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伊那市内の未訪店を狙っていたものの、迷っていた2軒がともに土曜日の13時台でまさかのクローズ。その近くのお店へ1年ぶりに。



サバ料理の専門店「さばね」です。去年10月のプレオープンに訪れて以来。





前回と見比べるとほぐし身を乗せた“黒子”と“白子”は無くなり、代わりに“さば丼”や“さばカレー”といったご飯物が充実。



入口には「今日のらーめん」として“めっちゃ!!サバまぜそば”（※なぜかこれだけカタカナでサバ）なるメニューもありかなり迷いましたが、前回はこってりの方をいただいたので、今回はあっさりを。卓上のメモに書いてオーダーします。



鯖の切り身が乗った“白(1,000円)”です。

鯖と野菜のみで取ったスッキリとしてクセのないスープで、特有の青臭さは皆無。塩角もなく全体的にサラリとしてまろやかです。極太メンマに乗せられた、柚子胡椒ならぬレモン胡椒のほろ苦さがアクセント。



麺は細く、にゅうめんを思わせるくらいかなりやわやわな仕上がり。これが優しめのスープに融合。鯖の切り身もあっさりとした塩加減の煮付け。ふっくらとしていて、小骨ひとつ無いという下処理の凄さ。この切り身をご飯に乗せて、醤油を少し垂らして食べたくなりました(笑)。



ショップカードは黒と白の2種類という凝りよう。



現在の営業時間はこちらの通り。基本的に昼のみで、夜は予約制。定休日は金曜です。

雪が降る前に、この時期恒例の限定を求めて。



今日は土曜日ということで混雑を予想し、開店5分前に到着。意外にもPP獲得。ただ、開店直後から続々と客が訪れて、正午前には満席＆ウエイト。



7/29から価格改定とともに券売機を導入。それに伴いオペレーションも若干の変更がありました。



新たに導入された券売機。





メニュー表にある番号がそのまま券売機の番号になっています。



お目当ての“鴨つけ(1,320円)”にプラスし、“鴨増し(480円)”の食券も購入。

鴨増しは“チャーシュー（3枚）”と同じ食券で、オーダー確認時に「鴨増しで」と伝えればOK。ちなみに薬味の右にある小皿は店主からサービスでいただいたわさび菜漬け。



例年使われている欧州産の鴨が入手困難で、現在は南米産とのこと。これまでのものとはやはり違いがあるようで、調理方法もタタキにしてから低温調理にするという一手間。そして小ぶりな分、厚みを持たせているそうです。



歯切れ良い蕎麦入り麺。そのままいただいても美味しいですし、塩を乗せても、わさびをチョンと付けてつけ汁に浸すも良し。



麺だけでなく鴨肉も、シンプルに塩、爽やかな風味のワサビ、ホットな辛さの芝平なんばんなど豊富な薬味で、その味わいを楽しめます。バリエーションが豊かすぎて、この薬味の量だと麺も鴨肉も倍いただきたいくらい(笑)。

周りでもこの限定をオーダーする方がちらほら。こちらの提供は年内までの予定。