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長野自動車道唯一のガソリンスタンドと24時間営業の売店があるサービスエリアです。スマートインターを使い、施設を使うことが容易なのが嬉しい場所。こちらのフードコートに「ハルピン＠諏訪市」監修のラーメンが提供されています。それが“梓川ハルピンラーメン(790円)”。



スープ、トッピング、そして丼まで「ハルピン」そのもの。確認したところ、麺も「ハルピン」で使っているものを使っているとのこと。場所柄でしょうか、初めて食べる人に向けたメモが付いてきました。





このラーメンの主役で最大の特徴は何といってもニンニクを特製醤油と唐辛子・昆布などを合わせて熟成させるという「寝かせダレ」。醤油とも味噌とも違う、ピリ辛で独特な味はそのまま。モヤシとメンマの食感が箸休めに丁度良いです。しかもメンマが多めなのは個人的に嬉しい（作る人による差はあるかもしれませんが…）。



漫画「ラーメン大好き小泉さん」では、最新話で『風邪にはニンニク…長野の「テンホウ」と「ハルピン」でニンニクラーメンが…』と紹介されたので、一部でざわつきました(笑)。24時間、この味が気軽に楽しめるのは何かと助かりそうです。

久々の月替わりのサテライトショップです。11/1に訪ねると出店準備中で休み。営業初日となる11/2の14:40（営業は15時まで）に行ったら既に「準備中」の札がかかっていて再び断念。そして今日、ようやく食べることが出来ました。



聞いたことのない屋号ですが、看板の能書をそのままお伝えすると…

【松本の有名ラーメン店寸八、ひづきなどで修業した、若き虎、高山裕也が満を持して、この冬独立！オープン前の腕試し、まずはここ、サテライトショップで渾身の一杯を持わってください。】

…とあります。読点多いなぁ(笑)。「寸八、ひづきなど」の「など」も気になります。

基本メニューは中華そばと煮干しそばの２本立て。今回は惹かれた“煮干しそば(\800)”を頼んでみました。



ビジュアルは美しいですね。まろやかでコクのある醤油が前面に出て、メニュー名でもある煮干しはやや控えめな印象。蕎麦つゆっぽさもあります。麺は細ストレート。トッピングに隠れていますがとても綺麗に揃えられていました。スープも麺も、「ひづき」の“醤油麺あっさり”に似た方向性を感じます。



大きなチャーシューが１枚どかんと乗り、粗みじんよりも更に大きめに刻まれたネギが周囲に散らされています。他には白髪ネギと三つ葉、細切りのメンマ。刻みネギは辛味はないものの、存在感が強すぎてスープの良さをスポイルしている気がします。白髪ネギだけで成立しているような…。チャーシューは肉の旨味がしっかりとしています。ただ硬くて噛み切れず結局一口で頬張るほど。

内容的には強気の価格設定に思えましたが、ここでの経験が実店舗でどのように生かされていくのか今から楽しみです。


塩尻市大字広丘吉田648-7 ジノス塩尻北店 1F
11:30～15:00、17:00～21:00
（月曜・火曜は11:30～15:00）
11月30日までの期間限定（休みなし）

毎月足を運ぶものの記事化は久々。



「月の満ち欠けラーメン」、いわゆる月替わりの限定メニューをいただいてきました。毎月色々と趣向を凝らしていますが、11月は見た目のインパクトが強烈です。その名も“黒中（くろちゅう）とん(\850)”（標準で乗る味玉はメンマに変更）。画像を見ての通り真っ黒なビジュアルです。



岩海苔・キクラゲ、チャーシューにはブラックペッパーと黒尽くし。トッピングだけでなくスープも真っ黒。中濃豚骨をベースにイカ墨で黒くしています。写真を撮るのに苦労しました(笑)



イカ墨を使うのは“鰺しょうゆBLACK＠ちょもらんま”での経験からでしょうか。割り箸に付く黒いスープの雰囲気が似ていますね。イカ墨は磯の風味が加わる程度で生臭いなどの違和感は全くありません。見た目のインパクトと裏腹に、味はほぼ豚骨。途中で目をつむって食べると惑わされなくて面白いです。

お話を伺うと女性からのオーダーが少ないということでしたが、食後にお歯黒になるようなことはなかったです。ただ、スープが跳ねたら白い服だと大変かも…？


松本市双葉7-23

「中華天天食堂（未訪）」跡に入ったつけ麺専門店…と思って行ったら、実はラーメンもありました(笑)。松本村井店と書いてありましたが、他に「つけ麺貴族」というお店が見つからず素性はよく分かりません。



事前情報では10月末までプレオープンとのことで、今日から本オープン…が、入り口の貼り紙には「11/30まで」と期間が延長されていました。スタッフの数が揃わなかったのでしょうか？そのため“鶏つけ麺”、“味噌つけ麺”など一部のメニューはもうしばらくおあずけです。カウンター9席に、4人掛け6卓と2人掛け１卓。スタッフは確認しただけで6人もいます。





今日は初訪なので、代表メニューであろう“豚骨つけ麺(840円)”を。麺量は並・中・大盛まで基本料金のまま。今回は太麺・中盛・冷や盛り・柚子ありでオーダーしました。麺は全粒粉「グラハムファイン」でお願いしようと思ったところ、まだ提供されていないようです。



ノーマルの太麺でお願いしましたが、自家製麺のようです。表面はとても滑らかでモチモチ、でも芯は適度に残るもの。盛り付けも綺麗ですが、カウンター席の真正面で青い手袋をしてグラム数を測りながら懸命に盛り付けているのが丸見えなのは若干見栄えが悪いかな…全く見えないのもある意味不安ですが(笑)。

つけ汁は豚骨と魚介のWスープ。魚粉の入った一般的な濃厚豚骨魚介ではなく、豚骨がやや控えめであっさりとしたもの。酸味が効いており、ナルトのせいもあって「大勝軒」っぽさもあります。甘さはそこまでないので、かつて松本市にあった「麺屋 大輝（閉店）」に豚骨を加えたらこんな感じかなぁ？などと考えながら食べ進めます。

スープ割りはタレの入っていない豚骨魚介スープを小さな器で提供してくれました。つけ汁に加えても若干温かくなる程度のぬるさ。猫舌の私でももう少し熱くても良かったかなと。



なんだかんだ言いながら、「三ツ矢堂製麺」が無くなったいま、このエリアでこのようなつけ麺メインのお店が出来たのはつけ麺好きにはとても嬉しいです。味も割と好みなので、通し営業が始まったら重宝しそう。


松本市村井町南２丁目１５-２３
11:00～15:00、17:30～21:00（プレオープン期間、L.O.各30分前）
火曜日定休

【2018.6.6追記】



5/31をもって閉店しました。
わずか半年…これからつけ麺の時期なのに残念です。