに始まり…、食前酒とアミューズ。



和食をチョイスしました。



刺身が食べられるのは贅沢ですね。



メインは奉書焼。



チーズと赤ワインを楽しんで…



デザートで〆です。 ご馳走さまでした~



シートをフラットにして4時間ほど寝る事が出来ました。 楽ですね~
目覚ましに一風堂の味噌ラーメンとアイスクリーム。



そして、到着前の朝食(昼食?)も和食をチョイス。



快適なフライトでした。

初めての訪問国となるベルギー、そしてブリュッセル。
乗り継ぎが1時間半ほどしかないので空港のターミナルから出る事が出来ませんが、雰囲気がとてもオシャレでした。



ビールも有名ですし…



チョコレートも。知らないブランドも沢山ありました。



そして、本当に偶然だったのですが、以前に来日したドイツ人のRomanに教えてもらった「レクサス・ラウンジ」も体験する事が出来ました。



今年の4月にオープンしたとのことですが、オシャレな内装でレクサスのイメージ向上に寄与しそうです。







書斎をイメージしたエリアでしょうか。



LF Aのミニチュアなど。



壁面にパーツを埋め込んだオブジェなどもイイ感じです。



ただし…、航空会社のビジネスクラスラウンジ内の一角を使用しているため、ここが何なのか気付かないで利用している人のほうが多い感じでした…(汗)。 写真を撮っていたのはワタクシくらいでしたので…。

次のフライトまで時間がないので、ベルギービールをサクッと飲んでそそくさとラウンジを後して搭乗です。





LH2289 ブリュッセル(16:55) → ミュンヘン(18:10)
予定飛行時間は1時間15分。



EU域内ですがビジネスクラスはしっかりとした食事が出ます。



ミュンヘン空港に到着!
空港からホテルまでタクシーで1時間強のアウトバーンの移動です。
そして、ホテルにチェックインしたのが午後10時頃。
(翌朝撮影した写真)



歴史が感じられる部屋(笑)。 清潔で良い感じです。



時差ボケで早めに目が覚めた翌朝、ホテルのレストランでの朝食からスタートです。



シンプルながらクオリティの高い食材が並びます。



やっぱりハムやソーセージが美味しいですし、パンもイイ感じ。





さて、仕事に向かいましょう~~
仕事内容はサクッと割愛して……

ランチタイム! 会社のカフェテリアでシンプルに。



睡魔と闘いながら午後の仕事も何とか終えて…

ディナータイム!
ホテルからレストランまで徒歩10分弱の散歩を楽しみます。







ドイツ料理ではなくてイタリア料理ですけど…



ビールは美味しい(笑)



ガッツリ食べて(楽)、ガッツリ仕事の話をして(悲)…





これにて1日目終了です。

2日目、朝食からスタート!



出張ブログのはずですが、ほぼグルメブログですね(笑)



仕事に出発!



本日はドイツ人上司のマイカー(BMW)での移動です。 ドイツ人には慣れたアウトバーンを気持ち良く飛ばしていきます。 あっさりと200km/hを突破!



オフィスに到着です。
ミーティングルームの窓からは隣地の馬の厩舎と放牧エリアが見えます。 のどかです(笑)



ランチタイム! 鴨のロースト。
ドイツ料理のオシャレなレストランでしたが、本社の人事責任者と2人きりで仕事の話をしっぱなしの1時間でしたので味わう余裕はありませんでしたね…。



