お食事処 たぬき（たぬき食堂）＠松川村

以前から存在は知っていましたが、躊躇していて長らく課題だったお店。



田んぼの真ん中にあり、通りすがりではまず見付けられないロケーションです。お店への入口は幟が目印。



看板は「お食事処 たぬき」ですが、一般的には「たぬき食堂」という名前で親しまれています。





店名の通り、たくさんのたぬきがお出迎え。



店内はカウンターにテーブル、小上がりなど一通り揃います。家庭的な食堂兼居酒屋という雰囲気…





ですが、よく見ると壁には奇妙奇天烈な名前のメニューがズラリ。



“ゴジラのえさII”や“これほんとにうまいんです”など、名前からは全く想像がつかないメニューでカオス状態。



そして“ピカソ(100,000,000円)”が、今なら55.5％オフ(笑)。

初見ではやっぱり入りにくい…と思いましたが、実際に入ってみると女将さんが優しく出迎えてくださいます。その時、テーブル席にいた高齢の夫婦が女将さんに「“ゴジラのえさ”って何だい？」と、『絶対に質問しないで』という禁断の質問を（！）。

なんて答えるかと思いましたが、「オードブルのお皿にカレーに焼そばにパンが乗って…」と、普通に答えていらっしゃいました（内容は普通じゃないレベルでしたが笑）。



普通（っぽい）のメニュー表もあります。



今回はこの中からセットメニューの“A.ラーメンとソースカツ丼(850円)”をオーダー。

はじめに記した訪店を躊躇していた理由ですが、カオスなメニューに加え、ボリュームでも有名だったこと。デカ盛り店としても知られていて実は隠れた人気店。



「ザ・ラーメン」といえる、シンプルかつ王道の中華そば。



キリリと立つ醤油の風味に少しやわらかな麺。ワカメがいい存在感。



ソースカツ丼はミニサイズに見えますが、深めの器で中身は普通サイズ。揚げたて熱々のカツに甘辛ソースがたっぷりかかっています。更に3つの小鉢（カボチャ煮・漬物・カットりんご）付き。このご時世にこの価格はとてもありがたい。



ご夫婦2人で営業されているようですが、ご主人はずっと厨房で姿は拝見できず。混雑時には時間がかかる場合もあるようです。そのうち中京テレビの某番組に見付かりそうなオモシロいお店でした(笑)。


松川村反川１８１１−３
11:30～13:30、17:00～19:30
日曜日夜・月曜日定休