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８年目となりすっかりこの時期恒例のイベントとして定着してきた「麺戦記」。今年は前売り券を10枚もまとめ買いして挑みました（買わないと“ずく”が出ないかなと(笑)）。

4/22～24の３日間、前夜祭的に催された信州麺友会コラボ祭り。開催２日目の23日にお邪魔しました。１食目に選んだのは〜扶桑・とんぼ食堂・燕黒〜 今話題の三人組（らあめん扶桑×とんぼ食堂・煮干しらあめん 燕黒）による“やわらかチャーシューの煮干し塩らあめん”です。



自ら「話題の三人組」と名乗るのはさすが(笑)。ただ、この日の厨房には知らない若手スタッフばかり。中心となっているのは「とんぼ食堂」でしょうか。インパクトよりも優しい味わいを目指したバランスの良いスープ。麺・チャーシュー・メンマも隙がなく完成度が高いもの。具は「扶桑」監修と聞いて納得。３店舗のいいところが上手くハマったコラボメニューです。

悩んだ２食目は「らーめん力丸 文蔵（らーめん力丸×麺匠文蔵）」の“丸蔵とんこつ醤油”にしました。



豚骨で有名な東信の２店によるコラボ。盛り付けしていたのは真山さん。麺上げをしていたのが「力丸」店主でしょうか。会場中に豚骨臭が漂い食欲をそそります。厨房には50cm前後の寸胴鍋が４つ並び、火加減を細かく指示するなど、その本気度がうかがえました。

仕上げた１杯からレンゲでスープを少しすくって味見したものが自分に提供されてきました。その様子を見ていた自分に「うめぇっすよ！」とドヤ顔。無化調豚骨醤油とのことで、豚骨は濃厚ですが意外とあっさり。背脂の浮きも控えめですね。その代わり醤油が強く塩分濃度はかなり高めに感じました。中太麺はやはり相性良く、食感の強い食べ応え良いもの。

お祭りらしい楽しい２杯がいただけました。