午後の仕事は睡魔に負けつつもなんとか終了~

ディナータイム!
本日もイタリア料理でした(汗)
とはいえ、こちらのレストランは既に何度も利用していて味も良いのを知っているので料理を楽しむ事が出来ました~



パスタと…



ローストポーク。
店内にある薪のグリルで焼くので香ばしさが引き立っています。



2日間の仕事が終了し、明日は帰国日です。
帰りは当初の予定通りのLOTポーランド航空、ワルシャワ経由便です。 キャンセルの連絡は来ていないので大丈夫でしょう…。

翌朝、帰国日です!
ホテル出発時間が6:00のため、朝食なしで移動します。

そこそこの通勤渋滞がありましたが無事にミュンヘン空港到着。
ポーランド航空のチェックインカウンター(ルフトハンザが代行)でチェックイン。



ボーディングパスも受け取ったので間違いなくワルシャワ経由で帰れそうですね(まだ疑っていますが…)。



BMWのおひざ元、ターミナル内には新しい8シリーズが展示されていました。



まずは朝食。 日本の高島屋にも出店している「ダルマイヤー」のレストランがあります。



サンドイッチ、美味いですね~~



まだ時間に余裕があるのでとりあえずルフトハンザのラウンジへ移動して、メールをチェックしたりみんカラやSNSをチェックしてのんびり過ごします。



そうだ、ドイツに来たのにプレッツェルを食べていなかった! ということでこちらで一つ食べておくことに(笑)



さて、そろそろワルシャワ行の便への搭乗時間だなと思っていたらショートメッセージが飛び込んできました。
んん…、嫌な予感が…。



予感的中…! ワルシャワ→成田のフライトがキャンセルになったとの事です。 なんと、 このタイミングで~~(悲)?

メッセージに記載のあるコールセンターに電話したところ、英語対応の窓口からは「あなたの前には37人待っているから、あなたの順番までちょっと待っててね~」と機械音声が返答してきました…

仕方がないのでワルシャワ行の便のゲートに行って係員に相談します。 たまたま日本人の方がいたので詳しく状況を教えてもらったところ、ミュンヘン→ワルシャワ便は運行するがワルシャワ→成田便が欠航とのことで、ミュンヘンから日本に帰るために振替便を用意するということでした。

ANAの便に振替が可能そうだとのことでしたが、エコノミークラスしか空いていない模様…。
え~、せっかくのビジネスなので経由便などを探してもらいましたが、最終的な予約確定と発券はルフトハンザのラウンジにある端末でないと入れられないとのことで、またラウンジに逆戻りです…。



ラウンジの係員のお姉さまにあれこれ調整して頂いて、ANAのミュンヘン→羽田の便の最後の1席のビジネスクラスにねじ込んでもらいました。



チケットの発券も無事終わり、これで帰れるはず! 助かった~~



ということで、帰りもANA。 結果オーライ…(笑)?
ただし、出発が午後9時過ぎなので、これから10時間、ヒマつぶしをしなければならなくなりました。

ラウンジにいても仕方がないので、空港を出てミュンヘン中心部に観光に出かけることに。
ターミナルを出て、まずはスタバでスマホの充電。 充電セットを肌身離さず持ち歩く重要性を身に染みて感じました…



既に3度目のミュンヘンですので移動などもスムーズです。



リムジンバスで約1時間、ミュンヘン中央駅に到着です。





ヨーロッパの駅はオシャレですね。



みんカラ繋がりの鉄ちゃんの方々用の写真を撮り…







市街地を散策です。
いかにもヨーロッパの風景ですね。





前回の出張の際に観光済なので教会などはパスして…
マリエンプラッツで記念撮影。



ちょっと遅めのランチ、今回もまた「ダルマイヤー」にしました。 ハズレがないので安心です。



雰囲気がとても良く、気持ち良く過ごせます。 サービスもとてもスマート。



まずはのどを潤し…



ロブスタースープ。 濃厚な味わいです。



メインはディープフライドチキン。 さっぱりとした味。



デザートはザッハトルテ。 こちらはかなり濃厚です。



エスプレッソも濃厚。 ご馳走さまでした。



ノンビリと食事を満喫するとそろそろ空港に戻る時間になりました。
観光というよりランチのための半日でしたね(笑)


空港に戻り、ANAのカウンターでボーディングパスを受け取ります。
このフライトはキャンセルにはならないはず(笑)



本日2度目のセキュリティチェックを受け、これまた本日2度目のルフトハンザのラウンジで時間調整。



ラウンジ内でシャワールームを使い、これからの12時間の旅に備えます。



シャワーの後は、ドイツの味を名残惜しんでソーセージの軽食を。 今日何回目の食事でしょうか…(苦)



さて、フライトです。



NH218 ミュンヘン(21:25) → 羽田(15:50, +1)
B787-9
予定飛行時間は11時間00分。
往路とは違う機材ですのでシートもちょっと違う仕様。



