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【2023/2/23追記】
松本市にオープンした「豊潤らあめん 三代目 紀守」はこちらです。


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今月のサテライトショップは「煮干しらあめん 燕黒(つばくろ)＠松本市梓川」のセカンドブランドというこちら。博多豚骨ラーメンに得意の背脂を組み合わせた『背脂豚骨らあめん専門店』とのことです。ちなみに三代目というのはサテライトで3度目の出店…から来ているのでしょうか？



麺メニューは白・黒・赤の3種類。初回なのでオーソドックスな“らあめん（白）(740円)”から。食券を購入しスタッフに渡そうとしたら「燕黒」店主のはるさんでした。ほどなく提供されたラーメンは濃厚そうな見た目。豚頭骨を炊きだしたもので、実際濃度は結構出ています。ですが臭みはほとんど感じません。替え玉前提だからか粘度も高く塩分濃度も強め。ただ背脂のおかげで甘みもあり飲み干せないほどではありません。



麺はコシのある細いストレート麺で、硬すぎないぽくぽくとした食感が心地良いです。トッピングはネギとキクラゲ、炙りチャーシュー。このチャーシューが結構厚めで、しっとりチャーシューとは対極のカッチリとした噛み応えあるもの。スープを浸しながら食べると美味。



提供口近くに「薬味ご自由にどうぞ」と、生ニンニク、高菜、紅生姜、調味料が並んでいました。ニンニクは丸のままのものを絞り器で入れるようになっています。半分ほど食べたとこでニンニクを投入。臭いけど旨い(笑)。大晦日まで営業するそうなので、マー油の入った（黒）も食べに再訪しようと思います。




11:00～15:00、17:00～21:00
（12/31までの期間限定営業）
木曜日定休

限定として提供されていた“煮干し醤油らぁ麺”。メニュー表を見る限りですがレギュラー入りしたようです。限定時に１度食べているので今回が２度目の実食となります。

“味玉煮干し醤油らぁ麺(\850)”。



3種の煮干しを使用したとのこと。煮干しと柚子七味でお蕎麦のような和風テイストですが、鶏油の効き目もありラーメンっぽい仕上がり。実は初回実食時と比べ、この日のものは煮干し感が強くなり分かりやすい味となっています。聞くと「煮干しの産地が違う」のだとか。その都度店主がチューンしているそうですが、すっきりとした清湯スープは安定させるのが難しそう。逆に言えば、行くたびに変化が少しずつ楽しめます(笑)



この日の麺は茹で時間1分15秒。芯が適度に残るシコシコ感と、滑らかでクニュっとしたモッチリ感の両方を併せ持つ自分の好みにピッタリのもの。豚＆鶏チャーシューの美味しさは無論。メンマ、味玉も隙がありません。

煮干しのエグい感じはきちんと抑えられており、とても上品にまとめられています。お忙しい中、少しだけ店主と雑談できる機会も増えましたが、この日仕込んでいる最中のスープから東京都のブランド鶏「東京しゃも」のガラを使っているとうかがいました。脂が少ない分あっさりしている鶏のようなので、どんな変化をもたらすか再訪がまた楽しみになりました。

お店のブログを見ていて、今年も年末恒例のメニューが5日から始まったことを知り訪れてきました。

“年の瀬ラーメン(\928)”です。



【オマール海老と牛脂の薫りが際立つ一杯】とコンセプトが掲げられています。賑やかなビジュアルですね。スープを一口…思ったよりスッキリとした印象で、まずは牛脂がほんのりと香り、続けて海老の旨味が奥から伝わってきます。しつこそうでしたが、刻み玉ねぎなどが効果的で意外にも上品。



驚いたのは麺。ひづきの限定ではお馴染みの「麺屋棣鄂(ていがく)」が手掛けた、通称「ウイング麺」。Ｔ字というか、三角形の３つの辺が窪んでいるというか、不思議な断面の麺です。これを見てすぐに思いついたのが、風車の様な断面をした「マ･マー早ゆで3分スパゲティ」(笑)。初めて食べましたが、ピロピロとした食感と、縮れ麺とは違ったスープとの絡みの良さ。個人的には濃い味のつけ麺で食べてみたい…。



トッピングで目を引くのは厚切りのローストビーフ。牛肉の旨味だけでなく贅沢感も存分に味わえます。他にも炙った鶏肉や輪切りしたレンコンの素揚げなど多様な盛り付けですが、破綻していないまとまり感はさすがといった感想。

提供が始まったばかりですが、こちらも終盤に向けてブラッシュアップというかバージョンアップされていくのでしょうか？楽しみです。


松本市大手4-6-3
火曜日　11時～15時
水曜日 11時～15時
木曜日 11時～15時、17時30分～22時30分
金曜日 11時～15時、17時30分～22時30分
土曜日　11時～15時、17時30分～22時30分
日曜日　11時～15時、17時30分～22時30分
月曜日定休