中華蕎麦専門 丸山中華蕎麦店＠松本市里山辺

諸事情で7月に閉店した「麺や 阿吽」。その居抜きに寸八グループのお店が入るという情報が「松本サマーフェスト」の時にありましたが、時期は不明でした。今日の休みにどんな状況かな？と何気なく寄ってみたところ、営業中の看板が出ていたためそのまま入店。



店内に入ると堀江社長が厨房から声をかけてくださいました。右手に食券機。トッピングの違いのみでスープは“中華蕎麦(750円)”がベースの様です。まずは基本からと食券を渡すとまずスタッフが、「大盛り無料です」「ご飯も無料です」と尋ねてきます。はしご予定だったので大盛りは回避しましたが、ご飯はつい頼んでしまいました(笑)。更に「スープはあっさり、こってり、超こってりが選べます」とのこと。予備知識がなかったものの敢えて超こってりに。



そこから先は完全にセルフ。番号札を渡され、コップに水を汲んで空いている席に着きます。カウンター8席（さすが！）と、4人掛けテーブルが２卓。眺めているうちに4分ほどで番号が呼ばれます。厨房に面した場所でラーメンを受け取り、自分で席に持っていく「麺友会サテライト」と同じスタイル。



ラーメンはわずかに濁る鶏ベーススープで「とんぼ食堂」のような感じ。こってり具合は「とりでん＠安曇野市豊科」よろしく鶏油の量で調整するようで、表面はかなりの厚みで鶏油が浮きます。そのおかげかかなり熱々。キレもありますが、鶏油が多いためか全体的に落ち着いた現代風中華そばという印象。尖った部分がない分、優しい印象に仕上げた感じです。



「とんぼ食堂」では平打ちの太麺がウリでしたが、こちらは極細縮れ麺。トッピングは軽く炙ったバラロールとメンマ、ナルトのみとシンプル。ネギは受け取る際に自分で好きなだけ入れることができます。入店した際は高齢者が多く、場所柄優しい方向でいくのかもしれません。食後は再び厨房脇の「返却口」に自分で食器を戻します。

堀江さんと少し話したところ「本オープンは来週で、いまはプレオープン中」とのことで、正確な営業時間などは分かりませんでした。また、他のお客さんが味噌ラーメンも食べたいとリクエストしていましたが「1年くらいは中華蕎麦一本でいく」と答えていました。なので食券機の“限定麺A～C”は当分使われないかもしれませんね。