ウェルカムドリンクを頂き…



アミューズ。 お酒は控えて緑茶のみ。



帰路も和食を選びました。







食事を終え、シートをフラットにして4時間ほど寝ます。



アイスクリームとコーヒーを頂いてリフレッシュ。



「水曜どうでしょう」や「M-1グランプリ」などを観ているとあっという間に2回目の食事のタイミングです。
こちらも和食を選択。



長かった空の旅もそろそろ終了です。

羽田便ですので帰宅が楽です。 リムジンバスでTCATまで、そしてタクシーで帰宅。




最初から最後までLOTポーランド航空に振り回された感がありますが…、出張の中身としては当初の目的はなんとか達成できたと思います(思うようにしています)。
一応、「出張(お仕事)ブログ」のはずですが…、食レポブログとなってしまってましたかね…(笑)


Posted at 2018/11/02 23:53:45 | コメント(6) | トラックバック(0) | 旅行/出張 【海外】 | ビジネス/学習
2018年10月20日 イイね!

「菊とコスモス」或いは「エクスタシー」? 寿司 中川!(2018/10/20)

「菊とコスモス」或いは「エクスタシー」?  寿司 中川!(2018/10/20)1泊2日の高松へのショートトリップで中川の寿司を思う存分堪能してきました~












3月に引き続き今年2回目の寿司 中川。
過去にはこんな感じで楽しんできました。

【 過去の訪問記録 】
寿司 中川! (2018/3/10)
寿司 中川! (2017/10/14)
うどん県食い倒れツアー 第2弾・初日! (2017/5/27 ~ 5/28)
うどん県食い倒れツアー・Vol.1 「骨付鳥&鮨」編! (2017/3/11 ~ 3/12)


夏頃には再訪したいなと考えていましたが調整がつかず10月となってしまいましたが、秋の魚を楽しむためにはちょうど良かったかもしれません。

今回もゆりもさんご夫妻を(半ば強引に?)お誘いしていつものメンバー4名での突撃です~
なお、寿司以外にもいろいろと楽しみましたが、そちらは別ブログにまとめる予定です。

盛りだくさんの香川旅行~! (2018/10/20 ~ 21)


今回の撮影はα7II & FE50mm F2.8マクロにて。

スタートは20:30。





まずはビールから。



ゆりもさんご夫妻はすでにウォーミングアップ済とのことで、熱燗でスタート。
最初から飛ばしています(笑)



(A) 悦 凱陣 山廃 純米 無ろ過 生
亀の尾70 平成29酒造年度仕込


中川にしては若めの「平成29酒造年度」ですね。



料理が始まります~

(1) 瀬戸内のタコの煮物

添えてある和辛子が良いアクセントになっており、「辛子をひと舐め→タコ→お酒」で楽しむように指示があります(笑)



(2) 刺身盛り合わせ ~ 炙った鰆、小イカ、ウニ

かなり大ぶりのお皿にどっさり載っています!



炙った鰆の香ばしい香りと軽く火が入って甘みが増した身がなんとも言えない旨さです!



ゆりもさんご夫妻も箸が進んでいるようですね(笑)



刺身に合わせるのはこちらのお酒。

(B) 悦 凱陣 山廃 純米 無ろ過 生
オオセト60 平成29酒造年度仕込


若い酒ながらかなり濃いめの味わい。



色もしっかりしています。
瀬戸内の幸を地元のお酒で堪能する…、素晴らしい!



じっくりのんびり刺身を堪能した後は、秋ならではの料理が出されました。

(3) マツタケと鱧の土瓶蒸し

贅沢! まずは酢橘を絞らずにシンプルにダシの美味しさを味わいます。



合わせるお酒はこちら。

(C) 悦 凱陣 「興」 山廃 純米吟醸 加水 火入れ
広島県産八反錦50 (酒造年度未確認)


通常は生で仕込む「興」の加水・火入れしたもの。 火入れすることによって瓶内熟成も止まり、味わいがだいぶ違うそうですが…、シロウトには難しい(笑)



