kote-kotekoのブログ一覧

一昨年の年末以来、1年ちょっとぶり。



ご多分に漏れず、こちらも値上げされていました。前回訪店時と比べると麺類は一律100円、トッピングは20円ほどアップ。



個人的定番の“ラーメン（並）(900円)”＋“ホーレン草(120円)”。この組み合わせでついに1,020円に。



“ホーレン草”を加えたので味濃いめでオーダー。麺のかたさと油の量は「ふつう」です。



こちらの豚骨スープは1年間継ぎ足し継ぎ足し育ててきたスープを毎年年末にリセットするということで、この日のスープは心なしか雑味がなくツルンとした舌触り。タレ感がストレートに伝わってくる印象です。

オープン直後の去年11月以来。もう少し訪店頻度を上げたいところですが駐車場がないため、なかなか足繁く通えず…。



前身の「大渡＠池田町（事実上閉店）」では予告されながら登場しなかった幻の醤油つけそばが今回の狙い。



それが“鴨醤油つけそば(1,250円)”です。



「大渡」の“鶏塩つけそば”は細麺と平打ち麺の2種盛りでしたが、こちらは細麺のみ。つけ麺にしてはやや少なめの並で175gとのこと。ちなみに大盛りだと1.5倍の260gほどになります。茹で時間が僅か2分20秒の低加水麺で、カッチリ＆ポクポク食感。



丁寧さが伝わる上品なつけ汁。鴨の出汁と油が穏やかに主張して、ほんのりした甘さの中に合わさる刻みネギの辛味のシャープさがマッチします。そこに小麦の味が濃い麺がこのつけ汁にも負けない存在感を示します。



低温調理の鴨肉の周りを囲む粉末は、醤油ダレを滲みこませた鰹節を粉砕したもの。麺に少しずつ付けながらいただくと、魚介の風味がつけ汁にちょっとずつ移り、味が薄まらないようになっています。元々が低加水麺なのでそんなに水気がないため、味の変化が顕著に伝わってきます。



麺量は少ないかなと思いましたが食べ進めると麺が水分を吸うので、並でも充足感は高いです。大好評の“つけそば”ですが、店主曰く『美味しい時季に食べてもらいたい』ということで、暖かくなる春ごろまでの数か月間、近いうちに提供を休止する予定とのこと。