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とある“噂”を耳にして久々に訪れました。



振り返ると2023/3以来で、約22か月ぶり。



鯵か鰯ばかりだったので、長らく食べていなかったこちらを。



“魚介しょうゆラーメン 鯖(830円)”です。

背脂の有無が選べ、今回も[なし]にしました。



前回感じたエッジの強さはなく、鯵などと比べると非常にあっさりとしたスープ。魚粉が沈澱しているので、喩えとして適切か分かりませんが「スープ割の出汁に麺を入れた」という感じ。底から混ぜたほうが間違いないです。

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さきほどの“噂”について…訪れた時には何もなかったのですが、2/20にお店の前を通りかかると入り口のドアに張り紙が出ていました。



そこには4/15で閉店するとありました。

実は1月下旬ごろから「閉店するらしい」という情報を複数の方から聞いていたのですが、やはり本当だったようです。さらにその後聞いた話によると今回の閉店は土地所有者の意向らしく、閉店後は更地にされる予定だとか。その話も1年以上前から進んでいたことのようです。

巾上で開業し、現在の場所には2005/11/3に移転オープンしたので約20年間の営業となります。当時の店主らとは経営が異なりますが、移転前から馴染みのあるお店がなくなってしまうのは寂しいですね。

この日は2/9、年に一度の「肉の日」ということでチャーシューの盛り付けが豪快なこちらへ。



入口にはこの2月から値上げしたとのお知らせが貼られていました。





メニュー表を見ると思っていた以上の価格帯に。

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※2006/1/31撮影


※2006/1/31撮影

過去の記録を見ると、基本の“鹿児島ラーメン”は500円台、チャーシューメンやカツカレーは800円台でした。ちなみにこの時は移転前の国道19号沿いにあった店舗。現在「APINA」がある敷地に店を構えていました。

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今回注文したのは“チャーシューメン(1,350円)”です。



特製麻婆が乗った豚骨味噌󠄀ラーメン。



そこに大判チャーシューが花びらの如く盛り付けられています。数えてみると13枚も。断面の大きさによって枚数が異なるかもしれません。以前は16枚乗っていたこともありました。



クセがなくさらっとした薄味の豚骨スープに辛さのない特製麻婆を混ぜながらいただきます。一般的な豚骨味噌とは全く違う、ここだけの味。焦がしネギの風味が食欲をそそります。昔はもう少し豚骨感がワイルドだったように記憶していますが、随分大人しくなりました。パンチは卓上のニンニクで補います。

過去には松本市や安曇野市にもお店がありましたが、残ったのはこの広丘店だけに。以前は1,000円以下でしたが訪れるたびに少しずつ値上がりし、今ではおいそれと食べられないメニューになってしまいました。