50℃と、少し高めの燗具合。 酸味が少し立つ味わいですが、土瓶蒸しのダシにしっかり合う味わいです。



酢橘を絞ると、酒の渋みも感じられ、口の中が全く違った味わいになります。



毎度のことながら、料理とお酒の繊細な組み合わせ方が素晴らしいですね。


次の料理は…

(4) アナゴの白焼き

繊細な味わい。 炭火で炙ったことによって香ばしい香りも付き、さらには火が入って溶け出す脂の美味さは堪りませんね。



合わせるお酒は

(D) 悦 凱陣 山廃 純米 無ろ過 生
オオセト60 平成25酒造年度仕込


先ほど飲んだのは29酒造年度、こちらは25酒造年度です。



中川さんの表現では、「煎りゴマの香りからナッツの感じに変化」するお酒です(謎)。
炭火で炙ったアナゴの皮の香ばしさと良くマッチするとの解説をしていただくと、なるほど! と頷く取り合えあわせです。



続いては一口丼で…

(5) イクラご飯

今年の初物のイクラということで、塩味の軽い味付けでイクラそのものの味わいを楽しみます。



皮が柔らかくて、とろけます…



まだまだ続きます~

(6) 鰆のカマの炭火焼き




じわっと染み出てくる脂の甘さ!



合わせるお酒は…

(E) 悦 凱陣 山廃 純米 無ろ過 生
丸尾神力65 平成28酒造年度仕込


こちらもわりと若い酒ですが、特徴が際立っています。 口に入れると甘みが先に出て、のど越しのあたりでは辛さがドンと出ます。 いや~、不思議!



二つの特徴を上手く表現できないでいると、中川さんがさくっと答えを出してくれました。
曰く、「水という球体と酒(アルコール?)という球体がぶつかって交わり、一つの球体として渾然一体となる感じ」。 う~ん…、深い(笑)
(注)中川さんにモザイクを入れていませんが、ご自身のブログなどで顔出しされているので大丈夫かと…(許可は頂いていませんが…)


(イメージ図) …?



ツマミが終了してここから握りが始まります。

お酒は…

(F) 悦 凱陣 山廃 純米 無ろ過 生
雄町60 平成27酒造年度仕込


このあたりから、良く言えば「マニアック」、一般的にいうと「変態」な酒が始まります(笑)
岡山県産の雄町と香川県産の雄町のブレンドだそうです。 岡山県産は有機肥料をしっかり使って厚みのある味わい、そして香川県産は極力肥料をやらずに力強い米を作っているそうです。 そこまでこだわるんですね…


酸味が立つ味わいから飴に変わっていきます(中川さん談)
寿司を合わせることでその意味が少しだけ理解できました。


(7) マグロ 赤身

酒の酸味とマグロ赤味と酢飯の酸が融合すると甘みが引き立ちます。



(8) マグロ 大トロ

次に、しっかり脂ののった大トロ。 脂の甘みが酒の酸味を包み込むと思いきや、酒の酸味がぐっと前に出てきました。



中川さん曰く、「いや~、ちょっと失敗だったかもしれないな、ごめんね」。 脂の乗り具合が思った以上だったそうで、狙った線を越えてしまったそうです。 とはいえ、そこを狙って出してくるあたりが尋常ではない寿司屋ですよ…(爆)


次のお酒に進みます。

(G) 悦 凱陣 山廃 純米吟醸 無ろ過 生
讃州山田錦50 平成26酒造年度仕込


中川さんいわく、「不良の酒」。 酒の出来不出来の意味での「不良」ではなく、中高生が背伸びしてやんちゃをしている感じの「不良=ワル」です。 加減や塩梅を考えず、まっすぐに突き進む強さとも言えますね。
醸造年度の酒米の出来や仕込み具合など様々な要素があると思いますが、特徴が際立つ酒です。



お燗の温度を高めにすることによって美味しさが出るそうですが…
中川さん曰く、プリンのカラメルのような「甘さと苦さ」。



こんな「不良」と対峙するのは…

(9) イワシ

「不良」に負けず劣らずのこちらもパンチが効いています。 脂の甘さ、美味さ…、思い出すだけでも涎が出ます…



美味い! ありきたりの表現ですが、お酒とのマリアージュで両者の味が別次元に昇華しますね!



