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本日(3/21)から提供が始まった“つけ麺(800円)”を早速。当面は昼と夜で各5食限定とのこと。



まず目を引いたのがつけ汁のビジュアル。表面が黒すり胡麻で覆われ、浮いた油と相まって重たそうな雰囲気でしたが、食べてみると意外とライトな魚介豚骨味。魚粉は浮かせずに溶け込んでいて、豚骨よりも前面に出ています。

塩加減はそのままでもギリギリ飲めるくらいのレベル。つけ麺ならもう少し濃度が高くても…と思いましたが、麺量が1玉なのでこのくらいでちょうど良いのかも。中には細かなチャーシューと刻み玉葱、ほうれん草。ほうれん草は火が入りすぎて色味がいまいちでしたが量はたっぷり。逆に麺の上のチャーシューは切ったままの状態でフレッシュさがあります。特に豚は低温調理のピンク色を残しながらスモーキーさがきちんと感じられて不思議な感覚。



麺の器についているのは梅肉で、麺に付けながら食べるとサッパリ。つけ汁に溶いていただいても良さそうです。量は前述の通り1玉。茹で前で180gくらいでしょうか。このつけ汁ならもう少し太くても持ちこたえそうで、インパクトも出そう。低加水のゴワっとした太麺でも試してみたくなりました。食後のスープ割りは一転豚骨感が全開に。全体的なバランスが良く、このエリアでこうしたつけ麺が食べられるようになるのは、「矢」にとって大きな武器になりそうな予感。

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ここからは同店の「うーん…」という内容。



過日に“豚骨塩”と一緒にオーダーしたのが“ＴＫＧ(200円)”、つまり卵かけご飯。



食券機には「四賀村産の鮮度抜群の卵…」とあります。「あいだのたまご」が有名ですが、四賀村は14年前の2005年に松本市へ編入されて現在は存在しないので、正確には「松本市四賀地区」ですね。

もう１つ、私は提供スタイルが気になりました。



注ぎ口の付いた陶器の器に海苔を置き、それを押さえるように生卵が置かれています。この器で卵を溶いてご飯に注ぐ、ということでしょう。少し調べましたが、現在は洗浄技術の向上によりサルモネラ菌など卵殻汚染はほとんどない（殻を舐めても平気、とも）という記事もありましたが、牛丼チェーンでは衛生面から器が2つ（殻入れ用・溶く用）付いてきますよね。牛丼店の場合は輸送経路や保管状況などが分からないから念のため…という面もあるのかもしれませんが、そうしたこともあって申し訳ないと思いつつ海苔は残して、卵はご飯の上で直接割って落としていただきました。「農林水産省」の調べ（http://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/risk_manage/seminar/pdf/siryou2-4_egg-salmonella.pdf　8-9頁）でも卵殻汚染はゼロではないとあります。気にし過ぎという方もおられると思いますが、そこは気分の問題なので…。安全なら「安全です」と食券機で明記していただいても良いかもしれませんね。