kote-kotekoのブログ一覧

去年12月10日、箕輪町にオープンした注目のお店。「ののわ」と読むそうです。





駐車場は店舗の前と裏に10台分と、横断歩道を渡った向かい側の空き地に臨時的な第2駐車場があります。

店内に入ると小窓の受付兼会計口。スタッフが丁寧に案内してくださいます。細かな段差の多い入り組んだ構造。1人だったので厨房と向かい合うカウンター席に通されました。奥にはテーブル席もあるようです。黒を基調としたオシャレな店内。



お店の名前が入った箸などがセッティング済み。



オーダーは注文票に「正」の字で記入するスタイル。字面だけなのでどれを頼むかかなり迷います。



さらに訪れた日から始まった限定も…こちらも惹かれます(笑)。一旦この限定にチェックを入れましたが暑いくらいの陽気だったこともあり、レギュラーの中からつけ麺を選びました。



“つけ支那そば（醤油）(1,000円)”です。目の前で調理していますが、提供はカウンター越しではなく、フロアスタッフがわざわざ後ろから出してくださいます。清涼感あるガラスの器が印象的。



出揃ったところで食べ方の説明。まずは小皿左に盛られた「ゆいまーる塩」を麺に付けて味わってとのこと。粒子が細かく、円やかな塩味。隣は味変用の柚子皮です。以前はスダチだったという情報も。



昆布水に浸った麺。調理の様子を見ていましたが、かなり長い時間冷水できっちりと締めていました。やや幅広の喉越し良い麺。つけ汁は鶏油、そして青魚の強い旨み。見た目通り醬油感強めですが、エッジが鋭い感じではなくまろみを押し出した、優しさと力強さが共存。中に具材が入っていないのが潔いです。



チャーシューは3種類。鶏チャーシューに乗るのはきのこのデュクセル。和のいでたちの中に洋の塩味が程よくマッチ。この鶏チャーシュー、厚みとジューシーさが絶品のクオリティ。麺を食べ終えたら昆布水をつけ汁に入れてスープ割。昆布の濃度が高くトロン。冷たくなってしまいますが、油分が少ないのでクドくはなりません。ただ、飲み干すなら個人的にはもう少し薄めたいところ。

客への声掛けは大きな声でハキハキ、スタッフ同士の会話は耳打ちで…と、かなり接客面で気を使われています。スタッフによる会計後には店主が小窓からわざわざ顔を覗かせ「ありがとうございました」とお見送り。お店全体をよく見ていらっしゃるのが分かります。お腹に余裕があればもう1杯頼みたかったところです(笑)。



間もなく夜営業がスタート予定。夜は鶏白湯も提供されるようですね。次々繰り出される限定も魅力的。自分の行動範囲からは少し離れていますが、しばらくお店のSNSなどで注視したいと思います。


上伊那郡箕輪町中箕輪８３２５
12:00～15:00、18:00～21:00
水曜日定休（祝日の場合は営業）

雑誌で見て気になっていた“担々麺”が食べたくなり、久々の南信遠征。



老舗食堂ながら、2代目は中華料理店、3代目はホテルで中華料理を学んだということで、中華のメニューが人気だとか。



伊那谷名物“ソースかつ丼”を筆頭に、カレーや丼もの…



さらに“ローメン”をはじめとする麺メニュー。



そして定食類も。



お目当ての“担々麺(1,000円)”。

ドロッと濃厚そうな雰囲気ですが、飲み口はサラッとしつつ胡麻の旨みと甘みが全面に出たスープ。辛さは抑えめで山椒の感じもほんのり。青菜はほうれん草。



緩いウェーブの細麺はパツンと歯切れよい。シンプルな見た目で派手さはありませんが、それ以上に奥深い味わいで、やや強気の価格設定も納得。






伊那市西町５０１１
11:00～14:00、17:00～21:00（各30分前L.O.）
月曜日定休 ※臨時休業・夜営業休みなどの場合もあり