あーだこーだ大騒ぎの一行(笑)



見るに見かねた中川さん、ご自身の考える味の相乗効果をこんな喩で表現してくれました。


「菊とコスモス」かなぁ~~


ん? どいうこと?? 謎です(笑)
ご自身もお酒やワインを愛してやまない料理人の感性、そしてワインの味の表現などを用いて頭の中に描かれたイメージを言語化する訓練を積まれている方ですので、その表現は凡人の理解のはるか上を飛び去って行きました。
更に重ねて曰く、


「エクスタシー」やね~(爆)!


こっちはちょっと分かる気がしました(笑)
個人差のある味の感じ方、表現の仕方、一つの料理でこれだけ楽しめるのはホント素晴らしい。 至福のひと時です。


(10) 鰆

炙った皮をシャリとネタの間に仕込んであり、これがまた絶品の旨さ。 「不良」の酒を強引にねじ伏せるような強さを持っています。 たまりませんね~



(11) ワタリガニ

どっさりの身、そしてお酒とのとり合わせ。 当日感じた味わいはもう忘却の彼方ですが、「楽しかった」ということだけは覚えています(笑)



(12) クルマエビ

大きいのでまずは尻尾のほうをツマミで



そして、大ぶりの身を握りで。
海老は火入れしたほうが断然うまいです(キッパリ)!



(13) トロタク

握りの最後は大トロをその場で叩いたトロタクで〆です。



(14) お椀

ワカメだったかな…



お食事終了です。 あ、しまった、和三盆の玉子焼きをもらうのを忘れてた…!

最後は中川ならではのデザート…

(15) 米のアイスクリーム




一口食べた後はお約束の日本酒がけ



お酒はこちら。

(H) 悦 凱陣 純米大吟醸 しずく酒
讃州山田錦40 平成26酒造年度仕込


お米のアイスと大吟醸の組み合わせ、毎度毎度思いますが、美味い!



通常は日本酒だけですが、今回だけ秘蔵のスペシャルなお酒を出してくださいました。

(I) スペシャル泡盛

既に在庫僅少のため今後は出せなくなるとのことで、ブログ公開不可となりましたが、泡盛の古酒、それもかなりのビンテージものです。

アルコール度数が高いので鼻に抜ける香りが強烈! でも、気持ち良く喉を通る美味しさには唸りました。 凄い!




最後の最後で中川さんのスペシャルプレゼントがありました。
先ほどの泡盛を熱めに燗したもの。
(写真無し)

中川さんの表現は…

甘露


泡盛で、甘露?? 頭の中に?が10個くらいついたまま口に含んでビックリ。 甘露でした!
なんで…?? 凄いですね、お酒の世界。


今回のお酒をずらっと並べて頂きました。
よく飲みました~~






これにて寿司ディナーの終了です。
いや~、今回も美味かった! ご一緒して頂いたゆりもさんご夫妻、ありがとうございました!



【 お酒のまとめ 】

(A) 悦 凱陣 山廃 純米 無ろ過 生
亀の尾70 平成29酒造年度仕込

(B) 悦 凱陣 山廃 純米 無ろ過 生
オオセト60 平成29酒造年度仕込

(C) 悦 凱陣 「興」 山廃 純米吟醸 加水 火入れ
広島県産八反錦50 (酒造年度未確認)

(D) 悦 凱陣 山廃 純米 無ろ過 生
オオセト60 平成25酒造年度仕込

(E) 悦 凱陣 山廃 純米 無ろ過 生
丸尾神力65 平成28酒造年度仕込

(F) 悦 凱陣 山廃 純米 無ろ過 生
雄町60 平成27酒造年度仕込

(G) 悦 凱陣 山廃 純米吟醸 無ろ過 生
讃州山田錦50 平成26酒造年度仕込

(H) 悦 凱陣 純米大吟醸 しずく酒
讃州山田錦40 平成26酒造年度仕込

(I) スペシャル泡盛





高松 寿司 中川
Posted at 2018/11/02 00:20:51 | コメント(4) | トラックバック(0) | 旅行/出張 【国内】 | 旅行/地域
2018年10月13日 イイね!

キリ番 39,000km (2018/10/13)

キリ番 39,000km (2018/10/13)IS Fのキリ番、39,000km。 イベント盛りだくさんでした~











前回のキリ番は9月9日でしたので、約1か月での達成です。





この1,000kmでのイベントを振り返ってみると…、たくさんありましたね。

まずは、某SNSつながりのオーストラリア人が来日したため、LEXUSディーラー巡りのアテンド。
A special day with a special guest - クルマ好きの繋がりは国境を超えて~! (2018/9/16)



そして、ビッグイベント、「LEXUS F ドライビングレッスン」!
「F」 10周年記念 LEXUS F モデル ドライビングレッスン Vol. 1! (2018/9/29)



「F」 10周年記念 LEXUS F モデル ドライビングレッスン Vol. 2! (2018/9/29)



更には、イベント繋がりで来日したドイツ人とポーランド人と一緒にまたもやLEXUSを巡るショートトリップ。
国際的な交流は続きます ~ F仲間との東京の休日! (2018/9/30)





インターナショナルなイベント目白押しでした。
これからの1,000kmでは、そろそろシーズンを迎えるスポーツ走行をじっくり楽しみたいと思います!




Posted at 2018/10/13 17:03:01 | コメント(0) | トラックバック(0) | キリ番 【IS F DST】 | クルマ
2018年10月06日 イイね!

ジビエ事始め@レストラン・コバヤシ! (2018/10/6)

ジビエ事始め@レストラン・コバヤシ! (2018/10/6)築地市場の閉場の日、そしてジビエが本格的に始まるタイミングでのレストラン・コバヤシ訪問です。








前回は7月でしたので少し間が空きました。
門出を祝って… @ レストラン コバヤシ (2018/7/28)


お店の外観を撮ったのは今回が初めてかな…?
(スマホ撮影)



写真はα7II(フルサイズ)&FE50mmマクロF2.8にて。
明るさを確保できないケースが多いのでRAW撮影・現像でだいぶ補正しました…。



本日のお酒は、だいぶ前に持ち込んでいたシャンパンを開けて頂きました。


Henri Giraud Grand Cru d'Ay Fût de Chêne Brut 2000
(アンリ・ジロー フュ・ド・シェーヌ グラン・クリュ・アイ 2000年)








フュ・ド・シェーヌはマルチビンテージ(MV)でもかなり美味しいですが、こちらは2000年のミレジメ。 18年もの熟成を経ているので泡はかなり穏やかで、琥珀色のいかにも濃厚な色合い。 ハチミツのようなしっかりとした甘みとすっきりとした酸味が絶妙で、テイスティングから最後の一杯までの味の変化も楽しめました。



ジビエをメインにして他の料理はシャンパンに合わせて準備していただきました。 結果的に魚介類を中心とした献立となりましたが、築地の思い出を心に刻みつけるにはちょうど良いコースとなりました。



~~ 突きだし ~~
愛知県産真イワシのカナッペ


昔々の大定番の突出しをアレンジした一皿。 以前のものよりもフレッシュ(生)感強い仕上がりです。 これはこれでアリですね。



~~ 前菜 1 ~~
北海道産秋刀魚の冷製 アボカドのパート 肝とイチジクのジュレ


この季節の定番です。 肝とイチジクのジュレと皮目を焦がした秋刀魚の取り合わせが絶妙。



~~ 前菜 2 (妻の皿)~~
北海道産ミンククジラの赤ワイン漬け ポテトクリーム添え


何度か前に頂いた熊本県産のクジラとは少し調理法を変えた皿。
フレッシュな肉を良い感じに水分を抜いていますがレア感が残った身は味わいのバランスが素晴らしい(そうです)。



濃厚なクジラに合わせてシェリーのサービス。
かなり強烈な味わい同士の組み合わせですね。



~~ 前菜 2 (ワタクシの皿)~~
昆布森産岩牡蠣のマスカルポーネチーズ和え ジン・ライムのゼリー


これはうまい! ワタクシは生ガキよりもカキフライなどの加熱したほうが好きなのですが、この岩牡蠣はレア感がありつつも加熱した時のような豊かな甘みが広がってとても美味しいですね。 マスカルポーネのほのかな香りがカキの甘みとマッチしています。



カキと言えばシャブリというところですが、軽やかなシャルドネを合わせて頂きました。



~~ 前菜 3 ~~
壱岐産カツオの燻製マリネ オレンジ風味の茄子ソース


カツオフェチにはたまらない一品! 太平洋側を回遊するカツオではなくて日本海側に回ったカツオということで、初ガツオのようなフレッシュ感が残っているという説明を受けましたが、その通りでした。 シンプルな味わいに軽い薫香が乗り、オレンジのほのかな甘さとよく合いますね。



~~ 前菜 4 (妻の皿)~~
天草産ハモとアワビ・マツタケと冬瓜のスープ サフランの香り パクチーのせ


妻の料理のため味わいはわかりませんが、いかにも豪華(笑)!
マツタケの香りやハモの滋味深い味わいが複雑な感じ(だそうです)。



~~ 前菜 4 (ワタクシの皿)~~
白浜産アワビと数種の野菜のボイル フランス産発酵バターの香り


野菜の下に大ぶりのアワビが鎮座しています。さっぱりとした野菜とのマッチングも良いですね。





残り少ないシャンパンですが、シャンパングラスから赤ワイン用の大ぶりのグラスに変えて味わいの違いを楽しみます。 香りの立ち方やシャンパンが舌に当たる場所が変わるため結構違いを感じることができます。



~~ 魚料理 ~~
シェフお勧め白身魚(アズキハタ・舌平目・甘鯛)の蒸し物


お~、量が多過ぎ(笑)!
アズキハタの美味しさは尋常ではないですし、舌平目の深い味わい、そして甘鯛の強烈な旨味と、全く違った3種類の味わいの取り合わせは絶妙です。



ここで、肉料理に合わせて赤ワインをグラスで頂くことにします。
銘柄は説明していただきましたがイマイチわからず…。 とはいえ、ビンテージが1998年ということでかなり深い味わいでした。



~~ 肉料理 ~~
英国産ライチョウ 黒ビールのタルトレット添え
胸肉 … 黒サクランボのソース
モモ肉 … 豚足とキノコのクリーム煮


本日のメインイベント、ライチョウです。 魚料理を食べ終えた時点で既に腹九分目位ですが…、しっかりと頂きます~



熟成は軽めなので強烈な香りはしませんが、ライチョウの身の持つ苦みはしっかりと出ています。 肉を口に入れると「苦み ~ 塩味 ~ 甘み ~」と様々な味わいの変化を楽しめるのが素晴らしいですね。
胸肉も美味しいですが、引き締まったモモ肉はさらに美味しいですね~


~~ チーズ ~~

もう満腹を通り越していますが…、食べないわけにはいきませんね。
相変わらずの見事な品揃えです。 毎回説明して頂きますが覚えていられないので、結局は「おすすめはどれ?」で決まります(笑)





妻はしっかりと3種類、ワタクシは2種類。
シーズンが始まったモンドール、今年の初物です。



そして、妻はお約束の食後酒をチビチビ。
食後酒はフランスの某有名シャトーでワイン醸造に使った絞りガラをイタリアに持って行って醸造したグラッパ。



美味しいらしいです…。



これでお食事終了です。
最後はデザート。

~~ デザート ~~
昔風プリン バニラアイスクリーム添え


「コバヤシのデザート=プリン」、これ以外の選択肢はありません。
オーダーも取ってもらえず、自動的に出てきます。



~~ 小菓子・食後の飲み物 ~~
ゴボウのわらびもち・マカロン・リンゴのパウンドケーキ
エスプレッソ






デザートが終わるといつものように小林シェフと反省会(笑)。 今日の料理の感想戦です。 一番のヒットは当然ながらライチョウですが、さっぱりとしたカツオやアズキハタの濃厚な味わいもシャンパンによく合っていました。

いつものように調理方法を聞いたり食材とソースの取り合わせの妙味も教えて頂いたりと、話は尽きません。

また、今日が最終日だった築地市場の思い出話や豊洲の現況や将来性なども…。
運営側からの視点だけでなく、飲食店などの買い出しに出掛ける人たちの利便性も向上すると良いですね。


これにて本日のディナーが終了です。
今年は何回ジビエが食べられるか…? 興味のある方は是非ご一緒しましょう~~!

Posted at 2018/10/07 16:32:36 | コメント(0) | トラックバック(0) | グルメ 【レストラン コバヤシ】 | グルメ/料理

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